コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその312

1月27日

 中国の潜水艦は騒音が大きいとされていますが‥‥

https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-01-22/doc-ihqfskcn9338287.shtml


095原潜はどれだけ静音? 三大ブラックテクノロジーを応用し性能はあるいはアメリカの潜水艦を超えるか

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「実物に最も近い095原潜の想像図」)

最近、中船重工双瑞特装が参与した重大科研プロジェクト「10兆ワット大出力船用噴水推進装置の研究開発と応用示範」(頑住吉注:「示範」は模範を示すといった意味です)がスムーズに専門家の審査および検査の上での受領をパスし、大型複雑薄壁空間曲面双相ステンレス鋳造部品の各項目の指標はいずれも技術要求より優れ、広範な講評を獲得した。10兆ワット大出力船用噴水推進装置は現在国内でパワー最大の噴水推進装置で、この装置の研究開発成功は国外の大パワー10兆ワット噴水推進装置に対する独占を打破し、国産化を実現し、船舶のグレードアップ世代交代のために基礎を固めた。ある専門家は、10兆ワット噴水推進装置は、095攻撃原潜や最新の054B護衛艦に応用でき、中国海軍艦艇の推進水準に一歩先進国を追い上げさせることができる、と考える。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「712所の無軸ポンプの技術試験サンプル機」)

近年来、先進国の先進原潜は、とっくにポンプ推進システムを大量に応用し、これは主にこの推進装置が以下の顕著な特徴を持つためである。艦艇が応用する最高航行速度や効率を顕著に向上でき、しかも騒音と振動を下げ、気泡効果を大幅に改善し、全寿命コストを下げ、維持保護可能性と実用性を向上することができ、低速巡航条件下ではさらに大幅に推進効率を上げることができる。もしデータを用いて話すなら、ポンプ推進装置を応用した原潜の低周波ラインスペクトル騒音は伝統的な七枚羽根大ピッチスクリューに比べ15デシベル以上小さく、広域スペクトル音響総騒音は10デシベル以上低下し、このような非常に顕著な騒音低下の効果は、敵サイドの対潜距離を迅速に2/3短縮させることができる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「アメリカの有軸ポンプはあらゆる現役潜水艦に装備」)

今回の報道から見て、中国が研究開発に成功したばかりの10兆ワット大出力船用噴水推進装置は中船重工の重大プロジェクトであり、このため主に海軍艦艇に応用される可能性がより高い。10兆ワットのパワーが13333馬力に相当することから見て、もし2台使用すれば、もう排水量5000トン近い054B遠洋護衛艦の推進動力の需要を満足させることができる。もし095攻撃原潜(排水量は大体054Bと同等)に応用すれば、やはり2台前後の配置で、潜水艦が25ノットの航行速度の下で、現在の093Bの騒音値より最大の程度ではるかに低いことが保持されるはずである。さらに新たな第2世代改良型核反応炉が加わるならば、095は中国最新の海底のブラックホールとなる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「馬偉明院士は095の静音、騒音低下のための功績が非常に大である」)

これだけではなく、中央テレビの報道によれば、中国はさらに095攻撃原潜に三大最新先端技術を応用した。総合電力システム、永久磁石推進モーター、無軸ポンプ推進技術である。馬偉明院士が発明した総合電力動力技術であるが、これは今に至るもアメリカがまだ一段と力を入れて研究開発しかつ成功していない技術であり、このため中国は初の実物の潜水艦にこの技術を装備した国となる。永久磁石推進モーターには三大メリットがある。1つ目はパワー密度が高いこと、2つ目は水中特性信号が小さくて隠蔽に利すこと、3つ目は艦船の航続力を増加させ、燃料と全寿命期間の費用を減少させることである。一方無軸ポンプ推進技術は例えば現在の米英が応用する有軸推進に比べ静音能力と効率がより高く、騒音低下の効果は5デシベル以上に達し得、上述の10兆ワット噴水推進はこの技術を使用できる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国の原潜は全世界の大洋の中で行き来が自由」)

分析は次のように考える。前述の3つの大きな独特の先端技術は、アメリカが量産中の新型原潜の技術に比べ勝ることはあっても及ばざることはなく、中国の潜水艦にもはや自身の騒音が比較的大きくて米軍に発見される問題を心配する必要をなくさせることができる。知られているところによれば、この2つの技術は095攻撃原潜に応用されているだけでなく、さらに096型戦略原潜に応用される計画である。特に近年来、中国海軍は自身の非常に多くの弱点と、アメリカ海軍との間に存在する比較的大きな隔たりをすでに充分に認識しており、ある兆しは中国が現在一段と力を入れてトップを追い上げていることを示す。もし中国の攻撃原潜や弾道ミサイル原潜がアメリカとになれたら、その時が来れば単に西太平洋だけでなく、全太平洋も中国最新の攻撃原潜が行き来自由となる! (作者の署名:軍評陳光文)


 多くの人が知らないうちに中国の潜水艦の弱点も補われつつあるんでしょうか。アメリカと原潜の性能が同等なら即アメリカ並みに行動が自由になるというわけではないと思いますが。

1月28日

 中国の武装ヘリ関連です。

https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-01-18/doc-ihrfqziz8877565.shtml



中国の直-19E、国産「ロングボウ」レーダーを追加装備へ 超視距離対空打撃ができる

1991年の湾岸戦争で、アパッチ攻撃ヘリは初めて大規模な戦争に参加した。優秀な性能と制空権の保障下であることに頼り、1983年に就役したアパッチはその中東地域における初のショーを完成させた。アパッチは当初ヒューイヘリ社によって研究開発され、最終的にはマグダネル社がボーイング社に買収されたためボーイング社傘下の製品に変わった。今アパッチはAH-64AからAH-64Eまで発展し、アメリカ陸軍航空隊はこれに対し絶賛して止まず、480機のAH-64Eを追加購入した。

AH-64Dまでグレードアップされると、アパッチのローター頂端にはミリ波レーダーが追加され、このミリ波レーダーはヘリの戦場の態勢に対する感知能力を有効に改善し、ヘリの目標に対する打撃効率も極めて有効に向上させた。それがあれば、飛行員は甚だしきに至ってはもはや「暗中視察」を必要とせず、直接ミリ波レーダーをONにして目標の情報を収集することになる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ヘリ博覧会で展示されたレーダーを追加装備した直-19E」)

一方中国陸軍航空隊が現在装備する2機種の攻撃ヘリは、それぞれ直-10と直-19で、ハイローミックスの形式を採用して陸軍航空隊旅団の中に配置されている。性能から言えば、この2機種のヘリはどちらかといえばどうにかなるといったものだが、決して必ずしも未来の戦争の状況に完全に適応できない。態勢感知能力を増強するため、直-19Eはローター頂端にロングボウレーダーに似たミリ波レーダーを装備した。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「直-19武装ヘリ」)

直-19は単なる4トン級の小型武装ヘリだが、直-19の戦場における能力は、サイズがより大きい武装ヘリと比べても全く遜色ない。両側の武器搭載架はそれに多種多様な作戦任務を執行できるようにさせる。特に主に地上の装甲車両や戦車を攻撃するのに用いるミサイルで、もし世界で最も先進的なメインバトルタンクでも、このようなミサイルの致命的な一撃を防ぎ止めることは非常に難しい。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「直-10武装ヘリ」)

よりちょっと大きい直-10に比べ、直-19は中低空でより良い機動性を有している。このため、より多くの時に直-19はやはり「TY90」空対空格闘ミサイルを搭載して超低空の制空権を奪取し、もって直-10の現場入りを援護する。もし制空権が掌握されたら、直-19は変身し、2組の57/90mm蜂の巣状ロケットランチャーを搭載し、2組の全部で8発の紅箭-10対戦車ミサイルあるいは4組の蜂の巣状ロケットランチャーを搭載し、甚だしきに至ってはその他の正確制御誘導ミサイルを搭載し、敵サイドの小目標を殲滅しまた地上火力を制圧するだろう。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「武装ヘリ専用に装備されるTY-90空対空ミサイル」)

TY-90空対空ミサイルはミリ波レーダーとセットになり、これも直-19の空中目標に対する攻撃距離を再度延長させる。超視距離外打撃はもはや言うまでもない。レーダーの視角は無比に広く、直-19は甚だしきに至っては山や峰の稜線の後ろで目標に対するロックオンを完成させ、さらに突然飛行高度を上げてミサイルを発射して攻撃することができる。

理論上直-19はミリ波レーダーを利用して背後の敵機をロックオンすることが完全にできるからなおさらで、機動動作をなした後もう攻撃が発起できる。しかも獲得した情報をさらにデータリンクによって直-10に伝達し、直-10によってそれに対する攻撃を発起させることができる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「レドームの特写」)

TY-90には6千mにも達する射程があり、ヘリ専用空対空ミサイルに対して言えば、この点を達成するのは相当に容易でない。全世界に目を向けると、直-19とアパッチを除くと視距離外攻撃が達成できる攻撃ヘリはまだいくらもない。このことは未来の戦場の超低空制空権争奪に対し非常に重要である。直-19は現在中国の攻撃ヘリの中で唯一ミリ波レーダーを持つヘリでもあり、未来の陸軍航空隊の発展に対する意義は非凡である。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ヘリ博覧会で静態展示される直-19E。レドームがクリアに見える」 固定用のリベットのようなものが明らかに左右ずれてますね。)

直-19ヘリは良好な高温、高原性能および防砂能力を持ち、高温多湿、塩分を含んだ霧、カビなどのある劣悪な環境条件および野外の臨時飛行場での発着ができ、昼夜間複雑な気象の下で各種任務が執行できる。完備された生存体系は戦場生存能力を大幅に向上させている。(作者の署名:雷姐机械空間)


 自衛隊にもロングボウアパッチはありますがたった13機の調達に過ぎず、直-19Eは総合性能では劣るでしょうが比較にならない量が装備されるはずですね。

1月29日

 殲ー20関連です。

https://military.china.com/aerospace/special/11162362/20190116/35008522_all.html#page_2


殲-20には今年重大な変化があるだろう! あるいはステルス爆撃機に魔改造か

2019年1月13日、当日午前最初の2機の殲-20戦闘機がスムーズに場所移動し東部戦区某旅団に引き渡され、東海上空は「威竜」時代を迎えた、とネットに伝わった。このことは、殲-20の初飛行から8年後、この機が前線部隊に正式に支給されたことを意味している。

同日、ミニブログの情報は、殲-20Aには今年より重大な変化とパフォーマンスがあり、ほどない将来世界で唯一無二の第4世代(半)多用途戦闘機に進化するだろう、とした! ならば、この殲ー20の重大なモデルチェンジとはどんな変化なのだろうか?

風聞では殲-20複座版がまもなく登場し、ステルス爆撃機は中国で安価化するという。当然ステルス爆撃機が多すぎることを心配する必要はない。西飛の轟-20は戦略ステルス爆撃機で、複座大改造殲-20ステルス戦術爆撃機とは相互補完である。

轟ー6Kは古く、轟-20は高価で、新たな爆撃機が轟ー6Kに取って代わる必要がある。当初ロッキード・マーティン社には複座版のFB-22計画があり、すなわちF-22の爆撃機化だった。ロッキード・マーティンの構想に照らせば、F-22の機体を延長し幅を広げ三角形の機体に変え、飛行距離をより長く、有効搭載荷をより大きくすることになっていた。同時に最大限オリジナル版F-22の空戦能力を留保する。最大の優勢は戦略爆撃機に比べ「安価」なことにあった。米軍は元々150機のFB-22を購入する計画だったが、後に比較判断を再三してやはりこの計画を放棄した。

もし殲-20が本当に複座版を登場させたらまさにFB-22の路線で、現有の基礎の上に大きな三角形の機体に改造し、それを爆撃機化させて殲轟-20に変えるあるいはFB-20と呼ぶ可能性が高い。人を畏敬させる推力、絶対超音速機動性と、我々はF-22にどういった大改造の構想があったかをちょっと見るだけで、すぐに楊偉がすでにこのビジョンを非常な魔改造の飛行機で実現しようとしていることが分かる。それは非常に凄いステルス爆撃機になる可能性がある。

毎回の工程の変更と共に、殲-20の性能は前に向け発展し、もし成功すれば、殲-20プラットフォームの巨大な飛躍を意味し、全世界で唯一無二の遠距離ステルス戦闘爆撃機となる。少なくとも西側の同類製品に比べ半世代上で、このジェネレーションギャップは通常前の世代に比べ顕著な少なくとも2:1の優勢を持つことを意味し、半世代の隔たりは普遍的な優勢をも意味する。殲ー20を爆撃機にするならいかに大改造するか?

殲-20はF-22同様、世界で最も良い制空戦闘機で、持続可能な高速性、機動性そして低い探知計測可能性とステルス特性の比類ないコンビネーションを持つ。戦略ステルス爆撃機が高価すぎることを考慮すると、このため大改造が提出される。もし殲-20爆撃機に変われたらどうするか? 殲-20のずば抜けたステルス特性を利用し敵サイドの防空区と敵サイドの戦闘機の保護を軽々と貫通し、相手を圧倒する。

ロッキード・マーティン社のFB-22は15000ポンドの弾薬を搭載する可能性があったが、これは元々の2倍に相当する。加えて2発の中距離AIM-120空対空ミサイルを自衛に用いる。しかし、殲-20を爆撃機に変えることには2つのカギとなる重要パラメータがある。すなわち、有効搭載荷と航続距離である。現在すでに殲-20は作戦半径が1500〜2000km達し得、サブタンクの搭載が可能である。殲-20の標準武器配置は2発のPL-10ミサイル+4発のPL-15遠距離ミサイルである。

当初ロッキード・マーティン社は大改造を構想し、それは機体の大部分を不変に保持するが、運動する三角形の翼はF-22に比べ表面積が3倍大きい。同時に垂直尾翼を廃止する可能性があった。FB-22を参考にすると、殲-20もこれに類似した設計を採用し、航続距離と弾薬搭載量を増大させるだろう。計算によれば、殲轟ー20は7トンの弾薬を搭載し、さらに加えて2発の中距離空対空ミサイルを自衛に用いる可能性がある。外部武器搭載時、主翼の吊り下げポッドは飛行機のステルス特性を留保することになる。機体で唯一の重大な改変は複座設計に変わることで、火力コントロール操作員を配し、もって飛行員の超越的に長い任務を軽減しまた制御誘導武器を補助する。

重量はより大きいが、マッハ1.9のより高い速度に到達し得ると見られ、速度はアメリカで最も速い爆撃機B-1Bを超えることになる。殲轟ー20は燃料の量も80%増加し、普通の第3世代機の3倍の航続距離に相当するだろう。だが遠距離戦略爆撃機に比べれば依然足は短い。

アメリカのFB-22はまだ1つの概念でしかなかったが、殲-20に対する大改造に対し非常に良い参考と言える。複座は大きく、あらゆる超音速巡航特性を留保し、依然機動性の良い第4世代機で、内部には少なくとも24〜30発の小直径爆弾が搭載でき、航続距離はおよそ殲-20の2倍で、轟ー6Kに取って代わり得る中型ステルス爆撃機で、しかも開発は相対的な低コストおよび低リスク、容易に素早く試験飛行できる性質を持つ。

このような殲-20の大改造版は区域高速爆撃機として、空軍の好評を得ることができ、150〜200機の装備は問題なしで、ステルス低空爆撃ができる。

元々アメリカのFB-22計画は2013年に開始され、後に取り消された。それは成都飛行機が少なくとも2013年の時点でもうすでにステルス爆撃機大改造を考慮していたことを説明し、2019年に殲-20ステルス大改造版の多くの試験飛行画像が現れることに期待する。


 もちろん現在ある情報からだけなら単なる複座練習機、多用途機が登場するだけ、という可能性も高いと思われますが。

1月30日

 レールガン関連です。

https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-01-23/doc-ihrfqzka0367795.shtml


トルコ、レールガンを屋外試験 速度はマッハ6に達し得る 口径はあるいは中米に接近か

ここ何年か、トルコが示す「野心」は尋常でないと言うべきで、自ら多種の武器装備を国産しようとするだけでなく、さらに空母、第5世代戦闘機、レーザー武器およびレールガンなどの金を湯水のように使う武器の研究開発、製造を計画している。レールガンの理論はすでに何ら秘密ではないが、巨大な電力供給および小型化を整合することは大多数の国を尻込みさせ、このため非常に多くの人はトルコのレールガンは単なるPPT玩具に過ぎないと嘲笑する(頑住吉注:検索しましたがPPTの意味は不明です)。

最近、トルコ方面はトルコが屋外でレールガンを試験する動画を発表し、発表された動画から見て、今回トルコが試験したレールガンは口径がより大きく、威力もより大きく、トルコはレールガンの具体的な口径をまだ決して発表していないが、動画の中のコンクリートブロックとの対比から見てレールガンの口径は100mm前後であり、すでに中国やアメリカのレールガンに近づいている。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「トルコがレールガンを試験」)

また、トルコ方面はさらに新たに試験したレールガンは以前に比べてより近代化され、液圧装置によって俯仰と台座をコントロールでき、発射角度や範囲を随意に変動できる、と言明している。ある情報はトルコが今回試験したレールガンの射程は200kmを超え、初速はマッハ6に達し得、ほとんど実戦の需要を満足させることができる見積もられる、とする。また、トルコはさらに艦載レールガンを登場させており、これは大多数の国がレールガンを研究開発する目的でもある。

注意に値するのは、最近トルコが発表したレールガンは決してトルコが研究開発した初のレールガンではないことで、去年6月にトルコのある会社が同社の研究開発した「SAHI 209」を用いて電磁砲弾を1発発射して小型自動車1両を破壊したが、「SAHI 209」レールガンの発射速度は毎分2発しかなく、明らかに作戦の需要を満足させることはできない(頑住吉注:大いに不満ではありますが例えば軍艦の多くの兵器の1つとしてなら役に立たないことはないのでは)。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「トルコのレールガン」)

さらに加えてトルコは安全保障業務展であるレールガンを展示し、トルコが研究開発するレールガンは3種に到達し、このことは本当に人を意外にさせる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国のレールガン」)

トルコのレールガンに比べ、中国のレールガンの進度はかなり人を興奮させるもので、現在すでに艦に搭載されて海に出て試験しており、これは全世界各国の研究開発するレールガンで進度が最も速いものでもあり、ネットのデータによれば、中国の艦載レールガンの最終的な砲口運動エネルギーは64MJの水準に達すると見られる。発射される砲弾の重量も10kg以上に達し、初速は2500m/sで、このデータは普通の砲弾に対して言えば驚異的な変革である。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「055がレールガンを装備する想像図」)

現在の中国のレールガンの速度に照らせば、ほどなく全電力推進を採用した055A型駆逐艦が率先して艦載レールガンを装備し、055大型駆逐艦の戦力をもさらに一歩向上させると見られる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「DDG-1000」)

当然、艦載レールガンは決してレールガン発展の需要最終的なものではなく、将来は対ミサイルレールガン、遠距離正確制御誘導レールガンも相次いで出現することになる。(作者の署名:天下布武)


 親日国として有名なトルコですが、ステルス戦闘機やレールガン分野で協力できないもんですかね。

1月31日

 中国の小火器弾薬関連です。

https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-01-24/doc-ihrfqzka0499679.shtml


我が国、セルフ潤滑スチール弾頭弾薬を研究開発 あるいは小銃の寿命と精度を大幅に向上か

5.8mm小口径弾薬は我が国が独立自主で武器論証を行った設計の典範で、長年の苦心の研究を経て現在すでに大量生産されて部隊に装備され、アメリカ製5.56mm口径銃器、ロシア製5.45mm口径銃器とは差異のある、世界自動小銃口径の「第三極」となっている。権威あるメディアの言によれば、その威力と射程はいずれも前の両者に比べやや勝っている。5.8mm普通弾薬を基礎に我が国はさらに独創性をもって5.8mm機関銃弾薬を研究開発し、敵に対し遠距離殺傷を行う要求を満足させた。この2種の弾薬の部隊内での広範な使用と共に、部隊は使用中識別が比較的難しく、しばしば混合しての使用の現象が出現した。例えばいくつかの部隊は小口径スナイパーライフルを用いて訓練を行う時、精度がいつも良くなく、事後に検査して使用したのがあろうことか5.8mm普通弾だったことを発見し、この後これに対し改良を行うことを強烈に要求し、最も良いのは1種類の弾薬を用いてあらゆる自動小銃、機関銃、スナイパーライフルに汎用できることだとした。このため、我が国軍事工業の関連部門はまた普通弾薬と機関銃弾薬を合一した10式汎用弾薬を研究開発し、ずっと夢にまで見ていた願望を実現した。

だが国内の関係者が明らかにするところによれば、バレルの寿命が短すぎることはずっと我が国の銃器の性能向上のボトルネックで、バレルの寿命と銃全体の寿命がマッチしない問題を解決するため、一般に予備バレルの方式を採用して部隊に支給して使用させる。我が国の自動小銃のバレルは一般に戦場でその場で交換することが非常に難しいので、我が国の武器の機動性能に深刻に影響し、後方勤務維持保護保障にも非常に大きな難度をもたらす。例えば95式自動小銃が5.8mm普通弾を発射するとバレルの寿命は1万発で、一方スイスのSIG SG550や日本の89式自動小銃はすでに3.2万発に達しており、バレルの性能の優勢は顕著である。10式汎用弾薬は威力が過大なため、バレルの摩耗による損傷がより深刻で、95式銃器ファミリーにあまり大きな負荷を受けさせないため、10式汎用弾薬の弾頭は元々のスチールジャケットから密度がより大きくより厚い、だが摩擦係数はより小さい銅製ジャケットに換え、バレル寿命の要求を満足させた。だがこれと共にバレル内ボアの銅のこびりつき、熱散熱偏(頑住吉注:意味不明。加熱の過大とかでしょうか)などの射撃精度に深刻に影響する問題が出現した。

弾頭のジャケットの材質を銅から低炭素鋼あるいは超低炭素鋼を採用して製造したスチール弾頭に改めた時、熱散熱偏などの精度問題は解決できるが、今度は内部ボア表面の摩耗による損傷が大きく、バレル寿命がさらに一歩下がる新たな問題が生じ、バレル内部ボアの摩擦による損傷を減少させる弾頭ジャケット用鋼の開発が早急に必要とされた。常用されるスチールジャケット弾頭とバレルの摩擦を減少させる方法には弾頭に潤滑剤を塗る、あるいは弾頭を一層の比較的柔らかい材料(例えば銅)で覆うというものがあるが、こうした材料はカバー層が比較的薄いため、果たされる潤滑作用は極めて限定的で、ある時には甚だしきに至っては副作用を生じさせ、例えばスチール材質を銅で覆った弾頭は依然バレル内ボアの銅のこびりつきを生じさせ、射撃精度の低下をもたらす可能性がある。

部隊のこの急需を解決するため、我が国の科学者は研究を経て、低炭素鋼あるいは超低炭素鋼弾頭材料に微量の硫黄や鉛などの切削しやすい元素を加えると、大幅にその摩擦性能を改善できることを発見した。鋼の中に添加されて形成された硫化物は優良な潤滑性能を持ち、優良な固体潤滑剤で、鉛同様に潤滑強化の作用を果たす。初歩的な試験を経て、硫黄や鉛を含有した低炭素鋼あるいは超低炭素鋼材料は室温の下で約25%の摩擦係数を低下させることができるだけでなく、弾薬発射状態をシミュレーションした摂氏700度の高温環境の中で、摩擦係数にさらなる一歩の低下があり、最多で34%下げることができた。しかもバレルのメッキ層に対しほとんどいかなる摩耗による損傷もなかった。もしこのセルフ潤滑スチール弾頭弾薬が我が軍によって採用され得たら、我が国の銃器のバレルがスチール弾頭を採用し寿命が低すぎ、銅弾頭弾薬を採用すればバレルへの銅のこびりつきが精度が良くない結果をもたらす難題が、根本から解決される可能性がある。(作者の署名:高科技前沿観察)


 そんな簡単なことを長い銃器の歴史の中で誰も気づかなかったのかと疑問にも感じますが。

2月1日

 中国とロシアの無人機関連です。

https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-01-25/doc-ihqfskcp0285417.shtml


中国の利剣無人機、あるいは就役に近づいたか 噴射口はもはや突出せず新たなエンジンに交換

[文/視察者ネット 堵開源] 1月23日、アメリカの「週刊航空」は、ロシアのウェブサイト上に当日スホーイの「ハンターB」無人機の画像が出現し、このステルス特性を持つ攻撃・偵察無人機は現在初飛行を準備している、と報道した。

噴射口の外形から見て、この機はAL-31系列のエンジンを採用している可能性がある。スホーイ-34のAL-31FM1エンジンの軍用推力(アフターバーナー不使用)である74.5キロニュートンに照らして計算すると、この機の離陸重量は20トン前後に達し、アメリカのX-47Bに似たものかもしれない。

この前の模型は、設計上「ハンターB」無人機は尾部噴射口内部埋め込み設計を採用しているに違いないことを示していたが、実際にはそれにもかかわらず尾部噴射口は外部に露出し、2013年中国航空工業洪都社が初飛行させた「利剣」無人機に似ている。利剣は当時アフターバーナー燃焼室が付属したRD-93(貴発の渦扇-13)エンジンを使用して試験飛行を行い、「ハンターB」も今回同様に、直接既存のAL-31FM1エンジンを用いて試験飛行を行い、将来さらにアフターバーナーなしのタイプのAL-31エンジンの取り付けを待つものと見積もられる。

「利剣」が就役に近づくのと共に、航空工業のプレゼント品としての「利剣」の模型はその尾部噴射口がすでにもはや突出していないことをはっきり示している。このことはこの機がすでにアフターバーナーなしのタイプの渦扇-13エンジンの使用に換えていることを示す。


 垂直尾翼もない純粋な全翼機は余計な抵抗を生むものがなくて航続距離が伸び、ステルス性も期待でき、一方制御が難しいとされますが両国のそれはどの程度のレベルにあるんでしょうか。

 殲ー20関連です。

https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-01-25/doc-ihqfskcp0441788.shtml


中国国産殲-20戦闘機は何故まだ依然として量産を行っていないのか? 生産コストが高すぎる

現在中国の殲-20の総数はおよそ20機あまりである。アメリカの何百機のF-35および200機近いF-22と比べると、明らかに数量が非常に少ない。何故現段階で中国は殲-20ステルス戦闘機を大量生産しないのか? この中にはおそらく非常に重要な原因があり、それは価格の問題に他ならない。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「殲-20戦闘機」)

殲-20は機体材料とステルス塗料方面でいずれも世界最先端クラスの技術を用いており、しかも電子システムとレーダー・火力コントロールシステムなど多くの方面がアメリカのF-22を超越している。たとえ中国の物価がアメリカより低くても、ならば殲-20の価格はアメリカのF-22に比べいくらも安くできないものと信じる。もしアメリカのような経済的実力が非常に強大な国でも、当時187機のF-22戦闘機を生産しただけだった。このため中国が現段階で大量の殲-20を生産することはあり得ない。ならばいつ我々の殲-20の数量は激増するのか?

我々はF-35の最初の価格が1億アメリカドルあまりにも達したが、しかし現在価格はすでに9000万アメリカドル以下にまで下がっているのを見る。遠くない将来、単価は8000万アメリカドルの大台を割り込み、第4世代半戦闘機の水準に近づく可能性が高い。このため殲-20の現在の生産量に照らせば、いつかは何百億の研究開発コストを償却でき、ならばその価格は非常に見るべき状態まで下がるだろう。その時が来れば、中国の殲-20の単価もF-35の水準と大差なくなる可能性がある。このような価格をもってすれば、中国はすぐに殲-20戦闘機を大量に就役させられる。

もう1点、中国の殲-20は現在のコストはまだ比較的高いが、殲-20の技術では以前に中国が研究開発した殲-11、殲-16などの戦闘機に比べ機体寿命がずっと長い。このように計算していくと、実は殲-20戦闘機は非常に優性を持ち、同等の価格で、殲-20の機体寿命が長いほど、中国空軍のより多くの発注を獲得することになるだろう。(作者の署名:鉄血観世界)


 空母や大型駆逐艦を何隻も建造しているところを見れば理由はそれだけではない気もしますが。

2月2日

 ロシアの無人機関連です。

https://military.china.com/news2/569/20190128/35105480_all.html#page_1


ロシアメディア、本国の「無人機キラー」の新たな進展を明るみに:すでに飛行試験を行っている

ロシア国防工業連合会のある消息筋の人物は28日タス通信社に向け、ロシアはすでにその他の無人機あるいは無人飛行機の迎撃に用いる「食肉動物」対無人機迎撃機の飛行試験を行った、と明らかにした。この迎撃機は攻撃武器と捕捉ネットを配備し、ロシアメディアに「無人機キラー」と呼ばれている。

タス通信社1月28日の報道によれば、この消息筋の人物は、「すでに『食肉動物』対無人機迎撃機の飛行試験を行っており、武器装備はすでに完備されている。工場が飛行試験を完成させた後、戦闘条件下で『食肉動物』対無人機迎撃機の性能を試験する計画である。」とした。

だがこの消息筋の人物はこの「無人機キラー」の実験に関する具体的詳細をまだ決して明らかにしていない。

タス通信社のこの前の報道によれば、「食肉動物」対無人機迎撃機は自身が搭載する捕捉ネットを使用して4軸飛行機など小型無人機に対し捕捉を実施することができ、異なる類型の破片およびハイエクスプローシブ弾薬を搭載して対地攻撃任務を執行することもでき、さらに偵察設備を装備して空中偵察・監視プラットフォームに充当することもできる。

「食肉動物」は比較的多くの設備を搭載する必要があるので、機体の外形設計は比較的大きく、寸法の大きな無人機に相当する。その全幅は約5mで、最大重量は約40kg、機体内には搭載スペースが1か所設けられ、空中飛行時の最大速度は145km/hで、理論上の滞空時間は10から15時間である。

報道は、「食肉動物」対無人機迎撃機はさらに極めて強い抗妨害能力を持ち、もし深刻な電磁妨害を受けても、遠隔操作を失った状況下で任務が完成でき、このことはそれをその他の対無人機装備に比べ複雑な戦場で任務を執行するのにより適したものにさせる、とする。


 「食肉動物」はプレデターにあたるロシア語でしょうかね。西側先進国や中国の感覚で言えば全幅約5m、最大重量約40kgでは「寸法の大きな無人機」とは言えない感じで、ロシアの状況を反映した表現かもしれません。シリアの反体制派も市販の無人機を改造して実戦に用いているようなので、他のロシア製兵器同様この新兵器の実力を試すのに適した場としてシリアが選択される可能性は高いでしょう。

 先日も関連記事を紹介しましたが中国の「スーパー爆弾」関連です。

https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-01-28/doc-ihrfqzka1743718.shtml


ロシアメディア、中国のスーパー爆弾の威力を評価:1km以内のあらゆる建築を破壊できる

ロシアメディアの報道によれば、最近中国北方工業集団は最近発表した企業宣伝フィルムの中で「スーパー爆弾」の動画を見せた。

この「スーパー爆弾」は半径1km以内のあらゆる地上建築を破壊することができ、さらに地下10mの深さの堅固な掩体や強化されたトーチカが貫通でき、破壊力は核爆弾のすぐ次である。

このことは、中国も米ロに続き、類似の「スーパー爆弾」の研究開発と装備を開始したことを意味している。

アメリカ空軍は現在GBU-43およびGBU-57大型爆弾を装備しており、あだ名は「爆弾の母」である。

この爆弾は地下数十mの土の層を破壊し、厚さ20mの鉄筋コンクリートを貫通することができ、山体の内部あるいは地下に建設された堅固な構築物に対し極めて大きな殺傷力を有する。

ロシア空軍はAVBPM大型爆弾を装備し、あだ名は「爆弾の父」である。言われているところによればこの爆弾の爆発の威力は米軍の「爆弾の母」の数倍に達し得る。強化を経た軍用施設に対し非常に強大な破壊力を有している。

新型の「スーパー爆弾」に頼って、中国はグアム島など強固な防御の基地を打撃する能力を有することが有望である。


 ただ例えば轟ー6が射程の長い巡航ミサイルを発射して米軍基地を攻撃することは可能でしょうが、今のところ中国には米軍基地に充分接近してこの爆弾を落とせる爆撃機はないのでは。