コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその349

11月27日

 中国の武装ヘリ関連です。

https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-11-19/doc-iihnzahi1884058.shtml


直-9を専用武装ヘリに改める代価はあいにく安くない:速度が20%落ち 航続距離は40%短縮

飛行機の発展には汎用化から専業化に転じる歴史的過程があり、最初の飛行機には偵察機という一種類しかなかったが、すぐに専用の戦闘機、攻撃機が発展し、飛行機は不断に拡大し、最終的に輸送機に変わり、輸送機が変身すればすぐに爆撃機に変わり、攻撃効率は倍増した。普通の固定翼機はこうだが、ヘリも同様で、世界初の武装ヘリであるAH-1コブラは米軍の戦場「タクシー」UH-1ヘリから発展変化してできたものに他ならない。だが専用武装ヘリの研究開発には一体どれだけの代価を支払う必要があるのか、非常に長い時間中国の設計師は決してはっきり分かっていなかった。

新世紀以来、中国の設計師は多種の武装ヘリを登場させ、これには武直-9、武直-19、武直-10などの機種のヘリが含まれ、ついに直接の経験を得たが、汎用ヘリを武装ヘリに改装する、その代価は巨大であり、専用の二文字、その代価は安くなかった!

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「武直-19ヘリは武直-9ヘリの大規模改良製品である」)

中国が武直-19と武直-10を研究開発する前の、武装ヘリ初の試みは武直-9で、簡単に言えば直-9の武装ヘリ改良型で、武装を帯びた普通のヘリだった。このヘリは基本的に直-9ヘリのあらゆる構造を留保し、唯一異なったのはヘリに火力コントロールと武器搭載架を追加したことで、これは中国が初めて自主研究開発した武装ヘリでもあった。この獲得された武装ヘリは汎用機種の派生型と評価され、まだ専用とは評価できなかった。

武直-9ヘリは出現したが、世界の主流の武装ヘリとの隔たりは巨大で、火力、火力コントロール、生存力全てに深刻な不足が存在し、最大の隔たりは飛行機に防弾装甲と墜落損壊に堪える設計がなかったことで、最終的に中国の設計師は世界を追うスパートを展開し、最終的に武直-19を得た。これは先進的な偵察武装ヘリと評価される。だが事後総括すると、専用というこの二文字のために巨大な代価を支払った。すなわち速度が20%落ち、航続距離が40%短縮したのである!

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「武直-9は直-9機の大部分の設計の特徴を留保している」)

武直-9と武直-19を比べると、同じエンジン、ローター設計、伝動システム、機体後部を採用し、このため互換性は非常に強く、2種の飛行機の最大離陸重量は同じで、いずれも4250kgだが、航続距離、速度と航続時間には重大な差があり、武直-9がはるかに先んじている。航続距離は726km対454kmと、約40%短縮している。最大水平飛行速度は298km/h対245km/hと、約20%低下している。航続時間は4.29時間対2.7時間と、約40%減少している。

性能から言うと、専用の二字は飛行性能の暴落を意味した。専用武装ヘリの飛行性能が低下した主要な原因は飛行機の設備と機体の重量増加が大きすぎたことで、普通の武装ヘリは単に散発的に出現する火力の低い敵に対応することを要求されるだけだが、専用武装ヘリは敵の防空火力と闘争する必要があり、機はより複雑な火力コントロールシステムを使用し、より多くの装甲で全機体を包む必要がある。これには機首、コックピット、防弾ガラス、エンジン防御等々が含まれる。しかもヘリが出撃するにはより大量の武器を搭載する必要があり、このため飛行性能が低下するのは理の当然である。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「武直-19の研究開発成功は中国の設計師に専用武装ヘリの難点を知らせた」)

武直-19ヘリの指標は武直-9に比べ大幅に低下し、この点は設計師の予想したことでもあったが、予想外でもあった。原因は抵抗の増加が大きく、重量の増加が多すぎたことで、もし飛行性能が減衰しない、甚だしきに至ってはより先進的なことが要求されていたらより大きな手術をすることを必要とした。すなわち機のエンジンのパワーをアップする必要があり、ローターシステムを改良する必要があり、伝送システムの効率も増加する必要があった。この種の全面改良の結果がもう1種の先進的な専用武装ヘリだった。すなわち武直-10で、最大離陸重量6000kg、航続距離855km、航続時間3.5時間と、基本的に武直-9の水準を回復した!

中国が成功裏に武直-19と武直-10を研究開発した後のユーザーの反応は良好で、機動性が良く、武器システムの精度が高く、標的を射撃すること千回を超えて、百発百中に近かったが、設計師は真面目な分析を経た後まだ不満足で、原因はこの3種のヘリいずれにも深刻な動力不足の問題があることで、しかも中国にはさらに独特の高原の需要がある。このため、さらにもう1機種の専用の強力な高原武装ヘリの開発が必須で、直-20汎用ヘリの構造タイプを採用し改良するのがあるいはより良い方法かもしれない! (作者の署名:大水)


 先日武直ー19にミリ波レーダーを搭載したタイプに関する記事を紹介し、あの記事では搭載の意義を絶賛し、重量が小さいので性能低下は最小限、とされていましたが元々重量オーバーが深刻だったわけです。より強力な武直ー10に搭載しないのも、こちらもエンジンの出力不足で、しかもコストが高く大事な武直ー10の性能をこれ以上低下させたくないからでしょうね。

11月28日

 中国の航空用レーダー関連です。

https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-11-19/doc-iihnzahi1850426.shtml


国産フェイズドアレイレーダーがこのカギとなる重要技術を突破 体積はより小さく重量はより軽く

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「国産新型アクティブフェイズドアレイレーダー。それが薄型アンテナを採用していることに注意」)

最近航空公衆号が航空工業607所発展の歴史的過程を紹介しているのを見たが、関連の文章の中に国産新型アクティブフェイズドアレイレーダーが出現し、かつこのレーダーが「薄型アクティブフェイズドアレイアンテナ」を採用し、国産作戦機の作戦能力を有能に向上させたことが初めて公開された。

外界は、この薄型アクティブフェイズドアレイアンテナはよく言うところの瓦型アクティブフェイズドアレイアンテナに違いないと考えている。周知のように、アクティブフェイズドアレイアンテナは主にT/Rモジュールからなり、このためT/Rモジュールの水準の善し悪しがアンテナとレーダーの性能の高い低いを直接決定する。初期のT/Rモジュールは体積と重量が相対的により大きく、煉瓦式と呼ばれ、重ね合わせの方法を採用してアンテナ上に装備するしかなく、アクティブフェイズドアレイアンテナの重量の急速な上昇をもたらした。アンテナは機首内部に装備されるため、飛行機の重心からの距離が比較的遠く、生じるトルクが非常に大きく、飛行機の飛行状態や姿勢に影響した。当時F-15C戦闘機はAPG-62V2アクティブフェイズドアレイレーダーを追加装備したが、機首の重量増加が比較的多かったため、やむを得ず機の尾部に数百kgのバラストをさらに追加し、結果的に飛行機の飛行性能が低下した。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「F-15C戦闘機はAPG-62V2に換装した後、やむを得ず機の尾部にバラストを追加した」)

マイクロエレクトロニクス技術の発展、多機能チップ、3Dパッケージなどの先進技術の運用と共に、新世代T/Rモジュールの研究開発が成功した。その体積や重量は先代のT/Rモジュールに比べ急速に低下し、その寸法がより小さいがゆえに、外界はイメージ的に瓦式と称している。瓦式T/Rモジュールはレーダーアンテナ上で高密度装備が行え、同様の寸法と重量の下でより多くのモジュールが装備でき、あるいは同様の探知計測性能で、アンテナの重量がより小さい。当然このような高密度重ね層構造のアンテナは周波数信号垂直接続、電磁両立性、放熱などの多くの技術的難題を解決する必要があり、レーダー研究開発水準に対する要求が極めて高い。国産新世代機載アクティブフェイズドアレイレーダーは薄型アンテナを採用しており、中国の関連機関がすでにこうした技術を突破したことを示し、国産作戦機の火力コントロールレーダーがグレードアップ・世代交代するために堅実な基礎を固めた。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「殲-16の機載レーダーは瓦式T/Rモジュール技術を採用しているに違いない」)

国産作戦機の機首の空間は比較的大きく、殲-20、殲-16戦闘機の機載レーダーアンテナの直径は1m近く、殲-10は700mmを超え、一方梟竜戦闘機のレーダーアンテナの直径も600mm前後ある。機載アクティブフェイズドアレイレーダーに対して言えば、同様の技術条件下では、アンテナの直径が大きいほど、T/Rモジュールの数が多くなり、レーダーの出力が大きくなり、探知計測性能が良くなる。殲-16の機載アクティブフェイズドアレイレーダーアンテナのT/Rモジュールは2000個を超えることができ、このようなレーダーは4KWの平均出力を提供することができる。比較すると現在の機械スキャンレーダーの平均出力は数百wしかなく、隔たりははなはだ大きい。当然T/Rモジュールの数量が多くなるほど、レーダーの重量も大きくなり、もし依然初期の煉瓦式T/Rモジュールを採用していたら、レーダーの重量は迅速に上昇し、国産戦闘機はF-15C戦闘機のように、機の尾部にバラストを追加せざるを得ず、結果的に飛行機の飛行性能と機動性能に影響したかもしれない。だが関連の機関が瓦式T/Rモジュールを突破した後、機載アクティブフェイズドアレイレーダーの重量は有効に抑制され、飛行機の重量増加はコントロール可能な範囲内で、機の尾部にバラストを追加する必要はなく、このようなら国産戦闘機にアクティブフェイズドアレイレーダーが普及するために有利な条件が創造される。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「国産のKLJ-7A機載アクティブフェイズドアレイレーダーは三面アレイを採用」 「国産JY-300無人機はより先進的な一体アンテナを採用」)

2018年の珠海航空展から見て、国産機載アクティブフェイズドアレイレーダーは前に向けさらに一歩発展前進し、例えば側視アレイを採用し、戦闘機に側面向きの探知計測能力を持たせる。第5世代ステルス戦闘機の発展から見て、その側面方向のRCSは正面向きRCSより大きいだろう。このため相手方の攻撃は側面から発起される可能性がある。このため戦闘機に側面向きの探知計測能力を具備させることは非常に重要である。また一体アレイを採用し、それは機体構造、外皮と一体に融合し、アンテナの直径を拡張展開でき、レーダーの探知計測距離を増加させる。 (作者の署名:小飛猪的防務観察)


 アメリカの技術もF-15C登場当初よりずっと進歩しているはずですが、現時点での中国との差はどの程度あるんでしょうかね。

11月29日

 中国海軍艦艇関連です。

https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-11-23/doc-iihnzahi2809072.shtml


055大型駆逐艦は何故国産空母に比べ意義がより大きいのか 技術の優勢を10年保持できる

遼寧艦に比べ、初の国産空母は外観の上であまり大きな変化はないが、実戦機の搭載数が36機まで増加し、まるまる50%の増加に足り、このことは国産空母の戦闘力に非常に大きな向上を得させる。

我が国はこの前055大型駆逐艦を進水させた。052Dに比べ、055は排水量がより大きいだけでなく、しかも武器搭載数がより多い。垂直発射装置の数は64から112にまで増加している。レーダーはアクティブフェイズドアレイレーダーから世界で現在最も先に装備するダブル周波数帯アクティブフェイズドアレイレーダーにグレードアップされる等々、全て大きな飛躍の性能向上に属する。

055と国産空母を比べると、どちらの意義がより重大だろうか?

055は駆逐艦であり、それが担う最も主要な任務は防空・対潜、情報獲得などで、艦隊作戦の中では艦隊の防御、情報獲得の役割として存在する。その核心的装備はそのダブル周波数帯レーダーおよび100発以上の対空ミサイルである。一方空母は艦隊の中の絶対的核心たる存在および打撃の絶対的主力である。対艦対地打撃任務執行時、艦載機が執行するミサイル発射は防御突破性でも相対的射程でも、いずれも同種のミサイルを艦上で発射するのに比べずっと優れているだろう。このため、演じる役割から見て、空母は絶対の進攻性に属し、駆逐艦は相対的に補助的性質、防御性の存在に属する。両者にはいかなる衝突も存在せず、その就役は我が国に対して言えば、いずれも非凡な意義を有している。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「055大型駆逐艦」)

だがもしどうしても比較をする必要があるのならば、筆者は055の就役は国産空母に比べ意義がより重大だと考える。同じ艦種の対比から見て、055は世界で先進的なイージス艦バーク級、タイコンデロガ級巡洋艦などに比べ、武器装備に少なからぬ優勢がある。レーダーなど電子設備の上でまるまる1世代先んじている。アメリカのバーク3型駆逐艦が装備を計画していたダブル周波数帯レーダーは問題に遭遇しやむを得ず大幅減産し、ズムウォルト級は技術とコストというダブルの重大問題ゆえに、3隻の建造しか計画されず、しかも核心たるレールガンも遅々として装備されていない。このため、世界各国を見渡しても、技術性能が055を凌駕し得るいかなる駆逐艦もない。アメリカのバーク3、バーク4型も何年もの後にやっと登場でき、055の技術的に先んじた優勢は5、6年以上保持できる。しかもこの時間内055はさらに技術グレードアップを行うだろう。このため055の技術の優勢は少なくとも10年前後保持できる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「航海試験中の055」)

一方国産空母は遼寧艦に比べ非常に大きな向上があったが、世界先進水準に比べると、隔たりはやはり非常に大きい。トン数の上では、アメリカ最新のフォード級空母は11万トン以上に達し、艦載機の数量は100機近く、国産空母の2倍以上である。さらにF-35の殲-15に比べての世代差、固定翼早期警戒機が欠けていることが加わり、我が国の新型空母と世界トップクラスの空母では製造水準を1世代前後隔たらせる。このため、もし同種の艦の対比という意義から見て、055の意義は国産空母より大きいだろう。 (作者の署名:利刃/冬陽)


 まあ海軍の戦力全体を比べればまだまだアメリカがずっと優位だとは思いますが、ズムウォルト級はどうも失敗っぽいですし、055型の量産と共に駆逐艦分野ではアメリカの優位が揺らぐことはあるかもしれません。

11月30日

 オーストラリアは日本の潜水艦を買うとの説もありましたが。2回に分けます。

https://military.china.com/important/11132797/20191113/37390498_all.html#page_2


アメリカのオーストラリアへの原潜販売は中ロの悪夢となるか? 専門家:オーストラリアがアメリカの戦車に縛り付けられることこそ悪夢 (頑住吉注:慣用表現で軍事戦略に組み込まれる、尖兵にされるみたいな意味のようです)

【グローバル時報報道 特約記者 魏斉 記者 劉揚】 中ロを制圧するため、アメリカの一部の専門家は少なからぬ狂った考え方を提出している。アメリカの「国家利益」ウェブサイトは先日国家利益の高級主管ハリー カツィアニスの文章を掲載し、中国を抑止するため、アメリカはオーストラリアに向け攻撃型原潜を販売あるいは賃貸するべきであるとし、かつこれは中ロにとっては悪夢だと考えた。だが中国の専門家は、もしオーストラリアが本当にアメリカの中国抑止という戦車に縛り付けられることこそ、オーストラリアにとって悪夢だ、とする。

聞くと非常に合理的な「狂った考え方」

この「アメリカの原潜販売は中ロの悪夢、ワシントンは考慮するだろうか?」という題の文章は次のように考える。中国の大規模海軍建設の影響を軽減し、かつ北京の太平洋地域における不断に拡大する「対介入・区域拒止」作戦ネットワークの殺傷力を打ち消すため、ワシントンは非常に多くの人が「最も先進的な武器プラットフォーム」と称する攻撃型原潜を販売あるいは賃貸することができ、特に強大な「バージニア」級原潜だ、と考える。文章は、少なからぬ人はこの考え方がひどく狂っていると思うが、依然考慮に値する、とする。

文章は、キャンベラはこれにより世界で最も良い潜水艦を獲得することになり、価格は通常潜水艦に比べ非常に高いが、オーストラリアが広い区域でパトロールを行う必要があることを考慮すれば、航続距離がより長く、能力がより強い大型潜水艦が考慮しうる選択肢だ、と考える。このような潜水艦は日本やその他の国がセールスする潜水艦に比べより強大な戦力を持ち、もって面倒が絶えない「コリンズ」級潜水艦に取って代わり、同時に戦略的縦深を提供し、「特にもし北京が本当に自身の東アジアに対する主張を全て拡大させたら、これは有用だと証明することになる。」

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「バージニア級原潜は現在世界で最も先進的な戦略ミサイル原潜の1つである」)

文章は、作者は何年か前「オーストラリアで最も良い安全保障業務専門家の1人」ロス バベッジに向けこの問題を提出した時、バベッジもきっぱりと、今後の40年の中で、オーストラリアに最も良いのは10〜12隻の「バージニア」級あるいは「Astute」級原潜の賃借あるいは購入だと考えた、とする。彼は、「バージニア」級は信頼性が高く、リスクが低く、コストもすでに知られ、通常潜水艦のように燃料を補給する必要がなく、関連の養成訓練計画とシステムグレードアップによって獲得することができる、とする。彼は、その他のあらゆる条件が全て同じという状況下で、もしアメリカ政府がこの考え方に対し開放的な態度を持っていたら、オーストラリアが「バージニア」級を選択するのはより賢いようだ、と考える。購入後、オーストラリアのこの型の潜水艦とアメリカの潜水艦はアジア太平洋地域およびインド洋水域で緊密に協力することになる。合同の基地、後方勤務の支持、訓練と多くのその他の方面から見て、一石二鳥ということができる。

バベッジは次のように考える。「さらに注意に値するのは、アメリカ海軍がすでに議会に、自分たちは2030年になれば全世界を範囲として39隻の攻撃型潜水艦を配備する見込みだと告知していることである。もしその時西太平洋に危機が発生したら、アメリカは30〜31隻の作戦に用いる攻撃型原潜を有する可能性がある。しかも20〜24隻を主要な戦区に配備できる。もしアメリカがアメリカの潜水艦と緊密に協力する8〜10隻のオーストラリアの原潜に頼ることができれば、これは30〜40%の戦力の補充に相当する。この種の考慮はアメリカ・オーストラリアいずれに対しても吸引力を持つに違いない。」

バベッジは、アメリカ海軍の比較的古い潜水艦、例えば「ロサンゼルス」級はオーストラリアが原潜計画に参与するもう1つのルートかもしれない、と考える。彼は、オーストラリアの攻撃型原潜計画の初期段階において、オーストラリア・アメリカ海軍は何年かの間1〜2隻の後期に建造された比較的新しい「ロサンゼルス」級原潜を共同で操作する可能性がある、と考える。この特殊なやり方はオーストラリア海軍のカギとなる重要技能や資格の養成に用いることもできれば、また貴重なアメリカの攻撃型原潜の就役期間を現在計画されている期間に比べ何年か延長させることもできる。「もしオーストラリア攻撃型原潜部隊と艦隊の協力に関するあらゆるカギとなる重要問題がいずれも双方の政府の同意を得れば、この方法は考慮に値する。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「『コリンズ』級潜水艦は現在オーストラリア海軍の水中作戦の主力である」)

キャンベラの「最も良い選択」か?

文章は次のように言う。「その他の著名な安全保障業務専門家」も、オーストラリアが原潜を購入するのは実行可能だと考えている。「独立研究センター」の研究員サイモン コーワンは「外交学者」に文章を執筆し、「バージニア」級原潜の借用は、養成訓練、グレードアップ、維持保護と核廃棄物処理の一連の計画と合わせて、オーストラリアが原潜を開発する計画のリスクと困難を減少させる、とした。サイモン コーワンは、この種の模式のコストはより低くもあり、およそ200億アメリカドルを必要とし、さらに40億から60億アメリカドルの基礎施設建設と設置のコストが加わる、と考える。また、毎年10億アメリカドルの運用がコストさらに3/4節約できる。彼はオーストラリアの「コリンズ」級潜水艦の使用コストはアメリカが「バージニア」級潜水艦を維持する投資に比べずっと多いだろう、と考える。

12月1日

 続きです。

https://military.china.com/important/11132797/20191113/37390498_all.html#page_2


サイモン コーワンは次のように言う。核の安全は重要な考慮の要素だが、アメリカの原潜は完璧な安全に関する記録を持ち、1960年代以来航行すること2.4億kmを超え、いかなる核反応炉の事故も発生しておらず、しかも1960年以来オーストラリアの基地を訪問しており、いかなる問題も発生していない。また、原潜の反応炉の寸法は原発サイズの小さな一部分で、危険性もずっと小さいだろう。彼は、評論家は国外の支援に対する依存はオーストラリアが原潜を運用すべきでない原因だと考えている、とする。だがこうした憂慮は空虚である。実際には、オーストラリアは武器プラットフォームの開発と維持方面ですでに外国軍と外国の安全保障業務会社およびそのオーストラリアにおける子会社に依存している。

ハリー カツィアニスは文中で、キャンベラの最も良い選択は原潜だとしている。「我々は、その他のいかなる事情も最優先ではない、と言って良い。」

だが、アメリカメディアの文章の中のいわゆる「悪夢」との言い方に対しては、ロシアの専門家は一顧だにしないとしている。ロシアニュース社は12日「ロシア将校」組織の軍事専門家であるワシーリ ダンデキン退役海軍上将の話を引用し、オーストラリアに向け原潜を販売するあるいは譲渡することはアメリカにロシア・中国両国を超越するいかなる優勢も与えないだろう、とした。オーストラリアは原子力技術を持つ国ではなく(頑住吉注:ちょっと意外ですが原発ないんだそうです)、アメリカが同国に向け原潜を提供するのは非常に深刻なことで、これは原子力技術輸出条約に違反する。同時に、彼はもしオーストラリアが原潜を持っても、中国あるいはロシアに対するより多い戦術および戦略の優勢を獲得しないだろう、と考える。

ロシアの「モスクワ共産党青年団員報」12日の報道は、「ロシア将校」組織主席団主席のセルゲイ リポヴォイ少将は、あらゆるこのような文章は全て外国の記者が執筆したものだとしている、とする。アメリカの指導層には、ロシアと、特に中国と直接の軍事衝突を発生させることに興味を感じる人はいない。ロシアの軍事専門家アンドレイ コスキンは、アメリカは非常に積極的に自身の能力を利用してロシア・中国に対する軍事、政治、心理および経済的圧力を増加させつつある、とする。だがアメリカがオーストラリアに向け原潜を提供するというこの非常に困難な任務は、戦略的構想はそれとして、最終的な実施はあいにく別のことである、とする。原潜を提供した後、アメリカはその原子力技術拡散のため責任を負う必要がある。

中ロに対する脅威はどれだけ大きいか

文章の表題の中で中国とロシアに言及されているが、文中には決してロシアに関わるあまり多くの内容はなく、明らかに文章は中国を指向する意図がよりはっきりしている。専門家は、この種の考え方はおそらく一部の西側の専門家の机上の空論でしかなく、現在まで、アメリカ・オーストラリア当局はいずれも上述の願望を見せていない、とする。

アメリカに対して言えば、「バージニア」級というこの最も先進的な原子力プラットフォームを同盟国に販売あるいは賃貸できるか否かには、間違いなく非常に大きなクエスチョンマークをつける必要がある。オーストラリアというようなこのサイズの国に対して言えば、10隻前後の「バージニア」級原潜を購入することは経済の上で受け入れが非常に難しい。もしアメリカがこうした原潜を建造し、しかる後にオーストラリアあるいは他国に賃貸したら、オーストラリアあるいはアジアのその他の国の手中ににおいては明らかにアメリカ海軍の手中に比べより脅威を持つことはない。アメリカはオーストラリアからレンタル料を稼ぐ必要があるだろうか?

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ロサンゼルス級原潜は米軍の主力攻撃原潜」)

専門家は言う。原潜の通常潜水艦に比べての主要な戦術的優勢は長時間水中を航行できることで、頻繁にシュノーケルの深度まで浮上し、エンジンを始動して充電する必要がなく、したがって発見される確率が減少する。だが伝統的なディーゼル・電池潜水艦も非空気依存動力装置(AIP)に頼ってこの問題を改善することができる。しかもディーゼル・電池潜水艦は水中航行時主にモーターに頼って推進し、騒音がよりいささか小さい。アメリカメディアはかつてほしいままに中国のディーゼル・電池潜水艦の脅威を誇大宣伝したことがある。オーストラリアが原潜を持ち、かつそれを中ロに照準を合わせて使用すれば、きっとより多くの面倒事をもたらすだろうが、ディーゼル・電池潜水艦を原潜に換えたからといって突然に中ロに「悪夢を作り出す」ことはないだろう。

中国の軍事専門家である李傑は「グローバル時報」記者のインタビューを受けた時、アメリカがオーストラリア海軍に向け「バージニア」級攻撃型原潜を賃貸することは、双方の需要に非常に符合した潜在的方案である、とした。オーストラリアに対して言えばあまり多くの金を費やさない条件下で水中戦力の隠蔽性と突然性を向上させることができる。アメリカサイドは盟友に向け「バージニア」級の中の初期生産型を賃貸することによって、一方においては一定の費用を手にして自身が新型の攻撃原潜を開発する助けにでき、またもう一方では自分で金を出しアジア太平洋地域の前線海域で仕事を助ける弟を増やすことができる。李傑は、もしアメリカとオーストラリアがこの方面で協力を行ったら中ロに対する脅威は非常に大きいと考える。何故なら「バージニア」級は静音性が非常によい攻撃原潜だからである。それは遠海作戦もできれば、近海で任務を執行することもでき、ひとたび中ロ周辺海域、特に南海海域に配備されれば、大型艦艇艦隊の安全ないし島礁の安全いずれに対しても脅威を構成する可能性がある。


 アメリカが原潜を販売あるいは賃貸する可能性のある「アジアのその他の国」とは主に日本を想定しているんでしょう。日本なら原子力技術拡散の問題はないですしオーストラリアよりは金もあるでしょうが世論の反対はオーストラリアより強いでしょうね。日本の通常潜水艦は優秀なので必要性もさほどないでしょうし。

11月2日

 日本の戦闘機関連です。

https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-11-20/doc-iihnzhfz0457185.shtml


日本は何故F-2を用いて中国軍機に対抗することが非常に少ないのか:機体が超越的に重くレーダーがダメ過ぎ

日本のF-2戦闘機というと、非常に多くの軍事マニアのお友達がまず思い至るのは一様にその製造技術が一流なことだと信じる。まだありそれはこの機が全世界で初めてAESAアクティブフェイズドアレイ機載レーダーを装備した戦闘機だということに他ならない。要するにそれに対する評価は「凄い」、である。だがこの機は見掛け倒しのお飾りでしかない。以下我々はああいった人に知られていない不都合なことを語ってみよう。

F-2は日本の三菱重工とアメリカのロッキード・マーティン社が合同研究開発した第3世代小型戦闘機で、この機は実はF-16の図面から改良されてできたもので、1995年に初飛行し、2000年に正式に就役した。

研究開発当初、日本はもうすでに複合材料と航空電子設備の上に非常に多くの資金を投入して事前研究を行った。当時の日本経済はまさに歴史で最も良い時期にあり、政府の手中の金は非常に多く、さらに加えて日本の電子および化学工業などの技術も相当に先進的で、このため全世界で第一の第3世代戦闘機を作り出そうと考えついたのである。

この機は全世界で初めてAESA機載レーダーを搭載した機種でもあり、それが搭載するJ/APG-1アクティブフェイズドアレイレーダーは性能が非常に先進的で、世界で初めてヒ化ガリウム半導体を使用して作り出されたレーダーでもあり、これは当時アメリカさえも作ることができなかった。

F-2の機体は全体的にアメリカ製のF-16に非常に似ているが、全体的寸法はF-16に比べ一回り大きい。石川島播磨が組み立てたアメリカのゼネラルエレクトリクスF110-IHI-129大推力ターボファンエンジンに換装し、そのアフターバーナー使用時の最大推力は131.23キロニュートンに達し、この機の最大離陸重量も22.1トンに達し、この指標はF-16に比べると3トンまるまるの増加に足りる。

だがこうしたデータは見ると非常に素晴らしいが、支払った代価も小さくなかった。周知のようにアメリカ人の戦闘機、甚だしきに至ってはボーイングの旅客機も設計上全て長時間の風洞試験と精密な計算を経ており、基本的に全て材料のポテンシャルを絞り尽くし、残された余裕量は非常に小さい。だが日本人はあくまで自己流で、いつも大砲の口径を広げたり機体の寸法を拡大するつまらない小細工を常に好み、この時も例外ではなかった。自ら研究開発するF-2がよりいささかデラックスなことを目立たせるため、彼らはまた機体寸法拡大の小細工を弄し、結果としてF-2の機体は全長も、全幅も、主翼面積も機体重量も全てF-16という原型機に比べ一回り大きくなった。こうした改造が全て厳格な風洞試験と精密な計算を経ていなかっただけのことで、慌ただしく実行した結果は考えれば分かる。この機の機体の強度はF-16の水準に遠く及ばず、満載状況下で許される過負荷は+4.4および-1.6しかなく、風にも耐えられないほどに虚弱というべきである。

この機のもう1つの特徴は複合材料の使用量が特別に大きいことで、しかも比率の大きい複合材料一体成形の機体という設計方案を採用、これは相当に大胆なやり方で、この機の製造コストが非常に高い主要な原因の1つでもあり、事実1機のF-2の価格は1機のF-15大型戦闘機を購入するのに足りる。

だが航空界にはある怪現象が存在する。それは複合材料を多く使った飛行機が必ずしもより軽くはない、というもので、この点を日本のF-2も検証した。この機の機体の寸法はアメリカ製のF-16に比べ一回り大きいが、用いた複合材料もF-16に比べずっと多く、だがこの機の機体重量はそれでも9527kgに達し、この指標はF-16に比べ1トンあまり多く、これにより複合材料がこの機の重量軽減方面で果たした作用が決して大きくないことが見て取れる。

逆に、この機は非常に多くの複合材料の壁板を使用しているため、機体表面の工程上ことのほか荒いことが目立ち、特に材料のエッジやリベット穴の上でより突出し、少しも優越性を体現してはいない。

F-2の機載レーダーシステムは同様に嫌というほど突っ込まれている。この機は初めてAESAレーダーを装備した機種だが、J/APG-1レーダーは就役した時それにもかかわらずほとんど麻痺状態にあり、性能は極めて不安定で、甚だしきに至っては普通のパルスドップラー機械スキャンレーダーにさえも及ばなかった。この欠陥は後の改良型J/APG-2でやっとある程度見直されたが、惜しいことにこの時には全世界の天空を飛ぶAESAレーダーはとっくに珍しくなくなっていた…

事実、F-2は100機に満たない機数が作られただけでもう生産停止され、対外輸出はましてや思いもよらなかった。価格が非常に高いからという原因の他、この機の性能上の欠陥も重要なカギだった。対外的に公開されたデータは非常に素晴らしいが、それにもかかわらずこの機の機体の強度不足、高空での振動そして推力:重量比が低い弱点は覆い隠せない。特に東海の島礁の衝突が非常に凄かったとき、この機は東海に全く姿を見せたことがなく、全てああいった機体の老化が深刻なF-15Jに頼って駆けずり回って疲れさせ、このことは側面からF-2の格闘能力が弱い性能の欠陥を反映してもいる。 (作者の署名:浩漢防務)


 ごめんなさい、私知識がなくて批判が当たっているか全然判断がつかないです。

12月3日

 中国のステルス戦闘機関連です。

https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-11-23/doc-iihnzahi2817636.shtml


殲-20の対地攻撃能力はどうか 沈陽飛行機のFC-31戦闘機があるいは答えを出すか

中国空軍は長期にわたり攻防合一を追求し、特に国産主力戦闘機の上では、ずっと対空作戦が核心であることを強調しているが、対地能力も放棄できない伝統で、殲-10Aは初の試験に成功したサンプル品として、非常に大きな成功を獲得し、この飛行機には11の搭載ポイントがあり、4発の中距離空対空ミサイルと2発の近距離格闘ミサイルを搭載し、3つの大型サブタンクを加え、遠距離、長時間の制空任務が執行でき、8発のヘビー級の爆弾を搭載して出撃することもでき、普通の制御誘導なしの爆弾あるいはレーザー爆弾皆OKである。最近10年あまり、中国空軍のレーザー制御誘導爆弾は、大部分が殲-10戦闘機が投下したものである!

殲-10は寸法、重量が比較的小さい単発戦闘機だが、それでも弾薬搭載量は6トンに達する。空軍新世代主力戦闘機の殲-20は、2台の大推力ターボファンエンジンを使用し、最大弾薬搭載量は8トンを超え、甚だしきに至っては10トンで、現段階で空軍が装備する殲-20戦闘機は主に制空任務に用いられ、この飛行機は単に2種の先進的空対空ミサイル、超遠距離の霹靂-15レーダー制御誘導ミサイルと近距離の霹靂-10赤外線制御誘導ミサイルを装備しているだけである。そこで軍事マニア最大の問題が生じる。もし殲-20が対地対艦攻撃を執行したら、どのようになるのか?

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「殲-20戦闘機の対空作戦武器はすでに完全に公開されている」)

殲-20戦闘機の武器搭載には内外2種の選択があり、外部搭載には4つの重量搭載ポイントがあり、4つの2400リットルサブタンク、あるいは別の武器が搭載でき、一方内部搭載は2つの側面弾薬庫、2つの機腹部の弾薬庫である。側面弾薬庫は長さ3mちょっとで、単に霹靂-10空対空ミサイルしか搭載できず、空対地武器の搭載可能性は比較的低い。機腹部のメイン弾薬庫は単に遠距離空対空ミサイルミサイルが搭載できるだけでなく、大型対地対艦攻撃武器も搭載できる。これには普通の爆弾、正確制御誘導爆弾、超音速対艦ミサイル等々が含まれ、目移りせんばかりと言うべきである。

いかにすればこの一切が真かそれとも偽か分かるだろうか? 我々は第2種目のステルス戦闘機を見てみよう。沈陽飛行機の鶻鷹戦闘機である。それらは殲-20戦闘機に比べると、主翼の下に6つの搭載ポイントがあり、左右両側それぞれ3つで、内部に置く武器には2つのメイン弾薬庫があり、殲-20戦闘機のような側面弾薬庫はなく、この点を沈陽飛行機の鶻鷹の宣伝フィルムははっきりと見せている。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「これは沈陽飛行機の鶻鷹の構想。殲-20の弾薬庫はより大きく、弾薬搭載量はより多く、このため性能はより高いだろう」)

まず対地攻撃を見る。対地攻撃で最も常用される定石は、遠距離ではミサイルを用い、近距離では爆弾を用いるというものである。まず爆弾を見る。鶻鷹が見せたのは弾薬庫に4発の超音速対艦ミサイルあるいは対輻射ミサイルを搭載するというもので、主翼の下に4発の類似の弾薬を搭載することもでき、合計すると次のとおりである。ステルス状態で4発の超音速対艦あるいは対輻射ミサイルを搭載して任務が執行でき、一方非ステルス状態では最多で8発のミサイルが搭載でき、これは非常に強力な陣容である!

もう1つ選択肢があり、こうしたミサイルを超音速対地攻撃ミサイルに換える。弾薬庫に4発、主翼に4発で、この点は上述したのとと同様で、弾薬庫の長さの制限ゆえに、ミサイルの最大の全長は4.2mを超えないと見積もられる。梟竜戦闘機が搭載するCM-400AKGミサイルは長さ5.1mで、このため殲-20戦闘機の弾薬庫内に置かれるミサイルは、射程がやや短い、あるいは弾頭重量がちょっと軽いだろう。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「8発の超音速空対地ミサイルを搭載して出撃する殲-20」)

超音速ミサイルは射程が長く、速度が速く、威力が大きいが、価格は安くなく、このため大国の空軍はいずれも物は良く廉価な正確制御誘導爆弾を高度に重視し、これは全世界の空軍の正確攻撃の主力弾薬でもある。アメリカ空軍の現在の主力はPaveway2および3型レーザー制御誘導爆弾、およびJDAM衛星制御誘導爆弾、そしてSDB小直径爆弾で、このうちPavewayレーザー制御誘導爆弾は射程が最も短いが、精度は非常に高い。JDAM爆弾は精度がやや劣るが射程はやや長い。前の2つの爆弾はいずれも200から900kgのヘビー級爆弾だが、SDB爆弾は重量が100kgちょっと、最大射程は80km近く、現在の遠距離攻撃の主力である。

この3種の武器であるが、中国にはこれに対応する類似製品が全てあり、非常に高価なステルス戦闘機に対して言えば、大型で堅固な目標に対してはレーザー制御誘導爆弾を使用して攻撃し、一方防御が厳密な分散した目標に対しては、小型爆弾を使用して攻撃するのがより良く、例えば敵の防空陣地である!

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「これは典型的な爆弾の配置で、500kg爆弾はハードターゲットに対応し、小直径爆弾はソフトターゲットに対応する」)

鶻鷹戦闘機は2012年末に初飛行し、殲-20に比べ2年近い時間遅かった。このことは設計師に殲-20戦闘機の設計の経験を吸収する充分な時間をも持たせ、既存の経験を参考にし、研究開発リスクを減少させ、これは非常に賢いやり方である。

殲-20戦闘機の非常に大きな機体は、使用に非常に大きな便利をもたらし、巨大な空間はこの飛行機に超越的に大きな燃料タンク、比類のない航続距離を具備させ、しかも巨大な弾薬庫は、飛行機がより多くの先進的な武器を搭載できるようにもさせ、殲-20は比類のない作戦効能を持つことになり、中国空軍の対空対地のエース、敵なしである! (作者の署名:大水)


 少なくとも当面はエンジンの出力不足が搭載能力も制限するはずですが。






















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