コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその50

7月21日

 重複部分もありますが関連する2つの記事を紹介します。

http://military.china.com/news2/569/20130718/17952650.html


アメリカの腹黒い商人、中国の粗悪品を転売 あるいは米軍の15%のチップが偽物か

ペンタゴンが「万単位の」中国製の質の劣ったチップが密かにアメリカ空軍実戦機とミサイルに装備されていたというスキャンダルを暴露した後、アメリカ海軍原潜も同じ運命から逃れられなかった。だがアメリカ当局は、この責任を負う必要があるのはアメリカの腹黒い商人であると認めている。

インドの「デカンクロニクル」17日の報道によれば、アメリカの商人ピーカンは中国から粗悪品の電子部品を輸入し、その後米軍に販売したと告発されている。アメリカ司法部門は、 ピーカンが販売した一部の粗悪な部品は本来原潜に用いられるためのものだった、と特に強調する。少なくとも2つのこのようなIC基板がグロトン海軍基地に運ばれ、1つは現役の原潜の無線システムに使われようとし、もう1つは警報システム用だった。だがそれらがすでに実際に原潜に装備されたのか否かはなおはっきりしていない。アメリカ当局は次のように言っている。2007〜2012年の間、ピーカンが経営する2つの会社は中国内地と香港からこのような「偽物の品」を購入した。フロリダ州のある国防請負商はかつてピーカンの会社から33セットのIC回路を購入し、現役の原潜の推進システムの修復に用いた。ピーカンの会社は例えばザイリンクス社、ナショナル セミコンダクター社、モトローラ社などの名義を盗用し、これらの粗悪な部品に偽の商標を貼っていた。アメリカ連邦司法長官代理のラマンは、ピーカンが全力を尽くしてこれら粗悪な部品の出所を隠したのは、これを真正品に偽装して販売し、もって原潜およびその他の先進武器への装備に用いるためだった、と語る。

アメリカの軍事装備の中に粗悪な部品が発見される問題はアメリカの頭を痛ませて止まない。2011年にペンタゴンは、軍が在庫している予備および交換用チップのうち15%が偽物である可能性があることを認めた。アメリカ当局は、このような粗悪な部品は悪意あるコードあるいは隠された裏口を含み、したがって遠距離システムが麻痺する、通信が傍受される、コンピュータネットワークが侵入に遭う結果がもたらされる可能性がある、とする。また、これらの部品は軍用の厳格なテストを決してパスしてはおらず、ひとたび故障が発生すれば深刻な財産の損失がもたらされ、使用者の人身の安全にも脅威をもたらし、甚だしきに至っては生命に危険が及ぶ。


http://military.china.com/news2/569/20130718/17951976.html


アメリカの原潜に中国の粗悪な部品が使われた疑い アメリカの商人、75年の監禁に直面

インドのプレス・トラスト7月17日の報道によれば、アメリカのある商人が、中国からアメリカに粗悪な半導体などの武器の部品を輸入したとして告発され、このうち一部の部品は本来原潜などの軍事装備に用いられるはずのものだった。

報道によれば、偽の電子部品がアメリカの軍事装備に数合わせとして充当されていたのか否かはなおはっきりしていない。だがアメリカ当局は、40歳のピット ピーカンはかつてこの種の粗悪な部品を販売し、その販売対象にはコネチカット州とフロリダ州のいくつかの会社が含まれるとしており、これらの会社は信じられているところによればアメリカ国防省の請負商である。

アメリカ当局は、2007〜2012年の間、ピーカン自ら経営する2つの会社は中国大陸と香港の商品供給源から「偽物の品」を購入したと告発する。アメリカ連邦司法長官代理のラマンは、ピーカンが全力を尽くしてこれら粗悪な部品の出所を隠したのは、これを真正品に偽装して販売し、もって原潜およびその他の先進武器への装備に用いるためだった、と語る。アメリカ司法部門は、ピーカンが販売した一部の粗悪な部品は元々潜水艦用だった、と特に指摘する。

さらにあるアメリカ法務省の当局者は、粗悪な半導体部品は顧客と最終的な使用者に身体および安全方面の脅威をもたらす、とする。最終的に関連の武器を使用する米軍の男女の兵士にとって、このような脅威はより大きいと言える。この案件は9月9日に法廷が開かれ審理される、とされている。ピーカンは多項目の告発に遭っており、各項目の罪名が成立すれば、彼は最高で75年にもわたる監禁の判決を受けることになる。(実習編集翻訳:李丹丹、原稿チェック:仲偉東)


 いずれもインドの報道を元にしていますが、インドがこの問題を気にするのは言うまでもなくインドもアメリカの兵器を購入しており、こういった問題が自国の安全保障に影響する可能性があるからです。この問題は当然日本にも影響する、というか日本の場合はアメリカから購入した兵器だけでなく在日米軍の実力にも影響する可能性がありますからより深刻とさえ言えます。40歳に75年の判決が出れば事実上終身刑みたいなものですが、殺人どころか外患誘致罪に近い罪状とすら考えられ、重すぎということはないでしょう。しかし日本で類似の事件が起こっても、たぶん微罪にしか問えないでしょうね。

 ロシアのちょっと変わった話題です。

http://military.china.com/news2/569/20130719/17954783.html


ロシア航空宇宙局、国産盗聴防止携帯電話を購入 年当たりの生産数たった100台

新華ネットモスクワ7月18日電(記者 賀穎駿) ロシアメディアは先日消息筋の人物の話を引用し、ロシア航空宇宙局はすでに多くの傘下の企業の従業員のために国産盗聴防止携帯電話を購入し、かつ秘密にかかわる会話をする時はこの携帯電話の使用が必須であると要求している。

ロシアの「兵器庫」という名の航空宇宙機器製造工場の消息筋の人物はロシアメディアに対し、ロシア航空宇宙局の命令により、その傘下の企業は今年7月までに従業員にこのM-663Cという機種の盗聴防止携帯電話を支給すべきことになっている、と明らかにした。新たな携帯電話を獲得した後は、従業員たちは機密に関わる話題につき話す時はこの携帯電話を使って通話することが必須である。

M-663C携帯電話はロシアの「アトラス」科学技術センターによって研究開発され、これには言語情報暗号化保護装置が追加され、あらゆる音声通話が暗号に翻訳されて伝達される。だがメールとその他のデータにこの処理が加えられることはない。外観から見ると、この携帯電話は旧式の非スマート携帯電話と何ら差はない。これは普通のGSMネットワーク(グローバル移動通信システム)を使用するが、ロシア国内のとある2つの移動通信運営業者のSIMカードしか使用できない。

M-663C携帯電話の価格は1台10万ルーブル(約3,125アメリカドルに相当)である。かくも高価なのはこの携帯電話が純粋な手作業で組み立てられているからである。組立には4カ月の時間を必要とする。「アトラス」科学技術センターは、毎年彼らは100台のこの盗聴防止携帯電話しか生産していない、とする。


 これもスノーデン事件の影響なんでしょうか。まあ絶対に盗聴できない通信というのは考えにくく、いたちごっこだと思いますが。

7月22日

 韓国海軍関連です。

http://military.china.com/news2/569/20130720/17955960.html


韓国の第2隻目の「仁川」級護衛艦進水 20隻の建造を計画

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「韓国海軍の『仁川』級新世代多用途護衛艦(資料画像)」)

海軍技術ネット2013年7月18日の報道によると、韓国海軍の第2隻目の「仁川」級護衛艦「京畿道」号がウルサンのヒュンダイ重工の造船工場で進水し、この艦は就役後韓国海軍の威嚇能力を向上させることになる。この艦は韓国によって自主的に研究開発、設計され、その意図は韓国海軍の作戦能力を向上させることにある。

韓国海軍の言によれば、「仁川」級護衛艦は韓国海軍のFFXプロジェクトの1つで、全部で20隻の建造が計画されており、2020年に建造が完成し、現在の「浦項」級軽護衛艦と「ウルサン」級護衛艦に取って代わるのに用いられる。

「仁川」級護衛艦は全長114m、全幅14m、艦上の乗組員は全部で170人である。比較的強い防空作戦能力を持ち、かつヘリを搭載する。同時にこの艦はさらに近海パトロール、対潜作戦など総合作戦能力を持つ。この艦はロールスロイス社のMT 30ガスタービンを採用し、最大航行速度は30ノットである。艦上には先進的レーダー、艦砲、ソナーシステム、および高性能な防空、対艦ミサイルが装備される。この艦はステルス設計を採用し、かつ音響、赤外線信号特性の低下に重点が置かれている。艦上には三星・泰利斯社の総合作戦管理システムが装備され、探知計測、追跡任務が執行でき、かつ目標の脅威に対する評価が行える。

「仁川」級護衛艦はSSM-700K「海星」遠距離対艦ミサイル、MK 45 MOD 4型127mm/L62艦砲、「ファランクス」20mm近接防御ウェポンシステム、RIM-116B近距離対空ミサイルを装備している。

「仁川」級護衛艦の第1号艦「仁川」号は2011年4月に進水し、タイムスケジュールによれば「京畿道」は2014〜2015年の間に就役し、かつ配備のため受領されることになる。(中国艦船研究院 白旭尭)

(頑住吉注:2ページ目のキャプションは1ページ目と同じです)


 20隻って本当にそんなに多数作るんでしょうかね。

 何かえらい自慢してるんですが。

http://military.china.com/news/568/20130718/17953051.html


中国のカーボンナノチューブ、軌道エレベーター建設のカギとなる 貫通されない防弾衣の製造も可能

本報の情報(記者 童曙泉) 十何年か前、「Scientific American」誌はかつて1つの夢を提示した。地球と月の間に「軌道エレベーター」を建設するというものである。今、この夢がまた一歩近づいた。最近市科委(頑住吉注:〜市科学委員会。大きな市を中心に多数あるようです)が支持する科研プロジェクトが世界的な突破に成功した。世界最長の、1本の長さが50cm以上に達するカーボンナノチューブを作り出すことに成功し、新たな世界記録を創造したのである。これは「軌道エレベーター」を建設する重要なカギである。

「Scientific American」誌が提示した夢を実現させたければ、「軌道エレベーター」を製造する材料を探し出す必要がある。この材料は38万kmの距離をまたぎ越しても自身の重量で切れないものである。カーボンナノチューブは現在までに発見されている力学的性能が最も良い材料の1つで、極めて高い引き延ばし強度と断裂までの引き延ばし率を持つ。その密度は鋼鉄の1/6〜1/4しかないが、単位質量上の引き延ばし強度は鋼鉄の276倍で、現在人類が発見および製造しているその他のいかなる材料をもはるかに超越している。カーボンナノチューブのまだ不十分な点は、まだ非常に長く、しかも理論通りの力学的性質を持つカーボンナノチューブを製造することが必要だ、ということに尽きる。1本の長さがm級、甚だしきに至ってはkm級以上に達するものを、である。

これまでに全世界の科学者がこの夢を実現するために知恵を絞り尽くしたが、充分な長さのカーボンナノチューブを作り出すことは終始できていない。清華大学機械学部、物理学部、化学工業学部は相次いで長さ20cmのカーボンナノチューブ束あるいは1本のカーボンナノチューブを作り出した後、ここ何年かで国際的にも全く例がない新たな突破を果たした。その中で最もカギとなる困難は、カーボンナノチューブの「成長」(製造)過程で、高温環境下で触媒の薬剤がすぐに活性を失って、カーボンナノチューブの「成長」が停止する結果がもたらされることである。

ここ何年か、清華大学の魏飛教授はチームを率いて製造方法に対する見直しを行い、ついに新たな道を探し出した。彼らは材料製造、化学工業技術学科が交差する優勢を充分に発揮し、新たな製造方法を作り出し、カーボンナノチューブをミリ単位で「成長」させる触媒の薬剤の活性率を、初めて99.5%以上に向上させた。このようにすれば、カーボンナノチューブが0.5mを超えるまで「成長」してから、やっと触媒の薬剤が効果を失う。このことは新たな世界記録を創造し、以前に比べ倍余り向上した。

期待するに値することにはさらに、この超越的に長いカーボンナノチューブの長さ、成長速度、構造が超越的に完備されているという多重の特性はすでに理論的な最高値の引き延ばし強度に近く、したがって思いもよらない機械的性能を持つ、ということがある。真に鋼鉄、チタン合金などの材料と同じ土俵で競うことができ、応用領域に入れば、「引っ張っても切れないロープ」、「破こうとしても破れない繊維布」、「撃っても貫通しない防弾衣」が製造される。

魏飛はカーボンナノチューブの未来の応用に対し期待でいっぱいである。「現在我々は1m以上のカーボンナノチューブの製造に従事しており、次の一歩として我々はkm級以上の長さを持ち、かつ非常に高い密度を持つカーボンナノチューブを製造し得ることを希望している。これらの作業は軌道エレベーター製造のために一筋の光明をもたらすことになる。」 地球と国際宇宙ステーション、衛星との間にカーボンナノチューブを使って「宇宙エレベーター」を建設することは見通すことのできる夢であり、その時、人類は宇宙に行く、あるいは物資を宇宙ステーションに運ぶ時、エレベータに乗るようにして行くことができるのである。

この研究成果は「北京ナノ科学技術産業躍進プロジェクト」が世界初のカーボンナノチューブ薄膜の生産ラインを建立したのに続く、またしても全世界に先んじた科研成果であり、北京に未来科学技術および先端製造業の中での戦略的に優位な場所を占めさせた。現在この研究成果はすでに「先進材料」、「材料化学」、「アメリカ化学会ナノ」などの国際的に権威ある学術定期刊行物に文章が発表され、世界的関心を引き起こしている。


 うーん、正直どこまで本当なのかなあという感じですが。

 これも本当か?、というニュースですが。

http://military.china.com/news2/569/20130721/17956918.html


ロシア外務省、アメリカがロシア国境付近で生物軍事活動を行っている、とする

【グローバルネット総合報道】 ロシアの「新聞報」7月19日の情報によれば、ロシア外務省は声明を発表し、アメリカ国防省がロシア国境に近い地域で一連の生物軍事活動を行っていることに憂慮する、とした。

ロシア外務省の情報によると、アメリカ国務省は「2012年武器統制、不拡散の順守と軍縮領域の国際協議」というレポートを発表し、この中でロシアがあるいは「生物化学兵器使用禁止条約」を遵守していないかもしれない、としていた。

これに対しロシア外務省はコメントを発表し、アメリカ国防省のロシア国境における生物軍事活動を憂慮している、とした。しかもアメリカのロシアに対する非難にはいかなる証拠もない、と考えている。(実習編集翻訳:徐欣、審査校正:ジャイルーマン)


 まあ互いに牽制しているんでしょう。アメリカがロシアとの国境付近で相手が生物兵器を使った場合を想定した訓練を行うのはあり得ることでしょうし、当然本物の生物兵器は使わないはずですし。

7月23日

オバマ、朝鮮戦争停戦60周年記念式典に歴史的出席へ

国際オンライン特別原稿:韓国の「中央日報」7月22日の報道によれば、アメリカ大統領オバマは今月27日、アメリカで挙行される朝鮮戦争停戦60周年記念式典に出席し、演説を行う。オバマはこの式典に出席する初の現職アメリカ大統領となる。また、アメリカ国防長官ヘーゲル、上院および下院議員、軍の上層部などの人物も今回の活動に参加する。主催者サイドの説明によれば、今回の記念式典の規模は史上最大記録を作ることが有望で、7,000人が参加することになる。

韓国サイドでは与党新世界党国会政務委員長金正薫を団長とする韓国大統領朴槿恵が派遣する特使団と、韓国駐米大使安豪栄などが記念式典に参加する。

韓米両国は停戦60周年と韓米同盟60周年を記念するため、上述の記念式典を挙行するほか、さらに各種の記念活動を行う。朴槿恵の特使団は訪米期間に退役軍人の病院や退役軍人の家を訪問し、参戦した勇士に対し感謝を表明する。

朝鮮戦争は1950年6月25日に勃発し、3年にわたり朝鮮半島の圧倒的な地域が戦火に巻き込まれた。1951年7月10日、中国・北朝鮮サイドと国連軍であるアメリカ代表が停戦の談判を開始し、何度もの談判を経た後、ついに1953年7月27日に「朝鮮停戦協定」が締結された。(泰和)


 韓国で開かれるならともかくアメリカで開かれる式典に何故これまで大統領が出席していなかったのか逆に疑問なんですが。

 中国海軍関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20130722/17958508.html


情報によると中国の第3隻目の052D駆逐艦が進水 動力システム、すでにグレードアップ

外国メディアによれば、中国の新世代の052D型ミサイル駆逐艦の第3隻目がすでに進水した。これは中国海軍水上艦艇部隊の急速な発展の1つの象徴である。052Dは052C型ミサイル駆逐艦を基礎に発展した新型多用途ミサイル駆逐艦で、この艦は64ユニットの新型ミサイル空中発射装置を装備し、130mmL70新型単砲身ステルス艦砲、新型総合指揮作戦システム、新型の紅旗-9対ミサイル・防空ミサイルシステム、対地巡航ミサイル、新型遠距離対艦ミサイル、某新型アクティブフェイズドアレイレーダーシステムを装備しているとされる。全体的な総合性能とステルス能力には空前の向上がなされ、艦載動力設備にもシステムのグレードアップがなされている。ここで我々に事前に我々の新たな軍艦を説明させてほしい。

大型水上艦艇は一国の海軍装備の基礎であり、海軍作戦の主要な要素である。ちょうど人体で言えば骨格であり、非常に重要な作用を持つ。ある大国の海軍にまともなミサイル駆逐艦やミサイル護衛艦がなかったら、自らの海軍の機能を実現することは難しい。このため、ミサイル駆逐艦の発展は中国海軍装備発展の重要中の重要事となっている。大きな力を入れて艦載航空隊や空母を発展させている今日の中国海軍であっても、ミサイル駆逐艦の作用は依然一挙手一投足が全局面に影響する。何故なら駆逐艦の防空・対潜の保護という傘なしでは、空母の遠海における作戦は基本的に「ストリーキング」に等しいからである。(グローバルネット軍事チャンネル特約評論員:雷沢)

(頑住吉注:2ページ目)現在建造中の052D駆逐艦。

(頑住吉注:3ページ目)052D駆逐艦は世界で最も強大な垂直発射システムを装備する。

(頑住吉注:4ページ目)ネット仲間がイラスト化した052D駆逐艦のCG画像。

(頑住吉注:5ページ目)資料画像:中国が同時進行で艤装を行う5隻もの防空駆逐艦。

(頑住吉注:6ページ目)ネット上に流れ伝わる052Dの想像図。

(頑住吉注:7ページ目)画像は052D駆逐艦の「先輩」である052C駆逐艦。

(頑住吉注:8ページ目)ここ何年か、中国海軍の実力には非常に大きな向上が見られる。


 まだ1隻も就役していない052Dの動力に改良が加えられるというのは逆に問題を示していそうですが、どんな改良なのか今後伝わってくるでしょうか。

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-07-22/217605_2373955.htm

 052Dの画像集です。

 「両岸関係」関連です。

http://military.china.com/news/568/20130722/17957557.html


習近平、馬英九の中国国民党主席への当選に祝電 馬英九も返電

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「7月20日夕方、中国国民党主席の選挙結果が台北で発表され、現職の党主席馬英九が全部で202,750票獲得し、得票率91.85%で再選された。画像は馬英九が当選後に開いた記者会見(中新社 劉震撮影)」)

7月20日、馬英九が中国国民党主席に当選した。その夜、中国共産党中央総書記習近平は中国国民党主席馬英九に祝電を送った。

習近平は祝電の中で、「あなたが中国国民党主席に当選した機会に、私は謹んでお祝いします。現在、両岸関係は新たな起点に立っており、重要なチャンスに直面しています。あなたと私の両党は真に世界の発展の大勢、両岸の同胞の福祉という大義に順応し、大所高所に立ち、相互信頼を深化させ、相互に良い影響を与え、両岸関係の全面的発展を継続して推し進め、両岸関係の平和的発展の道を広げ、両岸関係を不断に前進させ、共同で両岸の同胞の幸福、中華民族の復興のため手を携えて努力しましょう。」

同日、中国国民党主席馬英九は返電し、習近平に感謝を示した。馬英九の返電の中には次のように書かれていた。「祝電をいただき、謹んで感謝の意を示します。1992年、海峡の両岸は『各自が口頭の声明という方式をもって1つの中国という原則を堅持する態度表明を行う』との共通認識を達成させました。我が党が5年前に台湾で政権に復帰してから、関係部門は直ちにこの『九二共通認識』を基礎に、両岸の10年近く中断していた和解と協力を回復させ、今までにすでに19項目の協議が成立しています。双方の関係の大幅な改善は、両岸の平和と繁栄の促進、両岸人民の福祉の向上に対し、貢献するところはなはだ大です。両岸人民は同じく中華民族に属し、いずれも炎黄(頑住吉注:伝説上の皇帝)の子孫です。あなたと私の党が現有の基礎の上に継続して両岸の交流、協力を拡大、深化させ、もってさらに一歩中華文化を発揚し、中華民族を復興し、両岸の永続的な平和と繁栄を促進することを希望します。」


 まあこういうお祝いのやり取りの中でなかなか本音は出ないでしょうが、それでも両者の関係が良好であることが垣間見えます。

7月24日

 27日からまた中ロの演習があるようです。

http://military.china.com/news/568/20130722/17959582.html


中ロ、7月27日から再度合同軍事演習へ 兵力は1,500人を超える

中新ネット7月22日電 タス通信の報道によれば、ロシア中央軍区ニュース部門は22日に情報を発し、中ロの軍は「平和使命-2013」合同演習の計画作業を完了し、演習は7月27日から8月15日まで行われる、とした。

報道は、ロシア中央軍区と中国人民解放軍沈陽軍区の合同戦略指揮部作業グループは間もなく「平和使命-2013」合同対テロ首長司令部演習の計画準備作業を完成させる、とする。

報道は、演習の主要な目的は両軍の管理機関と部隊が合同対テロ行動を行う期間に、共同で軍事行動を準備、展開することである、とする。演習は3段階に分けて行われ、これには部隊の新たな配備、計画行動、合同軍事行動の展開が含まれる。

中国人民解放軍沈陽軍区とロシア中央軍区は60名の将校で組成される合同指揮部を派遣する。ロシア空軍、防空部隊と中国空軍第二指揮部の各種の用途の爆撃機とヘリが合同空中集団を組成し、地上部隊に支持を提供する、とされる。今回の演習の積極的段階は8月15日と定められ、1,500名を超えるロシアと中国の将兵が参加することになる。

報道は、演習の計画準備の期間、中ロ両国は3回の計画策定会議と現地視察を行った、とする。ロシア軍事代表団は中央軍区副参謀長セルゲイ チュワキン少将によって率いられ、中国サイドは沈陽軍区副参謀長張岩少将によって率いられる。


 「演習は3段階に分けて行われ、これには部隊の新たな配備、計画行動、合同軍事行動の展開が含まれる。」、「今回の演習の積極的段階は8月15日と定められ」というのは、たぶん7月27日から部隊の移動や合同での演習の準備などが行われ、実戦を想定した演習本番は8月15日に行われる、ということでしょうか。直接関係ないですけど北朝鮮が7月27日の朝鮮戦争停戦60周年記念日に大規模な示威を行う可能性があるとされ、また8月15日には香港の活動家が尖閣への上陸を考えているともされ、この期間はいろいろ騒がしいことになるかもしれませんね。

 中国の海上法執行機構再編関連です。

http://military.china.com/news/568/20130722/17959297.html


中国海警局、正式に発足 「中国海監総隊」歴史上の存在となる

新華ネット北京7月22日電(記者 羅沙) 22日早朝、北京の復興門外の大通りにある国家海洋局の入り口に、組織再編後の国家海洋局の看板が正式に掲げられた。これと同時にすでに掲げられて14年になる「中国海監総隊」の看板は外され、新しい「中国海警局」の看板と交換されたのである。

第12回全国人民代表大会の会議で評決され通過した「国務院機構改革・職能変更方案」は、海上の統一された法執行推進、法執行機能向上のため、現在の国家海洋局およびその中の海監、公安部国境警備海上警察、農業部の中国漁政、海上税関総署海上密輸取り締まり警察隊伍の職責を整合し、国家海洋局を組織し直し、国土資源部によって管理することを提示した。主要な職責は、海洋発展計画の制定、海上権利維持法執行の実施、海域使用の監督管理、海洋環境保護などである。国家海洋局は中国海警局の名義で海上権利維持法執行を展開し、公安部の業務指導を受ける。

最近発表された「国家海洋局の主要な職責内に設けられた機構および人員の編成に関する規定」によれば、再編後の国家海洋局は海洋総合管理と海上権利維持法執行という2つの方面の職責が強化される。国家海洋局は内部に海警司(海警司令部、中国海警指揮センター)を設置し、海警隊伍の海上権利維持法執行活動の具体的業務展開の統一された指揮と組織編成、海警の業務建設計画、海警隊伍の業務訓練の組織的展開などの業務を担当する。国家海洋局北海分局、東海分局、南海分局は対外的には中国海警北海分局、東海分局、南海分局の名義で海上権利維持法執行を展開する。3つの海区分局は沿海の省(自治区、直轄地)に11の海警総隊およびその支隊を設置する。

記者は同時に、現在中国海警局の人員の配分作業は進行中で、一部の既存の船舶はすでに艦ナンバー、記章、塗装の変更を終えていることを知った。中国海警船は白色の船体を統一して採用し、船には赤と青のストライプ、新たな中国海警の記章、目立つ「中国海警 CHINA COAST GUARD」のマークが塗装される。 ソース:人民ネット


 この組織再編の件は以前からお伝えしていますが、いよいよ具体化したということです。従来非武装だった「海監船」が「海警船」になるのと同時に小火器程度の武器を搭載するとの見方もありますが、この件に関しては触れられていません。

 中国の兵器輸出関連です。

http://military.china.com/news/568/20130722/17959373.html


ロシアメディア:ベネズエラ、中国のVN4装甲車の初の海外顧客となる

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「VN4軽装甲車は中国北方車両研究所と重慶鉄馬工業集団有限会社によって合同研究開発された。」)

ロシア軍事工業総合体ウェブサイト7月22日の報道によれば、ベネズエラ国民防衛隊は間もなく中国のVN4軽装甲車初の国外顧客となる。中国北方工業社は間もなくベネズエラサイドに向け最初の4X4のVN4戦闘車一定数を引き渡す。

ベネズエラは全部で141両のVN4を発注済みであるとされ、具体的タイプは、人員輸送に用いる111両のWTC-1装甲兵員輸送車、10両のABV-1型指揮車、10両のWTC-1b型救援車、に分かれる。

VN4軽装甲車は中国北方車両研究所と重慶鉄馬工業集団有限会社によって合同研究開発された。

VN4装甲輸送車は全長5.4m、全幅2.4m、全高2.1m、乗員2人(車長と操縦員)、搭載人員は8人である。この戦闘車両の全体レイアウトは動力室が前に置かれ、後部が人員搭載室となる方式を採用し、前から後ろまではそれぞれ動力室、操縦室、人員搭載室である。その戦闘全備重量は9トン、エンジン出力は173キロワット(235馬力)、路上最大速度は120km/h、複雑な道路上での走行最大速度は50km/h以上に達し、上れる傾斜は最大30度、越えられる壕の幅0.8m、高さ0.4mの垂直の壁が直接克服できる。VN4はさらに水上を浮かんで渡る能力を持ち、基本型の車両はタイヤで水をかく方式を採用し、スクリューによる水上推進器を支持する。(編集翻訳:艾国、原稿チェック:劉昆)


 チャベス大統領死後ベネズエラがどういう方向に向かうか不透明ですが、急に親米に舵を切るとも考えにくく、これまでも関係が比較的深かった中国とさらに接近する可能性もあるでしょう。

7月25日

 昨日もお伝えした中国の「海警」関連です。

http://military.china.com/news/568/20130723/17961198.html


中国海警船の初航海を目撃 ヘリを配備し海空立体法執行が可能

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国海警船の表示の説明」)

これまでのことを書く

3年前、本誌は「『群竜海を治める』 いかにして融合へ向かうか?」との題で、我が国の海上法執行力量の整合の問題に関心を注ぎ始めた。今年春、再度「『九匹の竜』変身:海上権利維持法執行、手を握って拳を成す」との題で、我が国の海洋法執行力量整合の最新の進展につき報道した。今日、我々は喜ばしくも中国海警局の看板が正式に掲げられるのを見たが、これは海防建設の道を開くことに対し歴史的意義をもつ1ページである。中国海警は全く新しい姿で正式に万里にわたる沿海の領土に向かい、必ずやより有力に我が海洋権益を維持保護し、青き国土の管理を強化することになる。

「九匹の竜」が一つになることは決して単にブランドの変更、法執行船のナンバーの変更、あるいは法執行制服の交換ではなく、さらには国家海洋管理コントロールと権益維持保護力量体系および運用メカニズムの深層からの変革である。我々は万里にわたる沿海の領土を竜のように疾走し、青き国土を守護するこの「竜」の融合転身、換骨奪胎、壮大な発展のきらめく足跡に関心を注ぎ続け、祖国の海防が日増しに安定し強大化する光り輝く過程の目撃者となる。

中国海警船初航海を目撃

盛夏のある午前、何度かの長い汽笛と共に、船ナンバーがそれぞれ「中国海警3210」と「中国海警3102」である中国海警船はゆっくりと広州の新洲漁政埠頭を離れ、珠江を波を蹴って前進し、某海域の任務執行へと赴いた。

記者が仔細に観察すると、船の前部の「3210」という4つの黒い文字が相当に目を引き、その後ろにあるのは赤と青のストライプで、さらに後ろに行くと青い中国語と英語の文字、「中国海警 CHINA COAST GUARD」がある。操縦室正面の4つの青い大きな文字「中国海警」が人の注目を引き、中間にあるのは中国海警の記章である。船尾部分は大きなヘリポートとなっている。

国家海洋局南海分局の業務人員は、これは中国海警船初の海に出ての任務執行である、と説明する。「中国海警3210」と「中国海警3102」は、元々農業部南海区漁政局に隷属していた。「中国海警3210」は我が国で最も先進的な漁政船であり、船上にはヘリを配備し、捜索救援、偵察、法執行などの方面の機動性を大幅に向上させることができる。その投入、使用は法執行を単一な海上法執行から海空が結合した立体法執行模式に向かわせ、したがって非常に大きく法執行機能を向上させることになる。

2隻の中国海警船はゆっくりと珠江を航行し、波しぶきを上げた。川の岸辺では多くの市民が興奮してカメラで撮影していた。市民の胡晨亮は感動した様子で記者に、「中国海警船の法執行への投入は、国家の海洋権益の維持保護に対し重大な意義があり、我々はこの歴史的瞬間を撮影しておく必要があるのだ」と語った。


 一般市民はそんなおあつらえ向きのこと言わんでしょ、というのはともかく、中国でも一定の関心を集めているようです。

 ちょっと変わった「航空こぼれ話」的記事です。

http://military.china.com/history4/62/20130717/17951136.html


北朝鮮、かつて世界初の真の意味でのステルス偵察機を研究開発

ほとんど全ての誰もが良く知る軍用機はアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、ロシアなど軍事強国によって製造されたものである。だがこの領域において、いくつかの軍事的実力が目立たない国や地域も決して全くなすところがないわけではない。最近、アメリカの「空天雑誌」(頑住吉注:検索しても引っかかりません。「空天力量雑誌」なら「Air and Space Power Journal」らしいですが)は数種のこの目で見たことがないのはもちろん聞いたこともない軍用機を総ざらいした。

爆撃機を爆撃する爆撃機

1980年代初め、政変の企図に対する猜疑と危惧に促されたアルバニア大統領ホッジャは思いもよらない命令を下した。どんな時でもアルバニア空軍の1機の爆撃機が出動する時は必ず、もし最も普通の任務を執行するにしても、もう1機の爆撃機がその後にぴったりついて行き、その後この爆撃機の上方に上昇し、いつでもこのよからぬ心を抱く爆撃機に向け爆弾をぶちまける準備をすることが必須だ、というのである。可能性はごく小さいが、ホッジャは爆撃機が秘密の任務を執行し、大統領の住処を爆撃して彼の政権をひっくり返すかもしれない、と考えたのである。彼の死の少し前にまた命令が下された。すなわち前述の命令を基礎に、さらに1機の爆撃機を出動させ、第2機目の爆撃機を爆撃させるというものである。ホッジャの死後たった何時間かで、この計画は取り消された。

飛ぶ切手ばらまき機

リヒテンシュタイン公国の経済は非常に脆弱で、非常に大きな程度上切手コレクターに依存している。偽造された切手がこのポケットサイズの国家の経済を破壊することは全く疑いなく、この種の行為の打撃はほとんどリヒテンシュタインの自衛自体になっている。この目的達成のため、リヒテンシュタイン空軍は「先んずれば人を制す」の策を取り、夜間に専用の双発機、「飛ぶ切手ばらまき機」を派遣してサンマリノ、ルクセンブルグ公国、モロッコに進入させ、これら主要な切手コレクションの競争相手の上空で百万枚にも上る偽造切手をばらまき、翌日の朝には大規模な混乱を引き起こし、彼らの切手業に打撃を与えることを希望した。簡単に言えば、彼らがリヒテンシュタインに対して取るのと同じようなやり方を事前に逆用したのである。

「飛雲」偵察機

北朝鮮空軍が研究開発したN-78「飛雲」は歴史上最も反伝統的色彩を持つ偵察機と称するに堪える。北朝鮮は敵対国家が彼らの領空に進入し、雲の層の中で陰謀を企む可能性を心配し、独創性を持つ「飛雲」偵察機を設計した。

このジェット機は4台のエンジンを採用し、外殻には発泡スチロールを採用し、積雲に酷似し、ステルス効果が達成できた。N-78「飛雲」は空中のそれぞれの疑わしい雲の偵察を担当した。だがこのプロジェクトの進展は決してスムーズではなく、ある国外に移住した北朝鮮の気象学者が明らかにするところによれば、第3回目の飛行時、「飛雲」は真の雲の層の中に消失し、この時から二度と出現しなかった。

低空鳥追い払い機

群をなしたカモメ、ペリカン、アホウドリはフィジーというこの太平洋の島国の海岸で食べ物の残りを探し、海岸の静けさに脅威をもたらし、フィジーの人心に嫌悪感を生んだ。このため、フィジー防空司令部はこれらの鳥類の駆逐を自らの主要な任務と定めている。

彼らは世界初の低空鳥追い払い機を設計した。この駆逐機には空気銃、高圧放水砲、そして不断に「しいっ! しいっ! しいっ!」という音声を放送する拡声器が装備された。しかし、砂浜の旅行客のこの機のエンジンが発する騒音に対する不平が絶えず、嫌悪の程度は海鳥さえ超えた。その後、この機はフィジー農業部門に引き渡され、椰子の木の上の椰子の実を落とすのに用いられた。後に低空飛行が直面する難度が大きすぎるため、淘汰された。(孝文)


 これジョーク記事じゃないんですかね。とても信じられないような話ばっかりです。

7月26日

 日本もフィリピンの援助を行うようですが、アメリカもフィリピンを援助し、またフィリピン自身も当然いろいろな努力をしています。

http://military.china.com/news2/569/20130724/17963353.html


アメリカ海軍、7隻の「ペリー」級護衛艦を退役させる フィリピン、全部の購入を欲す

アメリカ海軍は2014年に多数の軍艦を退役させ、売却する。このうちフィリピンは7隻の中古「ペリー」級護衛艦の買い手となる可能性がある。

アメリカの「海軍時報」の報道によれば、「ペリー」級護衛艦はアメリカが1970年代にノックス級護衛艦に取って代わらせるために研究開発したもので、満載排水量は4,100トン、航行速度は29ノットを超え、航続距離は4,500海里で、防空と対潜性能が非常に重視されており、主に上陸艦隊と輸送船隊の航路護衛任務を担当する。

また、アメリカはさらにフィリピンが南海における防御部隊を計画し建設することを援助することにもなる。アメリカ太平洋海兵隊司令テリー ローブリング中将はこの前、アメリカはフィリピンが専門の防御部隊を建設し、もってフィリピンが南海の主権をめぐる争いに対応し、その南海の「戦略的利益」を保護するのを援助することになる、と明らかにした。

ローブリングは、間もなく建設されるこの防御部隊は「国家機動部隊」のレベルに到達することになるとし、かつこれを「領土の防御を行う最も良い設計」と称している。


 しかし一方でこんな意見もあり‥‥

http://military.china.com/news2/569/20130723/17960270.html


フィリピンメディア:アメリカがフィリピンの中国への対抗を助けることはない 単に無人機基地を獲得するため

「アメリカはフィリピンが領土を守り、もって中国に対抗することを助けるか?」 フィリピンのウェブサイト「Rappler」の7月21日の報道は、アメリカ全国弁護士組合の責任者アザド シャハシャラニーはフィリピンに、アメリカの真の意図をよく考える必要がある、と戒めた、とした。

シャハシャラニーはこの機構の駐マニラ人権代表の1人で、彼女はアメリカは決して誠心誠意フィリピンの領土保護を助けるわけではなく、フィリピンをアメリカのもう1つの無人機発射プラットフォームとすることを企図しているのだ、と考えている。

シャハシャラニーはアメリカのフィリピンへの軍駐留に反対する団体を支持している。彼女はフィリピン政府に、イランとアフガニスタンという前例を挙げて、アメリカがフィリピンを助ける本当の目的を冷静に分析するよう戒め諭している。彼女はさらに、アメリカのイランおよびアフガニスタンへの直接の軍事介入がもたらした災難を指摘し、アメリカの数十年にわたる異なる形式の侵略を受けた後、イラクとアフガニスタンはすでに「破壊されてしまって」いる、とする。

この前、フィリピン政府は6月にフィリピンが起草中の計画案は、アメリカと日本の軍隊がより多くフィリピンの軍事基地を使用することを許すことになる、と言明した。シャハシャラニーはこれに対しフィリピン政府に、アメリカはフィリピンをそのもう1つの無人機発射プラットフォームとする可能性が高く、この種の無人機の活動はすでに中東や南アジア地域の多数の一般民を含む数千人もの死者をもたらしている、と警告している。

報道は、さらにある人権組織は、米軍の重心が中東からアジア太平洋地域に移ることはフィリピンの人権状況の悪化をもたらす可能性があるとしている、とする。「特にアメリカはこの地域における侵略活動を強化するためにフィリピンを無人機発射プラットフォームとして使うのだから」 (実習編集翻訳:ジャンシュエティン、原稿チェック:仲偉東)


 「人権派弁護士」の言動っていうのは万国共通なんでしょうか。フィリピンが中国の影響下に入ればもっと人権状況が悪化するに決まっている、というようなことは考えないんですかね。

 韓国関連です。

http://military.china.com/news2/569/20130723/17960213.html


韓国メディア、アメリカが韓米軍事費分担談判の中で北朝鮮の脅威を強調、とする

韓国連合通信社7月22日の報道によれば、消息筋の人物は韓米が行う防衛費分担特別協定の談判の中でアメリカが、北朝鮮が相次いで行った核実験とミサイル実験ゆえに朝鮮半島の安全情勢の過去と比較してのさらなる「悪化」がもたらされており、このためこの点を考慮して韓米の軍が必要とする防衛費を決定することになると表明した、とした。

報道は、韓国サイドの専門家はアメリカがこの態度表明を行ったのは婉曲に韓国サイドに防衛費分担額の増加を要求するためだと考えている、と指摘する。分析によれば、アメリカは北朝鮮の「脅威」の増加は直接駐韓米軍の駐留の費用に影響することはないが、駐韓米軍には北朝鮮の「脅威」に対応する必要があるため、これが駐韓米軍の防衛費を高騰させる要素の1つである、と考えている可能性がある。アメリカサイドが第1回目の談判の中で来年の分担費と率の引き上げに対し異なる意見を出したのも、まさにこの点を考慮したからである。理解されているところによれば、韓米両国の第1回目の談判での食い違いは甚だしかった。

また、さらにある視点は韓国サイドがアメリカに交戦時の作戦指揮権の引き渡し延期を提案していると考えており、この点はすでに事実確認が得られている。この問題は24〜25日にソウルで行われる第2回高級協議の中で言及される可能性がある。情報によれば、第1回の談判の中でアメリカサイドは交戦時作戦指揮権引き渡しの問題に触れなかった。また韓国は防衛費談判と交戦時作戦指揮権引き渡しとは無関係と考える立場を堅持している。(記者 周旭)


 守ってもらうために充分な金を出すのは当たり前で、アメリカが「北朝鮮の脅威を強調」するのも当たり前です。ちなみに韓国が交戦時の作戦指揮権を早く引き渡せと言っているのかと思ったら逆で、北朝鮮を有効に抑止するために指揮権をアメリカが握った状態を維持してもらいたいのだそうです。でも経済発展しても金はより多く出したくないと。何と申しましょうか。

7月27日

 ロシアの対戦車ミサイル関連です。

http://military.china.com/news2/569/20130723/17960436.html


ロシア軍、菊花-S対戦車ミサイルシステムを大量装備 唯一無二と称する

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:ロシア製の菊花-S対戦車ミサイル発射車」 ちなみに検索してもロシア語や英語の名称が出てきません)

「ロシア透視」ウェブサイト19日の報道によれば、去年からロシア軍は菊花-Sミサイル発射装置を大量装備している。それぞれの菊花-Sミサイル発射装置の専用発射筒の中には15発の直径152mmの超音速ミサイルが装備され、反応装甲を持ついかなる現代戦車をも破壊できる。

ロシア製の菊花-Sミサイルは全世界の現有の対戦車ミサイル発射装置の中で最も強大なもので、現在世界にはまだ類似の製品はない。「S」の文字はロシア語の単語「自走式」を表す。このことは、新型のロシアの歩兵戦闘車BMP-3をシャーシとする「菊花」ミサイル発射車は、同様に軽々と野外条件下で時速70kmをもって前進し、かつ河川あるいはその他の水域の障害を強行突破できることを意味している。このため、その車体尾部の位置には2台のウォータージェット式推進器が装備されており、航続能力は600kmである(頑住吉注:直訳してるんですけどこの航続力はウォータージェット状態ではなく通常の走行時のものでしょうね)。

コロムナ機械製造設計局の総設計師ヴァレリー コーシンは、菊花ミサイル発射装置の主要な特徴は自然の視認度が完全にゼロの条件下で目標を発見しかつ破壊できることだ、とする。視認度の下降は雨や雪、濃い霧など気象条件によってもたらされる可能性もあるし、敵軍が放出した煙幕などの偽装等による可能性もある。一般的に言って、現代の対戦車ミサイルは全て光学あるいはレーザー自動制御誘導弾頭を装備し、このためそれらは「目潰し」に遭う可能性があるが、菊花ミサイルは違う。

このロシア製ミサイルには2つの制御誘導チャンネルがある。すなわち、レーザー光学制御誘導と無線制御誘導である。後者こそがこの武器の切り札である。レーダーの機能する範囲はミリ波(100〜150GHz)で、このためこのミサイルに関しては見えない目標は全く存在しないと言える。目標のデータは処理を経た後発射車のコントロールスクリーンに伝達され、操作員は液晶画面上でこれに対する特殊なマーキングを行い、その後「発射」ボタンを押すだけで即OKである。目標の運命はこの後ミサイルによってすぐ決定付けられる。

菊花ミサイル発射装置の専用発射筒の中には15発の152mm超音速ミサイルがある(頑住吉注:写真からはそうは見えないんですが)。このミサイルは10秒しか必要とせず即4.5kmの距離を飛び越える。ミサイルは車両の尾部に装備され、射程は8kmである。コーシンは、この距離はすでに充分である、何故なら地勢に起伏のある野外条件下では、視距離範囲内ではより遠距離の戦車を見ることは全くできず、戦車の射程も一般に3kmを超えないからである、とする。それぞれのミサイル上には破壊力が驚異的な2層の成形炸薬弾頭が装備される。コーシンの説明によれば、第1層目の弾薬はアクティブ保護の破壊に用いられ、第2層目は戦車を打ち抜くのに用いられる。テスト中、120mm厚の装甲が軽々と打ち抜かれ、このことはこのミサイルが反応装甲を持ついかなる種類の現代戦車をも破壊できることを意味している。

菊花ミサイル発射装置はダブルの制御誘導チャンネルの助けを借り、同時に2つの目標を発見し、かつ破壊できる。その発射速度は4秒ごとである。地上からだけでなく、さらに水を渡っている時にもミサイルが発射できる。コロムナ設計局の設計部主任レオニード シーゾフは、3両の菊花-Sミサイル発射車から組成される射撃中隊は14両の戦車からなる戦車中隊の進攻を撃退できる、とする。もし高性能爆薬を持つ弾頭あるいは温圧弾頭(頑住吉注:「固体燃料を採用した燃料空気爆弾」とされ、要するに焼夷弾の一種ですかね)を持つミサイルを使用すれば、有効に敵軍の生体戦力に対応できる。

菊花ミサイル発射装置は2006年に就役を開始したが、去年になってやっとロシア軍部隊への大量装備が開始された。現在、コロムナ設計局はすでにその改良型の新製品を研究開発中である。


 このミサイルの性能が言うほど凄いのかは分かりませんが、少なくとも自衛隊には装軌式自走対戦車ミサイルはないようです。

 台湾関連です。

http://military.china.com/news/568/20130725/17965431.html


台湾海軍、軍艦を利用して麻薬を運んだと暴露される 決して事実ではないと回答

中新ネット7月25日電 台湾の「中央社」の報道によれば、台湾海軍司令部は昨日(24日)、台湾の三立ニュース局は23日、「立法委員」の話を引用して海軍が軍艦を利用して麻薬を運んだと報道したが、関連の内容は絶対に事実ではない、と語った。

台湾海軍司令部は昨日夜にニュース原稿を発表し、台湾の三立ニュース局が昨日「立法委員」羅淑蕾の話を引用し、海軍が軍艦を利用して麻薬を運んだと報道したが、関連の内容は絶対に事実ではない、とした。

海軍は、参謀長許培山中将が昨日羅淑蕾を訪問したが、羅淑蕾はメディアが断章取義(頑住吉注:文脈を無視して片言節句を取り上げる、というような意味でしょう)したものであり、すでにテレビ局に厳しく抗議し、かつ取り消しの報道を要求したと言った、と指摘した。メディアの事実と異なる報道に対し、海軍司令部は遺憾の意を表明した。


 全くそんなことは言っていない、というわけではなく某橋下みたいな弁明であることが気になりますが、まあ例えば医療用の麻薬だった、とかいったことかもしれませんね。

 イスラエルの無人機関連です。

http://military.china.com/news2/569/20130724/17964219.html


イスラエル空軍の無人機の作戦飛行回数、すでに有人実戦機を超越

イスラエル空軍は人員の不足と予算の制限という問題に直面しているが、すでに無人機(UAV)を基本とする機隊を建設している。

イスラエル空軍(IAF)研究開発理事会主管オフィール スオハム少将は、IAFはずっとハイスピードでUAV機隊を建立しているところであり、近年来この軍種(頑住吉注:空軍)は半分以上の飛行をUAVによって完成させており、主に偵察やその他の任務を引き受けている、と語る。彼はさらに、イスラエルはずっと各種の指命、任務を引き受けることのできるUAVを研究開発中であり、これらのUAVは燃料、飛行員の訓練と維持メンテナンスのコストを節約でき、同時により良い隠蔽性を持つ、とする。今後何年かのうちに、多くの作戦使命、任務が少数の無人機によって執行されることになる。しかも予算の削減と共にUAVの使用はさらに増えていく。イスラエル陸海空三軍はいずれも主にUAVによって偵察任務を執行することになる。

また、あるイスラエル当局者は2013年にイスラエルが作戦型UAVを使用したことがあると認めており、スオハムは、人々は見通せる将来にUAVが偵察と打撃の任務を執行するのを目撃することになる、とする。


 まあラジコンに毛が生えたようなタイプまで含めた飛行回数だとは思いますが、日本は本当にこの分野では遅れてしまったなーと感じます。

7月28日

 ロシアのスナイパーライフル関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20130726/17966550.html


やはりヨーロッパ化した! ロシアのT-5000高精度スナイパーライフルのきれいな画像を観賞

ロシアのORSIS T-5000高精度スナイパーライフルは外観から見るとすでに「大きくてかさばる」設計スタイルを放棄し、弾薬にはNATOの7.62mm規格を採用し、すでに完全に国際化している。その誕生以後のロシア軍の国際競技での好成績は全てこの銃が叩き出したものだ!


 何と申しますかロシアらしさがほとんどなくてつまんないです。

 フランスの武器輸出関連です。

http://military.china.com/news2/569/20130724/17962745.html


フランスの武器輸出額、昨年26%低下 原因は中米韓などとの競争の激化

フランス通信社7月22日の報道によれば、フランス国防省がヨーロッパ現地時間7月22日に国民議会に提出した報告は、フランスの2012年の武器輸出の受注額は48億ユーロに達し、2011年に比べ26%低下したことをはっきり示している。2011年のフランスの武器受注額は65億ユーロだった。

この報告は、2012年にフランスは依然世界第5の武器輸出国であるが、2億ユーロ以上の契約の数が比較的少なかったことが輸出額低下の原因である、と分析している。報告は同時に、武器輸出は持続性が重視される、と強調し、かつ武器市場は周期的動きに従う、と指摘している。報告はさらに、金額が2億ユーロより低い契約は安定した市場を形成しており、フランスの武器輸出を確保している、としている。

今回フランスの武器輸出が低下したことと、国際武器輸出市場の競争が激烈なこととは関係がないわけではない、とされる。報告は、市場の需要の低下は輸出商に商業計画上さらに熱を入れてセールスさせることが目立ち、しばしば特殊な条項をもってライバルとの距離を引き離す、とする。アメリカおよび新興の武器輸出国、例えば韓国、トルコ、中国、ブラジルはいずれも競争激化をもたらしている原因である。

報道は、2012年にはアジア太平洋地域に頼って52%の受注量を得ることがフランスの第1の輸出目標となっていた、とする。インドは12億ユーロの発注額によって2012年、フランス最大の商業パートナーとなり、サウジアラビア(6.36億ユーロ)、マレーシア(4.6億ユーロ)、およびアメリカ(2.08億ユーロ)の上を行った。

フランス通信社の報道によれば、2012年の全世界における4大主要武器購入地域はそれぞれ中近東地域(32.9%)、アジア(24.6%)、ヨーロッパ(7.7%)、南米(2.8%)である。10カ国に全世界の武器輸出総数の半分以上が集中し、トップはサウジアラビア、続いて順にインド、アラブ首長国連邦、アメリカ、オーストラリア、イギリス、イラク、アルジェリア、韓国、イスラエルである。(王莉蘭)


 26%の低下というのは相当痛いでしょう。原因の1つは中国にヘリなどの技術を与えてライバルに育てたことだと思われ、この傾向は今後強まっていくものと思われます。

 中国の潜水艦関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20130723/17960876.html


中国、世界最大の通常潜水艦032型を建造と伝えられる!

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国の新型ミサイル試験潜水艦」)

2013年7月22日、アメリカの著名な軍事フォーラムであるMilitary Photos.netは一組の中国海軍最新型総合試験潜水艦の画像を見せた。このウェブサイトの言によれば、中国海軍の新型総合試験潜水艦は現在世界で排水量が最大の現役通常潜水艦である。このウェブサイトの言によれば海軍の032型201号総合実験潜水艦は、旧式なゴルフ級200号潜水艦に取って代わるために研究開発された新世代の試験潜水艦で、この潜水艦は2005年1月にプロジェクトが立ち上げられて研究開発が開始され、2008年に建造が開始され、2010年9月に完成して進水し、2012年10月16日に就役して部隊に装備され、2013年にはすでに新型武器テスト任務を開始している。

この艦は全長92.6m、全幅10m、作業潜水深度は160m、最大潜水深度は200m、通常排水量は3,797トン、水中排水量は6,628トンで、潜水艦から発射される巨浪ー2および巨浪ー2A戦略ミサイル、長剣-10B、長剣-20A、垂直発射巡航ミサイル、潜水艦から発射される鷹撃-18対艦ミサイル、潜水艦から発射される光ファイバー制御誘導対空ミサイル、新型熱動力魚雷、無人作戦深度潜水機、先進的一体脱出室、特殊作戦用水中輸送装置等々がテストできる。この艦は現在世界で最も先進的な通常動力試験潜水艦で、世界一流のレベルを備え、中国海軍潜水艦装備の発展に対し重要な意義を持ち、新型武器の試験と設計定型の加速、海軍の戦闘力生成の加速に対し重要な作用を持つ。

理解されているところによれば、これまで世界最大の通常潜水艦だったのは第二次大戦の時期に日本海軍が建造した伊-400水上機搭載特殊潜水艦で、その水上排水量は3,550トン、水中排水量は6,560トンだった。一方最大の現役通常作戦潜水艦は日本の海上自衛隊が研究開発したそうりゅう級潜水艦で、その水中最大排水量は4,200トンである。

周知のように、潜水艦の設備の使用環境は特殊なので、新設備のテストは難題となり、このため潜水艦のいくつかの重要設備、例えば潜水艦から発射されるミサイル、新型魚雷、位置決定システム、通信システム、ナビゲーションシステム等々をテストするためには、改装とテストに便利な専用の試験潜水艦の製造が必要となり、試験潜水艦は文字通りの「水中の科学の城」なのである。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは本文の一部を切り取ったものなので省略します。)

アメリカの軍事ウェブサイトの言によれば、この潜水艦は補充のない状況下で85人の標準編成を搭載し、30日水中を航行できる。

2013年、軍報は1枚の画像を掲載して、北海艦隊の某試験訓練基地の「水中先鋒艦」集団が、深く突っ込んで学習し十八大精神を貫徹し、精兵となる厳しい訓練をし、奮起して打ち勝つと宣誓した、と報道した。画像の中に見られる「水中先鋒艦」は中国の某新型潜水艦である。周知のように我が軍の水中発射試験任務を執行する海軍の「長城200」号潜水艦は2010年8月に中央軍事委員会から「水中発射試験先鋒艦」の名誉ある称号を授与された。そしてこの報道はこの某新型潜水艦を「水中先鋒艦」と称しており、このことはこの新型ミサイル試験潜水艦がすでに就役し、かつ「長城200」艦の名誉ある称号を継承済みであることを説明している。

1982年10月、長城200号潜水艦は初めて運搬ロケットの水中発射に成功し、我が国を一躍世界でも数少ない運搬ロケット水中発射能力を持つ国の1つとした。今、この潜水艦はすでに就役して46年であり、相次いで数十回水中発射試験任務を満足な形で成功させている。

2011年にある外電の報道は、武漢で建造されて完成した1隻の「新元」改良型潜水艦は、その他の潜水艦と比べ巨大な外殻を持ち、潜水艦から発射される弾道ミサイルの発射に用いる装置が装備されている可能性が高い、とした。「長城200」試験艦はすでに運用されて40年近く、すでに非常に老化していることが目立つ。「長城200」試験艦では「巨浪ー1」、「巨浪ー2」およびその他各種の改良型の潜水艦から発射されるミサイルの水中発射作業が行われてきた。このため、「新元」の出現は、「巨浪ー2」および次世代の潜水艦から発射される大陸間弾道ミサイルの試験と関係があるという可能性が最も高い。今回の軍報の報道は、この「新元」と呼ばれる新型潜水艦がすでに中国の新世代水中発射試験プラットフォームとなっていることを事実確認した。

(頑住吉注:3〜5ページ目のキャプションは本文の一部を切り取ったものまたは要約なので省略します。6ページ目)中国は世界最多の通常潜水艦を持つ

(頑住吉注:7ページ目)中国の通常潜水艦部隊は近海において敵海軍大型艦艇に対し致命的脅威を構成し得る

(頑住吉注:8ページ目)中国の通常潜水艦部隊はより先進的でより静かな潜水艦も持った


 別に大きさを競って潜水艦を作ってるわけじゃないですから大きさで抜かれてもいいんですが、アメリカに脅威を与えるミサイルの進歩は間接的に日本にも影響してくるはずです。


















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