コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその353

1月9日

 殲ー20関連です。

https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2020-01-02/doc-iihnzhfz9760528.shtml


殲-20に再度勝利の知らせが伝わる:エンジンのカギとなる重要技術を成功裏に突破 技術は完璧と称するに堪える

作者の署名:迷彩派

ここのところ、軍事マニアたちの心はすでに国産空母によってしっかりと占拠されており、殲-20というこの「人気の盛りを過ぎたネット有名人」がまだどんなブームを湧き起こすことができるのだろうか? 皆の疑問に解答するためかもしれないが、殲-20最新改良型の画像が公開されお目見えした。このたった何枚かの画像に頼って、殲-20は国産空母から多くのファンを奪回した。

皆が最も関心を持つ殲-20のエンジン問題であるが、ついに光明が見えた。

画像の中の殲-20改良型は、依然として全身黄色の塗装である。だがラインを引かれ、意外にも独特の風格を備えた未来感が現れており、特に注意に値するのは、殲-20改良型が新型の鋸歯型噴射管を装備していることである。そう、あなたの見間違いではない。これは他ならぬアメリカがF-35戦闘機に使用しているかの種の噴射管で、大推力ベクトルノズルエンジンにより適応できる。これにより我々は、殲-20改良型には高い確率ですでに国産最強航空エンジン「太行B」ターボファンエンジンが使用されていると推断できる。渦扇-15の登場前、殲-20はついに心臓病問題解決の大きな一歩を踏み出したのである。

ずっと前から、殲-20は何故国外軍事専門家の眼中での評価が高くないのか? 彼らの固定観念、エンテ翼がステルスできないことを除き、第2点はまさにエンジン問題だった。国外の専門家は、第5世代ステルス戦闘機の殲-20が、実はまだソ連の第3世代戦闘機のエンジンを使用しているとは想像できなかった。しかし、国外の不断の疑問の声の中、殲-20は自らのエンジンの劣勢を覆い隠さず、依然として各項目の演習の中で驚異的な戦果を取得した。

現在、殲-20改良型の画像を見て最も心配しているのは外国人のはずである。何故なら「病を帯びた」殲-20がなおかつこのように強く、ひとたび殲-20が完全体になったら、西側のステルス戦闘機の優勢は全く存在しなくなるからである。今、殲-20はステルス性能や超視距離空戦の上ですでに先んじた水準に到達しており、今新型航空エンジンがあるべき位置に着き、殲-20の超機動性や超音速巡航領域内のパフォーマンスは、非常に人を期待させる。

もう1つ関心を注ぐに値するのは、殲-20の機体製造加工技術がどんどん良くなっていることである。我々はこうした画像の中から顕著に感じることができるが、殲-20の外皮の接合部であろうと、リベットなどのディテールの上であろうと全て完璧と称するに堪え、充足した未来感を体現し、黄色の外皮も殲-20の内なる才気を覆い隠すことはできていない(頑住吉注:黄色の塗装は試作機、未完成というイメージです)。某種の程度から言って、これは殲-20の未来の「進化」の1つの方向でもある。

中国の殲-20とアメリカ最強のF-22戦闘機は体型上非常に近いが、注意に値するのはF-22の空虚重量が殲-20に比べ軽いことまるまる5トンに足りることである。このことはF-22がより多くの武器を搭載でき、機動性能もより強いだろうことをも意味している。何故F-22は殲-20に比べこんなにも軽くできるのか? 原因は米軍が大量の軽質のファイバー複合材料を用いて金属材料に代替させていることにある。だが強度の上ではそれにもかかわらず全く影響がない。将来新たな材料および製造加工技術を使用することは、さらに一歩殲-20の性能を向上させる必然の道である。

何故殲ー20が第6世代戦闘機の原型になる希望がよりあるというのか? 何故なら殲-20が世界のエンテ翼戦闘機設計の最高峰と称するに耐えるからである。殲-20のエンテ翼構造はステルスに影響がないだけでなく、加えて全体が動く尾翼はさらに非常に大きく機動性を向上させることができる。殲-20はエンジンが決して優秀ではない状況下でも、複雑な空中機動動作をすることができる。大出力国産エンジンへの換装は始まりでしかない。将来、殲-20はさらに推力ベクトルステルスエンジンを使用することになり、その時が来たら、殲-20はやっと進化し真の完全体になるだろう。

2020年、我々と殲-20一同期待あれ!


 肝心のエンジンに関してはまだどんなものか分からず、いずれにしても最終段階にはまだ間があるわけですが、いずれにせよ日本よりはるか先を行っていることは否定のしようがないでしょう。

1月10日

 アメリカ海軍関連です。

https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-12-27/doc-iihnzhfz8658409.shtml


張召忠:中国海軍の発展速度は人を驚嘆させる 米軍はそれにもかかわらずボトルネックに陥る

最近、アメリカ国防省はホワイトハウスに向け艦船の削減と前倒しでの退役に関する計画を提出した。この計画の中で、ペンタゴンは40%の駆逐艦の建造計画を取りやめ、かつ追加で4隻のミサイル巡洋艦、3隻のドック上陸艦と新鋭の4隻の沿海域戦闘艦を退役させることを提案している。

この計画に照らせば、アメリカ海軍艦隊の規模はさらに一歩287隻まで縮小する。以前の「2018財務年度国防授権方案」で計画した355隻に比べさらに一歩後退する。このため全く疑問なく、この報告はアメリカ各界の広範な関心と激烈な論争を引き起こしている。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「建造が計画されるアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦『サム ナン』号(DDG-133)。新たな計画に照らせば、この艦は取り消しに直面する可能性が高い」)

この計画に照らせば、前倒しで退役させられる現役艦船にはタイコンデロガ級ミサイル巡洋艦「モントレー」、「シャーロック」、「ポートベラ」、「ポートロイヤル」、沿海域戦闘艦「インディペンデンス」、「フリーダム」、「フォートワース」、「コロナード」およびドック上陸艦「ウィッビー」、「ジャーマンタウン」、「ガンストン ホール」が含まれる。また、建造が計画されていた12隻のアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦は7隻まで削減される。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「2009年、『ポートロイヤル』号ミサイル巡洋艦はかつてハワイのオアフ島で暗礁に接触し座礁し損傷を受けた」)

その中で、4隻のタイコンデロガ級ミサイル巡洋艦はいずれも前世紀80年代に建造され就役したもので、艦齢は30年を超え、すでに設計上の寿命に近づいている。タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦は強大な作戦艦艇だが、こうした設備が老化し、艦体が古い「爺さん船」はずっと前から常にアメリカ海軍の「大きな面倒事」だった。米軍にはずっとこうした古い艦を退役させる計画があったが、終始批准を得ることはなかった。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「筆者がかつて乗り込んで見学したことがあるウィッビー級ドック上陸艦『フォートマクヘンリー』号。この艦は2019年に伝染病を勃発させ、海上で3ヶ月隔離された」)

同時に前倒しでの退役が計画される4隻のドック上陸艦の状況も大差ない。4隻のドック上陸艦はいずれも前世紀80年代に建造されたウィッビー級ドック上陸艦で、すでに日増しに年老いていっている。米軍は元々こうした古い艦を継続してグレードアップし間に合わせるつもりだったが、今回見たところ心を鬼にして、一気に半分のウィッビー級ドック上陸艦の切り捨てを準備している。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「フォートワース号沿海域戦闘艦」)

一方沿海域戦闘艦の状況はといえば今度は大違いである。「フリーダム」号が2008年に就役したのを除き、その他の3隻の沿海域戦闘艦の就役時間はいずれも10年に満たず、「コロナード」号はさらに就役してたった5年である。この4隻の沿海域戦闘艦の設計上の寿命はまだ十何年かあり、こんなにも早く退役しようとするのは実に人を意外にさせる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「『コロナード』号沿海域戦闘艦」)

さらに重要なのは、この4隻の沿海域戦闘艦が改良試験の科研任務を担い、未来作戦システムの実用性と信頼性の検証に用いられていることである。もしこうした戦闘艦が退役したら、アメリカ海軍のこれまでの何年かの試験と実験は全部やり直しする必要があることを意味している。甚だしきに至っては関連の改良の完全な終わりを意味している。

意外でないのは、この計画が政府部門の反対を引き起こしていることである。アメリカの行政管理・予算局はペンタゴンの計画に対し反対を表明し、ペンタゴンが改めて計画を制定するよう要求している。このためこの計画はいまだなお最終決定となっていない。分析者は、艦隊規模減少の計画は、ペンタゴンが限りある資源を艦隊の発展に用いたくないことを表している、と指摘している。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「進水式での『ケネディ』号空母」)

予算に限りがあるので、ペンタゴンは限りある予算を最も緊急、成果や効果を取得すること最も早いプロジェクトの中に投入することが必須であり、艦隊の拡充は明らかにこのグループの中にはない。規模が膨大な艦隊の維持には大量の資金を長年持続して投入する必要があり、しかも短時間内に成果や効果を見ることは非常に難しい。

ずっと前から、350隻の艦艇から構成される艦隊を持つことは常にトランプ政権の選挙向けの目標だった。だが現状はそれにもかかわらず、アメリカ海軍は現有の艦隊の維持でさえもすでに非常に困難で、甚だしきに至っては一部の艦艇の退役を必要としている。5隻のアーレイ・バーク級駆逐艦の削減は、今後の何年かの中で、アメリカ海軍が世代交代に供することのできる新型作戦艦艇に欠乏することをも意味している。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「アメリカ海軍が試験する無人艇」)

このように見ると、米軍がああいった元々軍艦とは考えられていなかった小型艇や船舶も「軍艦」の範疇に区分けしない限り、トランプの言ういわゆる「350隻の軍艦」の艦隊は彼の任期内に実現不可能なだけでなく、甚だしきに至ってはさらに一歩縮小する可能性がある。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「就役式での山東艦」)

中国海軍人を驚嘆させる発展速度に直面して、アメリカ海軍の発展はそれにもかかわらずボトルネックに陥っている。現在見たところ、中米両国の隔たりは依然非常に顕著である。だがこれまでの十年の発展と現状を結合させて見れば、十年後に今度はどうなるだろうか? 時間のみが我々に回答を与えうる。(作者の署名:局座召忠)


 政府はよく理解していないが軍事の専門家は艦艇の規模を削減してでも新兵器に予算を多く投入した方が総合的に見て有利と判断しており結果的に見ればそれが正しかったと判明する‥‥という可能性もあると思うんですがそうでしょうか。

1月11日

 殲ー20関連です。

https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2020-01-03/doc-iihnzahk1656316.shtml


中国、今年殲-20を大量生産へ さらにある重要な作戦能力が増加

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「2機の殲-20が太行エンジンを配備して試験飛行する画像。あるいは殲-20がすでに量産されていることを示すか」)

外界は普遍的に、2020年は殲-20戦闘機のカギとなる重要な1年になるだろうと考えている。今年殲-20戦闘機は大量生産されることになるだろう。さらに有人機/無人機協同作戦能力を増加させ、空軍の作戦能力を大きく一歩前進させる可能性がある。

2019年末、外界は2機の殲-20戦闘機が太行エンジンを配備して試験飛行する画像に注意していた。それは殲-20戦闘機がすでに、あるいはまもなく大量生産されることを示し、中国空軍と国産戦闘機はステルス戦闘機時代に足を踏み入れる!

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「殲-20戦闘機は現在輸入エンジンを配備している」)

殲-20戦闘機は2011年に初飛行し、2016年に少数が部隊に引き渡されて試用された。だがあの時には殲-20戦闘機のエンジンはロシアのAL-31FN-M1エンジンだった。このため飛行機の性能のグレードアップ、大量生産は人の制限を受けた。ある海外の資料は、2018年末になって中国空軍はおよそ28機の殲-20戦闘機を装備済みだと考えている。殲-20戦闘機は元々の計画では国産のWS-15ターボファンエンジンを配備することになっていた。だがこのエンジンは研究開発成功まで距離がありまだ月日を必要とする。一方国産の太行エンジンはすでに国産の殲-11Bおよび殲-16戦闘機に配備され、生産量は数百台もの多さに達している。部隊装備されてからも比較的長い一定の時間があり、使用中試練に耐え、太行エンジンがすでに成熟していることを示した。この種の状況下で中国空軍は殲-20を太行エンジンに換装し、完全国産化を実現する決定をした。2017年に殲-20戦闘機は国産の太行エンジンを装備して初飛行に成功し、2年前後の試験飛行を経て、殲-20は大体2019年末に試験飛行科目を完成させ、2020年には大量生産に投入される可能性がある。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「2017年に殲-20は太行エンジンを配備して初飛行した」 「2年の試験飛行を経て、殲-20太行版は試験飛行科目をすでに全部完成させたに違いない」)

前述のように国産の太行エンジンの生産能力は主に殲-11Bや殲-16戦闘爆撃機の配備の要求を満足させている。海外の資料から見て、殲-11B戦闘機はすでに生産停止され、殲-16戦闘機は少なくともすでに5ロット生産され、装備数は100機を超えている。部隊の換装への圧力は低下し、関連機関は生産能力を全部殲-20戦闘機に転じることができる。このため外界は殲-20戦闘機は2020年から大量生産されることになるだろうと推測している。またステルス性能を考慮すると、ステルス戦闘機の生産、装備は以前の戦闘機に比べずっと複雑だろう。工場の生産能力は努力しての向上の過程を必要とし、部隊の装備、使用も関連の経験の累積を必要とする。F-22戦闘機が部隊装備された当時、アメリカ空軍も全空軍の力を集中して初めて装備する部隊を保障した。前期の実用を通じて、中国空軍はすでに相当のステルス戦闘機の使用経験を累積し、したがって殲-20の大量部隊装備のために堅実な基礎を固めた。2019年中国空軍は初の殲-20作戦旅団を建設した。外界は普遍的に、この旅団は2020年に満編成になると考えている。第2の威竜(頑住吉注:殲ー20の愛称)作戦旅団は2020年に建設され、殲-20戦闘機の大量生産入りと共に、中国空軍ステルス戦闘機部隊の建設は追い越し車線に乗ることになるだろう。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「F-35戦闘機と無人機の協同作戦の想像図」 「攻撃-11は殲-20の無人機の僚機にできる」)

殲-20戦闘機の数量は増加し、質も不断に高まりつつあり、多くの新たな質の作戦能力が続々と増加していく。最も注目を引くのは有人機/無人機協同作戦能力の増加かもしれない。アメリカ空軍はF-35戦闘機とXQ-58Aステルス無人機が協同作戦を行うことを研究中である。関連の資料によれば、1機のF-35戦闘機は最多で6機のXQ-58Aステルス無人機を指揮できる。現在有人機と無人機の協同作戦を普遍的にメインとすることは作戦機発展の趨勢の1つであり、無人機は有人機に取って代わって激烈な対抗環境下での作戦任務が執行でき、したがって有人機が防御厳密な地区に進入することを避け、戦損を減らす。もう1つの方面は、有人機も無人機の助けを借りて態勢関知の範囲を拡大し、弾薬の投下・発射能力を増加させることができるなどである。両者の結合は「1+1は2以上」の効果を達成することができる。国産無人機はすでに現時点での最先端の水準に位置し、偵察・打撃一体化無人機は部隊に大量装備されているだけでなく、相当の一部分の国際市場も占拠している。新世代ステルス無人作戦機はすでに装備されている。こうした無人機は単一の機で任務が執行できるだけでなく、多くの機、集群で任務を執行することもでき、比較的高いスマート化水準を具備する。こうした全ては殲-20戦闘機が有人/無人機協同作戦を発展させるために堅実な基礎を固めている。外界は普遍的に殲-20戦闘機の2020年の1つの主要な発展方向は有人/無人機協同作戦の試験に違いないと考えている。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「殲-20の生産と装備は加速中」)

将来殲-20戦闘機はさらに不断に前に向けて発展し、現役の第4世代および第4世代半戦闘機に取って代わり、新システムと設備を増加させ、新たな質の作戦能力を拡張展開し、不断に中国空軍の作戦能力の前に向けての邁進を推し動かすだろう。(作者の署名:小飛猪観察)


 まあ日本としてははるかに遅れて全く問題にならないレベルなのでアメリカの類似のシステムが中国より高度で強力なものになることを祈るしかないでしょう。

1月12日

 中国の新しいアサルトライフル関連です。

https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-11-22/doc-iihnzhfz0924440.shtml


国産新小銃の定型、量産にはどれだけの難しさがあったか 試射で200万発超の弾薬を消耗

まさに1997年に95式自動小銃が初お目見えした後に国の人の関心を引き起こしたのと同様に、建国70周年の閲兵に出現した国産新型小銃は同様に各方の視線を引きつけている。この武器には後ろに伸縮式ストックがあり、前にはバイポッドとグリップがあり、レール上にはさらに専用スコープがある。マガジンさえも過去のいかなる中国の小銃とでは大違いである。東風-17、東風-41などヘビー級のエース武器に比べ、国産小銃は非常に小粒なことが目立つが、その意義はそれにもかかわらず全く遜色ない。まさにいわゆる「雀は小さいが五臓六腑全て備えている」というやつで、真に強大な軍隊はこの種の兵個人まで普及する武器の上でも極致の先進さであってのみ、やっと真に一流の軍隊のグループに足を踏み入れるのである。

時代は変転し、軍事技術は不断に進歩するが、最終的な戦闘は往々にしてやはり古くからの歩兵およびその兵個人武器と切り離せない。新中国成立以来、中国兵器装備集団の下に属する208研究所はずっと解放軍の兵個人銃器研究開発の核心的機構である。1964年の全軍武技比べ活動の中で、人民の軍隊を作った毛主席は興奮して中国自主研究開発、製造の56式半自動小銃(頑住吉注:多少のアレンジはあるものの基本的にはSKSのコピーですが)を取り上げて照準体験を行ったが、このことはこの偉人の歩兵の地位および小火器自主研究開発に対する重視を充分に体現している。何十年かが過ぎ去り、208所は不断により多くの良き成績を創造し、もし当時の95系列銃器ファミリーは中国兵個人武器が完全にロシア式スタイルから離脱したことを象徴的に示したと言うならば、現在の国産新小銃は中国の小銃の性能が世界トップクラスの水準に向け走り始めたことを象徴的に示している。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「毛主席のこの手に56式半自動小銃を持った写真は非常に有名である」)

良い小銃は、五高一長の特徴を持つことが必須である。すなわち高精度、高い信頼性、高い快適性、高い安全性、高いシステム性で、一長とは銃器自体の寿命の長さを示す。今日のデジタル情報化作戦の中では、充分大きなアクセサリー搭載ポテンシャルも必要不可欠で、このため国産新小銃の設計チームは開発過程の中でずっとこの設計の宗旨を貫徹した。中国は広大で、気候や地形の変化が多様で、このため新型小銃は試験場で充分な精度や威力を見せるだけでなく、さらに多重の劣悪な条件がもたらす試練や挑戦に耐える必要がある。新小銃の設計チームは相次いで定型の中で300挺あまりのサンプル銃を製造し、当初95系列を研究開発および改良したのと同様、極端な気温、粉塵や深刻に湿潤な状態の反復試験もチームの何年来の基本的作業過程だった。統計によれば、新小銃の設計から最終的な定型、量産まで、各種条件下の試験で発射した弾薬の数量は200万発を超えた!

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「国産新小銃の試験チームはさらにかつて海抜5千mあまりの高原に行ったことがある」)

特に提示しておくに値するのは、国産新小銃がさらにかつて低温や希薄な酸素の下での過酷な試験を受けたことである。その試験チームはかつてチベット山脈南地区の措美県の海抜五千mあまりの無人地域に深入りした。彼らは毎日必ず試験場と駐屯地の技術試験ポイントを往復し、少なからぬ人はさらに初めてこの種の地形と気候の下で業務をしたのだった。彼らは険しい山地の中の複雑多変の気候をいとわず、最終的に40日あまりしか用いず予定のあらゆる試験内容を完成させた。百論は一戦にしかず(頑住吉注:直訳です。日本にはこういうことわざありませんが意味は分かりますよね)で、試験チームが自らの健康と生命を惜しまず引き換えに得た貴重なデータは最終的に新小銃の定型に対し消し去ることのできない作用を果たした。当時、それぞれの組の射手は一連の射撃を終えた後、高原反応が彼らの顔を酸欠ゆえに赤や紫に発色させ、少なからぬ人は任務の合間に揃って大きな口を開けて息を吸い、呼吸は非常に頻繁になりかつ頭は痛んで張り裂けんばかりだった。だが彼らは簡単に酸素を吸った後、すぐに次の一連の試射を開始した。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「直接水に浸した後さらに快速射撃することも国産新小銃試験の一部分だった」)

また、研究者は何年もの間全ての心身を研究開発事業になげうち、昼夜の別のない作業は彼らの常態となった。研究開発チームの重要指導者である韋志俊はまさにこのような1人の典型的代表だった。2016年8月23日早朝、彼は出張で外地から帰ってきたばかりであり、さらに機関と同僚たちが新たな銃の信頼性に関する技術的難関の攻略につき研究討論を展開していた時、突然家中の電話に接し、実は彼の妻は間もなく出産だった。しかし韋志俊は最終的に依然として手にする業務を放棄せず、妻と子が最も重要な時にそのそばに付き添わなかった。このため韋志俊はこの後ずっと非常に恥ずかしさに気がとがめた。無数の新たな銃を自らの子と考える研究者の何年ものたゆまぬ努力で、最終的に国産新小銃の極端な環境における信頼性を急増させ、これによりもたらされる射撃散布面が増大する問題を完全に解決し、その兵個人武器としての最も基本の能力を保証した。国産新小銃の設計チームは相次いで2回兵装集団重大奨励賞を獲得し、パテント40あまりを出願し、60編あまりの論文を発表し、かつ優秀創新団体の称号を栄誉にも獲得した。建国記念の閲兵の中、彼らが心血を注いで生んだものは新小銃の上に体現され、こうした楽屋裏の無名の英雄はスクエアチームとして天安門を通過することとは無縁だったが、彼らのこの時の喜悦は当然言わずとも明らかである。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「造型は相対的に伝統的だが、国産新小銃は百家の技術と自身の特色を融合させている」)

百家の長を集め、閉鎖的に独自のものを作るのを避けるのも、新小銃設計チームの理念だった。国産新小銃を縦覧すると、SCARのモジュール化概念、HK416の消炎器、G36のフローティングバレル、ARの銃器構造などを兼ね備えている。しかもさらに全く新しいストック、多機能スコープなど世界の先進的同類の特徴がある。全く疑問なく、設計チームは何年か以来それぞれの長所を集め、かつ自身の技術的経験と設計理念を新小銃の設計に融合させ、盲目的追随をしないのと同時に時代のレールを外れることも避けることを達成した。この銃は部隊に支給された後、一致した好評を得、特にその性能のバランスと信頼性が充分に出色な特徴もまた将兵をこれを愛して手放さないようにさせた。これだけではなく、国産新小銃にはさらに充分大きなグレードアップの余地があり、以後の新型対防弾衣弾薬との完璧なすりあわせの実現が完全にできる。国産新小銃が中国の兵個人武器の新たな章をも開くと予測することができる。(作者の署名:迷彩派)


 正直中国らしさが感じられない寄せ集めデザインで、それほど苦労したようには見えませんが実際はそれなりの努力があったということですね。冒険をしていない分、実際の使用で思わぬ欠陥を見せる可能性も相対的に低いでしょう。

1月13日

 中国の爆撃機関連です。

https://mil.news.sina.com.cn/jssd/2019-11-23/doc-iihnzhfz1162616.shtml


轟-6N、あるいは東風-17ミサイルを搭載できるか 2000km離れた米軍空母を正確打撃

少し前の国慶節の閲兵で、轟-6Nは真打として出場した爆撃機だったが、人に空中版の老将黄忠のような感覚を与えることは免れがたかった。近年来ずっと、轟-6に残された語るべきことは本当に多くなくなっているとされているが、これはこの機の各方面の性能と米ロの一流戦略爆撃機との隔たりを客観的に反映してもいる。しかし、米軍はそれにもかかわらず国慶節の閲兵を研究した後にこれまでのこの機の動態に関する情報を結合させ非常に驚くべき結論を出した。轟-6Nの実際の総合能力はロシアのツポレフ-95を超越しているだけでなく、甚だしきに至っては米軍自らのB-52に負けないというのである!

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「轟-6Nの出現は轟-6ファミリーに真に第二の春を迎えさせた」)

各国の戦略爆撃機から見て、B-1Bとツポレフ-160は高速防御突破の類型に属し、一方生産量が少なく価格が非常に高いB-2はステルス防御突破の道を行っている。もし轟-6N自身の性能だけを見れば、確かに国の人がずっと期待する轟-20とでは比較的大きな隔たりがあるが、問題はこの飛行機がどんな武器と結合されるかにある。戦略爆撃機の価値に関する論争は、早くも1950年代にはもう起こり始め、当時米軍はB-29戦略爆撃機は対日作戦の中では超空の要塞と称するに堪えたが、朝鮮の戦場で新型ジェット戦闘機に直面した時は比較的脆弱だったと考えた。しかしベトナムの戦場で、まだ未成熟な正確制御誘導武器はそれにもかかわらず戦略爆撃機に第二の春をもたらした。B-52は主にベトナム南部の目標の攻撃を担当し、出動率は高くなかったが、米軍は大型爆撃機の弾薬搭載量は大きく、各種弾薬いずれに対しても非常に大きな搭載スペースを有し、もし直接相手方の防空網に突入すれば損失は悲惨、重大になりかつ有効な攻撃がし難いが、大量の遠距離制御誘導武器の出現はそれに攻撃範囲の優勢を具備させることができ、このためB-52やツポレフ-95のたぐいの古くなったように見える爆撃機にも依然としてその居場所がある、と考えた。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「運油20は中国の空中給油能力が新たな段階に向かうことを象徴的に示している」)

今年9月、1枚の轟-6Nの画像が発表され、この機が長剣-20巡航ミサイルとK/AKD63Bテレビ制御誘導攻撃ミサイルを搭載していることがはっきり見て取れた。特に人の注意を引いたのはこの機の鼻先に突出した管状のものがあることで、これは空中給油の受油プローブである。この設備の重要性はすでにこの爆撃機が搭載する2種のミサイルを超えている。2018年、1機の空警-500原型機にも類似の装置が出現し、この年の末に陜西の閻良飛行場の1機の空中給油改良型運-20の画像も初お目見えした。このことは中国空軍が大型機空中給油の難題を解決しただけでなく、しかもすでに全く新しい国産化された航空作戦体系を形成済みであることを説明している。同時に、アメリカも中国が2016年に初めて試射した某種の新型弾道ミサイルを完成させたことを報道した。その技術は東風-21から換骨奪胎され、2段複合構造の固体燃料推進弾道ミサイルで、かつ軽質複合材料を採用し、明らかに機載のために準備されたものである。轟-6Nに対して言えば、このことは直ちにこの機の実際の作戦半径が急増することを意味している。この機はすでに1発の弾道ミサイルを搭載する能力を具備しており、正常な状況下ではこの種の状態下で離陸すればその航続距離を非常に大きく制限するだろうが、もし轟-6Nが空中給油を完成できれば、その活動半径を極めて大きく増加し、したがって最大の程度で敵本土あるいは主要な目標区域に接近できる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「轟-6Nはすでに大洋の彼岸に対し戦略打撃が発動できる」)

簡単に言って、轟-6Nの作戦半径に給油を受けた後の作戦半径を加え、さらに弾道ミサイルの射程を加えると、轟-6Nの基本的なカバー範囲が構成される。新型ミサイルの3000kmを超える射程から見て、轟-6Nはすでに7500kmの範囲をカバーすることができ、一方B-52の作戦半径も7000kmあまりしかない。もし轟-6Nが中国北方の某飛行場から離陸し、北海道を迂回して太平洋に進入したら、もうアラスカあるいはハワイに対し攻撃が行える! こうであるだけでなく、轟-6Nの情報化水準には非常に大きな向上があり、特にそれは中国の自主的な北斗衛星正確位置決定システムを増設しており、衛星と超視距離無線電子通信に頼って全く新しい戦場データリンクを形成することができ、その電子対抗能力を増大させている。また、轟-6Nはさらに電子妨害システムを増設しており、複雑な電磁の対抗戦場でその敵軍の防空戦闘機や対空ミサイルに対する回避能力を向上させている。しかもこうした設備は、ロシアのツポレフ-95、甚だしきに至ってはアメリカのB-52にもないものである。誇張なく言って、各種の全く新しいスマート情報化技術の植入により、何の変哲もないように見える轟-6Nはすでに全く新しい能力を有しているのである。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国の新たな体系化作戦模式の面前で、空母艦隊はもはやすでに戦勝不可である」)

轟-6Nのもう1つの主要な任務は制海を包括する。構造の上から見て、この機は6つの翼の下の搭載ポイントを持ち、鷹撃-12という全体重量2.5トンの対艦ミサイルが搭載できる。だが鷹撃-12の400kmの射程は依然として不足である。これでは轟-6Nは相手方の空母の実際の支配範囲に接近する必要がある。しかしこれは決して相手方が直ちに轟-6Nの面前で枕を高くして眠れることを意味してはいない。閲兵式のヘビー級の軍武のスターだった東風-17がこの点を証明するに足りる。東風-17は比較的長いが、新型複合材料の広範な応用はそれにもかかわらずその重量を3トン以内に制御させている可能性が高い。これは轟-6Nの片側の翼の下の搭載ポイントの受け入れの極限でもある。もし強化改装を行ったら、轟-6Nはすぐに単一の機で複数の東風-17が搭載でき、その制海能力は腹の下に搭載する単一のミサイルをはるかに超える。現在発表されている資料から見て、東風-17の射程はおよそ1500〜2000kmで、速度は6800m/sを超え得る。この速度は非常に多くの大陸間ミサイルに比べ突出しているとは評価されないが、これはすでによく見られる対艦ミサイルに比べずっと速いだろう。東風-17が大気圏の縁に進入した時にそれが搭載する滑空弾頭を放出し、滑空弾頭はさらに空気動力の助けを借りてリアルタイムに飛行の軌跡を調節し、不規則な軌道変更を行うことができるからなおさらである。この弾頭に対して言えば、THAADだろうとイージスあるいはスタンダード-3だろうと全て有効に迎撃することが非常に難しい。同時に、東風-17は正確制御誘導問題を解決済みである。ミサイルが高速をもって飛行している時にはミサイルが搭載する光電子設備に影響する熱障害問題が出現するだろう。解決したければ精度が極めて高い衛星を必要とするだけでなく、さらに同時にミサイル自身北斗ナビゲーションシステムなど制御誘導ユニットを持つ必要がある。東風-17試射の成績から見て、すでに極限射程での偏差を10m以内に制御するに足りる!

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「現在アメリカはまだ中国の極超音速武器を絶対的に有効に迎撃することはできない」)

このため、もし東風-17と轟-6Nが完璧に結合すれば、轟-6Nの有効攻撃範囲に質的改変を得させるに足り、したがって平穏で安全な発射条件が獲得できる。また、運油ー20は轟-6Nを支持できるだけでなく、さらに本来もう航続距離が長いことで有名な殲-20を支持することができ、将来中国のあり得る仮想の戦場は東南部の海上国境の可能性が高く、殲-20の航続距離は作戦の需要を満足させることが完全にできる。体系化された作戦の中で、殲-20は斬首の刃の任務を執行し、かつさらに最大限度相手方の艦載機を狩り殺す。殲-20はすでに空戦の中で艦載版F-35およびスーパーホーネット系列をはっきりと制圧することができ、かつ同時に相手方の早期警戒機を狩り殺す。もし殲-20が相手方の海上制空権を動揺させれば、新型極超音速武器を搭載した轟-6Nは千里離れて急所を撃つ方式をもって相手方の空母やその他のイージス戦闘艦を破壊することが完全に可能である。(作者の署名:迷彩派)


 ちょっと仮定が多い気がしますし、もしそうなら大変な金をかけてステルス戦略爆撃機を開発し維持する必要性も低いのでは。大国としてのメンツのためだけですかね。

1月14日

 インドほどではないですがベトナムの兵器の悪口も多いですね。ちなみにこの記事は削除され検索しましたが転載されたページも見つかりませんでした。


ベトナム、新型の銃器夜視鏡を展示 だがすでに30年立ち後れ月光がないと大慌て

11月11日、ベトナム国防チャンネルは国防工業総局の下に属するZ199工場に対し特別報道を行い、主にこの工場が自ら研究開発したKN-PKMS夜視照準鏡の宣伝だった。説明によれば、この照準鏡はソ連製PKMおよびPKMS汎用機関銃に装備するために専用に研究開発されたもので、ベトナムの技術人員はインタビューの中で、この照準鏡は夜間600mの距離内の目標に対し識別と照準射撃を行うことができると称した。だがこの照準具の構造から見て、それは第2世代のスターライトスコープであり、決してサーモグラフィー照準具ではなく、このためその使用は外部の月光、星の光あるいは大気の低圧放電光の補助を必要とする。

サーモグラフィーと異なるのは、スターライトスコープが画像増強器によって目標が反射する環境光に増強を行い夜暗い中での視察を実現することである。つまりそれはやはり外部の光源があることをを必要とし、しかも具体的な使用効果は外部の光源の強弱に完全に依存する。この外部の光源が指すのは星々、月など夜間に反射される太陽光で、さらに大気の低圧放電光などがある。こうした光は決して非常に強くはないが、画像増強管の拡大を経た後、やはり非常に良く夜視効果を有することができる。だがもしその日に天気が良くなく、外部の光源が弱すぎる結果がもたらされれば、スターライトスコープの視察効果は直ちに割引になるだろう。

だがこの時、スターライトスコープは内部に置かれた赤外線光源を利用して光の補助を行うこともできる。だがこの種の状況下の視察距離は非常に近く、しかももし相手方も赤外線夜視機材を持っていたら、この種の暗黒の中で赤外線ランプをともすやり方は真夜中に懐中電灯をつけるのに等しく、能動的に自らを暴露する。世界の第1世代スターライトスコープは画像増強部分の性能が良くなかったため、赤外線光源で光の補助を行うことに非常に依存していた。第2世代と第3世代はいくらか良くなったが、環境光がない全くの暗黒環境の下の視察効果には依然限りがあった。このためサーモグラフィーなどの新型電子夜視器材が勃興した後、スターライト設備はもはや主流ではなくなった。

だが使用に制限はあるが、スターライトスコープはサーモグラフィー装置に比べて構造が簡単で、コストが低いため、ベトナムのような電子技術水準が比較的欠けている国にとって、比較的着手が容易である。しかも装備方面でも普及させることが比較的容易である。現在ベトナム軍のこの199工場はすでにフルセットの系列化されたスターライトスコープを生産することができ、彼らはPK系列機関銃のためにスターライトスコープを研究開発しただけでなく、しかもAK小銃、RPGロケットランチャーやSVDスナイパーライフルなどのためにもいずれも相互にセットになるスターライトスコープを開発済みである。こうした照準具はベトナム軍に少量装備されている他、さらに対外的に輸出されている。

ベトナム人にとって、スターライトスコープの開発成功は確かに小さからぬ進歩である。だが現在世界各国の夜視器材の発展から言って、ベトナム人の製品はやはり非常に大きく立ち後れている。このKN-PKMSの性能は実際にも米ソ両国の1980年代の相応の製品の水準に到達しているだけである。現在国際的に主流の第2世代超、第3世代スターライトスコープやサーモグラフィーなどの設備と比べれば隔たりはやはり非常に大きい。

特にここ何年か電子技術の進歩と共に、サーモグラフィー装置の体積はすでにどんどん小さくなっており、しかも価格も徐々に下がっている。また、サーモグラフィー装置は電子成像のため、その画面はごく容易にその他の電子設備上に導き出すことができ、またさらにwifiによって画面をリアルタイムにその他の視察設備に無線伝達することができる。このことはその任務拡張展開性をスターライトスコープに比べずっと良くさせている。このためここ何年か民間用でも軍用方面の使用でもどんどん広がり、アフガニスタンのタリバンなどの地方武装勢力さえも少なからず購入している。このためベトナム人のこのスターライトスコープが対外販売方面で何らかの市場を有することは非常に難しい。


 自然環境の下でスターライトスコープが役立たなくなるほどの闇って実際のところそんなにあるもんなんですかね。






















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