コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその336

8月4日

 インド・パキスタン空戦関連です。

https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-07-27/doc-ihytcerm6675145.shtml


鉄の盟友パキスタン、梟竜が成功裏にインドのスホーイ-30をロックオンしたことを事実確認 実は背後の功臣は中国

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「鉄の盟友パキスタンの飛行員が、かつてスホーイ-30MKIをロックオンしたことがあることを公然と事実確認」 「インド空軍機と飛行員の場に臨んでの発揮、いずれも比較的大きな問題が存在」)

最近パキスタン空軍の飛行員がインタビューを受けた時、初めて公然とスホーイ-30MKI戦闘機をロックオンしたことがあるが、情勢のエスカレートを避けることを考慮し、攻撃は行わなかったと事実確認した。だがパキスタンの飛行員が超越的に高い質を具備し、梟竜戦闘機がずば抜けた性能を持つことをも突出して際立たせた。

パキスタン空軍飛行員は軍事ウェブサイトhushkit.netにインタビューを受けた時、上述の情報を明らかにした。彼の言い方に照らせば、2月26日にパキスタン空軍の2機の梟竜戦闘機はカシミールのパキスタンサイドによる実効支配区域をパトロール飛行していた。地上のレーダーが、インド空軍が2機のスホーイ-30MKI戦闘機を派遣して9000mの高度で実効支配ラインを越えたのを発見した。パキスタンサイドの飛行員は110kmのところでスホーイ-30MKIをキャッチし、かつ続いてこの2機の飛行機に対する接触と追跡をずっと保持した。このようだったことは、梟竜戦闘機がすでにSD-10アクティブレーダー制御誘導空対空ミサイルを発射して攻撃を行えたことを意味している。だが地上の指揮所は情勢のエスカレートを避けることを考慮し、攻撃命令を下さなかった。この時インド空軍はまた6機のスホーイ-30MKI戦闘機を派遣して支援に来させた。パキスタンサイドの飛行員はレーダーを利用して逐一8機のスホーイ-30MKIに対し追跡とロックオンを行った。パキスタンサイドの飛行員の説明に照らせば、「自分たちが釣られているのか否かを見てみた」。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「梟竜は成功裏に自らの能力を証明した」)

これはパキスタンサイドの飛行員が初めて公然とスホーイ-30MKIをロックオンしたことを事実確認したものである。パキスタンサイドの描写から見て、インド空軍は飛行機にも飛行員にも非常に大きな問題が存在する。まずスホーイ-30MKIは100kmもの遠くでもう相手方によってキャッチされ、しかる後に追跡およびロックオンされ、飛行員は何と戦術機動をして追跡を離脱せず、したがってパキスタンサイドの梟竜戦闘機にずっと接触を保持させた。増援戦闘機の派遣も戦闘区域に不注意に進入し、結果としてパキスタンサイドの飛行員によって「逐一」ロックオンされた。もしパキスタンサイドの地上指揮所が攻撃命令を下していたら、梟竜戦闘機はすでにまる何回も進攻を発動できていた。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「パキスタンの飛行員はスホーイ-27系列に対し決してよく知らないということはない」)

インド空軍のミスに直面してパキスタンサイドは鋭敏に戦機を掴んだ。まず梟竜戦闘機の体積は小さく、カシミールは山岳地域に属し、このようだと梟竜は低空を保持すればもうインドの防空レーダーとスホーイ-30MKI戦闘機のレーダーの探知計測が避けられる。一方スホーイ-30MKIは体積が大きく、加えて1万mもの高空を飛行し、梟竜戦闘機のレーダーは目標を仰ぎ見、天空の背景の下でスホーイ-30MKIは非常に容易に探知計測およびキャッチされた。相手方のレーダーに探知計測された後、スホーイ-30MKI戦闘機のレーダー警告システムは警告をしたはずで、この時飛行員は妨害弾を放ち、戦術機動を行い、梟竜戦闘機の追跡を離脱すべきだった。だがインド軍の飛行員は全くの無関心だったようで、継続して飛行を保持した。さらに6機の飛行機を増派して戦闘区域に進入させ、このように狭い戦闘空域に8機の大型戦闘機を投入している。一方アメリカ空軍が戦闘区域の掃討に用いるのでも4機編隊に過ぎず、パキスタンサイドの飛行員はチャンスを掴み、こうした飛行機に対しひとしきりからかった。このため当時インド・パキスタン空軍のうちインドが利を失ったのは偶然の現象ではないはずである。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「パキスタン空軍はすでに梟竜戦闘機追加購入を決定している」)

パキスタンの飛行員は、梟竜戦闘機のパフォーマンスがこのように出色だったのは、まずその功は戦闘機の優秀な性能と先進的な機載設備に帰される、と考える。以前パキスタンは梟竜戦闘機のKLJ-7火力コントロールレーダーのスホーイ-30MKIに対する探知計測距離は130kmに達し得ると明らかにしていたが、今回この説が確認されたはずである。一方スホーイ-30MKIのBARSレーダーはRCSが3の目標に対する前方を見る場合の探知計測距離でもおよそ130〜150kmしかなく、加えて両者の体積上の差異があり、スホーイ-30MKIは梟竜に直面して探知計測距離上の優勢は決してない。まだあり、パキスタン空軍と中国空軍は多くの目的性を持った訓練を行っており、中国空軍はスホーイ-27UBK、スホーイ-30MKKという2種の作戦機を装備しており、こうした飛行機の飛行特性、機動性能はスホーイ-30MKIと大同小異で、パキスタン空軍の梟竜戦闘機は何度もこの2種の作戦機と異機種対抗訓練を行っていて、パキスタンサイドの飛行員はかつてこの機に搭乗して体験飛行も行っている。このためパキスタン空軍はスホーイ-30MKIの各方面の性能に対する掌握が比較的深い。比較するとインド空軍は梟竜戦闘機に対し充分な重視を決して与えず、片方は己を知り相手を知り、片方は驕傲にも敵を軽んじ、空戦結果がどちらに傾くかは言わずとも明らかである。(作者の署名:小飛猪的防務観察)


 中国空軍はパキスタンのF-16と対抗演習しているんでしょうかね。

8月5日

 イギリス海軍関連です。

https://military.china.com/news2/569/20190726/36691308_all.html#page_2


イギリス海軍の実力、30年あまりで半分以下に縮小 唯一の空母はまだ空っぽ

【グローバル時報総合報道】 イギリスは25日、「航行の自由を守る」ため、海軍を派遣しイギリス国旗を掲げた船舶のホルムズ海峡通過を護送すると宣言した。だがイギリスの態度表明は広範な疑問を受けており、この前イギリス外務大臣の任にあったハンターは、「全ての船舶に航路護衛を提供することは不可能」だと認めている。イギリスメディアはさらに本国海軍の置かれたまずい状況を明らかにしている。持続すること数十年の衰退後、今イギリス海軍の実力は1982年のイギリス・アルゼンチンのマルビナス島戦争の時の半分にも足りない。

イギリスの「ザ サン」は24日、イギリス海軍はすでにイランが湾岸地域に発する脅威に対応することができないまでに衰退している、とした。「1982年にアルゼンチンの手中からフォークランド諸島(アルゼンチンはマルビナス諸島と称する)を奪回した時に比べ、今我々の艦隊の規模はすでに半分に縮小している。」 過去37年、イギリス海軍艦艇の数量は80隻から50隻にまで減少し、その中で主力戦闘艦の減少は特に顕著であり、さらに10隻の維持修理が欠乏しているものがある。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「イギリスロイヤルネービーで現役の『クイーンエリザベス』号空母」)

報道はイギリス海軍の現在の衰退の状況を詳細に列挙している。1982年、イギリス海軍は2隻の現役空母を持ち、これとは別に2隻の空母が建造中だった。2008年になると、イギリス海軍空母の数量は2隻に減少した。2019年、イギリスは1隻の空母しか持たず、しかも問題が絶えない。イギリスの「デイリーエキスプレス」は最近、イギリス唯一の空母「クイーンエリザベス」号に漏水事故が発生したことを明らかにした。さらにまずいのは、この空母が現在空箱でしかないことである。そのために配備されるF-35Bステルス戦闘機はまだ着荷していない。

水上艦艇方面では、1982年にイギリスは13隻の駆逐艦、47隻の護衛艦を持っていたが、2008年にはすでにそれぞれ8隻および17隻にまで減少していた。今、イギリス海軍には6隻の駆逐艦と13隻の護衛艦しか残っていない。その中のハイエンド戦力としての45型駆逐艦は故障が頻発し、2017年にはかつて一度、あらゆる6隻の駆逐艦にいずれも技術問題が原因で港に「立ち往生」する苦境が出現している。一方現役の13隻の23型護衛艦はいずれも予定の就役年限に近づいている。それらに取って代わる26型護衛艦はまだ数年後になることを要してやっと引き渡しができる。また、イギリスの潜水艦の数量も1982年の16隻から10隻にまで減少している。

「ザ サン」は、特に人を心配させるのは、財政の悪化ゆえに、多くの艦艇が相次いで退役するのと同時に、イギリス海軍は今後10年で11隻の艦艇しか新たに建造せず、その中にはさらに4隻の漁政巡視船が含まれることで、このことはイギリス海軍の規模がさらに一歩縮小することを意味している、とする。

イギリス海軍の実力が大幅に縮小していることは、イギリスが何故イランとの紛争の中で手をつかねて無策なのかも説明している。「モントローズ」号護衛艦は湾岸地域で唯一のイギリス軍の艦艇である。イギリス国防省当局者のトビアス エルウッドはイギリスのスカイニュースチャンネルの記者に対し次のように語った。「もし我々が国際的舞台の上で作用を発揮し続けることを願い、同時に脅威に変化が発生しつつあり、あるいは全面戦争勃発の臨界点に接近しつつあることを考慮すれば、我々はロイヤルネービーに対する投資を含め、国防への投資を拡大することが必須である。」 彼は、「イギリス海軍の規模は小さすぎ、グローバルな役割に堪えることはできない」と認めている。(武彦)


 しかしイギリスの状況からしてあまり軍事費を伸ばすことは実際にはできないでしょう。このことは間接的に日本にも影響してくるはずです。

8月6日

 中国の無人機関連です。

https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-08-01/doc-ihytcerm7764181.shtml


中国、全世界で最速の無人機を研究開発 毎時間6000km飛べる

最近、安順で挙行された黄果樹飛行大会において、貴州飛行機製造有限会社の下に属する竜飛航空アクセサリー社が2種の独特の製品を展示した。1つ目は中国艦載無人機カタパルト発着架で、2つ目は無人機のノーズコーンである。

特にこの無人機のノーズコーンは、神秘の色彩が充満し、展示パネルには次のように書かれていた。主要な機能:某機種の無人機複合材料耐熱ノーズコーン、高温に耐える樹脂ベースの複合材料体系を採用して製造され、それは飛行機の外形の連続性を保証し、飛行抵抗を減らし、正撃波(頑住吉注:検索しましたが私には説明が理解できないです)を消し、飛行機の空力特性を高めることができる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「知る人はごく少ない:この無人機の飛行速度はマッハ5以上にも達し、毎時間6000km飛べる! 撮影:ハンミャオ」)

飛行機は極超音速飛行の過程の中で、先端部が非常に高い空力的加熱と気動力を生じさせ、耐熱ノーズコーンは飛行機の空力的構造の完備を保証するのと同時に、飛行機が高温の下で正常に作動できることを保証し、内部の部品を保護する。性能の特徴は、摂氏350度の温度の下で長時間作動でき(これまでで最速のアメリカのブラックバード飛行機は、機首の最高温度がやっと摂氏240度である)、カーボンファイバー複合材料で制作された耐熱ノーズコーンはチタン合金に比べ30%以上重量が軽減される!

分析を経て、我々はこれが世界で最も先進的な無人機だということを知ることができる。この飛行機はマッハ5以上で飛行し、これは伝統的に言うところの極超音速飛行で、普通の超音速はマッハ1を超えれば即OKだが、マッハ5以上を極超音速と称し、英文ではhypersonicで、これは初のマッハ5の無人機でもあり、世界最速の無人機でもある。中国の科学技術人員はこのために巨大な努力を支払い、無比の勝利を獲得したのである!

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「これは中国の世界で最も速い超音速無人機である」)

あるいは問う人がいるかもしれない。この無人機はひょっとしてロケットエンジン推進で、猛烈にちょっとスパートしているに過ぎないのでは、と。だが製品の説明はわざわざ、350度で長期的に作動できると強調しており、簡単に言えば、これは特殊巡航の無人機で、決して通常のロケット推進を採用し、最大速度の下での飛行は何十秒かで終わるのではなく、極超音速下で持続飛行する飛行機なのである! 最大速度はアメリカのブラックバード機を超える。

この飛行機はマッハ5で持続飛行でき、最大の特色は、空力レイアウトと動力システムにおいて特殊な取捨をしたことである。世界の極超音速飛行機設計方案に照らして言えば、最も成熟した方案は大デルタ翼機体設計の採用に他ならない。ノーズコーンの角度に照らして測量すれば、飛行機の主翼の後退角は大体65度で、これは比較的驚くべきデータで、高速を重んじたミグ-21戦闘機の後退角がやっと60度である。この種の設計は極めて大きく飛行機の超音速抵抗を下げる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「現有の極超音速飛行機方案は全て先鋭な機首で、ラムジェットエンジンあるいはスクラムジェット方案がさらに加わる」)

この飛行機最大の特色はあるいは動力システムにもあるかもしれない。アメリカ人の研究結果に照らせば、マッハ5の巡航が最も信頼性の高い設計方案で、これはタービンエンジンとラムジェットエンジンをコンビネーションした設計の動力システムである。ロケットエンジンとラムジェットエンジンを採用すればこの点は達成できるが、ロケットエンジンは比較的かさばって重く、しかも飛行機が高速からマッハ2までちょっと減速すると、ラムジェットエンジンは作動し難くなり、このためこれは独特の設計でもある。

マッハ5の無人機は、毎時間6000km飛行することを意味しており、これは世界の対空ミサイルが飛んでも迎撃し難い目標である。現有の大型対空ミサイルは全て固体ロケットエンジン方案を採用しており、最大のメリットは加速が速いことだが、弱点は非常に突出しており、ロケットエンジンの作動時間が短く、大多数は何十秒かで、エンジンの停止後、ミサイルの速度は急激に低下し、マッハ5で巡航する無人機に対しては、殺傷は非常に難しいと言える。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「これまで、飛行機の最速記録はアメリカのブラックバード機で、飛行速度はマッハ3である」)

これは1つの法則である。天下武功唯快不破(頑住吉注:どんな武技があっても速さには負ける)で、飛行機が飛ぶのが充分速ければ、敵はどうすることもできない。過去アメリカのブラックバード機はマッハ3の持続飛行能力ゆえに天下無敵で、随意に世界各国のデリケートな区域に侵入したが、これは飛行機の速度が対空ミサイルの速度とほとんど同じ、しかも持続能力が長いがゆえにこそだった。時間の推移と共に、マッハ5の対空ミサイルが出現し、ブラックバード機は徐々に舞台から退出した。

今回中国の新型極超音速無人機の登場は、再度世界高速飛行機のランキングを奪う! (作者の署名:大水)


 ノーズコーンの画像を見るとあまり上等、精密な加工にも見えないんですが、どこまで本当なんですかね。通常はある程度実用化に近づかないと部品の展示はしないのではないかと思いますが。

8月7日

 殲ー20関連です。

https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-08-01/doc-ihytcitm6112143.shtml


中国海軍、あるいは殲-20の艦載化に傾いているか ある要求は殲-20だけが満足させられる

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「外界は普遍的に、殲-20がエンテ式レイアウトを採用するのは超音速性能を向上させるためだと考えている」)

国産空母の進水、就役、殲-20戦闘機の部隊装備と共に、国産第5世代ステルス艦載戦闘機の発展が外界の関心を注ぐ焦点となる。関連の資料から見て、海軍はやはり殲-20を新世代艦載戦闘機として採用する傾向にあるかもしれない。

関連の資料によれば、海軍は次世代艦載戦闘機は主に防空、制空、水上目標打撃、対地攻撃など多種の任務を執行すると考えている。こうした任務を根拠に関連の飛行断面が得られ、しかる後これを根拠にエンジンの性能が確定される。この中には海軍が次世代艦載戦闘機は超音速巡航能力を具備すべきと考えていることがある。この要求について言えば、国産の殲-20戦闘機だけがやっと満足させられる。海外の資料は、殲-20は某型国産ターボファンエンジンを配備した後、完備された作戦能力を具備し、これには超音速巡航能力が含まれる、と指摘している。国産の鶻鷹戦闘機は明らかに超音速巡航能力がない。もしアメリカのF-35B、F-35Cでも超音速巡航はできず、将来グレードアップを経て可変サイクルエンジンに換装してやっとこのような能力を具備する。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「鶻鷹戦闘機は新型エンジンに換装しても超音速巡航能力を具備しないはずである」 「F-35も超音速巡航はできず、将来グレードアップを経て可変サイクルエンジンに換装してやっとこの能力を具備する」)

また海軍は次世代艦載機が比較的良い搭載荷ありの航続距離を具備し、航続距離と作戦半径が大きく、もってより良く空母の作戦能力を発揮するのに便とするよう要求している。この要求は海軍が次世代艦載戦闘機は大型戦闘機であるべきだと要求している可能性を示し、エンジンに対する要求がさらに一歩高まる。資料の言い方では国産次世代艦載戦闘機の性能はロシアのAL-41F-1Sより優れているだろうが、F135ターボファンエンジンより優れてはいない。言い換えればF135ターボファンエンジンの水準に到達あるいは接近しており、後者は現在性能が最も良いターボファンエンジンで、アフターバーナー使用時の推力は19トンに到達し、さらなる一歩の改良を経た後、さらには22トンに到達し得る。

こうした指標から見て、やはり国産某型ターボファンエンジンだけが任に堪え得るかもしれない。海外の資料は、国産某型ターボファンエンジンの全体性能はアメリカのF119ターボファンエンジンに相当あるいは接近し、推力:重量比は10に到達あるいは接近し、アフターバーナー使用時の推力は15トンだと考えている。艦載機の構造重量が陸上基地飛行機に比べ重いだろうことを考慮すると(例えば艦載機の脚は甲板での発着の要求を考慮し、重量が陸上基地飛行機より顕著に大きい)、このため国産某型ターボファンエンジンの推力はさらに20%前後増加することを要してやっと要求を満足させられる。そのアフターバーナー使用時の推力15トンを基準にすると、20%増加させれば18トンに到達し、すでにF135の現在の水準に近い。このように国産次世代艦載戦闘機には充足した動力があり、全体性能は顕著に増強される。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「国産次世代艦載機のエンジンはF135の水準に接近あるいは到達する必要があり、これは巨大な挑戦である」)

新型エンジンを採用した後、国産次世代艦載戦闘機は超音速巡航能力を具備し、迅速に迎撃位置に到達し、相手方の爆撃機を迎撃することができる。2020年以後、極超音速ミサイルが実用段階に入ることになるだろう。このようになると艦載戦闘機の超音速迎撃能力に対しより高い挑戦が提出される。艦載戦闘機が最短の時間で迎撃位置に到達し、相手方がミサイルを発射する前に爆撃機を撃墜できることが要求される。アメリカ海軍がF-35Cに超音速巡航能力を具備するよう要求したのもこれが原因である。また充足した動力が推力ベクトルとコンビネーションすることは国産次世代艦載戦闘機により良い近距離格闘能力も具備させる。これには加速、安定した旋回、過失速機動等々が含まれる。分布式光学口径システム、ヘルメット照準具、PL-10赤外線成像制空空対空ミサイルを利用すれば、F-22、F-35など国外の第5世代機に対し一定の優勢を形成できる。

もし国産某型ターボファンエンジンのアフターバーナー使用時の推力が18トンに到達できれば、さらにF-35Bに似た第5世代ステルス単発艦載戦闘機の研究開発を考慮することができる。海外の資料は、中国海軍は2020年以後強襲揚陸艦を装備することになるだろうと考えており、その排水量は4万トンを超え、全通甲板を具備し、F-35Bのような垂直/短距離離着陸戦闘機が操作できる。だが国内には現在相応のエンジンが欠けている。短時間内にはF-35Bのような戦闘機は研究開発できない。2020年以後国産エンジンが突破を取得すれば、国産ステルス単発艦載戦闘機の研究開発が考慮でき、強襲揚陸艦はグレードアップして小型空母となる。このようになれば海軍上陸打撃群は小型空母艦隊となる。こうした小型空母艦隊は大型空母の数量の不足を補うこともできれば、また中低強度作戦、遠洋航路護衛などの任務を執行することもでき、さらに一歩海軍の作戦能力を向上させる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「もしこの種のエンジンの研究開発がスムーズなら、2025年以後我々は自らのF-35B戦闘機の開発が考慮できる」)

航空振興は、動力先行である。国産作戦機はずっと動力システム不足の苦しみを嫌というほど受けてきたが、努力を経て、この弱点は徐々に補われつつある。だが成功に近づくほど、我々は倍加して努力し、国産航空エンジンを早期に国際先進水順に追いつかせ、国産作戦機のためにより有力な「中国の心臓」を提供する必要がある。 (作者の署名:小飛猪的防務観察)


 かなり楽観的な見通しで、ここまで楽観的なら殲ー31も超音速巡行できるという見通しでもよさそうに思えますが。

8月8日

 ロシア軍用機の領空侵犯事件関連です。

https://military.china.com/news2/569/20190728/36703158_all.html#page_2


焦り過ぎ! 韓国の戦闘機がロシアに対し発砲 専門家:戦時指揮権の取り戻しを急いでいる

韓国とロシアは25日ソウルで局長級業務協議を行い、ロシア軍機が韓国の領空を侵犯した問題を討論した。韓国軍は23日、1機のロシア軍機が2回「韓国の領空を侵犯」し、韓国軍戦闘機は緊急発進しかつ発砲して警告した、と言明した。ロシア国防省はこれに対し回答し、ロシアのツポレフ-95戦略爆撃機が日本海を通過する時その他の国の国境を侵犯していないが、2機の韓国のF-16戦闘機がロシアの戦略爆撃機の飛行ルートを突っ切り、ロシア軍機の安全に対し脅威をもたらした、とした。ならばロシア軍機は韓国の領空を侵犯したのか否か? この事件はいかにすればやっと妥当に解決できるのか? 関連の話題につき、軍事視察員の梁永春があなたのために深入りして解析する。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:ロシアのツポレフ-95戦略爆撃機」)

軍事視察員の梁永春は、韓国軍方面が1機の武装のないロシア軍早期警戒機に対し発砲して警告した反応には間違いなくいささか過激さがある、と考える。

韓国のいくつかのメディアは現在ロシア軍機が韓国の防空識別圏に進入したと騒ぎ語っているが、この種の論調には実は意味がなく、何故なら防空識別圏は決して領空ではなく、いかなる国の飛行機もこの中で正常な飛行巡航を行う権利を有するからである。ロシア軍は韓国の戦闘機がロシア軍爆撃機の正常な飛行を妨害したと非難しているが、その意味は韓国軍機はこの中で最大でやって来て証拠調べ、識別はできるが、我が正常な飛行活動を妨害、破壊することはできない、と言っているのである。また韓国はロシアの1機の早期警戒機が飛行過程の中で韓国が支配する独島付近の領空に進入したと非難しているが、ロシアはこれに対し決して認めていない。だがどうであろうと、韓国軍機は1機の武装のないロシア軍早期警戒機に直面し、妨害弾も撃ち、また発砲して警告しており、この反応には確かにいささか過激さがある。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:F-16戦闘機(韓国メディアから)」)

軍事視察員の梁永春は、韓国軍は最近の一連の国防の安全に関する事件の中で反応が過度で、これは韓国が戦時指揮権の取り戻しを急いでいることと関係がある、と分析する。

韓国は最近国防の安全に関する問題の上で明らかにちょっと神経過敏なところがある。今月初め、韓国軍は突然警報を発し、レーダーが北朝鮮・韓国非軍事区域上空に1機のヘリの侵入があったことをはっきり示し、韓国空軍戦闘機は緊急発進して迎撃した、ということだったが、結果として目標区域まで飛ぶと一群の小鳥を探し当てただけで、この小鳥もいたずらが過ぎたものである。今月中旬、韓国軍はまた警報を発し、西部近海に敵軍の潜水艦の潜望鏡を発見した、とした。当時韓国海軍と海上警察はすぐに合同で出動し、最終的に漁網のブイ1つを探し当てただけで、全く何らの潜水艦もいなかった。今回彼らはまたロシア空軍と摩擦を発生させた。

韓国軍が最近常にこんなにもびくびくと過度な反応をするのは、文在寅政権が韓国軍の戦時指揮権の取り戻しを急いでいることと非常に大きな関係がある。現在、韓国軍の戦時指揮権は依然米軍によって掌握コントロールされ、これは単純な軍事問題ではなく、主権と尊厳に関わり、韓国はできる限り早く指揮権を取り戻したがっている。これには外界の2つの疑念を打ち消す必要がある。1つ目は韓国に独立して軍隊を指揮して国土を防衛する能力があるのか否かである。最近韓国軍は連続して安全に関する警報を誤って発し、これは自らを証明することを急ぎすぎたのであり、だからこそ草も木も皆敵兵に見えるのである。

もう1つの疑念はアメリカから来る。アメリカ人は韓国が軍事上独立することは、米韓同盟関係を弱体化させ、アメリカの朝鮮半島における利益に影響すると疑っている。このため韓国が今回ロシアに対し特別強硬なことが目立つのは、アメリカに向け自らがもし軍事上独立しても、アメリカの前哨基地をうまく務めるだろう、と証明しようとしているのである。当然今回韓国軍は加減をうまく把握せず、何とロシア軍機に対し発砲した。幸い命中しなかったが、もし1発が不注意に命中していたら、それは深刻な地域の安全上の危機である。韓国軍はもうちょっとで自らに大きな面倒事を惹起するところだったと言うことができ、彼らの応急反応メカニズムが決してごく成熟したものでないことを反映している。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「韓国連合通信社のキャプチャー画像(グローバルネット)」)

軍事視察員の梁永春は、今回のロシア・韓国軍機による衝突事件は、外交談判によってのみやっと妥当に解決できる、とする。

この種の事情は談判によってのみ解決でき、メディアを通じて互いに非難するのではなく、皆揃って証拠をテーブルの上に並べるべきである。当時空中で一体何があったのか、何故双方の意思疎通はスムーズでなかったのか、以後どうやって類似の衝突を避けるのか、こうした問題をロシア・韓国双方が真面目に語ってはっきりさせる必要がある。ロシアと韓国はいずれも東北アジアの安全の安定の維持保護者たるべきであって、一時の衝動ゆえに、ああいった朝鮮半島で挑発して事件を起こし乱を生じさせることを企図する人に得させてはならない。特に韓国は、合理的に軍事力量を利用することを学び体得する必要がある。また一方において、韓国には今回意外な収穫もあった。何故なら事は争いのある島嶼に関わり、ロシアは直接韓国と談判し、これは事実上韓国の独島に対する主権の要求を支持したことに他ならない。このため日本は非常にまずいことになり、事件発生後日本もロシアと韓国に対し外交的抗議を発した。だがロシアと韓国が喧嘩してもよし、協議してもよし、いずれにしても日本は相手にしない。このため今回はロシアと韓国の争いで、日本はへこまされ、これは再度東北アジアの錯綜し複雑な地縁政治関係を屈折して映し出してもいる。


 日本としてはこれ以上どうしようもないと思われますが、類似の事態は今後も起こる可能性がありますからね。

8月9日

 「国際軍事競技」関連です。

https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-08-05/doc-ihytcerm8538684.shtml


「国際軍事競技」 中国、いきなり勝利を取得 初戦でもう記録を破る

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「『スヴォロフ突撃』競技に参加する中国車両チーム 崔萌 撮影」)

[グローバル時報報道 コルラに赴いた特派記者 崔萌 特約記者 柳玉鵬] 一年に一度の「国際軍事競技」の戦いに3日再度火がついた。今年の「国際軍事競技-2019」には全部で39の国と地域の代表チームの参加があり、中国の新疆に位置する「国際軍事競技-2019」コルラ競技区域では4日最初の競技が始まった。「グローバル時報」記者は4日競技現場で、イラン、ジンバブエと勝負する「スヴォロフ突撃」歩兵戦闘車単一車両競技の中で、中国車両チームが初戦を飾り、かつ去年創造した競技記録を打破したのを見た。

ロシアニュース社は4日報道し、「国際軍事競技」はロシア国防省が発起した国際的性質の軍事競技である、とした。今回の競技は3日から17日まで10カ国25の標的場で行われる。ロシア、中国、ベラルーシなど39の国と地域から来た223の代表チームが32の競技種目に参加することになり、競技参加人数は5000人を超える。ロシアでは15種目の競技が行われ、その他の競技種目はその他の国で行われる。このうちインド、モンゴル、ウズベキスタンは初の競技開催請け負いである。

中国陸軍は新疆のコルラで「スヴォロフ突撃」歩兵戦闘車車両チーム競技、「晴空」携帯式対空ミサイル分隊競技、「兵器名手」武器修理分隊競技および「安全環境」ABC偵察チーム競技という4種目の競技の開催を請け負いかつ参加する。「グローバル時報」記者の理解によれば、「スヴォロフ突撃」は単一車両競技とリレー競技という2項目の内容を設置している。このうち単一車両競技は車両チームメンバーが4300mのトラック内で、最短の時間を用いて機動して障害を越えるルート部分、水場、対戦車壕など10種、全部で12の障害物を越え、かつ歩兵戦闘車、ヘリ、対戦車グレネードランチャーなどあらかじめ設置された目標に対し破壊を行うことが要求される。今年、全部で6カ国150名の選手が「スヴォロフ突撃」競技に参加する。4日の競技の中で、中国代表チームは初戦で16分13秒の成績をもって去年創造した16分50秒の競技記録を打破した。

「国際軍事競技」の核心的な種目の1つである「戦車両項目」競技は慣例に照らしモスクワ郊外のアラビノ標的場で行われる。3日、戦車両項目競技初戦開始前、ロシア全軍の競技に参加して勝利を獲得したロシア女子戦車乗員がまずデモンストレーションを行った。その後行われた単一車両競技の中で、中国の競技参加チームは初戦に出陣し、比較的大きな優勢をもってグループ第1位を勇ましくも奪取し、初戦の勝利も取得した。

ロシアのタス通信社は4日、ロシア大統領プーチンは祝電を発し、「国際軍事競技」に参加する各国軍人に向け歓迎を表明した、とした。彼は祝電の中で、この競技は人民の信任と友情の祝日であるとした。「世界各地から来た職業軍人、真の軍事の名手と軍事専門家が参加するもので、一年一度の競技はすでに良き伝統となっており、人を引き付けて夢中にさせ、人を印象深くさせる競技である。」 ロシア国防大臣のショイグは挨拶の時、NATO諸国の欠席に対し皮肉を言った。彼は、NATO諸国が「国際軍事競技」に参加したがらないのは、政治的原因からだけ出ているのではなく、やはり名声を損なうリスクを冒したくないのであり、もって競技の中で不完全な軍事技術装備を見せつけるのを免れようとしているのだ、とした。「もし彼らの装備の競技の中でのパフォーマンスが過度にまずいものだったら、すぐに兵器市場での売れ行きは非常に悪くなるだろう。」


https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-08-04/doc-ihytcerm8434816.shtml


「戦車両項目」最初の競技が満足いく形で終了 中国チームグループ第1位を勝ち取る

黄金の戦車がお目見え! 中国の96B戦車が戦車両項目の競技場に鮮やかに姿を現す

国際軍事競技の最もヘビー級の種目である、今年の「戦車両項目」競技は8月3日モスクワ郊外のアラビノ訓練場で戦いの幕が切って落とされた。25の競技参加国の中で、中国だけが自主研究開発した96B式戦車を携えて競技に参加し、その他はいずれもロシア製T-72B3を使用する。96B戦車の独特の黄色い塗装は無比に目立ち、これは「黄金色」だとするロシアのネット仲間さえいた!

中国チームは00:21:01の成績をもってグループ第1位を勝ち取った。第2位を獲得した隊伍はベラルーシチームで、成績は00:21:53だった。

2019年8月3日、新疆のコルラで中国陸軍によって開催が請け負われる「国際軍事競技-2019」は開幕式を行った。

ロシアの紅星テレビ局の報道によれば、昨日アラビノで、「戦車両項目」初戦の競技が満足いく形で終わった。中国チームは00:21:01の成績をもってグループ第1位を勝ち取った。

第2位を獲得した隊伍はベラルーシチームで、成績は00:21:53だった。第3位はアゼルバイジャンチームで、成績は00:24:26だった。第4位はセルビアチームで、成績は00:32:14だった。

8月4日は2つの競技が行われ、最初の競技に参加するのはキルギスタン(青、第4レーン)、イラン(緑色、第3レーン)、ロシア(赤色、第2レーン)、アルメニア(黄色、第1レーン)である。第2の競技に参加するのはカザフスタン(青色、第4レーン)、シリア(緑色、第3レーン)、モンゴル(赤色、第2レーン)、ベネズエラ(黄色、第1レーン)である。

8月5日と6日には第1競技区12カ国の第2車両チームの競技が行われる。8月7日と8日には残る第3車両チームの競技が行われる。競技結果を根拠に、第1競技区36チームの中で勝利を獲得する者が決まる。また、競技結果を根拠に全体のランク付けが行われ、準決勝リレー競技に参加する8カ国が決定する。第1競技区の準決勝は8月10日と12日に行われる。最終の決勝は8月17日閉幕式当日に行われる。


https://mil.news.sina.com.cn/china/2019-08-05/doc-ihytcerm8569235.shtml


戦車大会の初戦で中国チームがもう強敵に遭遇 相手方も自ら戦車を携え競技に参加

8月3日、ロシアの首都モスクワ遠郊(頑住吉注:この言葉日本では使いませんし他の多くの記事では近郊となってます)の「アラビノ」標的場で、(左から右へ)中国チーム、セルビアチーム、ベラルーシチーム、アゼルバイジャンチームが出発を準備している。新華社記者 白雪騏 撮影

新華社モスクワ8月4日電(記者 李東旭) 「国際軍事競技-2019」の開幕戦、「戦車両項目」グループ競技がロシアの首都モスクワ遠郊の「アラビノ」標的場で行われ、種目の審判委員会は競技後、中国の「戦車両項目」競技参加チームがグループ競技の中で第1位を獲得し、ベラルーシチームが第2位を獲得した、と宣言した。

知られているところによれば、今年は全部で20あまりの国から来た競技参加チームが「戦車両項目」競技に参加する。このグループ競技の中で、中国の「戦車両項目」競技参加チームはアゼルバイジャン、セルビア、ベラルーシから来た競技参加チームと同じ場で勝負する。

当日の競技形式は単一車両競技だった。中国チームが競技の中で使用したのは中国が自ら研究開発を行った96B型戦車で、ベラルーシチームが操縦したのは同国が改造生産したT-72型戦車で、その他の競技参加チームはいずれもロシアサイドによって提供されるT-72B3戦車を使用した。

中国チームは率先して出場した。3名の車両チームメンバーは迅速に戦車に乗り込み、戦車は競技場の上を疾駆し、機動によって障害を越え、火砲の射撃位置に入り、火砲射撃を完成させ、かつ水場、土盛り、煙と火のルート部分、地雷原、横に傾いた坂などの障害を通過し、最終的にグループ競技の中で首位を占めた。

中国の競技参加チームを率いるジャンヤオは競技後次のように言った。前日雨が降り、競技ルートは比較的湿って滑ったが、隊員たちは総体として素晴らしく発揮した。今年競技に参加するのは新たな隊員で、彼らは当日初めて競技場にやって来て、かつ直接競技に参加した。次の一歩で、中国チームは競技状況に対し総括を行い、以後の競技の中での好成績取得を勝ち取る。

友達とわざわざ競技を見に来たイリーナは新華社記者に対し、これは彼女の初めての近距離で見る戦車競技で、非常に興奮を感じた、と語った。観衆のペーターは、競技は非常に興味深くかつ激烈で、「中国チームのパフォーマンスは自分に深い印象を残した」とした。


 まずい結果になると報道管制されてぱったり報道がなくなってしまうんですが、今年はどうなるでしょうかね。

8月10日

 インド・パキスタン空戦関連です。

https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-08-04/doc-ihytcerm8470929.shtml


鉄の盟友パキスタン空軍の梟竜戦闘機がインドのスホーイ-30を制圧 小さなレーダーが大きなレーダーをやっつける

社会や生物学会においては、国でもいいし、生物でもいいが、強大さを追求するのはほとんど生来の本能である。自然法則は比較的冷酷な一面をはっきり示しており、強大な生物は、ほとんど全て充分大きな体型に頼ってやっと威嚇力を有し、国に対しても同様で、国土面積が小さすぎ、人口が少なすぎれば、スーパー大国になるのはいつでも非常に難しい。

戦闘機の世界では、より大きな戦闘機が往々にしてより強い戦闘力を意味し、このため世界各国空軍は財力の許す状況下では、不断により大きな飛行機を追求する。飛行機のサイズはどんどん大きくなり、大型機がより歓迎を受ける。これは争いのない事実であるが、世界は非常に奇妙なもので、大型戦闘機がきっと小型戦闘機に比べ強いわけでは決してない。某いくつかの時、大きな飛行機が小さな飛行機によってやっつけられるのが見られることも少なくない。パキスタン空軍の梟竜戦闘機とインド空軍のスホーイ-30MKIはまさしく非常に良い例である。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「梟竜戦闘機はパキスタン空軍で大黒柱の役割と評価されるが、飛行機のサイズは非常に小さく、見るとごく目立たない」)

梟竜戦闘機の空虚重量は6トンちょっとで、インド空軍の18トンのでかぶつであるスホーイ-30MKIに比べれば、ほとんど蟻でしかない。インド空軍の考え方に照らせば、スホーイ-30MKIというこの象は、超越的なサイズに頼って軽々と梟竜というこの蟻を踏み殺すことができる。だが2月の短い交戦はそれにもかかわらず世の人を大いに驚愕させた。梟竜戦闘機は120km離れて早々にスホーイ-30MKI戦闘機をロックオンし、一方インドサイドの飛行機はそれにもかかわらず全くの無反応だった。だが上級はずっと指令を与えず、このためずっと発砲しなかった。

皆知っているが、インド空軍のスホーイ-30MKIはBARSパッシブフェイズドアレイレーダーを採用しており、レーダー本体の重量は660kgで、付属設備を加えると、総重量は1000kgに達する。一方梟竜戦闘機のKLJ-7レーダーは重量が120kgしかなく、このデータの対比から言って、スホーイ-30MKIのレーダーの指標は梟竜のレーダーに完勝のはずである。だが事実はまさに正反対で、梟竜のレーダーの性能はスホーイ-30MKIに比べより強かったのである!

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「スホーイ-30MKIを梟竜と比較すると、正真正銘のでかぶつである」)

スホーイ-30MKI戦闘機はBARSレーダーを採用し、公式が公開しているレーダーのパラメータは、空対空探知計測135km(戦闘機サイズの目標)、空対艦250km、空対地探知計測80〜120km、スキャン模式のピーク値出力は4キロワットで、照射模式のピーク値は1.2キロワットである(R-27のセミアクティブレーダーに照射を提供し、敵サイドの妨害を防止する)。

梟竜戦闘機のKLJ-7レーダーは、レーダーメーカーの宣伝では空対空探知計測距離105kmを超え、パキスタンサイドは130kmと宣伝し、ほとんどBARSレーダーと同じで、下を見る能力は85kmを超え、レーダーの発射器の出力は600ワットしかなく、レーダーは同時に10の目標を追跡し、かつその中の2つの目標に対し攻撃を展開できる! 中国国産レーダーはより低い出力、より小さい重量を用いてロシア製大型レーダーを超越した!

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「スホーイ-30MKIの非常に大きなレーダーは飛行機の性能にあまり多くのメリットを決してもたらしておらず、体積と重量は過大であまりにも多くの飛行機の性能を消耗する」)

技術の上から言えば、スホーイ-30MKIの大型フェイズドアレイレーダーは梟竜の小型ドップラーレーダーに比べより先進的なはずだが、ロシアのフェイズドアレイレーダー技術は決して先進的ではなく、出力は非常に大きいが、損耗が非常に高く、パッシブフェイズドアレイレーダーは発射器からアンテナまでパワーディバイダー、フェイズシフトモジュールなど多くの部分を経る必要があり、全て損耗と騒音を増加させ、探知計測距離を減少させるだろう。このため、1970年代、アメリカはパッシブフェイズドアレイレーダーの研究開発に成功しても、戦闘機には用いず、パルスドップラーレーダーの使用を堅持したのである。

梟竜戦闘機のKLJ-7レーダーの対空探知計測距離はスホーイ-30MKIのレーダーと互角だが(空戦時スホーイ-30MKI戦闘機は30平方m以上の前方からのレーダー反射断面積であり、両機の正面からの交戦で、発見距離をレーダー反射断面積がほとんど何mかでしかない梟竜戦闘機にはるかに及ばなくさせる)、下を見る能力は相手方に比してずっと良く、これは中国電子工業の急速に発展するデジタル化処理技術のおかげで、ロシア製レーダーはより高い出力とより大きなアンテナの寸法を持つが、信号処理能力が低く、スホーイ-30MKIを低空に対する作戦で無力にさせる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「第3ロットの梟竜の推進と共に、新世代レーダーの最大作用距離は200kmの大台に迫ることになる」)

梟竜戦闘機のKLJ-7レーダーがインドのより大きなレーダーを制圧したわけだが、これに付随してKLJ-7Aアクティブフェイズドアレイレーダーも同様にラファールのRBE-AESAレーダーを制圧することになる。梟竜戦闘機の成功ゆえに、パキスタンサイドの発注はすでに当初の150機から250機にまで激増し、しかも将来より新しいタイプの開発が極めてあり得、総数が300機を超えることも決して可能性がないわけではない。(作者の署名:大水)


 ロシア製に勝ったからといって西側製品にも勝てるとは限らないでしょう。
























戻るボタン