コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその304

12月2日

 中国の対艦ミサイル関連です。

https://military.china.com/tu/06/11119688/20181127/34519251_all.html#page_2


「新たな潮流」のCM-401 伝統的な対艦ミサイルとではどんな違いがあるのか?

非常に多くの読者は対艦ミサイルを熟知しているが、伝統的な対艦ミサイルの多くは大気圏内を飛行し、目標攻撃の過程の中では、海をかすめるような飛行をメインとし、ミサイル本体が目標に命中する時の主要な命中部位は艦体の喫水線の上下にある。だが今、こうした伝統的な対艦ミサイルの特徴はすでに過去の形式となり、2018珠海航空展で、観衆は国産の新型CM-401対艦ミサイルを見たが、それには非常に多くの伝統的な対艦ミサイルとは異なる新たな特徴があり、以下特別に語ってみよう。

航空展現場の展示パネル資料により、CM-401対艦ミサイルの最大飛行速度がマッハ6で、飛行過程の中で宇宙に近い空間の弾道を採用し、全過程極超音速機動飛行で、大中型艦船、艦隊および港の目標に対する快速正確打撃が実現できることが分かる。CM-401ミサイルの展示パネルの紹介は百字前後しかないが、含まれる情報量は少なくなく、特に「宇宙に近い空間の弾道」との言い方は非常に斬新で、この種の弾道を使用するミサイルは、初期段階、中間段階で弾道飛行を採用し、末端段階では弾頭が再突入機動体で、弾道の下降過程の中で空力舵あるいは可変的に湾曲する尾部によってミサイルの姿勢をコントロールし、迎え角と横滑り角の変化を利用してミサイルの揚力と抵抗を調整して速度ベクトルの大小と方向をコントロール、したがって弾頭の飛行方向を調整しかつ弾頭機動範囲を増加させ、末端正確制御誘導を実現する。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「画像の注釈:CM-401対艦ミサイルの特写」)

歴史上、オーストリアの科学者オーゲン サンゲールはかつて宇宙に近い空間でロケットブースト滑空飛行体を使用してグローバル爆撃機を製造する方案を提出した。すなわちロケットを用いて飛行体を宇宙まで送り込み、もって一定の速度ベクトルを獲得し、大気圏と宇宙の境界のところで重力と揚力を利用しその連合作用下、「水切り」の方式をもって大陸間飛行と防御突破を実現するというものである。第二次世界大戦中、ナチスドイツは「サンゲール弾道」を取り入れ、超音速大陸間爆撃機を設計したが、成功することはできなかった。

後に、中国の科学者である銭学森はもう1つのより科学的で、実現しやすい弾道を設計した。「銭学森弾道」で、すなわち「サンゲール弾道」の中で提出された宇宙と大気圏の境界面で「水切り」するという実際に即さない構想を排除し、ロケットブースターにまず飛行体を大気圏に押し出させ、後に重力の作用の下で宇宙に近い空間に回帰し、自身の操作コントロール翼面が生じさせる「衝撃波浮力」利用して宇宙に近い空間を滑空するのである。

「銭学森弾道」は極超音速武器の試験のために理論的基礎を固めた。この後、アメリカもロシアも、および中国も、基本的にあらゆる極超音速飛行体全てに「銭学森弾道」を採用している。アメリカメディアは報道し、中国は何度も極超音速飛行体の飛行デモンストレーション試験を展開したことがあり、中国の極超音速飛行体は長征2号C運搬ロケットによって発射されて飛び、この飛行体の独特の空力設計のため、速度に大幅な減衰が出現せず、マッハ7から8の速度保持し「滑空」飛行するだろう、とした。CM-401ミサイルは弾道ミサイル、高速弾頭融合技術をベースにした新概念武器で、中国の上述のすでに検証され成熟した極超音速飛行体技術の結果を採用し、国際的に先んじた地位にいるに違いない。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「画像の注釈:2018珠海航空展で屋外静態展示されたCM-401対艦ミサイルの2連装発射ボックス」)

CM-401対艦弾道ミサイルのお目見えは、中国の武器庫に対空母「切り札」武器を増やさせ、我が国の領土領海の主権の安全の維持保護、国家海洋権益に対し重要な意義と価値を持つ。影響から見て、やはり極めて大きな威嚇力を持つ戦略武器とも言える。


 説明がいまいち具体性を欠きますが、カッタウェイモデルから見て最終的には自身の搭載するレーダーで誘導を行うんでしょう。2連装発射ボックスを保持する支持架が非常に頑丈なつくりに見え、重量も相当あるのでは。

12月3日

 中国国産空母関連です。2回に分けます。

https://military.china.com/important/11132797/20181128/34529746_all.html#page_2


中国の第3隻目の空母はどのようなものか:総合戦力、あるいは前の2隻の空母の合計を超えるか

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「画像の注釈:中国革命軍事博物館に展示される国産新世代空母の構想模型。それには第3隻目の空母の若干の特徴が体現されている」)

第2隻目の国産空母の初の航海試験後、外界は次々に視線を「伝説」の中の第3隻目の国産空母に投げかけている(頑住吉注:中国第3隻目の空母で第2隻目の国産空母では)。しかし第3隻目の空母がすでに着工されているか否か、その情況はどうか?  これに関し、ずっと権威ある報道は明らかにしあるいは事実確認をしていない。だが注意に値するのは、新華社11月26日公式ミニブログ公衆号のある文章が、中国第3隻目の空母の研究開発情況を明らかにしていることである。「6年前この全国を席巻したこの「style」は、今に至るも人の心を非常に感動させる!」との一文の中では次のように指摘されている。6年前の11月23日、我が国初の空母「遼寧艦」が成功裏に殲-15艦載機を発着させた。6年が過ぎ去り、我々の国産空母はすでに試験航海し、就役は間近である。新型空母もすでに船台の上で秩序立てられて建造されている。これは権威ある当局メディアが第3隻目の国産空母がすでに建造開始されていることを初めて事実確認したものである! ならば、我が国第3隻目の空母は一体どのようなものになるのだろうか?

まず、非常に高い確率で電磁カタパルトを使用する

「遼寧艦」総設計師の朱英富はこの前、中国空母のカタパルト技術研究開発情況を明らかにした。去年4月、「遼寧艦」総設計師の朱英富は四川電子科学技術大学で基調講演を発表する中で次のように明らかにした。現在我が国の蒸気カタパルトおよび電磁カタパルト技術はいずれも研究中で、自分個人はより先進的な電磁カタパルト技術により傾いている。こうした技術がひとたび成熟すれば、未来の空母建造の中に応用されることになるだろう。

空母総設計師の態度表明の他、国内の電磁カタパルト技術の技術的リーダーで、海軍少将の馬偉明院士も講話の中で、我が国はすでに空母電磁カタパルト技術を掌握している、と明らかにした。彼は次のように言った。「我々はアメリカ人の1/5の時間を用いてもう電磁制動装置を作り終えた。電磁カタパルト技術に電磁制動装置よりさらに難しいところがあるだろうか? 射出と制動は正と反で、正が解決されれば、反の解決はもう容易ではないか?」

このことから次のことが見て取れる。我が国は第1世代の蒸気カタパルト技術をまたぎ越し、カーブしての追い越しを実現し、すでにアメリカの「フォード」級空母上の電磁カタパルト技術に比べより先進的で、信頼性がより高い国産電磁カタパルト技術を研究開発済みである。この技術は、第3隻目の空母上に初めて応用される極めて高い確率がある。

第3隻目の空母は電磁カタパルトシステムを使用し、空母上には3〜4基の電磁カタパルトが装備され、第3隻目の空母の艦載機出動効率を倍に向上させ、空母の核心的戦闘力を大幅に向上させる。同時に電磁カタパルトの使用は、使用される艦載機の種類を拡張展開することになり、艦載戦闘機の他、大型艦載ステルス無人攻撃機、固定翼早期警戒機など大型機が、いずれも第3隻目の空母上に投入応用でき、このことは第3隻目の空母の総合作戦能力を、「遼寧」艦と第2隻目の空母の合計を超えるものにさせると見られる。

次に、国産第4世代ステルス艦載戦闘機が初めて発着することになる

第12回珠海航空展での殲-15艦載戦闘機の総設計師である孫聡院士の態度表明から見て、すでに殲-15の研究開発と生産を通じて空母艦載機研究開発の経験を豊富に累積した沈陽飛行機工業集団社と沈陽飛行機設計研究所(略称 沈陽廠所)は、ここ何年かの技術研究開発と努力を経て、すでにステルス第4世代ステルス艦載戦闘機研究開発の重要なカギとなる技術を掌握済みである。孫聡院士はさらに自信に満ちて次のように言った。国家に第4世代艦載機に対する需要がありさえすれば、一声の命令の下、沈陽廠所は第4世代ステルス艦載戦闘機の研究開発、生産任務を完成できる。このことは第4世代艦載戦闘機の研究開発で、我々がすでに強大な技術の累積を有していることを側面から示している。事がうまくやれるため充分な蓄積を待っているだけで、我々には能力があり、願いがあり、きっと作ることができる!

12月4日

続きです。

https://military.china.com/important/11132797/20181128/34529746_all.html#page_2


カタパルト発着技術を採用した第4世代ステルス艦載戦闘機に対して言えば、その研究開発作業は今後5年内に完成する可能性が高く、これは第3隻目の国産空母の建造、試験、就役の周期とちょうど一致する。技術の角度から見て、電磁カタパルト配備の新空母が第4世代艦載戦闘機を配備するのは、「最良のパートナー」と言うことができ、空母プラットフォームと艦載機の戦闘力を充分に発揮できる。このため、我が国第3隻目の空母は、国産第4世代ステルス艦載戦闘機を初めて発着させかつ装備する空母となる可能性が極めて高い! そしてひとたびステルス艦載戦闘機を持てば、我々と第4世代機を持つ外国軍の海軍航空兵力量とで装備の技術世代差は存在せず、同一技術水準の上に位置することになる。

第3に、通常動力を採用する可能性がより高い

第3隻目の空母がどの種の動力装置を採用するかは、ずっと皆が最も関心を注ぐテーマの1つである。「遼寧艦」総設計師である朱英富の言によれば次の通りである。「さらに原子力動力(空母)があり、将来我が国はきっと作るだろう。皆が辛抱強く待つことを希望し、我々はもうすぐ世界先進水準に追いつけると信じる。」 このことから、我が国はすでに原子力空母の研究開発に着手しており、将来新型空母が原子力動力を採用することは確定し疑いなしだということが見て取れる。問題は応用が遅いか早いかだけである。第3隻目の空母の上にか、それとも第4隻目の空母の上、甚だしきに至っては第5隻目の空母の上に応用されるかである。我が国の水上大出力船舶用原子力動力装置の研究開発状況に関し、まだ決して対外的に公開、披露されていないが、民間船舶用原子力動力装置の研究開発情況と進度を根拠にして見ると、原子力動力装置の研究開発を担当する中船重工719研究所は、「海洋原子力動力プラットフォーム」を研究開発中である。この民間用船舶プラットフォームは、中国初の国産原子力動力水上艦船である。このことから、水上船舶原子力動力反応炉に対し、我々は技術研究開発段階にあることが見て取れる。技術研究開発周期から分析すれば、成熟は2025〜2030年の間という可能性が高い。これは第3隻目の空母の建造周期と決してマッチしていない。

画像の注釈:武漢の試験に用いる「空母ビル」は新空母の設計の変化を視察する1つの窓口である。それから見て、空母の艦橋は依然「煙突」を保持しているようで、これは通常動力空母に必ず設置が必要なものである。

また、武漢に位置する「空母ビル」は、空母科研難関攻略の「試験場所」であり、何度も我が国の空母研究開発、設計のいくつかの詳細な情況を成功裏に「予言」している。ネット上に流れ伝わる「空母ビル」最新の画像から見て、「空母ビル」の新たな艦橋は、外観上初の国産空母(我が国第2隻目の空母)と顕著な差異と改変があるが、寸法の上では依然比較的大きく、「煙突」の設計空間を留保している。これは第3隻目の空母が依然通常動力設計を継続し、このため依然比較的大きな空母艦橋様式を留保することになると表明しているようである。

このため、第3隻目の空母は高い確率で依然通常動力を採用することになる。

通常動力を採用するため、第3隻目の空母の動力装置方案は、「初の国産空母」を基礎に改良グレードアップしたもののはずで、出力向上の余地には限りがあり、動力と艦船のトン数のマッチング設計から見て、第3隻目の空母の排水量は初の国産空母に比べ顕著な向上はなく、65000〜70000トンの間で、アメリカ最後の通常動力空母「キティホーク」号よりやや小さいと見られる。その全長は310mを超え、全幅は約80m、喫水深度11m前後と見られ、その各種艦載機搭載数量は50機を超えると見られ、「遼寧」艦と初の国産空母より多く、それが採用する電磁カタパルトが加わり、艦載機発着出動能力は前の2隻をはるかに超え、就役後は中国海軍核心作戦力量となる!

結びの言葉

空母の建造周期を根拠にすれば、我が国第3隻目の空母は2022〜2023年に進水し、2025年までに全面的に戦闘力を形成する可能性があり、その時我が国は3隻の空母をローテーションに用い、全年にわたり少なくとも1隻の空母を戦備稼働状態に保持する能力をひとまず持つことになる!


 アメリカも本格的に運用を開始していない電磁カタパルトとステルス艦載機に関しては楽観的で原子力動力に関しては慎重な見方をしているのにちょっと違和感を感じますが。

12月5日

 スペインのアストラ拳銃の通常分解組立の動画です。

http://www.hao123.com/video/news?rid=17347488544988787982&from=shoubai

 中国の新しい軽戦車関連です。

https://military.china.com/tu/06/11119688/20181130/34557320_all.html#page_1


中国の新世代軽戦車15式の模型が公開されお目見え 火力は強大で防御力が高い

最近行われた「偉大な変革 改革開放40周年慶祝大型展示会」で、我が国の陸軍が最も新しく装備する第3世代15式小型メインバトルタンクの模型および機種が初めて公開された。しかも、今回公開された15式小型メインバトルタンクの模型の再現度は比較的高く、このためより多くの設計の詳細が見て取れる。

15式小型メインバトルタンクは中国兵器集団によって研究開発、生産され、装備される可能性があるのは105mm長砲身ライフル砲1門で、砲身基部には99Aに似た砲口速度測定レーダーが装備され、火力コントロールシステムのパラメータ修正に用いる。15式小型メインバトルタンクの砲塔正面の防御設計はVT-5輸出軽戦車とは全く異なり、特に楔形斜面上に大型反応装甲と複合付加装甲が追加装備され、この戦車が正面で尾翼で安定するサボ付き徹甲弾を防御する能力を非常に大きく向上させている。この戦車の補助武器は遠隔操作武器ステーションで、車長のハッチ後方に位置し、外形から見て2挺の12.7mm機関銃を装備している可能性がある。

15式小型メインバトルタンクの砲塔の最大の設計のハイライトは尾部スペースの装填装置を採用していることにあり、このため砲塔後部上方に特別に排圧板が設置されている。もし尾部スペース装填装置内の弾薬に命中弾を受けると、爆発の衝撃波は上部の排圧板から排出され、もって砲塔内人員の安全を保護する。砲塔後部にはさらに特別に弾薬を補充する装弾ゲートが設けられている。

15式小型メインバトルタンクの車体の寸法は比較的小さく、正面上部装甲は傾斜角が比較的大きく、前下部装甲は反応装甲を装備し、側面には付加複合装甲を装備している。走行部分は6対の小型転輪、ダブルピン結合キャタピラである。操縦員は車体の片側に位置し、車体中央ではない。このような設計は、操縦員の車体への出入りをより便利にさせ、火砲の砲身を片側にオフセットさせる必要がなく、車体中央部の空間を空けさせることができる。


 通常軽戦車はメインバトルタンクとは別ジャンルの、小型軽量な分武装や防御力などで大きく妥協する一方で運搬しやすい、軽快さなどのメリットを求める存在であって「小型メインバトルタンク」という名称はあまり聞きませんが、従来の軽戦車よりメインバトルタンク寄りということでしょうかね。狙いとしては10式戦車と機動戦闘車の間あたりなんでしょうか。

 中国の無人機関連です。

https://military.china.com/news/02/11078237/20181128/34536474_all.html#page_1



中国軍事工業が神奇の「飛魚」空潜一体無人機を研究開発 「上天入水」できる!

中航工業ミニブログ公衆号の報道によれば、11月23日午前、第2回中国工業設計展覧会開幕式の現場で、第3回中国優秀工業設計金賞が発表された。

報道によれば、国防郵便電信産業2018軍民両用製品「長纓杯」工業設計大会の中で、航空工業の「『飛魚』空潜一体無人偵察システム」が栄誉にも大会の新概念設計組唯一の一等賞を獲得した。

中国の「『飛魚』空潜一体無人偵察システム」は航空工業が自主研究開発した1機種2型の、「上天入水」できる空潜一体無人偵察システムである。「飛魚」の機体は上下に層に分かれ、機体の上層部分は中心軸をめぐって回転でき、機体の上部分と下部分が90度の交差を呈する時、飛魚は回転翼飛行模式で、機体上層と下層が0度で重なる時、飛魚は水中潜航模式である。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「『飛魚』空潜一体無人機」)

「飛魚」最大の技術的特徴は変形でき、使用方法が極めて柔軟なことで、将来は海上封鎖線を安全に突破して相手方に深入りして偵察する、水中で隠蔽して潜水艦や機雷を探査するなどの軍事用途およびマリンスポーツの撮影、空中水中救援など民間領域に応用できる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「『飛魚』空潜一体無人機が艦上で発進する」)

航空工業ミニブログ公衆号の報道によれば、「飛魚」は設計時人机型(頑住吉注:検索しても全くヒットせず記述の間違いでしょう)を充分に考慮しており、寸法は小さく、重量は軽く、同時に伝統的な脚の設計の限界を打破し、創造的に降着台設計を採用し、有効搭載荷を増やし、将来は広い使用の前途の見通しを持つ。


 非常に面白いですがたぶんまだ実物が完成する段階までは遠いのでは。

12月6日

http://www.hao123.com/video/news?&http_src=http://vd3.bdstatic.com/mda-im4dp86z1fibgtif/mda-im4dp86z1fibgtif.mp4?playlist=%255B%2522hd%2522%252C%2522sc%2522%255D&time=1543974092&provider=X%E6%88%98%E7%95%A5%E5%85%A8%E6%96%B9%E4%BD%8D&tag=undefined&ext_params=3_6_1_2511333062_8953259114468767541_0&thumbnails=https://vd3.bdstatic.com/mda-im4dp86z1fibgtif/mda-im4dp86z1fibgtif.jpg&read_num=0&duration=128&title=%E4%B8%89%E6%8A%8A%E4%BA%8C%E6%88%98%E6%97%B6%E7%9A%84%E8%80%81%E5%BC%8F%E6%89%8B%E6%9E%AA%EF%BC%8C%E5%81%87%E5%A6%82%E9%83%BD%E5%8F%AA%E8%A6%81%E4%B8%80%E5%8D%83%E7%BE%8E%E5%85%83%EF%BC%8C%E4%BD%A0%E4%BC%9A%E9%80%89%E6%8B%A9%E5%93%AA%E4%B8%80%E6%8A%8A%EF%BC%9F

 チェコのワンハンドピストルなど古い自動拳銃の動画でなかなか面白いディテールが見られます。

 パキスタンの無人機関連です。

https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-11-30/doc-ihmutuec4967581.shtml


鉄の盟友パキスタン、中国の彩虹3の技術を利用し成功裏に無人機を研究開発 インド軍はそれにもかかわらずまだ購入に頼る

2018年11月28日、この日はパキスタン軍事工業の歴史に重大な一筆を残すだろうことが運命づけられている。何故ならまさにこの日、カラチで挙行された2年に1度のパキスタン国防安全保障業務展示・研究討論会(IDEAS 2018)で、パキスタンの軍事工業企業「グローバル工業・安全保障業務集団」(GIDS)が盛大にしておごそかに全会場を震撼させる新型装備を出したからである。100%「国産」のパキスタンの「飛馬」(頑住吉注:画像によれば「BURRAQ」らしいですね)偵察・打撃一体無人機である。飛馬の今回のお目見えはパキスタンがすでに成功裏に現代軍用無人機のハードルを越え、偵察・打撃一体無人機を自主製造しかつ対外輸出する能力を有したことを意味している。

中国の軍用無人機に対しある程度理解しているお友達は飛馬を見てきっとよく知らないものとは感じないだろう。「100%国産」のレッテルに括弧をつけたのは、飛馬が実質上以前我が国がパキスタンに輸出した彩虹-3型無人機のライセンス復刻版に他ならないからである。パキスタンが彩虹-3を獲得した歴史は10年前まで遡ることができ、飛馬の今回のお目見えは、パキスタンがすでに彩虹-3の技術を完全に消化したことを意味しており、このことはパキスタンが今後国際市場に向かうために堅実な基礎をも固めた。

彩虹-4がすでにオワコンとなり、彩虹-5が全盛期で、彩虹-7の出撃がまもなくな今日、前々世代の軍用無人機を作ることは我々にとって実に無意味と言える。。だが皆よ忘れてはならない。飛馬は結局のところパキスタンが手がける初の偵察・打撃一体無人機であり、入門編でしかないが、この壁はすでに全世界の90%以上の国を閉じ込めるに足りるのである。飛馬の100%の国産率は、パキスタンが正式に現在中東南アジア地域唯一の真に偵察・打撃一体無人機の技術を完全掌握した国となったことを意味している(頑住吉注:中東だとイスラエルも入ってしまうのでちょっとおかしいような)。

サイズは大きくないが、トルコの「アンカー」やインドの「ウォーリアー」といったいいかげんなしろものに比べれば、小さくても全てが揃った飛馬は実は「軍用無人機」と呼ばれる資格をより有する。それには夜間に目標を識別できる高度科学技術カメラ、先進的赤外線センサー、および精密なレーザー距離測定装置などの流行りの品が集成されている。パキスタンサイドは今後さらに飛馬の打撃能力を完備させ、それに国産の「バーク」ミサイルを配備し、それを真のに南アジア上空で人を恐れさせる「武装飛馬」とさせることになる。

(頑住吉注:インドのウォーリアー-1およびウォーリアー-2無人機は、今に至るも結果不明)

パキスタン人民の飛馬に対する誇りの感情は言葉や表情にあふれているというべきで、IDEAS 2018の展示館内でそのために盛大な光のショーを手配するのを惜しまなかった。メディアとパキスタン軍政府上層部に幾重にも取り巻かれた飛馬は、疑いなくこの日のIDEAS 2018の最も派手な展示物で、一貫してパキスタン軍事工業の主役と尊ばれる「梟竜」戦闘機さえも、この日はそれによって人気を奪われた。

このように高い規格の待遇を享受できるのは、飛馬がパキスタン軍自らの需要を満足させるだけでなく、しかもさらに輸出して外貨を稼ぐことができるからである。このためたとえ広告宣伝の需要から出たことであったとしても、パキスタン方面には自らのこの虎の子をうまく展示する必要があったのである。

飛馬の突然の登場はあるいは一部の人に「教会徒弟,餓死師傅」(頑住吉注:弟子が優秀過ぎて師匠の仕事がなくなり食えなくなる)を心配させるかもしれない。だがまさに上述のように、彩虹-3は我々にとっては結局のところ前々世代の技術になっており、高度のステルスでしかも相当のスマート化水準を持つ彩虹-7の登場後、彩虹-3は我々にとって曾祖父クラスのものも同然である。彩虹と翼竜に代表される中国スマート製造はすでに世界軍用無人機ミドルハイエンド市場半分を占領しており、もし飛馬が後日その中で一席を占めることができても、我々にとっては大勢に影響はない。事実としてこれはまさに東方ウィンウィン思想の体現である。我々が半口食ったものは兄弟に半口残す、このような協力こそ遠大に維持できる。彩虹-4、彩虹-5そして彩虹-7は我々のために金を稼ぎ、一方飛馬は我々のために面子を立てるのである。(作者の署名:ジュンシエミャオ)


 まあしかし日本はこの分野で中国にはるかに及ばないのはもちろんパキスタンにも大きく引き離され、ここで馬鹿にされているインドより下なわけで。

12月7日

 台湾関連です。

https://military.china.com/important/11132797/20181129/34544455_all.html#page_2


台湾軍、あるいは74機の新たなF-16戦闘機をアメリカから購入か 殲-20の面前ではただの標的

11月28日、台湾メディアは報道し、民進党当局がアメリカに向けF-35の購入を求めて拒絶に遭ったため、アメリカ兵器商のロビイ活動の下、台湾当局は当時の66機のF-16購入の旧事をまた提起した、とした。当初陳水扁が購入を提出したのはF-16C/D(F-16Block50)だが、今台湾軍が購入を企図しているのは最新型のF-16Block70戦闘機だというだけに過ぎない。

言われているところによれば、台湾当局は台湾東部方向の防御能力増強を計画し、66機のF-16V (BLOCK 70)戦闘機の追加購入を計画し、台湾空軍はすでに今年8月に計画制定を開始し、かつ年末までにアメリカに向け申請を提出する計画である。

(頑住吉注:次の2つはキャプションです。)

「完全版」F-16Block70は新たなエンジンを使用し、武器搭載能力はF-16 BLOCK 20から改装された台湾のF-16に比べ大幅な向上がある(画像のソース:ロッキード社公式ウェブサイト)

ロッキード社は以前にはかつてインドに向けてもF-16 BLOCK 70をセールスし、かつ生産ラインの移転を承諾した

台湾メディアは、関連の情報は「軍の権威あるルートが披露」したものだとし、しかもこの情報源はさらに、この決策はアメリカ兵器商の積極的なロビイ活動の下になされたもので、その1つの重要な理由は、アメリカサイドにF-16の生産ラインを台湾に移転し、もって「台湾航空宇宙工業の上机(頑住吉注:意味不明。記述の間違いでは)を向上させ、就業機会を創造すること」だと指摘する。

言われているところによれば、台湾軍はこれに対し「我が防空作戦の需要に符合しさえすれば、現在いずれも評価方案に列している」とし、この言い方は基本的に報道内容を黙認したと評価できる。

やや後、アメリカの「国家利益」誌も関連の報道を掲載し、彼らは台湾の情報源を補充して、台湾軍はアメリカに向け66機のF-16の追加購入を提出するのと同時に、これまでに墜落損壊した8機を補充する可能性があり、このため今回提出される購入の実際の数量は74機のはずである、と指摘した。

視察者ネット軍事評論員は次のように言う。台湾のF-16C/D戦闘機購入の要求は、最も早くは陳水扁の時期に提出された。2007年、陳水扁の「国連復帰」のドタバタ劇の繰り返しがアメリカ国務省さえも見ていられなくさせ、このため当時すでに予算編成段階まで進行していた「風隼」プロジェクトの停止を命じた。この後台湾の「66機のF-16C/D」購入の一件をめぐって、台湾島内、アメリカ政界でさえ何度も論争が発生したが、最終的にこの購入案は依然実行され得なかった。2012年になって、アメリカサイドは「F-16A/B戦闘機のために電子設備をグレードアップする」を理由に、台湾のF-16 A/B(BLOCK 20)をF-16Vにグレードアップし、新型フェイズドアレイレーダーに換装することを決定した。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「台湾軍は現役のF-16A/Bに対し改装を行い、F-16Vにグレードアップするのに忙しくしているが、この機の推力:重量比はF-16全系列の中で最低である」)

だが台湾のグレードアップ型F-16V戦闘機は、かつて「F100-PW-229エンジンへの換装を研究」(推力は台湾軍のF-16が使用するF100-PW-220に比べて20%向上)したが、最終的に実際に交換はされず、結果として台湾のF-16Vは飛行機自体に比較的大幅な重量増加がある状況下で、動力は増加しておらず、機動性能は相応に低下している。

一方今回台湾メディアが提示するF-16BLOCK70は、ロッキード社が全く新しく製造した戦闘機のはずで、新たなエンジンとF-16後期ロットと同じ機体構造を採用している可能性があり、これには一体燃料タンクの追加装備可能性が含まれる。だが現在までこの全く新しいF-16BLOCK70にはいまだ成功裏に販売された記録がなく、これまでロッキードはかつてインドに向けセールスし、しかも生産ラインの提供も承諾した。アメリカがバーレーンなどの国向けに提供するF-16BLOCK70戦闘機は実際上全て古い戦闘機を用いた改装、あるいはアメリカの中古機の改装である。当然、アメリカは近い時期に急速に全部のF-16戦闘機を退役させる計画なので、米軍から退役したF-16C/D戦闘機に、改装を行った後、F-16BLOCK70と称して台湾に売るという可能性もある。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「台湾はこの前アメリカに向けF-35購入の要求も提出したが、アメリカサイドによって却下された」)

ただ‥‥今の解放軍はまだ相手の66機のF-16をどれだけ気にするだろうか?

解放軍の殲-20さえも戦闘力を形成している今日、台湾軍がたとえ66機のF-16BLOCK70を買い入れても、ステルス戦闘機によって標的にされ撃墜されて退場するに過ぎない。だがこの購入プロジェクトのコストは相当に高く、台湾メディアは、最近の国際的相場を根拠にすると、66機のF-16は飛行機本体の価格だけ計算して100億アメリカドル以上で、しかももし生産ラインをさらに購入すれば価格は直ちにさらに高くなる、とする。台湾当局の財政はこのように大規模な支出を支持できるのか否か、おそらくまだ評価は難しい。


 しかし台湾にこれ以外どういうベターな選択肢があるのかと考えると難しいですしね。

12月8日

 インド関連です。

https://wxn.qq.com/cmsid/20181204A0L4M600


インド第3隻目のカタパルト型65000トン空母、3年内に建造開始 アメリカ・フランスの艦載機を選択へ

インド時報の報道によれば、海軍上将スニール ランバは月曜、インドは今後3年内に第3隻目の空母の建造を開始し、かつ7〜10年後に完成する見込みであると断言した。

報道によれば、スニール ランバはインド海軍節の前の記者発表会で次のように言った。「インドの第3隻目の空母『ヴィシャール』号は65000トンの排水量を持つ船となり、通常推進装置とCATOBAR(カタパルト発進)施設を配備する。この建造工程は今後3年内に開始され、7〜10年を必要としてやっと完成できる。」 インドの現在唯一の空母はロシアが改装した「チャンドラグプタ」号である。第2隻目の空母「ヴィクラント」号は現在インドのコーチン造船工場で建造が行われており、かつ2020年までに海上試験航海を行う可能性がある。第3隻目の空母を持つことはインド海軍にインド洋上でいかなる時にも2つの空母戦闘群を運用できるようにさせ、そのインド洋地域に対する持続的支配および統治の遠大な目標を実現させる。

しかし、インド海軍はまだ第3隻目の空母の上の戦闘機が一体どの機種なのか決定していない。理解されているところによれば現在インド海軍の艦載機はロシア製のミグ-29K戦闘機である。だがミグ-29Kは決して艦上カタパルト発進を支持できず、明らかにインド第3隻目の空母の艦載機には決してならないだろう。アメリカの「国家利益」の報道によれば、「ヴィシャール」号は現役のロシア製「チャンドラグプタ」号やまもなく就役する「ヴィクラント」号いずれと比べてもずっと多いだろう。それは57機の艦載戦闘機を搭載することになり、「チャンドラグプタ」号の24機および「ヴィクラント」号の30機の総和に比べさらに多いだろう。報道は、インド海軍は「ヴィシャール」号のために外国製双発戦闘機を探しており、例えばアメリカのF/A-18「スーパーホーネット」戦闘機やフランスの「ラファール」戦闘機が評価を受けつつある、とする。当然インド自ら研究開発した艦載版LCA「テジャス」戦闘機も選択方案の1つである。

空母の他、ランバ上将はさらにインド海軍の新たな造艦計画を発表した。報道によればインド海軍はインド政府の批准を獲得し、56隻の艦艇と潜水艦を建造することになり、その中にはより多くの作戦艦艇と補助船舶およびインド第2本目のP-75I潜水艦組み立てラインが含まれる。ランバは、「2050年になれば、我々はインド海軍が200隻の各種作戦艦艇および500機の飛行機を持つことを希望し、このことはインドの真の海上の実力を反映することになる」とした。この他ランバはさらにインド海軍がロシアから租借したチャクラ号原潜はすでに修復が完成し、インド自ら製造した弾道ミサイル原潜「アリハント」号はさらに第1回海上威嚇巡航を完成させた、とした。


 心情的にはインドを応援したいんですけどずっと小さな第1隻目の国産空母もダダ遅れでいつ完成するか分からないのにこんな大ぶろしきを広げられてもちょっと‥‥

 台湾関連です。

https://military.china.com/important/11132797/20181204/34592962_all.html#page_1


台湾の第一陣のF-16V戦闘機の内部が尋常でなく腐食 軍とアメリカ企業「相当に不可解」

F-35戦闘機の購入を求めて拒絶に遭った後、台湾空軍は退いて次善の策を求め、視線を「自らグレードアップを行う」F-16V戦闘機に投げかけた。だが最近のある報道は、今年グレードアップを完成させる計画の4機の戦闘機の機体と内部オイル管いずれにも尋常でない金属の腐食が出現し、台湾軍は平時に腐食の予防とメンテナンスをやっているとしており、軍とアメリカの企業を「相当に不可解」にさせている、とした。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「台湾空軍のグレードアップが完成した第1機目のF-16V、コードナンバー6626 画像のソース:Air Force Monthly」)

台湾メディア「上報」の説明によれば、この4機のグレードアップ後のF-16V戦闘機は元々今月末に受領され、来年戦備任務の執行を開始すると定められていた。台湾軍はこのAN/APG-83(AESA)アクティブフェイズドアレイレーダーを配備した戦闘機に対し高い期待を寄せ、年末さらにアメリカに向け74機のF-16Vの購入を提出する。

グレードアップを担当するアメリカのロッキード・マーティン(Lockheed Martin)社が、4機の戦闘機の機体内部と主翼の結合箇」の所に、「尋常でない金属腐食」が出現し、一部のパイプラインとオイル管も腐食の影響を受けるとは誰が知っていたであろうか。ロッキード・マーティン社技術顧問は、アメリカのアリゾナ州ルーク基地で改装を行った時、現地の気候が乾燥しているため金属腐食問題を考慮しておらず、そのグレードアップ項目リストの中にも錆を除き錆を防ぐ内容は挙げられていない、とする。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「台湾軍は、明白に維持保護はしており、何故それでも腐食が発生したのか不可解であるとする。画像はアメリカ軍の人員が 戦闘機の内部を検査しているところ 画像のソース:アメリカ空軍」)

だが台湾地域は海島型気候に属し、空気中の塩分と湿気は極めて容易に飛行機の機体構造の腐食をもたらす。台湾空軍は、自身には考慮がありかつ定期的に各種飛行機に対し予防および腐食の処理を行っており、「F-16戦闘機に問題があるとは考えていない」とする。ロッキード・マーティン社が清泉崗漢翔社の工場現場で腐食を発見した後、双方はいずれも「相当に震撼」した。

これに対し、台湾軍とアメリカ企業は研究の後、戦闘機のグレードアップを行うとの同時に、加入内部の錆を除きまた錆を防ぐ項目を一緒に加えることを決定した。台湾軍はさらに、グレードアップの場に進んだ戦闘機「全機に腐食があるのではない」と強調する。

F-16V機隊全体の維持保護情況を強化するため、アメリカサイドは台湾に専門の工場クラス維持修理センター(Sustainment Support Center)を設立することに同意し、台湾軍はこのチャンスを利用して関連プロジェクトの技術移転、地上勤務人員の訓練を提案することを希望している。

だが処理が枠外のマンパワーと技術を必要とし、台湾軍が現在予防性項目を加えているだけなことを考慮すると、必要な追加投資は3千万新台湾ドルを超え、将来の費用さらに「多いばかりで少ないことはない」。計画によれば、総数144機のF-16戦闘機のグレードアップ案件は2023年までに全数の引き渡しが完了する予定である。


 米軍は沖縄でもシンガポールでも航空機を運用しており台湾の気候が極端に過酷だとは考えにくい気がしますが。















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