コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその306

12月16日

 日本関連です。

https://xw.qq.com/partner/hwbrowser/20181208A0DTGI/20181208A0DTGI00?ADTAG=hwb&pgv_ref=hwb&appid=hwbrowser&ctype=news


隣国が新型護衛艦を改造 機格納庫は遼寧艦に比べさらに大きい それにもかかわらず12機の艦載機しか搭載せず

12月5日、日本はすでに改造が完成した「いずも」号戦闘艦に対し「多用途運用護衛艦」と正式に改名した。これまで日本はずっと「いずも」号は駆逐艦だとの立場を堅持し、今またそれを護衛艦と改名するわけだが(頑住吉注:駆逐艦という言葉を使ったことはないでしょう)、事実として外界は普遍的に「いずも」号は空母だと考えている。日本が第二次世界大戦の敗戦国であるため、攻撃型空母を持つことが許されず、だからこそ彼らはこの種の方式を選択し、空母の機能を持つ「護衛艦」を建造しているに過ぎない。

日本は自ら「いずも」号を「ヘリ搭載護衛艦」と定義しており、我々は暫時それを護衛艦と称する。11月27日、日本は1兆円を費やして100機のF-35戦闘機を追加購入し、このうち40機は空母艦載機に属するF-35B型であると宣言した。これですでに非常に明確であるが、日本はF-35B艦載機を「いずも」号護衛艦に用いようとしている。「いずも」号は元々対潜のために生まれた戦闘艦で、艦首から艦尾まで採用されているのは直通甲板であり、14機の対潜ヘリが配置でき、しかも5機のヘリを同時に発進させることができ、現在アジア地域最強の対潜戦闘艦である。もしこれにF-35B艦載機を配置したら、その時「いずも」号の作戦能力は再度向上することになる。

遼寧艦は我が国第1隻目の空母で、満載排水量67500トン、中型空母と評価され、遼寧艦を熟知するお友達らは皆知っているが、これは我が国が前世紀にウクライナから輸入した半完成品の空母「ワリヤーグ」号を、16年の長きにわたる時間の改造を経て、ついに我が国初の空母遼寧艦としたものである。「ワリヤーグ」号は実はもうすでに基本的に形をなしていたため、非常に多くの場所には改造グレードアップが行えず、これは例えば遼寧艦の機格納庫である。元々「ワリヤーグ」号の機格納庫の面積は非常に小さく、我が国は買ってきた後、やはりそれに対し改造が行えず、元々の機格納庫面積を保持するしかなかった。このため遼寧艦が搭載できる艦載機の数は非常に少ない。

遼寧艦の機格納庫の面積はやっと3978平方mで、一方「いずも」号の機格納庫の面積はそれにもかかわらず4000平方mに達し、3万トンクラスに満たない戦闘艦として、その機格納庫面積は遼寧艦に比べさらに大きいのである。遼寧艦は正常ということで言えば36機の艦載機が搭載でき、理屈から言えば「いずも」号は遼寧艦の搭載できる艦載機に比べさらに多くてこそ正しい。しかし事実としては日本はそれにもかかわらず意外にもその艦載機の標準数量を12機と定めた。実は原因はごく簡単で、日本は多すぎる艦載機を搭載するがゆえに、その対潜能力を弱めたくないのである。何故なら対潜こそ、「いずも」号の重要な仕事だからである。

日本がいつ「いずも」号が空母だと認めるのかに関してであるが、これは誰が知ろうか。だが日本の最終目的は絶対に「護衛艦」の建造というような簡単なものではなく、大型空母こそ彼らがずっと希望しているものなのである。


 個人的には日本に中国と空母建造競争をする体力はなく、限りある予算は別の方面に使った方がいいのではという気がしますが。

 あまり直接的ではないですが殲ー20関連です。

http://mili.wulizixun.com/jswap/20181208/2236892.html


もし飛行員が反乱逃亡し、実戦機を操縦し米軍基地に向け飛んだらどうするか? 中国には早くから防備がある

最近、軍事ニュースのある1枚のネットの画像が非常に話題で、この画像には、1機の殲-20戦闘機に似たものがアメリカの某軍民両用飛行場に置かれているのがはっきり示され、中米両国の軍事マニアの関心と討論を引き起こしている。ある人は、ある飛行員が反乱し、殲-20戦闘機を操縦してアメリカまで逃げたのか否か? と心配する。軍事専門家は、もし我々がちょっと画像上の殲-20戦闘機を見れば、すぐにいくつかの破綻を発見することができ、それは確かに見たところ中国の殲-20戦闘機に似ており、エンテ翼レイアウトさえ非常に顕著だが、そのエンジンや尾翼を見ればすぐに多くのフェイクがあることが分かる、と語る。

この戦闘機のエンジンは非常に突出しているが、真の殲-20のエンジンの内部に置かれる比率はより深いことを知る必要がある。尾翼には赤色の星々が塗装されているが、これはロシアのスタイルではないか? 中国の殲-20は尾翼に星々は塗装しておらず、これはステルス性能に影響するだろう。全体的に言って、これは殲-20の模型で、米軍はこれを仮想敵とし、空戦訓練を行うのに用いるのである。

今回明るみに出たことは、米軍がすでに「殲-20」を未来の戦争の中の重要な相手とし、不断に推論演繹を加えていることを示し、中国は未然に防備し、技術のグレードアップ、改造を強化し、米軍に勝たせないようにする必要がある。

以前、いくつかの国に飛行員が反乱し、先進的な実戦機を操縦して敵国に逃亡する事件が出現しており、旧ソ連にはすでに何度も発生したことがある。皆分かっているが、先進的実戦機が敵軍の手に落ちさえすれば、敵軍はすぐにこの実戦機の性能とデータを掌握し、実戦機の弱点を探し出すことができ、以後の戦争でそれらに対応することがごくたやすいこととなり、これよりその実戦機は本国で屑鉄に変わる。

飛行員の反乱、実戦機を操縦しての逃亡に防備するため、中国には早くから防備があり(頑住吉注:「防備」の重複は原文通りです)、例えば実戦機は任務執行前、燃料タンクの燃料が非常に少なく、実戦機が最も近い米軍基地に飛ぶのを支えるに不足である。第2に、実戦機自ら自壊システムを帯び、ひとたび理由なく敵なく飛行して逃走すれば、すぐに自壊模式が始動する。第3に、中国の飛行員選抜には思想教育が必須で、飛行員待遇を向上し、反乱逃亡事件の発生を途絶させるのである。


 ここには書いてませんけど家族もただでは済まないでしょうね。

12月17日

 スホーイー35関連です。

http://www.sohu.com/a/280463449_100143896


最後の10機のスホーイ-35が中国に引き渡される 何故さらに新たな一定数を購入しようとするのか? 軍事専門家はこのように答える

先日、ロシアの消息筋の人物が明らかにしたところによれば、ロシアと中国の24機のスホーイ-35の契約に関し、ロシアはすでに中国に向け最後の10機のスホーイ-35戦闘機を引き渡した。11月29日、国防部スポークスマンは記者の質問に対し回答し、この軍事技術協力に関し、中ロは計画通り正常に行いつつあるとし、かつさらに一歩協力を強化しまた推進するとし、引き渡しがあったか否かに関しては言わずとも明らかだった。

スホーイ-35というこの一時センセーションを引き起こしたネット上の人気者に関し、ロシアではスホーイ-57のオーラによってその後ろにすっかり隠れ、関心ある人は少ない。だが中国空軍はこの第4世代機を再度全世界メディアネットワークでもちきりとさせた。「軍報記者」2018年12月7日掲載の文によれば、2018年、中国空軍のスホーイ-35戦闘機に2つの関心を注ぐに値する情報があった。

第1に、「空軍発表」2月7日発表の情報によれば、中国空軍のスホーイ-35戦闘機が南部海域に飛び連合戦闘巡航任務に参加した。

第2に、5月11日、空軍スポークスマンが某飛行場で、南部戦区空軍は当日の遠距離訓練の中で、空軍のスホーイ-35戦闘機が初めて轟-6Kと共に新型の島を巡っての巡航模式で飛び、今回の飛行中、スホーイ-35は初めて轟-6Kと共にバシー海峡を飛び越え、新時代の空軍の実戦能力をはっきり知らせた、とした。

ずっと前から、スホーイ系戦闘機は中国で絶賛されてきたが、殲-10の逆襲成功と共に我が国をスホーイ系戦闘機のスタイルから完全に離脱させた。だが中国空軍の防空の弱点を補うため、中国は国産戦闘機の欠乏を補う時、中国空軍は依然としてロシアとの軍備協力を保持し、一定数量のスホーイー系戦闘機を輸入し空軍の多様化された需要を満足させている。

渦扇-10Bが突破を取得する前、中国にとってスホーイ-35最大の価値としてエンジン以上のものはない。中国はスホーイ-35の飛行によって性能パラメータをおおよそ獲得し、中国がエンジンを研究開発するための重要な参考の依拠を提供することができる。今渦扇-10Bと珠海航空展で展示された新型推力ベクトルエンジンは、軍事工業を困らせてすでに久しい古い病をすでにスムーズに解決している。

不可解に思う人がいるかもしれない。中国の殲-20戦闘機が全面的な突破を取得している以上、何故さらにスホーイ-35戦闘機の購入を拡大するのか、と。中央テレビメディアは次のように指摘する。外界のある情報は、中国がすでに新たな一定数のスホーイ-35戦闘機の購入協定を締結した、としているが、これに対し軍事評論員の劉暁非は、スホーイ-35は数量の上での補充なだけではなく、さらに軍事工業技術思想に対する「開拓展開」なのだ、と回答している。

ある人は次のように補充する。スホーイ-35は世界の誰もが絶賛する最強の第4世代機であり、軍事専門家の言によれば、もし現在の第5世代機の性能に照らせば、スホーイ-35多用途戦闘機はすでに第4世代+の水準に到達している。中国がこの戦闘機を購入することは、殲-20量産前の予備用機種とすることができる。結局のところスホーイー35のシリアでのパフォーマンスは誰の目にも明らかなもので、F-22を迎撃しかつ駆逐したというのは単に口先だけに頼って言っているに過ぎないわけではない。

こうである以上、スホーイ-35はさらに殲-20のスパーリングパートナーに充当できる。殲-20は超視距離打撃能力を具備するが、未来の戦場の情況は錯綜し複雑で、各国は積極的にF-35戦闘機に換装しているが、F-35の生産能力をもってしては、引き渡しから装備、さらに戦闘力形成までにはまだ非常に長い一定の時間がある。今までのところ各国の空軍の主力は依然第4世代戦闘機であり、スホーイ-35と殲-20による対抗は中国空軍が双方向で戦闘力を向上させる絶好の道である。

イスラエルのネット仲間の言によれば、「スホーイ-35戦闘機はロシアのフランカーファミリーの中で最も先進的な戦闘機である。」 中国がスホーイ-戦闘機を操縦する経験の由来はすでに久しい。いかなるスホーイ-35戦闘機もひとたび受領を経るやもう短時間内に迅速に戦闘力を形成でき、しかも必要があれば中国はこの戦闘機に対しグレードアップ改造を行うだろう。例えばより先進的な作戦ヘルメットに換装し、またあるいは新型空対空ミサイルに換装する。

中国はスホーイ-35をデリケートな区域に配備することになるが、このことは第一に殲-20ステルス戦闘機の性能データが外国によって収集されるのを避け、殲-20の威嚇能力を保持することができる。興味深いのは、アメリカが未来の戦争の中で殲-20に落ち着いて対応できるように、最近全世界を驚愕させる挙動をなしたことである。グローバルネットが12月7日に発表した文章によれば、ある画像はアメリカのジョージア州の某飛行場に中国の殲-20らしき不明物体が出現したことをはっきり示している。。知られているところによればこの「戦闘機」は作りが荒く、殲-20の実物機との隔たりは顕著で、殲-20原寸大模型の可能性が高い。(疆封)


 どれももっともではあるんですが、24機あれば十分なのではという気もしますね。

12月18日

 F-35関連です。

https://military.china.com/aerospace/special/11162362/20181214/34679154_all.html#page_2


殲-20に先んじること少なくとも10年? F-35のステルス塗料、オーストラリアで何と容易に「粉になって落ちる」

オーストラリア国防省ウェブサイトは12月10日、2機のF-35戦闘機がニューカッスルウィリアムズタウン空軍基地に降着したが、これはアメリカがオーストラリア空軍に向け初めて引き渡し使用されるF-35戦闘機である、と宣言した。

オーストラリアは170億アメリカドルを費やして72機のF-35戦闘機を購入し、もってこの国の日増しに老化するF/A-18E/F「スーパーホーネット」戦闘機の機群に取って代わらせる計画である。これはオーストラリア史上最大規模の安全保障業務購入計画で、2023年になればオーストラリア空軍は全部のF-35を受領できる見込みである。

地域の戦略の優勢を保持するため、オーストラリアはここ何年かアメリカ、日本およびインドなどの国との安全保障業務協力を不断に強化している。二国間および多国間軍事演習は日増しに頻繁になり、しかも軍事演習の規模やレベルもどんどん高まっている。

地縁政治領域での外交的駆け引きの他、オーストラリアは積極的に先進軍事技術も追求し、かつそれを「ギャンブルのテーブル」の上での最も重要な駒にしようとしている。

例えば2017年7月、オーストラリアとアメリカは南部のウーメラ試験場でマッハ8の極超音速飛行体を秘密裏に試験し、この試験は試験場付近の軍民が「キノコ雲」を視察したがゆえに明るみに出た。さらに例えば、オーストラリア陸軍は「全世界で無人操縦(飛行機)力量最強の陸軍」を作り出すことを宣言した。また例えば、オーストラリア潜水艦部隊の規模を倍加し、オーストラリア軍は15億アメリカドルを費やしてMQ-9B「リーパー」無人機を購入する等々である。

資料画像:オーストラリア空軍が最も新しく装備したF-35Aステルス戦闘機。(画像のソースはネット)

資料画像:工場のエンジニアがF-35戦闘機の機体のために保護塗料を塗る。(画像のソースはネット)

だが、上述の「児戯のような」行動に比べ、オーストラリアがF-35を購入する単価はその中で「最も豪華な駒」と言うことができる。F-35の非常に高い製造コストと全寿命コストはかつてオーストラリア政府に猛烈な批判を受けさせた。2017年、当時オーストラリア首相の任にあったターンブルはこれに対し回答し、オーストラリアは年若い男女を戦場に送って防衛する国であり、彼らに最も良い武器を与えるべきだ、とした。

オーストラリア政府は極力F-35が「その価値あり」なことを宣伝し、ロッキード・マーティン社国際業務発展責任者のスティーブ オーバーもこれを助けて合いの手を入れ、彼はF-35のステルス性能は殲-20をはるかに超え、もし総合戦力を考慮すれば、F-35はさらに殲-20に先んじること少なくとも10年である、とした。

これを言ったばかりだったがこのロッキード・マーティンの高級幹部はすぐに「平手打ち」をくわされ、しかも手抜かりが出たのはやはりそれが重点を置いて強調し、かつ誇りとするF-35戦闘機の「ステルス性能」だった。

ちょうどオーストラリア空軍が本土で第一陣のF-35戦闘機を受領した当日、アメリカメディアはもう、F-35はオーストラリアの極度に乾燥し酷暑の気候環境の中で深刻に「風土に合わず」、そのステルス塗料の損耗は予期をはるかに超え、「粉になって落ちる」速度は非常に大きく加速するだろう‥‥最も悲観的情況では、1回飛行すればもう1回塗装しなければならないかもしれない、と暴露した。

資料画像:F-35がレーダーステルス電波吸収塗料を吹きつけ塗装する。(画像のソースはネット)

F-35のステルス性能の発揮に対して言えば、ステルス塗装層が果たす作用は飛行機の外形構造の次かもしれないが、機体のステルス塗装層の微小な傷跡は全てこの戦闘機のステルス効果を深刻に破壊する可能性がある。ロッキード・マーティン社スポークスマンも、この方面の技術のボトルネックは依然克服が待たれている、と認めている。

F-35の「兄貴」F-22は他ならぬ有名な「箱入り娘」で、特にステルス塗装層のコスト方面はそうである。言われているところによれば、F-22が使用するステルス材料は6層にも達し、ステルス効果の良さは自ずから言う必要もないが、容易に「粉になって落ちる」問題はやはり維持保護人員を疲れに泣かせている。アメリカ空軍の統計によれば、F-22の「化粧」だけで、平均で整備維持保護人員の半分の仕事量を費やす必要がある。

F-35が使用するステルス塗装層はすでに改良されており、これまでステルス塗装層に何らかの特別大きな遺漏が出たことがあるとは聞かなかったが、今やはりオーストラリアの「暑熱」の気候に負けた。

非常に高い維持保護費用はずっとオーストラリア民衆のF-35の超越的に大きな発注に対する不満の原因の1つで、今の塗料に耐用性がない問題は維持保護費用をさらに一歩高騰させることになる。オーストラリアの整備維持保護人員はあるいは頻繁な戦闘機「養護」作業の中に陥り、F-35を「化粧」するのが日常となるかもしれず、その情景を考えてみると人を「頭痛」にさせる。


 殲ー20の塗装層はメンテナンスが非常に楽だとされていますが本当なのか、本当だとして結果的にステルス効果がどうなのかは不明です。日本の湿度の高い環境の影響はどうなんでしょうかね。

12月19日

 日本関連です。3回に分けます。

https://military.china.com/important/11132797/20181130/34552590_all.html#page_2


アジア太平洋地域、「空母対決」に入る アメリカが日本の「パンドラの箱」を開けた? (頑住吉注:意味分かんないです)

最近、日本は軍事力建設の上でまた大きな二歩を踏み出し、1つはより多くの第5世代戦闘機F-35の追加購入で、もう1つは元々のヘリ搭載駆逐艦の「空母化」を正式に「防衛大綱」の中に書き入れることである。

実は、この2つの動作は筆者の見たところ相互助力で、しかも日本はとっくに計画を整えていた。現在元々ひた隠しにしてきた「画皮」を開き、真の牙を露出したに過ぎない(頑住吉注:先日第6期鬼太郎にも「画皮」という中国妖怪が登場しましたが、凶悪な本質を美しい外見で隠す、といった意味らしいです)。

もし日本が「いずも」号を迅速に空母に変身させたら、我々はアジア太平洋地域が「空母対決」の時代に入ることを認めることが必須である。だが日本はどのような役割を演じることになるのだろうか?

1

野心

日本メディアは29日ある情報を伝えた。複数の日本政府の消息筋の人物が、日本政府は空母上で発着できる最先端のステルス戦闘機、アメリカのF-35の新たな買い入れの討論をすでに開始し、かつ年末に策定される「防衛計画大綱」に書き入れる方向に向けて協調を展開しつつある、と明らかにした。

非常に多くの軍事マニアは皆はっきり分かっているが、F-35Bというこの戦闘機最大の特徴は、第5世代機のステルス作戦能力を具備していることの他、さらに短距離発進/垂直降着できることである。アメリカ海軍の「ワスプ」号などの強襲揚陸艦はすでにF-35Bの搭載を開始し、戦闘力の飛躍的向上を実現済みである。

過去米軍の強襲揚陸艦が搭載した「ハリアー」式垂直離着陸戦闘機は、攻撃能力が全く限られ、しかもステルス能力を具備せず、作戦範囲も比較的小さかった。F-35B戦闘機に交換すれば、米軍の強襲揚陸艦は変身し、戦闘力は普通の空母とほとんど変わらなくなる。

この種の改変を見て、日本はとっくに欲しくて欲しくてたまらなくなっており、さらにアメリカ人の各種の勧めや誘いが加わり、F-35Bの購入は日本必然の選択となった。最初からもう「ヘリ搭載駆逐艦」を空母に変える「ケチなそろばん勘定」を隠していたため、日本人は実はとっくに先進的な艦載機が入手できることを切望していたのである。

日本の消息筋の人物が明らかにするところによれば、今回日本政府は20機前後のF-35Bの買い入れを極力勝ち取る可能性がある。数の上から見ると、これは少なくとも2隻の「いずも」号軽空母に必要な艦載機である。

F-35Bの他、日本はこれまでにさらに普通の滑走路を使用する航続距離がより長いF-35A型戦闘機を購入済みである。実は、今回日本政府が討論している新たな買い入れ計画は、さらにF-35A戦闘機の追加購入を含むが、追加購入する数は現在まだ不確定である。一説によればさらに80機のF-35Aを追加購入し、別の説はさらに40機追加購入するというものである。

日本が将来何機のF-35BおよびF-35Aを購入しようと、軍事的野心はすでに一目瞭然となっている。

だが、第5世代戦闘機を有した後、まだある1つの問題は日本にとって比較的悩ましいもので、それは第5世代機を操縦する飛行員の養成訓練である。

アメリカ当局者が明らかにするところによれば、最初の5名の日本本土で養成訓練されるF-35飛行員はすでに卒業し、これを基礎に、日本は初の臨時のF-35戦闘機飛行隊を建設し、これは日本初の実戦能力を具備する第5世代戦闘機部隊となる。

しかも、日本の航空自衛隊は一段と力を入れてより多くの飛行員、エンジニア、その他の支援人員を訓練し、もってF-35A戦闘機の操作と維持保護に便としつつある。2019年3月、第2陣の5名の飛行員が訓練を完成させ、しかもアメリカがより多くのF-35戦闘機を引き渡した後、この臨時の部隊の編成はもう取り消されることになる。

12月20日

 続きです。

https://military.china.com/important/11132797/20181130/34552590_all.html#page_2


その人員と装備は日本の航空自衛隊の302飛行隊(戦闘機中隊に相当)に正式に合併編入され、そこで現役のF-4EJ改良型戦闘機と交換される。同時にこの飛行隊は東京付近の百里基地から、青森県の三沢基地に移動することにもなる。

また、日本では先に一定数の飛行員と地上勤務人員がアメリカのルーク基地で訓練を受けていたが、彼らは4機の日本の航空自衛隊に属するF-35機を使用して訓練を行った。こうした飛行機はルーク基地で18ヶ月の訓練を行った後、今年のやや早い時期に日本に戻り、三沢基地に進駐している。

2

空母

日本はかつて空母大国で、太平洋戦争中、日本軍事帝国は自らの空母艦隊に頼って、一度はこの第二次世界大戦の主戦場の中で、もう1つの海軍大国アメリカの息の根をもうちょっとで止めるところだった。

日本海軍の6隻の空母を主力とする真珠湾奇襲から始まり、太平洋はすぐに米日の大規模艦船が集結し、追撃し、交戦する戦場となった。ここで、空母の戦闘力の強弱は海戦の勝敗の重要なカギとなった。今に至り、心の底から、当時太平洋の海戦の中でアメリカ人に負けたことに不服な少なからぬ日本人が依然いる。

このことは日本の「空母コンプレックス」を第二次世界大戦からずっと継続させても来たのである。

第二次世界大戦の戦敗後、国際社会の反対および平和憲法の拘束ゆえに、日本は空母というこの強大な攻撃能力を代表する武器の開発を許されなかった。だが、日本はそれにもかかわらずあきらめきれず、「ソーセージ」戦術(頑住吉注:細切れに徐々に進む)を採り、少しずつ事実の性質の突破(頑住吉注:熟した日本語にするなら既成事実化でしょうかね)をもたらしていった。

当初の「おおすみ」級万トン上陸輸送艦から、さらにいわゆる「ひゅうが」級ヘリ搭載駆逐艦(まさに事実上のへリ空母)に至り、さらに現在のさらに大きな「いずも」級まで、日本は今アメリカ人の「片目を開け方目を閉じる」の暗黙の許しの下、すでに自らの「空母に関する雄大な志」をもはや隠さなくなった。

今回日本政府は「防衛大綱」の中に「空母化」の方針を書き入れる計画だが、これはまさに公然と自らが空母を開発するための「名分」を確立するものである。「化」の文字が1つ余計ではあるが。

日本の防衛大臣岩屋毅は27日の記者会見で「いずも」号の空母化につき、「これは非常に難しい装備で、できる限り多用途の使用を実現することがより理想的である」とした。これは日本の積極的に突破を探求する姿勢を暗示している。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「岩屋毅」)

「空母化」の防衛大綱書き入れに関し、岩屋毅は「与党と専門家の会議の意見を参考にすることを基礎に適切に決定する」とした。今後、主旨が大綱の修正にある与党作業チームは、用途および名称につき最終段階の協議を展開することになる。

事実として「いずも」号の空母化をめぐり、日本の自民党は今年5月に取りまとめた提案の中でもう「多用途運用の母艦」の導入を要求していた。「専守防衛」逸脱の懸念があるため、かつて一度は「12月に改定される新たな大綱への明記を極力勝ち取る」のを放棄するつもりだったが、今回日本方面はまた公然と大綱への書き入れ傾向を提出し、見て取れるのは「賊心は死なず」である。

日本政府の今の口実は、基地のない太平洋で防空と西南諸島の防衛力を強化しようとするには「空母化」は必要不可欠」というものである。だが、目明らかな人は皆見て取れるが、これは防空や島嶼の防衛力とは全く関係がない。空母のないこの70年あまり、やはりどの国が日本に脅威を与えるのも見なかったではないか!

このため、日本がもし「空母化」を「防衛大綱」に書き入れれば、必然的に周辺国の反対の声をさらに一歩ヒートアップさせるだろう。

12月21日

 続きです。

https://military.china.com/important/11132797/20181130/34552590_all.html#page_2


3

役割

日本は何故今「空母化」を推進しようとするのか。1つの主要な口実は主に尖閣諸島(中国は釣魚島と称する)を含む南西諸島の防衛に用いたいというものである。

また、日本が「空母化」を「防衛大綱」に書き入れようとしているかもしれないとの情報が漏れる前、11月25日新華社ミニブログ公衆号は文章を掲載して我が国の「新型空母」の進展を明らかにした。この文章は、「遼寧艦は6年前成功裏に艦載機を降着させ、国産空母は航行試験を行いつつあり、新型空母もすでに船台の上で秩序立てられて建造されている。」とした。

日本メディアは、「空母に関し、現在すでに海洋活動の強化が知られている中国はすでに第2隻目の国産空母の建造に着手しており、将来は少なくとも4隻の空母を持つ可能性があると考えられており、日本政府がこの時に「空母化」を討論するのも中国サイドのこの動向を警戒することから出た一面である、とする。

これは実は日本の現在の焦慮の心的態度をも反映している。

中国が日本を超越して世界第2の経済体になった後、日本はずっと「対抗」「ゼロサム」(頑住吉注:一方が得をすればもう一方は損をする、ウィンウィンの反対でしょうか)の心的態度で中国に対応し、再度世界第2の経済体を奪回することを希望していたが、隔たりがどんどん大きくなるとは誰が知っていただろうか。

軍事力量の上で、1980年代、日本の海上自衛隊は疑いなくアジア最強の海上艦隊だった。その時の中国海軍は、艦艇のハードウェアの指標、先進さの程度、性能の全面性の上で、間違いなく日本とは比べられなかった。

だが、2016年前後、中国の新型水上戦闘艦が不断に湧くように現れ、戦闘艦の進水速度がさらに一歩加速するのと共に、日本は自らのアジア最強艦隊のオーラが保てなくなろうとしていることを意識し始めるに至った。

ここ2年の中国国産空母の進水、万トン級大型駆逐艦の建造加速と共に、日本はさらに一歩焦慮している。

だがアメリカ人が適時に「パンドラの箱」を開き、日本の野心を解き放った。何故ならアメリカ人は、自分たちはアジア太平洋地域に中国を抑止する助手がいることを必要とすると考えており、これこそ日本なのである。

我々が見たのは、アメリカ人が門戸を開き、日本に最も先進的な第5世代機であるF-35AおよびF-35Bを購入することを許し、日本の空中そして海上の作戦能力方面を大幅向上させることである。

「いずも」号は空母化改造を経た後、戦闘力は決して必ずしも中国空母に敵し得ないが、アメリカ人は自らのために雑役をする助手を必要としている。例えば、初期の対峙、監視、および作戦中の対潜、および水上目標に対する打撃である。

F-35Bの配備後、日本空母の戦闘力は確かに過小評価を許さない。

また、アメリカは日本を「財布」とも見なしている。トランプは再三日本がより多くのアメリカ商品を購入し、もって両国間の貿易不均衡を減少させることを懇切に促しており、高額の国防購入は貿易問題を素早く解決できる。

例えば、今回もし日本が100機のF-35戦闘機を追加購入すれば、1兆円を費やすことになり、これは88億アメリカドルに相当する。これは少額ではない。

このため、西太平洋上のこの「空母競争」に対し、我々は心的準備を整える必要がある。何故ならアメリカ人の助力があり、日本は「いずも」号に対し空母改造を行うのにとどまらず、さらに第2隻目、第3隻目があるかもしれないのである‥‥我々はやはり落ち着いてかかることを必要とする。


 中国の経済規模が日本を超えたといっても人口が10倍あっての話ですから1人あたりではまだ10倍近い差があるわけですけど、確かに全体規模では今後差が開く一方だろうと予想され、空母に関する真っ向勝負を挑むのは得策ではないと思われますね。

12月22日

 ロシア空母関連です。

https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2018-12-18/doc-ihmutuee0269859.shtml


ロシア軍唯一の空母が何と盗難に遭う 大量の貴金属が盗まれて失われその価値は140万

12月18日、ロシアからロシア海軍を非常に耐え難くさせるニュース報道が伝わってきた

2名の軍人が何と「クズネツォフ」号空母の上から、大量の貴金属を窃盗したのである!

2名の軍人は「海軍上将クズネツォフ」空母の上から、長期にわたり職権を乱用して無線電子部品を窃盗していた。彼らは全部で393個の電子部品を盗み去り、総額は140万ルーブルを超える。

去年の春、工員のリーダーのアケマイソフと水兵のフェイリンはこの空母の上の食品室内で、無線電子部品を窃盗する活動を行い、かつそれらを空母内の別の部屋の中に隠した。

より人を驚き不思議がらせるのは、この2名の軍人が「クズネツォフ」号空母のある部屋の中に、「地下作業場」を作り上げ、そこで彼らがピンセットなどの各種工具を用いて窃盗した無線電子部品の中から貴金属の構成要素を取り出し、しかる後にムルマンスクのブラックマーケットで120万ルーブルの合計価格をもって売りに出していたことである。

「クズネツォフ」号空母はロシア唯一の空母で、現在大修理を行いつつある。少し前この空母のためにサービスする浮きドックが操作ミスで沈没をもたらす深刻な事故が発生し、人員の死亡という惨劇の発生の他、さらに1台のクレーンが空母の艦体上にぶつかり、何十カ所が損傷を受ける結果をもたらした。今回の窃盗事件は、一部の人にロシア軍の関係人員の士気と精神状態の情況を疑わせる。

先日、ロシア軍事法廷はアケマイソフとフェイリンに懲罰教育労働改造営の中への監禁3年6ヶ月の判決を下した。この2名の犯罪責任者はロシア国防省に向け63万ルーブルを支払い、もって関連の財産の損失を賠償するよう命じられた。

「クズネツォフ」号空母はソ連解体前の最も先進的な電磁技術を盛り込み、大量の電子設備を配備し、その中の多くの部品は貴重な金属を含有している。これにはプラチナを含む各種部品が含まれる。電子部品の中に出現するだけでなく、さらにいくつかの触媒材料の中にも出現する。パラジウムを含む部品は触媒設備によく見られる。黄金は大量の電気ケーブルあるいは電子部品の接点の材料である。銀はフィルム、電池、電極、コンデンサなどよく見られる部品の中に出現する。それぞれの部品の含有する貴重な金属は非常に少ないが、この2名の犯罪者が大量の空母由来の部品を累積した後、獲得した貴金属の総額は人を驚かせた。

この事件はロシア海軍に管理と操作過程の上の深刻な問題が存在することをも側面から反映している。関連の部品は必然的に正規の回収ルートを経る必要があり、政府が所有する業者あるいは外注企業によって貴金属の回収、およびその後の環境保護処理が行われる。しかし、空母上の大量の電子部品が盗まれ、犯罪人員が甚だしきに至っては貴金属を分離、窃盗する専門の小さな作業場を設立しており、それにもかかわらず早期に発見されなかったことは、ロシア軍がこの空母上の日常の運転を有効にコントロールできていないことを説明し、人にその管理業務の有効性を疑わせる。(作者の署名:空軍世界)


 全体的に士気や規律の水準が高かったと思われる旧日本海軍でも軍艦の沈没をもたらすような重大な不祥事が複数起きてますけど、まあこういうニュースはそう受け取られても仕方ないでしょうね。




















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