コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその31

3月1日

 日本の週刊誌の記事に反論しています。

http://news.china.com/dydzd/gdxw/11127676/20130227/17702056.html


中国サイド、日本メディアの言う海監船が機関銃を用いて日本漁船を照準したとの説に反駁

中新ネット2月27日電 国家海洋局ウェブサイトの情報によれば、日本の週刊「POST」誌(頑住吉注:「週刊ポスト」ですね)は2月27日、中国海監66船が2月18日に釣魚島海域において機関銃を用いて日本漁船を照準した、とし、かつひとたび発砲すれば漁船および所属船員は皆魚の餌として葬り去られるところだった、とした。これに関し「中国海洋報」記者は国家海洋局のニューススポークスマンにインタビューした。このスポークスマンは、これは純粋に根も葉もない話に属し、悪意をもった宣伝であり、事実とは重大な相違がある、とした。

中国海監は国家海洋局所属の行政法執行隊伍であり、一貫して厳格に国際法および国内の関連法律、法規に依拠し、行政的手段を採用して権利維持法執行を行っている。当日釣魚島の領海を巡航していた中国海監船の船隊は日本の漁船が我が釣魚島の領海に侵入したのを発見した後、正常な権利維持巡航法執行を行った。この船隊には決して機関銃などの大型武器は配備されておらず、日本の漁船に対し採った法執行行動は完全に合理的、合法的なものである。日本サイドの一部の別な下心ある政治家やメディアは中国の海監船の正常な法執行活動に対し悪意の宣伝を行い、人の耳目を混乱させ、中日関係の大局に対する損害を構成しており、両国の平和な発展に不利であり、問題解決の助けにならない。


 日本が実効支配している尖閣に対し根拠なく主権を主張し、現状に問題があるというなら国際司法裁判所に提訴して合法的に問題解決を図るというわけでもなく暴力で奪い取ろうとしている中国のやり方は余りに理不尽ですが、例えば「中国、36隻の海洋法執行船を新たに建造へ 11隻の退役艦艇を改装」という記事には「現在、中国海監船は武装力量に属さず、海上法執行力量に過ぎない。一般の状況下では武器を配備しないが、そのうちの一部の船には少数の小火器、例えばサブマシンガン、拳銃が配備されている可能性がある。」との記述があり、その他さまざまな海監船の記事を紹介してきましたが機関銃が装備されているという記述はなかったと思います(ここで言う機関銃はサブマシンガンではないでしょう)。新たに装備されたのか、放水砲その他を誤認したのか、ちょっとよく分かりません。しかしいずれにせよ問題の本質はそこではなく、中国海監船が日本の領海で日本漁船の妨害をしているという(領海の認識を除けば中国も明確に認めている)事実であり、こういうことを許さない対策が必要でしょう。

 アメリカ、ロシア、中国の弾道ミサイルの話題です。

http://military.china.com/news/568/20130226/17698486.html


アメリカメディア:中国の巨浪-2ミサイルの信頼性は低い アメリカのトライデントとの隔たりは非常に大きい

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「潜水艦から発射される『トライデント』ミサイル(資料画像)」)

アメリカの軍事ウェブサイト「ストラテジー ページ」2月23日の報道は、持続的に完全無欠のパフォーマンスを示す精密武器は非常に稀だが、アメリカ海軍の潜水艦から発射する「トライデントII」弾道ミサイルは失敗したことが全くない、とした。これに比べ、中ロは潜水艦から発射される弾道ミサイルの研究開発で非常に大きな問題を抱えていると言うべきである。中国の潜水艦から発射される「巨浪-2」ミサイルは本来5年前に就役するはずだったが、その性能は今に至るも安定して信頼性が高い状態には到達できていない。

報道は、「トライデントII」は全部で143回試射を行ったことがあり、これにはさらに1回の原子力潜水艦からの発射を含む、とする。

研究開発段階にあった時の「トライデントII」の試射結果は驚異的だった。「トライデントI」の23回の研究開発時の試射の成功率は87%で、「トライデントII」の49回の試射の成功率は98%だった。「トライデントI」は1979年から2005年まで就役し、一方「トライデントII」は1990年から配備が開始された。

報道は、「トライデント」系列の成功は、ロシアおよび中国の潜水艦から発射する弾道ミサイルの研究開発状況と全く逆だとする。ロシアの潜水艦から発射する「ブラバ」ミサイル(Rー30 3M30、SS-NX-30とも呼ばれる)は度重なる試射失敗のためほとんどプロジェクトが取り消されるところだった。「ブラバ」は最終的に2011年12月23日に試射に成功したが、18回の試射中11回しか成功していない。最後の2発は5連発の実現に成功し(頑住吉注:5発の弾頭を搭載しての試射に成功、という意味ですかね)、最終的に「ブラバ」を就役させることができたが、その試射成功率は61%である。

中国の潜水艦から発射される「巨浪-2」ミサイルは元々「東風-31」の海上基地型で、本来これは5年前にはもう就役しているはずだったが、現在依然実現されていない。このミサイルには多くの問題が存在する。このミサイルの重量は42トン、射程は8,000kmで、中国にハワイあるいはアラスカ付近を遊弋する094級弾道ミサイル原子力潜水艦からミサイルを発射させ、アメリカ国内のあらゆる目標に命中させることを可能にする。

報道はさらに、それぞれの094級弾道ミサイル原子力潜水艦は12発のこのミサイルを搭載できる、とする。だが現在、中国はまだ弾道ミサイル原子力潜水艦に戦闘巡航を行わせ得ていない。何故ならこれらの潜水艦の性能および潜水艦から発射されるミサイルの性能にいずれも充分に信頼性がないからである。(記者 李亮)


 たとえ成功率が低くても1発着弾したら壊滅的被害を受けるわけですからとても安心はできません。ただしこうした基礎的科学力の差異は、その他のいろいろな分野にも関係するはずです。

 インドの小火器関連です。

http://military.china.com/news2/569/20130227/17701223.html


インド、80億アメリカドルの資金を費やし小火器購入を予定 技術移転を要求

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「インド軍は本国で研究開発したINSAS系列銃器ファミリーの性能にごく不満足である」)

イギリスの「ジェーン安全保障業務工業」2013年2月20日の報道によれば、インド陸軍は輸入および本国による製造によって359個歩兵大隊、100の反暴力組織および特殊部隊のために武器を装備し、それらにモジュール化、多元化された小火器を装備することになり、総額は約70〜80億アメリカドルである。この契約の中にはさらにメーカーがインド兵器工場委員会向けに技術移転を行うことも含まれることになる。インド兵器工場委員会は38万〜40万挺のカービン銃を生産し、もってインド陸軍およびインドの準軍事部隊と国家警察部隊の使用に供する。

インドはすでに44,618挺の5.56mm近距離作戦型カービン銃と3,360万発の弾薬を購入しており、最終的にはその現役の9mmカービン銃に取って代わり、費やされた費用はおよそ200億ルピー(3.63億アメリカドル)である。去年アメリカのコルト社、SIG USA社、イスラエルのIMI社、イタリアのベレッタ社が提供したカービン銃がそれぞれインド中部のMhowに位置する歩兵学校、ラジャスタン州の砂漠環境、カシミール地域でテストされた。

インド陸軍は3億アメリカドルを費やして66,000挺のライフルを輸入して、本国で生産された5.56mmx45ライフルに取って代わらせることになる。陸軍は218,320挺のライフルを必要とし、これらのライフルは技術移転によって兵器工場委員会がライセンス生産することができる。インド陸軍のカービン銃に対する要求には次のものが含まれる。重量が3.6kgを超えない。バレルとマガジンの交換後7.62mmx39ライフルに改装できる。それぞれの小銃はグレネードランチャーを装備でき、かつ本国で製造する弾薬を発射できる。(北方科学技術情報研究所 但従栄)


 予算削減の影響が出ているという話もありましたがどうなるんでしょうか。しかし比較的簡単なはずの小火器技術もおぼつかないというのは不安ですね。

3月2日

 もちろんぶっつけ本番でいきなり空母からの発着を試みるわけではなく、陸上の空母の模型で訓練を重ねた、という記述は以前からありましたが、これに関し詳しいことが分かってきたようです。

http://military.china.com/important/11132797/20130228/17702692.html


外国メディア、中国海軍の艦載機試験飛行センターを明るみに:遼寧省興城

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「公開された衛星写真は興城基地にサッカー場が作られていることをはっきり示している。」)

【グローバルネット総合報道】 2012年に殲ー15艦載機は成功裏に遼寧号空母の甲板上で発着し、このことは中国海軍の空母を運用する作戦能力がきわめて大きな向上を獲得したことを示している。殲ー15艦載機の艦上での発着の背後には艦載機試験飛行センターの非常に大きな作用がある。カナダの「漢和安全保障業務評論」は公開されている衛星写真から分析し、中国海軍の艦載機試験飛行センターは遼寧省の興城にあると考えている。

カナダの月刊「漢和安全保障業務評論」3月号(繰り上げ出版)の報道によれば(頑住吉注:いちいち「繰り上げ出版」って書いてますけど別に予定が特別に早められたわけではないと思います。日本の〜月号も〜月以前に発行されますけどそれと同じでしょう)、2012年9月の最新の衛星写真は初めて遼寧省興城に位置する中国海軍の空母艦載機模擬試験飛行センターを明るみに出した。これは中国版の「ニトカ」(ソ連海軍の艦載機飛行員試験飛行センター。ウクライナ国内に位置する)と称するに耐え、両者のスキージャンプ甲板の外形は完全に一致し、ただし興城基地の規模は「ニトカ」に比べより大きい。

文章は、画像はこの基地が2つの大きなスキージャンプ甲板を持つことをはっきり示し、一方ウクライナの「ニトカ」は1つしか持たず、このことは中国海軍が同時に2隻の空母(2個飛行連隊。48名)の艦載機飛行員を訓練できることを示す、とする。第1の滑走路の模擬甲板の外形は遼寧艦と完全に一致している。全長3,329mで(頑住吉注:ん? 桁の間違いにしてもまだ長いようですが‥‥)、発着訓練に用い、4本の制動ケーブルが装備され、これはアメリカ海軍の制動ケーブルのレイアウト方式と同じである。第2の滑走路の2つのスキージャンプ発着甲板の距離は670mで(頑住吉注:この記述意味不明です)、スキージャンプ甲板は海岸からの距離が375mで、このような建設の目的はできるだけ海上の気候、風速を模倣することである。

文章は試験飛行センターの建築の特徴を分析し、この基地には同時に2個連隊の海軍艦載機飛行員が進駐でき、この基地の規模からは中国海軍の、より多くの空母を持つことを希望する壮大な戦略的志を見て取ることができる、と考える。遼寧艦飛行員を訓練するのと同時に、初の国産空母の飛行員の訓練も平行して進めることができ、続けて第2、第3の国産空母の飛行員の平行しての訓練も行える。

(頑住吉注:以後のページは画像とキャプションだけです。2ページ目は「外国メディアが記事に添えた画像:興城艦載機試験飛行センターの模擬甲板。」、3ページ目は「外国メディアの報道によれば、中国の殲ー15艦載戦闘機は現在全部で8機生産され、このうち単座型殲ー15は全部で7機で、この他初飛行任務を終えたばかりの殲ー15S複座戦闘機は現在1機が試験飛行中である。」、4ページ目は「研究開発期間節約のため、殲ー15の空力レイアウトはスホーイー33のそれをそのまま流用している。その機体構造と材料はスホーイー33の原型機であるT-10K-3を参照することを基礎に(防腐蝕、抗衝撃構造、折りたたみ翼、降着装置等々)、一部殲ー11B/BSの研究開発成果が応用されている。」、5ページ目は「できる限り早く戦闘力を形成するため、殲ー15が現在使用する航空電子設備は殲ー11B/BSと同一水準で、基本的に現段階および今後何年かの我が国空母艦載機の海上の制空権奪取をメインとする任務の必要を満足させられ、強大な対艦打撃能力も完全に具備している。」、6ページ目は「殲ー15は中国海軍艦隊航空隊の中で、それ自体に非常に強烈な過渡的性質を帯びている。このためそれに対する改良は基本的にやはり現有のプラットフォームに基づき、換骨奪胎の新規設計、改造は行われず、これも研究開発の進度を速めるためである。」、7ページ目は「中国初の艦載戦闘機として、発進でき、降着でき、迅速に戦闘力を形成できることこそが最大の勝利である。」、8ページ目は「国内で長年累積された先進的航空電子設備およびエンジンに換装することにより、殲ー15はすでに世界各国の現役艦載戦闘機に対抗する能力を持っている。」です。)


 訓練施設の規模の大きさは、今後の国産空母の規模や数を推測する手掛かりになると思われますが、同様の施設が他の場所にもあるという説もあります。

 ロシアの戦車関連です。

http://military.china.com/news2/569/20130228/17703107.html


ロシアの下級将校、改良型T-72戦車に不満 T-90Aへの換装を希望

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ロシアの改良型T-72B-3メインバトルタンク」)

ロシアの「情報報」2月21日の報道によれば、改良型T-72B-3メインバトルタンクの性能は先日ロシア軍の強烈な非難に遭った。ロシア西部軍区司令部はそのロシア国防大臣ショイグと国防省自動車装甲戦車管理総局に提出した報告の中で、この種の改良を経た戦車の調達を放棄するよう請求した。ロシア西部軍区の消息筋の人物は「情報報」に、T-72B-3戦車は演習と日常訓練の中で一連の問題を暴露している、と漏らす。

この消息筋の人物は次のように指摘する。ロシア西部軍区のT-72B-3戦車使用に関する状況はこの前すでにロシア自動車装甲戦車管理総局の局長アレキサンダー シェフチェンコに報告されており、今回提出された報告の中ではこの戦車を放棄する理由が詳細に陳述されている。彼は、国防省は新型のT-90A型メインバトルタンクを選択、購入すべきであると考えている。

ロシア軍は元々改良型のT-72B-3を用いて現役のT-80に取って代わらせる計画だった。だが、第1ロットのT-72B-3が138独立機械化歩兵旅団(駐屯地はレニングラード州カメンカ)に装備されてほどなく、この部隊はこの戦車の一連の欠陥に気付いた。‥‥射撃過程で表れたものが特にはっきりしていた。

消息筋の人物の説明によれば、T-72B-3の性能はと言えば、5,200万ルーブルの改装費用には全く釣り合わず、軍はより強力で完備された戦車を必要としている。彼は指摘する。T-72B-3は1990年代初期の戦車に対応できるだけで、現代の戦車には全く対抗できない。グルジアがイスラエル技術の助けを借りて開発した改良型T-72すらこれを木っ端微塵にできる。

T-72B-3においてロシア軍に肯定されているのはベラルーシが生産した「松樹-U」照準装置と近代化されたデジタル通信システムだけで、その他の装備は初期の基本型の配置と異なるところはない、とされる。‥‥いずれも30年前の製品ということである。

「全く新しい」と称されるTー72Bー3戦車には操縦手が視認性の低い状態で方位を確定するのを助けることができる「グロナス」/GPS信号受信機も装備されていなければ、目標に対する自動追跡が実施できるシステムもない。防御システム方面では、この戦車に追加装備されているのは依然タンデム式対戦車弾薬を防御できない旧式な「コンタクト-5」反応式装甲で、新型の「残留物」ではない。この他、この戦車の気象センサー、砲身損耗センサーやその他の一連の重要設備はいずれも旧式製品である。

T-72B-3の動力システムもロシア西部軍区の批判に遭っている。この戦車が装備するのは依然840馬力のV-84エンジンで、1,000馬力のV-92S2ではない。

ロシア軍の批判に対し、T-72B-3のメーカーであるウラル車両製造工場は、この戦車にセットされる各種の装備は全て軍が自ら選定したものだ、と説明する。この工場のスポークスマンは、自分たちには15を超える改良方案があり、動力ユニット、武器、防御システムを含むあらゆる装備を交換することができたのだが、ロシア軍サイドは限られた新装備のみを選択したのだ、とする。

彼は指摘する。ロシア国防省の前任の指導層はコストパフォーマンスという角度から装備を選択した。明らかに、下級将校たちはこの決定に対し決して満足していない。説明によれば、T-72B-3の1両あたり5,200万ルーブルにも達する改装費用の中の、約3,000万ルーブルは戦車の大規模修理に用いられ、残りの資金が改良作業に用いられ、これにはロシア軍が選択した新型設備の調達と装備が含まれる。

ウラル車両製造工場のスポークスマンは指摘する。もしロシア軍がTー72に対し全面改良を行う方案を選択していたら、新戦車の性能はT-90に近いものになり、一部の指標はさらに出色なものにさえなった。だがこの方案のコストは1両の全く新しいTー90を生産するのに足りるものになる。彼は説明する。「我々は2年前、軍を説き伏せることを企図した。もし彼らが性能が全面的に向上した新戦車が欲しいなら、最も良いのはTー90を購入することであって、すでに就役して20〜30年のT-72に対し近代化改装を行うことではない、と。だが当時我々の提案を聞く者はいなかった。軍は我々が新たな価格をもって旧式戦車を売りこみたがっていると考えたのだ。」

ある報道は、ロシア軍にT-72B-3に対する不満を感じさせているもう1つの原因は次のようなものである、とする。すなわちアルジェリアに販売されるT-72M1の単価は5,000万ルーブルでしかないが、この戦車には自動化された目標追跡システム、各種デジタル化センサー、遠隔防空システム、空調が装備されている。一方ロシア軍が自ら装備するTー72Bー3には依然「前世紀レベル」の電子設備が使用されているのである。


 予算がないから旧式戦車を改良するのであって最新型に劣るのは仕方ないよな、と思って読み進めましたが、確かに最後の記述を読むと疑問を感じますね。

3月3日

 すでにお知らせした内容との重複も多いですが、よく登場する中国国防部スポークスマン耿雁生のいろいろな問題に関する発言です。

http://military.china.com/news/568/20130301/17704380.html


国防部スポークスマン:中国軍には現在ネットワーク戦部隊はない

中国軍ネット、解放軍報北京2月28日電による ○清傑(頑住吉注:日本語にない漢字) 記者呂徳勝による報道:国防部ニュース事務局局長で国防部スポークスマンの耿雁生は今日北京で行われた国防部定例記者会見において、ネットワークセキュリティ、中日の海上の安全、軍用車両の管理などの問題について記者の質問に答えた。

中国がネットワーク戦を利用して開戦しているのか否か、中国はネットワーク軍を拡張建設するのか否かに関する記者の質問に回答する時、耿雁生は次のように明らかにした。ここ何年か以来、世界の新たな軍事革命は加速して発展し、多くの国が軍事のモデルチェンジを推進している。中国軍は機械化および情報化建設というダブルの歴史的任務を担っており、大いに力を入れて情報化建設を推進しているところで、これにはネットワークおよび情報システム基礎施設の建設、ネットワークの安全防護能力の向上などが含まれる。世界の先進軍事レベルと比較すると、中国軍の情報化建設にはまだ一定の隔たりがある。現在、中国軍にはネットワーク戦部隊はない。

耿雁生はさらに、解放軍の行ういくつかの演習訓練活動の中で、一部の部隊はいわゆる「ネットワーク青軍」を演じ、彼らの主要な任務はネットワークシステムの安全防護能力の向上であり、これは攻撃性を持つネットワーク戦部隊とは全く異なる、とした。

耿雁生はIPアドレスは、2012年に中国国防部と中国軍のネットワークが国外からの攻撃に遭うこと毎月平均14.4万回余りに達したことをはっきり示している、とする。このうちアメリカからの攻撃は62.9%を占める。

ある記者は次のように質問した。アメリカのMandiant社のレポートは、我が上海の61398部隊が一連のネットワーク攻撃事件に参与したとし、アメリカ政府の一部の当局者はこれに対しいくつかのネガティブな言論を発表した。中国軍はネットワークハッカー攻撃を組織的に行っているのか否か?

耿雁生は次のように明らかにした。この問題に関し、中国サイドはすでに回答している。アメリカのこの会社のレポートは専門的でもなければ事実にも符合していない。我々は最近アメリカの一部のネットワークセキュリティ専門家もこの会社のレポートが穴だらけであると考えていることに注目している。中国の法律はハッカー攻撃などインターネットセキュリティを破壊するいかなる行為も禁止しており、中国政府は終始断固として関連の犯罪活動を打撃している。中国軍はいかなるハッカー活動も支持したことは全くない。

他国同様、中国もネットワーク攻撃の深刻な脅威に直面しており、世界で最も主要なハッカー攻撃の被害国の1つである。中国国防部と中国軍のネットワークは創設以来ずっとネットワーク攻撃の深刻な脅威に直面してきたし、ここ何年か受けるネットワーク攻撃の回数は増加の趨勢を呈している。我々はアメリカメディアが最近、アメリカサイドが「先んずれば人を制す」のネットワーク攻撃政策を採り、大規模にネットワーク戦部隊を拡大編成し、かつネットワーク交戦規則を制定すると報道したことに注目している。このようなやり方は国際社会のネットワークセキュリティを強化する共同の努力の助けにならない。アメリカがこれに関し説明しはっきりさせることを希望する。

日本が「中国の軍艦が火力コントロールレーダーで日本の軍艦と飛行機を照準した」ことを騒ぎ立てている問題に関し回答する時、耿雁生は次のように明らかにした。真相は非常にはっきりしている。日本サイドの言い方は事実と全く符合していない。日本サイドは今回いわゆる「火力コントロールレーダー照射」問題を騒ぎ立てることに頼って、中国軍をイメージダウンさせ、故意に地域の緊張したムードを作り出し、国際世論をミスリードすることを企図しており、別の下心がある。日本サイドのこの動向は国際社会が高度に警戒するに値する。

中国海軍艦艇の西太平洋に赴いての訓練巡航が日本機の近距離からの追跡監視に遭った件で記者の質問に回答する時、耿雁生は次のように明らかにした。日本サイドの中国サイドの艦、機に対する近距離からの追跡監視と妨害は、中国サイドの艦、機の安全を脅かし、中日の海上の安全問題を作り出す根源である。これに対し、中国サイドは充分な証拠を掌握しており、相応の措置を取る権利を留保する。日本サイドの我が艦、機に対する追跡監視の状況は、全て我々が掌握している。

耿雁生は、「遼寧」艦の基地として青島を選択したことと、現在の釣魚島情勢との関係を否認した。

耿雁生は、「遼寧」艦の停泊する基地に関し、ある人は「空母の家」と形容しており、その家がどこにあるかは、海軍建設、空母発展計画および関連の条件を根拠に確定されるものである、とした。現在まで、「遼寧」艦の関連の試験と訓練は全て計画通りに進行しており、地域の情勢とは無関係である。

耿雁生は次のように明らかにした。全軍は今年5月1日に新式軍用車両ナンバープレートに交換する。完備された法規・制度、情報技術の運用、管理コントロールの厳格な審査などの措置によりさらに一歩、非軍用車両、豪華車両への軍用車ナンバープレートの使用を防止し、軍用車両ナンバープレートの偽造、濫用、盗用、紛失などの状況発生を防止する。

記者の関連の質問に回答する時、耿雁生はさらに次のように明らかにした。去年末、解放軍総参謀部は「厳格に軍用車両を管理し、軍の良好なイメージを維持保護することに関する通知」を発し、全軍で軍用車両管理特別整理を展開した。最近ネット上にいくつかの豪華軍用車両が明るみに出、これらの状況は調査検証を必要とする。軍用車両使用中に出現した規則違反問題に対し、関連部門は厳格に軍隊の関連法規、制度に照らして処理を行うことになる。偽造軍用車両に対しては、国の法律に依拠して厳重な打撃を行う。

ある記者は、中国がグワダル湾を引き継いだ後、純粋な商業湾口を海軍基地に改造し、これによりインドに対する「真珠の鎖」包囲網を構築する、とする評論があるが、中国サイドはこれに対しどのようにコメントするか、と質問した。

耿雁生は、中国企業がグワダル湾の経営権を引き継いだのは中国・パキスタン経済貿易協力下での商業プロジェクトであり、両国人民の利益に符合するだけでなく、同時にこの地域の繁栄と発展にも有利である、とした。いわゆる「真珠の鎖」包囲網は純粋に根も葉もないことに属する。


 解放軍のハッカー攻撃関与に関しては半分以上重複でしたね。付け加えると、「ロシアの専門家、解放軍総参謀部四部がネットワーク行動を担当しF-35情報を獲得した、とする」には、「中国人民解放軍スポークスマン耿雁生は、〜別の下心ある人が中国のIPアドレスを利用してハッカー攻撃を行うことは、彼ら自身が中国にいることを決して証明できない。」としたとの記述がありましたが、それなら「IPアドレスは、2012年に中国国防部と中国軍のネットワークが国外からの攻撃に遭うこと毎月平均14.4万回余りに達したことをはっきり示している、とする。このうちアメリカからの攻撃は62.9%を占める。」とも言えないはずですよね。

 日本の自衛隊機が中国艦隊を挑発、妨害しているという中国の主張は何度か紹介しましたが、証拠があるなら遠慮せず出してほしいです。

 ナンバープレートに関しては日本のマスコミでも報道された、解放軍のナンバーを付けた高級車が娯楽施設などに駐車している画像が暴露された件関連です。事実は分かりませんが、どうもスポークスマンは軍紀の乱れだけでなく偽造された車、ナンバープレートがあることを指摘して問題の深刻度を薄めようとしているような感じがします。

「真珠の鎖」に関してはコラムで紹介した去年7月29日の「中国とインド、空母軍備競争? 政治上の覇権争いが軍事的対抗より大きい」、12月18日の「スリランカ、中国がインド洋に軍を進めることはインドの脅威となるとの説に反駁」に関連の内容がありました。

3月4日

 中国の潜水艦の話題です。

http://military.china.com/news/568/20130301/17706171.html


ロシア:中国、海外の展示に参加し「元」級潜水艦の輸出型のパラメータを公開

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ネット上に流れ伝わる、中国の『元』級潜水艦のものとされる画像」)

ロシア軍事工業総合体ニュースネット2月28日の報道によれば、最近アラブ首長国連邦のアブダビのIDEX-2013国際安全保障業務展で中国船舶重工国際貿易有限会社は、国産の「元」級ディーゼル・電池潜水艦を基礎にしたS20輸出型潜水艦の模型を展示し、同時にこの新型潜水艦のいくつかの技術性能を披露した。

ロシアメディアは、イギリスの「週刊ジェーン安全保障業務」は中国企業が新型の輸出用潜水艦の技術性能の細目を披露したのは、主に国際潜水艦市場の競争が比較的激烈で、特にロシアとドイツの造船企業から来る競争圧力が比較的大きいからだと推断している、とする。中国企業の公開したデータによれば、S20新型ディーゼル・電池潜水艦の全長は66m、全幅8m、全高8.2m、水面排水量1,850トン、水中排水量2,300トン、最大航行速度は18ノットに達し、16ノットの航行速度での最大航続距離は8,000海里に達し得る。この艦はダブル艦体構造を採用し、最大潜水深度は300mである。中国海軍が装備する041型潜水艦とは異なり、S20輸出潜水艦は非空気依存推進のAIP動力装置を配備していない。ユーザーがこの動力装置を単独で購入することはできるが。

ロシアメディアは、中国のS20新型輸出潜水艦の性能は先進的で、探知計測周波数が頻繁に変化するソナーシステムを配備し、ソナーと自身の騒音測量システムを遮り(頑住吉注:この部分意味不明です)、さらに曳航式ソナーを放出することもできる、とする。この潜水艦は武器装備方面では主に魚雷、機雷敷設システム、対艦ミサイルなどを配備する。中船重工貿易社はS20の具体的な武器装備の類型を明らかにしておらず、ユーザーの需要を根拠に枠外で魚雷、ロケット補助推進魚雷、対魚雷魚雷を供給できるとしているだけである。

041型「元」級潜水艦は中国によって21世紀初めに自主的に研究開発したものであるとされる。異なるルートから来る情報によれば、現在中国はすでに解放軍海軍のために7〜8隻のこの潜水艦を建造し進水させている。中国海軍は全部で少なくとも15隻の041型潜水艦を装備しようとしている。輸出型に比べると、中国海軍が自ら使用する041型潜水艦の性能はより先進的で、排水量4,000トン、全長75m、最大速度は20ノットに到達可能で、2基の3本バレル533mm魚雷発射管と、「鷹撃-8X」対艦ミサイルを配備する。(グローバルネット 林海)


 うーん、排水量が倍くらい違うんでは「元」級の輸出型とは言えないのでは。しかしこの潜水艦が広く販売されれば中国の潜水艦技術のレベルは何らかの形で漏れてくるでしょうね。

 インドとロシアの戦闘機関連です。

http://military.china.com/news2/569/20130228/17702314.html


インドのスホーイー30、事故頻出 かつてロシアサイドにAL-31エンジンの改良を要求

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「インド空軍が装備するスホーイー30MKI戦闘機」)

原題:アメリカメディア、インドの半分のミグー21が墜落損壊、とする ロシア戦闘機の信頼性に疑問

2013年2月26日、アメリカの「ストラテジー ページ」ウェブサイトは「ロシア戦闘機の信頼性を見抜く(Rumble Over Russian Aircraft Reliability)」との文章を掲載した。この文章はインド空軍のロシア製戦闘機の何度かの事故を列挙し、ロシア製の先進的戦闘機には飛行コントロール、信頼性、飛行の難度などの方面の欠陥が存在し、インドはロシア製戦闘機の事故が最も多いアジアの国であると考えている。ここで文章の主要な内容を以下のように編集翻訳する。

2月20日、インド空軍はまた1機のロシア製スホーイー30MKI戦闘機を損失した。これはすでに2009年から第4機目の墜落損壊である。2年前、インド空軍司令はインド飛行員にスホーイー30の安全性に関し安心させるため、1機のスホーイー30MKI戦闘機を操縦して1時間飛行した。2009年に墜落損壊した2機は機械故障のためで、エンジンと多くのロシア製部品にも公認の信頼性問題が存在する。

インドの飛行員にロシア製戦闘機の安全性に対する懸念が存在するのも理の当然で、ミグ系列戦闘機はより危険だが、最新のスホーイー30は安全で信頼性が高いと考えられていた。だが最近暴露された問題は、事実は決してこうではないことを示しており、このためインド空軍指導者のデモ飛行が発生したわけである。

ミグ系列戦闘機は現在依然墜落損壊中である。2月12日、1機のミグー27が墜落損壊した。すでに多数のミグー21を損失しているため、インド空軍はできるだけ早くこの機種の戦闘機を退役させているところである。過去50年間で、インドは976機のミグー21戦闘機を購入したが、半分が事故で失われた。これはアジアの国の中での特別な例であり、ミグ系列の名声を損なっている。1940年のミグー1の就役から朝鮮戦争時期のミグー15まで、さらには冷戦時期のミグー17/19/21/23/27/29まで、ミグ系列はずっと共産主義国家とインドの主要な戦闘機の機種だった。だが1991年の冷戦終結後、ミグ系列は飛行コントロール、信頼性、飛行の難度方面の欠陥が余すところなく暴露され始め、事故や墜落損壊の報道を聞くことは絶えることがなかった。インドの一部のミグー27も飛行停止状態にあり、現在に至りすでに全て時代遅れである。

去年、インドはスホーイー30戦闘機に不平を言い始め、この戦闘機の飛行電子コントロールシステムには某種の設計上の欠陥があると指摘し、ロシアサイドがこれに対し反応しなかったため、インドはこれを広く公にすることを選択した。インドはかつてロシアにロシアが設計したスホーイー30戦闘機のALー31エンジンを改良するよう要求した。このエンジンはインドとロシアのスホーイー30戦闘機上でいずれも多数回の事故を発生させ、最近の事故はこうした問題が相変わらずであることを示している。


 中国その他のロシア製戦闘機使用国では特別に事故が多いわけではないようなんですが。

3月5日

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-03-04/213639_2319094.htm

 「遼寧艦」の大連出港や青島到着などの画像です。非常に警備が厳重なのも分かります。ただやはり基地警備は第一線部隊の任務ではないので銃は比較的旧式な81式のようですね。

 日本では「コルベット」などと呼ばれている056軽護衛艦の話題です。

http://military.china.com/important/11132797/20130303/17707223.html


ロシアメディア、中国の056艦の建造速度は相当に速く、平均毎月1隻である、とする

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「最近正式に中国海軍に装備された056型軽護衛艦の第1号艦である582艦『蚌埠』号。当局は、中国海軍はこの新型戦闘艦を大量装備し、中国海軍の近海防御作戦体系を徹底的に改変することになる、としている。」)

【グローバルネット総合報道】 ロシアの戦略・技術分析センターウェブサイト2月27日の報道によれば、2013年2月25日、中国人民解放軍海軍の国産056新型軽護衛艦の第1号艦の就役、引き渡し式が上海で挙行され、中央軍事委員、海軍司令の呉勝利が式に出席した。

中国の056型軽護衛艦の第1号艦は上海滬東中華造船集団滬東造船工場によって建造され、2010年に建造が開始され、2012年5月22日に進水し、2012年11月6日に海に出て航海試験を行った。

ロシアメディアは、現在中国の4つの造船工場が同時に056型軽護衛艦を大量建造している、とする。2月25日に第1隻目の056護衛艦が正式に就役した当日、中国海軍の第10隻目の056型軽護衛艦が上海の滬東造船工場で進水し、滬東造船工場が建造した第3隻目の056艦となった。中国の第2隻目の056型軽護衛艦「恵州」号(艦ナンバー596)は広州黄埔造船工場によって建造され、2012年6月3日に進水し、現在受領試験が行われている。このように計算すると、中国海軍の056型軽護衛艦の建造速度は相当に速く、平均毎月1隻である。(編集翻訳 林海)

(頑住吉注:以後のページは画像とキャプションだけです。2ページ目は「非武装衝突の場合で、イージス艦を使用するのは浪費に過ぎるという状況では、056のような近海巡視艦を派遣してより良好な経済性と対費用効果を実現する。」、3ページ目は「056型護衛艦の寸法は、中国海軍で現役の053H2型護衛艦よりやや小さく、全長89m、全幅9m、標準排水量はおよそ1,000トン前後で、満載排水量は1,300トン近い。」、4ページ目は「056は航行速度が速い、建造コストが低い、航行適応能力が強いなどの特徴を持ち、その装備レベルも037に比べ根本的に向上しており、037系列を代替する良好な選択肢である。」、5ページ目は「056は将来022ステルスミサイル艇隊の旗艦として使用し、艦載ヘリを利用して022ステルスミサイル艇のために目標指示を提供することもできる。」、6ページ目は「056艦は同様に先進的対艦ミサイルシステムも装備しており、敵の過小評価を許さない全能の達人となる。」、7ページ目は「056艦が装備する先進的対空ミサイルシステム。ここからは中国海軍戦闘艦の防空能力にすでに質的飛躍があったことも見て取れる。」、8ページ目は「中国海軍の056型艦の先進的な主砲。視距離範囲内での威力はきわめて強い。」です。)


 太平洋戦争の時代、アメリカが低性能ながら低コストの護衛空母を毎週ペースで大量生産して日本を圧倒したことを想起させ、嫌な感じです。

 インドの武装ヘリ関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20130225/17697189.html


アメリカメディア:インドの武装ヘリ研究開発が緩慢なのはインドが中国のように技術を盗まないため

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「インド国産の『北極星』多用途ヘリ。性能は中国の同類機種にはるかに及ばない。国防科技工業、および国の基礎工業の全体的立ち後れこそが、インドの国産兵器のまずい状態をもたらしている真の原因である!」)

【グローバルネット報道 記者 李亮】 インド軍は最近「北極星(Dhruv)」小型高空ヘリを基礎にした国内初の武装ヘリ「Rudra」を受領した。インドによるこの武装ヘリおよびその他の近代的武器の進度の遅延に対し、アメリカメディアは「不平を鳴らし」ているようで、推測の上インド軍が中国のように「他国の技術や製造工程を盗む」ことがないからだとしている。

アメリカの軍事ウェブサイト「ストラテジー ページ」2月24日の報道は、「Rudra」は20mm機関砲1門を装備し、さらに8発の制御誘導対戦車ミサイルあるいは70mm口径の非誘導ロケット砲が搭載でき、その対潜(ASW)バージョンは深海ソナー装置と2発の魚雷を搭載できる、とする。また、「Rudra」はさらに電子戦システムを装備し、昼夜作動するビデオカメラ、熱センサー、レーザーポインターを装備している。

全体的に言って「Rudra」は「Dhruv」に枠外のセンサーと武器を吊り下げ搭載可能な短い主翼を加えたものである。もし武器を搭載しないと、「Rudra」は全天候の輸送あるいは救援任務を執行できる。

報道は分析し、「Dhruv」はインド本土で生産されているが、3年前になっても「Dhruv」の90%を超える部品は依然輸入に頼っていた、とする。そのメーカーはこのことをひた隠しに隠している。何故ならこれら「インド製」のマーキングがなされた武器は本来一部の部品が純粋にインドによって生産されるべきものだからである。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「インド海軍の『Rudra』武装ヘリ。この機はインドの『Dhruv』多用途ヘリを基礎に研究開発された。外国の技術と部品を大量に採用し、実際の作戦能力はあえて誉めるようなものではない。」です。)

その後、報道はさらに推測し、インドの本土における武器研究開発が中国の速度の迅速さに及ばない原因は、インドが中国のように「技術を盗む」ことができないからだ、とする。

「30年余り前から、インドは近代的武器の設計、製造能力向上に多くの心血を注いできた。中国の軍用品メーカーはこれが決して容易なことではないと証明できる。だが、中国と異なるのは、インドメーカーが許可を得ており、(他人のところから)技術と製造工程を盗んではいないことである。このことはインドがより多くの武器の部品を輸入する必要があることを意味し、もし彼らがひた隠しに隠し、公になっていなくてもである。」

報道は説明し、重量5.5トンの「Dhruv」は20年の研究開発過程を経て、2002年に第1号機が引き渡され、その後100機以上が引き渡され、大多数はインド軍に就役している、とする。現在、各顧客がすでに100機近くを発注しており、8つの外国顧客がすでに「Rudra」、および2機の「Dhruv」民間用バージョンを発注している。

だが、「Dhruv」の一連の墜落事故は、この機に設計上いくつかの基本的な欠陥があることをはっきり示している。だがインドメーカーは存在しないと言い張っている。このこともインド海軍と空軍の「Dhruv」受領時期を遅延させている。

「Dhruv」は14名の乗客あるいは4つの担架を搭載できる。その最大搭載荷は2.5トンで、2時間連続飛行できる。その飛行高度は6,000mに到達可能である。インド北部は山地が比較的多いため、海抜の高い地域の飛行はそのカギとなる重要な設計上の要求である。

(頑住吉注:以後のページは画像とキャプションだけです。3ページ目は「金持ちであるが故に鼻息が荒いインド軍は世界で最も先進的な武器装備を購入できる。このことは極めて大きな程度上その国防工業の自主研究開発能力を圧迫している。画像はまもなくインド陸軍航空隊が装備するアメリカの『アパッチ』武装ヘリ。」、4ページ目は「インドのLCH小型攻撃ヘリの模型。」、5ページ目は「空中デモンストレーションを行うインドのLCH武装ヘリ。」、6ページ目は「『豹紋』塗装されたインドのLCH武装ヘリ。」、6ページ目は「ユーロコプター社が研究開発した『タイガー』式武装ヘリ。中国の専門家がそれを直ー10に及ばないと考え、『無視』したため、このヨーロッパメーカーは非常に刺激された。」、8ページ目は「中国陸軍航空隊が装備する直ー10専用武装ヘリ」です。)


 しかしある意味どこからでも最高水準の武器が買ってこられる環境だと自主開発能力が育ちにくいというのは確かですよね。日本もまあこれに近いと言えますけど。

3月6日

 運-20関連です。

http://military.china.com/news/568/20130303/17707314.html


総設計師:「太っちょ」の運ー20の構造は軽く、かつ高強度

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:1月26日、運ー20大型輸送機が試験飛行を行っている。当日、我が国が自主的に開発した運ー20大型輸送機の初の試験飛行は首尾よく成功を収めた。この機は我が国が自らの力量に頼って研究開発した大型、多用途輸送機で、複雑な気象条件で各種の物資、人員の長距離航空輸送任務が執行できる。運ー20大型輸送機の初飛行成功は、我が国の経済および国防の近代化建設推進、緊急災害救助、人道主義援助などの緊急状況への対応に対し重要な意義を持つ。この機種は初飛行後計画通りに関連の試験と試験飛行作業を継続して展開することになる。新華社発(撮影 陳肖)」)

3月2日、中国が自主的に研究開発した大型輸送機運ー20は西部の某試験飛行センターで2回の地上滑走試験を行った。

この時、この機の総設計師である中航工業第一飛行機設計研究院の総設計師で全国政治協商会議委員の唐長紅は、ちょうど北京で全国両会(頑住吉注:全国人民代表大会と中国人民政治協商会議)に参加しようとしていた。3日、彼は新華社記者のインタビューを受け、さらに一歩運ー20の神秘のベールを開けた。

2013年1月26日、中国による発表:中国の新世代大型輸送機運ー20が初飛行に成功し、全世界のメディアの注目を集めた。

1月26日の初飛行時の塗装と比べると、3月2日に試験を行った運ー20は全く新しい塗装を採用し、レドームを除き元々黄緑色だった機体の塗装はすでに全部灰黒色に変わっている。

「このことは運ー20の飛行試験がすでに新たな段階に入っていることを示す。」と唐長紅は言う。

運ー20機は通常レイアウト、片持ち式上翼単葉、後退角のついた主翼前縁、ウィングレットなしの設計を採用し、最大離陸重量は200トンクラス、高い拡張性、高い信頼性および安全性を持つ。

唐長紅は、200トンクラスというのは運ー20が中国が研究開発した最大の機だということを意味している、と説明する。「中国が世界の大型機グループに加わったことを示している。」

全幅、全長が50mの運ー20は、将来運輸領域、甚だしきに至ってはその他の航空領域においても、相当大きな前途の見通しがある。

唐長紅は、運ー20は将来地震災害救援の中での輸送、国家建設装備の輸送に用いることができ、さらに軍用には例えば部隊の快速反応が実現でき、甚だしきに至ってはその他の方面の空中キャリアー(頑住吉注:早期警戒機、空中給油機など)とすることができ、戦略的空中輸送能力を具備する。

初飛行の画面からは、運ー20の短距離離着陸能力が非常に良く、空力特性が優秀であることが見て取れる。

(頑住吉注:これより2ページ目)

唐長紅は、トン数を上げ、機体をより幅広くしたので、機体は非常に太った、と語る。「太っちょ」を飛ばすには、軽く、かつ強度のある構造が必要で、しかも極限的、劣悪な環境下で運用できなければならない。研究開発過程ではこれだけで何重ものカギとなる重要技術に関する難関突破を必要とした。

「飛行機は超零件基因(頑住吉注:意味不明です。無理に訳すとしたら「超部品遺伝子」?)、軽質材料を採用した。この他、空気動力学、大型構造の設計と製造、機載設備、高い信頼性ある操縦システムの研究開発などの方面において、いずれも重大な難関の突破があった。」 唐長紅は、運ー20は時代の技術を充分に体現し、将来の非常に長い時間内において中国の大型輸送機プラットフォームとなる、と語る。

運ー20の研究開発全面投入から初飛行成功までは5年を経た。「世界のその他の同類機の研究開発に比べ、これは相当に速いサイクルである。」と唐長紅は言う。

初飛行成功を能動的に公開したことに関し、彼は「研究開発チームの自信を体現し、軍事の透明性のアップを見せつけている」と解釈する。

「中国の先端軍事技術、装備研究開発、試験は、中国の防御性の国防政策、安全戦略と相互に一致する。国家の利益に符合するだけでなく、地域と世界の平和の維持保護の助けにもなる。」と唐長紅は言う。

運ー20の前に、唐長紅は「新飛豹」(殲轟ー7A)機の総設計師だった。「新飛豹」は中国の現在の主戦機種で、対艦、対地の空中からの正確攻撃能力を持ち、攻防兼備の実戦武器であり、装備体系の中核たる力量の1つである。(記者 任沁沁 顧瑞珍)


 中国の試作機によくある黄色いプライマー塗装から暗い灰色に変わったからと言って試験飛行が進展しているとは言えないと思いますが。

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-03-04/213636_2319038.htm#pic

 これが新しい塗装の運-20の画像集で、1ページ目は旧塗装です。文章の内容はほとんど重複なので訳しません。

http://club.china.com/data/thread/1011/2757/10/42/1_1.html

 馬鹿らしいんで訳しませんが、「沖縄人は中国万歳、中国への帰属を叫んでいる」という記事です。日本語がそのまま引用されています。

3月7日

 T-50関連です。

http://military.china.com/news2/569/20130305/17710577.html


ロシアは年末までに8機のT-50原型機を試験飛行に参加させる

中国ネット3月5日の情報 タス通信の情報によれば、ロシア連合飛行機製造社総裁ミハエル ボゲシャンは月曜、記者に対し、ロシアは第5および第6機目の第5世代T-50(PAK FA前線航空隊将来航空システム)戦闘機の試験を開始する、とした。

現在4機のT-50が飛行試験計画に参与しており、このうち最後の1機の戦闘機は今年1月、極東から単独でモスクワ郊外のジューコフスキーまで飛んだ。

彼は言う。「さらに2機がこのシステムの地上試験計画に参加している。」 彼は付け加え、「作業は計画通り進行している。今日までに計画通り200回余りの試験飛行が完了した。」

ロシア空軍総司令ビクター ボンダレフ中将はこの前、2013年末までに8機のこの機が試験飛行に参加する、とした。彼は、2015年から2016年初めまでに軍隊向けに一定量の第5世代T-50戦闘機の供給が開始されるはずだ、と語る。

T-50(PAK FA前線航空隊将来航空システム)は第5世代機で、全く新しい航空電子システムと将来性あるレーダーシステムを装備し、フェイズドアレイアンテナを持つ。初飛行は2010年1月29日にアムール河畔の共青城で行われ、初めてこの戦闘機が公開展示されたのは2011年8月17日、モスクワ郊外のジューコフスキーで行われた国際航空宇宙展(MASK-2011)でのことだった。


 外から見た感じでは開発は順調のようですが。

 中国のミサイルが中東で発見された、という話題です。

http://military.china.com/news/568/20130305/17710620.html


外国メディア、イエメンが中国のミサイルを発見押収と騒ぐ 武器をトリックに使い中国に対し圧力

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:中国の前衛-1兵個人対空ミサイルシステム」)

【グローバル時報総合報道】 「アメリカとイエメンがアラビア海のイラン船舶上で一定数の中国が製造した精密対空ミサイルを発見押収!」 西側メディアが最近暴露した情報はこじつけにも中国のミサイル、イラン、イエメン反政府軍を一緒くたにし、それらの間に何らかの関係があると暗示することを企図している。

中国とイランは本当に中東の「販売戦争」で仲間になっているのか? 「グローバル時報」記者はかつてイエメンで深く突っ込んでのインタビューを行ったことがある。イエメンは兵器市場で「世界の奇観」と呼ばれており、そこではどんな武器が出現しても人を不思議にはさせないし、(頑住吉注:そこである国の兵器が見つかったからといって)いかなる問題も説明することはできない。

中国の軍事専門家張召忠は「グローバル時報」に対し次のように語った。「中国はずっと厳格に武器輸出を統制し、関連の国際法規を遵守しており、中国がこんな小銭のために冒険に出ることはない。しかも中国の武器輸出の1つの原則は他国の内政に干渉しないことである。中国はイエメンと正常な外交関係があり、決して反対派向けに武器を売ることはない。」


 現に中国の兵器が見つかっているんですし、「どんな武器が出現しても人を不思議にはさせない」と言っても戦後の日本製の兵器はまず絶対出現しませんしね。

 マレーシアとフィリピンが「ネットワーク戦」を行っているという話題です。

http://military.china.com/news2/569/20130305/17710738.html


マレーシア、フィリピンとサバ州の衝突をめぐりネットワーク戦を展開

【グローバルネット報道 記者 聶魯彬】 マレーシアとフィリピンの村落武装組織は3月1日と2日にサバ州の土地の帰属問題が原因で交戦を発生させた。マレーシアの「星報」の4日の報道によれば、マレーシアとフィリピンのハッカーは先の週末、相互にネットワーク攻撃を実施した。

報道によれば、「匿名者」ハッカー協会に属すマレーシアアジア支部とフィリピン支部のメンバーは衝突発生後持続的に相手方の国のウェブサイトを攻撃している。マレーシアネットセキュリティ省の当局者は、政府はすでに関連の事態に充分注意を向けるに至っている、としているが、それ以上のコメントの発表は拒絶している。

フィリピンから来るハッカーは1日、衝突発生の数時間後にまずネットワーク攻撃を発動したとされる。マレーシアの「匿名者」組織は「フェイスブック」メインページ上で情報を発表し、タガログ語を用いて同組織が攻撃を発動すると言明した。その後、報道によるとフィリピンのいくつかの政府のウェブサイトが「Dos」攻撃に遭い、別の一部の政府のウェブサイトの外観が書き直された。

フィリピンのハッカーはこれに対し報復を行い、多くのマレーシアの政府および私人のウェブサイトを攻撃し書き直した。あるハッカーは、行動はマレーシアのいくつかの政府のウェブサイトの崩壊をもたらしたと言明し、かつ「フェイスブック」上に行動の内容を発表し、同時により多くの人にマレーシアに向けた「Dos」攻撃を実施するよう呼びかけている。

先日、「匿名者」総会からのある声明は、両国のハッカーに相互の攻撃を停止するよう呼びかけた。声明は、「この種の無意味な『ネットワーク戦』は人々に良くない印象をもたらす他、我々はその中から何も手に入れない。」、「我々にフィリピン人とマレーシア人の挑発と面倒事ではなく、団結を助けさせてほしい。」としている。

だが、この声明は両国のハッカー攻撃をまだ終わらせてはおらず、3日午後になってもネットワーク攻撃は依然継続中である。


 今や「ネットワーク戦」とは遠いイメージの両国でもこんなことがあるんですね。

3月8日

 「遼寧艦」関連です。

http://military.china.com/news/568/20130306/17713331.html


遼寧艦、今年あるいは遠海試験を行うか 艦載機部隊を建設へ

中央テレビの情報によれば、全国人民代表の張永義は先日メディアの訪問を受けた時、今年遼寧艦は「遠海試験を行う可能性がある。空母の遠海試験は必ず経なければならない過程である。いかなる空母も真に定型に至るには作戦能力を実現することになり、遠海試験を行うことは必須だ。」と明らかにした。

張永義は中国初の空母遼寧艦の試験、試航海の総指揮者であり、空母の工程建設状況を、現在までに遼寧艦はすでに12回の試験を受け、空母プラットフォームの建設、艦載機試験基地の建設、艦載機の空母発着試験、艦載機飛行員養成という4大任務を満足な形で完成させている、と説明する。

張永義は、今年は艦載機着艦技術の訓練をさらに一歩行う必要があり、さらに将来の作戦と訓練に必要な各種の設定の訓練を行う必要がある、とする。「遼寧艦と艦載機がこの2項目の試験を完成させた後、我が遼寧艦はいかなる海域でも訓練、甚だしきに至っては作戦任務をも完成させることができる。」

張永義は、現在続々と何組かの飛行員が選出されており、時間の経過とともに新たに入隊した艦載機飛行員が艦載機訓練に投入される、とする。「遠くない将来、我々は自らの艦載機部隊を建設する必要がある。ある新たな艦載機部隊は海軍の序列に加わることになる。」


 今のところ湾内の移動だけですが、今年中には遠海訓練を行うことになるんでしょうか。

 ちょっと意外な記事です。

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-03-04/213645_2319226.htm


意外な秘密暴露! 文芸工作団慰問の写真、解放軍の対フロッグメンの利器を明らかに

最近百度貼○(頑住吉注:日本語にない漢字 http://tieba.baidu.com/index.html )に、一隊の南海艦隊文芸女性兵が南沙諸島に駐留し守備する我が部隊を慰問した画像が発表されたが、その中の1枚の画像が高度の関心を引き起こしている。

(頑住吉注:2ページ目)これらの美しい女性文芸兵たちの尻の後方に、ある珍しい装備の一角が露出しており、その豪快奔放な外形は国産武器ではないようだ。

(頑住吉注:3ページ目)女性たちの体の後ろに無意識のうちに武器の外形が露出した。

(頑住吉注:4ページ目)検討判断を経たが、これは我が国が輸入したロシア製のDPー65式55mm対フロッグメンオートマチックグレネードランチャーである。

(頑住吉注:5ページ目)南海には海洋、国土の争いが存在し、周辺のこそ泥国家は非常に不穏、情勢は複雑で、水上と水中の脅威は日増しに深刻になり、島礁の水域の安全を保障し、水中の破壊分子の襲撃発動を避けることが非常に重要であることが目立っている。

(頑住吉注:6ページ目)DP-65式55mm対フロッグメンオートマチックグレネードランチャーは、ロシアの著名な「玄武岩」社が研究開発した製品で、海域の監視、臨海戦略・戦術施設を保護し、水中の破壊分子の襲撃に遭うことを避けるのに用いる。

(頑住吉注:7ページ目)この武器は軍艦上、岸辺の陣地、海域付近に位置するその他の重要な戦略施設上に装備できる。例えば原子力発電所、港、島礁、ボーリングタワーなどである。この新型対フロッグメングレネードランチャーは、水中音探知計測ステーションの指示を受ける射撃指揮装置とセットで使用される。

(頑住吉注:8ページ目)これは実際には完全自動化された武器システムで、システムは自動的に水中の移動目標を探知計測でき、脅威の態勢を自動的に判断し、自主的に発砲し、作戦人員の関与の必要がない。このシステムは500m以内の海域に対し監視を行うことを保障でき、操縦人員はコンピュータシステムをコントロールする必要があるだけで、それで即OKである。

(頑住吉注:9ページ目)ひとたび目標が出現したら、操縦人員はシステムに作戦使用の命令を下し、このシステムは自動的に位置決定と敵サイドの目標殲滅を行うことができる。DP-65システムの改良型は防衛範囲が1,000m以内の海域にまで拡大している。

(頑住吉注:10ページ目)口径:55mm、高低射界:−33〜+48度、方向射界:−165〜+165、最小射程:50m、最大射程:500m、武器システムの全体重量(グレネード含まず):132kg、武器システムの体積:970x780x1820mm(頑住吉注:それは体積じゃないと思うんですが)。


 最終的な発射の可否の判断すら人間が行わないとは物騒なシステムですな。どうでもいいですけど中国ではこんなベタな慰問やってるんですね。

 こりゃ面白いです。

http://military.china.com/news2/569/20130304/17708984.html


イギリス軍、手乗りミニ無人機を調達 すでに軍事行動に用いる

無人機が手のひらに乗せられる? その通り、聞き違いではない! これはイギリス軍が使用中の世界最小の無人機、「黒蜂」ミニ無人機である。全長10cm、全幅2.5cm、重量16g。この手のひら大の「黒蜂」無人機は、既知のミニ無人機の中で初めて軍事行動に用いられたと考えられている。

その優秀な性能にかんがみ、最近イギリス国防省は160機の「黒蜂」無人機の注文書を新たに増やした。契約の内容は、プロクスダイナミクス社のPD-100無人機および手持ちコントロール監視端末の購入を含み、総価格は2,000万ポンドである。(翁宗波)


http://www.hwdio.com/index.php/the-worlds-cutest-drone-no-bombs-on-board/

 こんなページもあり、動画も見られます。しかしこれ軍事目的だけでなく産業スパイとかパパラッチとかにも使われそうですね。













戻るボタン