コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその54

8月28日

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-08-23/218523_2389456.htm

 モスクワ航空展における中国の殲ー10飛行デモンストレーション隊の画像集です。

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-08-23/218515_2389331.htm

 航空展におけるその他の機の画像集です。

 中国のステルス無人機関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20130826/18014186.html


専門家:中国の「利剣」無人機は空母艦載機として使うことが有望

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:ネット上に流れ伝わる『利剣』無人機」)

人民ネット北京8月26日電 (記者 黄子娟) 最近、中国の「利剣」無人攻撃機の滑走の動画が明るみに出、メディアは我が国の「利剣」ステルス無人攻撃機の検証機はすでに試験を開始し、頻繁に地上滑走試験を行い、このことはこの機がまさに初飛行前の準備作業を行っているところだということを意味している、としている。軍事専門家杜文竜は中央テレビのインタビューを受けた時、(頑住吉注:何故かここで切れてますけどパターンとしてこの部分は全体の要約なんでどうせ脱落部分は後で出てくる発言とかぶってるはずです。)

外国メディアは、「利剣」と呼ばれる中国初のステルス無人機は洪都飛行機工業集団社と沈陽飛行機工業集団社によって合同で研究開発された、と報道している。このプロジェクトは2009年に始動し、初の地上テストは去年12月に行われた。報道は、「利剣」は中国を第3のステルス無人機技術を掌握する国とし、この機は現在すでに試験飛行の準備を整えている、とする。報道は、この無人機は解放軍空軍および海軍航空隊のために作戦任務を執行するよう設計され、この機はさらに非常に長く、ときたま争いが引き起こされる国境沿いに偵察任務を執行するのに用いられることもできる、とする。報道はさらに、中国のステルス無人機はアメリカのX-47およびヨーロッパの複数国が合同で研究開発した「ニューロン」無人機に次ぐ、現有の第3種目のこの類型の無人機であるとする。「インド、イラン、イスラエル、イタリア、スウェーデン、ロシアも自らのステルス無人機プロジェクトを発展させているところであるが、原型機公表は中国を一連のステルス無人機技術を開発する国の中でトップを行かせる。」

アメリカの「Wired」誌ウェブサイトのある報道も、この機は単発と前三点式発着架を採用し、またアメリカの多種の無人機およびB-2に似た全翼レイアウトを採用している、としている。文章は、疑いの余地がないのは中国がジェット動力、低レーダー特性の攻撃無人機原型機をデモンストレーションする最新の重要な航空宇宙強国となることだ、とする。

「利剣」が今後艦載機として空母に配備され得るか否かに言及した時杜文竜は、この無人機は今後改装を行い、艦上で試験飛行を行い、あるいは今後作戦行動を行う可能性は非常に高い、とした。特に空母艦載機の基本的発展の趨勢から見て、きっと有人のステルス実戦機と無人実戦機は組み合わせて使用される。何故なら全体的な海上作戦環境の中で、空母はスペースが最も貴重で、もしこの無人機をより小さくできたら、これは同一の空母上により多くの実戦機が搭載できることを意味し、このようにすれば実戦機の出動数や規模を大幅に向上させることができるからである。

杜文竜は、今後海上作戦の環境は余りにも複雑になり、もし海から陸に向けての攻撃行動を発動したら、相手方の防空体系を理解していない状況下で、もし無人機がなかったら、防御突破能力は直ちに影響を受ける、と語る。もし防御を突破して入れても、代価が余りにも高く、もし有人機が相手方に撃墜されることが多すぎたら、攻撃行動は大きな損失に遭う。有人および無人機の優勢を一体に結合し、無人機と有人機に異なる環境下で自らの優勢を充分に発揮させたら、これは非常に絶妙な組み合わせとなる。今後、中国空母もこの種の新型無人実戦機の出現を期待する。

(頑住吉注:以後のページのキャプションの多くは本文の一部を切り取ったものなのでその他のものだけ示します。7ページ目)米軍のX-47無人機が空母上で発着試験を行う

(頑住吉注:8ページ目)将来、無人機はより多くの打撃任務を担うことになる


 このまま差が開いていけば、将来日中衝突が起こった時、双方多数の航空機が撃墜されるが中国の機は無人機ばかりで犠牲者はなく、日本サイドだけ一方的に多数の死者を出すという結果が充分あり得ることになります。

 ベトナム関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20130825/18013321.html


ベトナム、12機のスホーイー30戦闘機を購入 中国と海洋の利権を争奪することを欲する

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:ベトナム空軍部隊が首相にスホーイ式戦闘機の模型と地球儀を贈呈」)

中国国防科学技術情報ネットの報道によれば、ベトナム国防大臣は8月のロシア訪問の期間にロシアと新たに一定数のスホーイー30MK2多用途戦闘機を購入する契約を締結した。ベトナムは2004年に4機の近代化改造を経ていないスホーイー30MK戦闘機を購入したことがあり、その後また2009年と2010年に全部で20機のスホーイー30MK2戦闘機を購入している(すでに2012年に引き渡しが完了)。今回新たに購入するスホーイー30MK2多用途戦闘機の数は12機で、この他さらに関連のセットされる技術設備を含み、金額は4.5〜6億アメリカドルで、機は2014〜2015年の間に3回に分けて引き渡される。

経済的実力の増強と共に、ベトナムは徐々に国防近代化に入れる力を強化しており、その2013年の国防予算は以前に比べやや増加し、37億アメリカドルに達した。ある分析者は、スホーイー30MK2戦闘機の購入は、この国の軍事近代化計画の一部分であり、今後購入は継続され、その背後の動力は中国と東南沿海の利益をめぐって勝負するためだ、と指摘する。新型戦闘機購入の他、ベトナムはさらに1990年代初めに購入したスホーイー27戦闘機を淘汰しているところで、かつ旧式なスホーイー30MK戦闘機の近代化改装の問題につきロシアと談判を行っている。(栢席峰)


 スホーイー27は中国ではまだまだ現役ですし、もっと旧式な機もあり、ベトナムは少数でも性能のいい機を揃える方針なんでしょうか。それにしても中国がスホーイー35を導入したら対抗できないのではないかと思われますが。

 北朝鮮関連です。

http://military.china.com/news2/569/20130825/18013419.html


金正恩、最新の戦闘艦を視察 北朝鮮の科学技術の発達を称賛

韓国メディア8月25日の報道によれば、朝鮮中央通信社は25日、北朝鮮最高指導者金正恩は海軍が最も新しく製造した戦闘艦艇を視察し、北朝鮮の自主研究開発方面の先端科学技術を高く評価した。

報道は、金正恩は艦艇の高度スマート化に対し称賛し、この「21世紀」の艦艇は自動的に航海、海上射撃など一連の作戦行為が執行でき、同時に各種の作戦目標を打撃できる、と考えた。

報道はさらに、金正恩は多数の多用途戦闘艦艇を建造し、不断に海軍の海上作戦能力を高め、さらに一歩海軍建設を強化するよう要求した、とした。


 画像もないですし、「艦艇」って余りに漠然としてますが、あまり注目されないこの方面にも力を入れているんですね。

8月29日

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-08-28/218624_2390809.htm

 052D初の航海試験では? とされる画像集です。

 「中国国産空母か?」とされた画像関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20130827/18016363.html


カナダの刊行物:中国、排水量3.5万トンの強襲揚陸艦を建造中

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「第11回アブダビ国際安全保障業務展示会および第2回海軍安全保障業務展で、中国船舶貿易社は新型強襲揚陸艦を展示した」 というかちゃっちい模型ですね)

日本メディアの報道によれば、あるアジアの安全保障業務問題を監視するシンクタンクは、中国が上海で多数のホバークラフトとヘリを搭載できる初の強襲揚陸艦を建造中であるとした。

共同通信社8月26日の報道によれば、本部をカナダに置く民間のシンクタンクである漢和情報センターは、この艦の満載排水量は3.5万トンであり、中国は最も早ければ2015年にこの艦を現役に編入し、もって同国海軍の上陸作戦能力を向上させる可能性がある、としている。

報道は、中国には現在すでに3隻の2万トン級の071型上陸艦があり、現在第4隻目を建造中だとする。だがこの国はまだ上述の規模の、多くのヘリとホバークラフト上陸艇が搭載できる大型艦船は持たない。

このシンクタンクは、中国がこの種の空母に似た新型艦船を建造するのは、中国が東海の釣魚島および南海の島嶼(中国はベトナム、フィリピンおよびその他の国とこの地域に領土をめぐる紛糾が存在する)の領土主張と関係がある、と考える。

このシンクタンクは、中国は2013年のやや早い時期に長江三角州に位置する上海長興島で船体の建造を開始した、とする。この機構が得たこれらの情報のソースはウクライナ軍の消息筋の人物である。

この強襲揚陸艦は4隻のホバークラフト(中国はすでにウクライナからこのうち1隻のホバークラフトを購入している)および20機のヘリを搭載するようになると見られる。

「週刊ジェーン安全保障業務」は8月のやや早い時期、衛星写真を引用して、中国は明らかにすでに上海で初の国産空母の建造を開始した、とした。だがこのシンクタンクは、この雑誌は強襲揚陸艦を空母と誤認した可能性が高い、とする。

(頑住吉注:2、3ページ目のキャプションは1ページ目と同一。4、5、6ページ目)中国の強襲揚陸艦の想像図

(頑住吉注:7ページ目)このネット上で熱く議論されている分段は模型か? 空母か? それとも強襲揚陸艦なのか

(頑住吉注:8ページ目)中国で現役の071型ドック上陸艦


 建造初期段階ではなかなか区別つかないでしょうね。蒸気カタパルト用の窪みらしきものが見える、という指摘もありましたが。

 ロシアの次世代機関連です。

http://military.china.com/news2/569/20130827/18017775.html


ロシア、すでに第6世代機の研究開発を開始していることを明らかに 無人方案の可能性が高い

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「航空展におけるロシアの無人機」 って巡航ミサイルみたいですが)

【グローバル時報総合報道】 タス通信ネット26日の報道によれば、ロシア空軍元司令ピーター ジェイニェキンは「マルクス-2013」ロシア航空展前夜、ロシアの飛行機設計者はすでに第6世代無人操縦戦闘機の研究開発を開始している、と明らかにした。

報道は、ロシア第5世代戦闘機T-50の試験段階は現在すでに終わりに近づいている、とする。ロシアの分析者は、ヨーロッパの主要国が大規模に第5世代戦闘機を装備することは全くなさそうで、直接第6世代戦闘機を装備する、と考える。現在アメリカのF-22およびF-35というこの2種の第5世代戦闘機がすでに相次いで就役している。あるロシアの記者は、何故ロシアは第5世代戦闘機開発方面でアメリカに非常に大きく後れをとっているだけでなく、その他のヨーロッパ諸国のように第5世代戦闘機を迂回して直接第6世代戦闘機を研究開発することもしないのか? と疑問を提示する。

これに対しジェイニェキンは、「第6世代戦闘機は無人操縦である可能性が強く、しかも遠距離無人機には別枠の研究を行うことが必要であり、我々は積極的にこの問題を研究しているところだ。」とする。彼は、ロシアとその他のヨーロッパ諸国とを同列に論じてはならず、例えばNATOメンバー国であるフランスは直接アメリカから第5世代戦闘機を購入できるのだ、と強調する。彼は、「我々は独自にこの項目の重要な事業に従事する必要がある。このため必ずしも世代をまたいでの研究開発はない。」と語る。(馬俊)


 しかしロシアの無人機技術はだいぶ遅れているようですからね。

 日韓関連です。

http://military.china.com/news2/569/20130827/18017764.html


日韓、史上前例のないレッドフラッグ軍事演習参加 韓国機、日本の輸送機の航路を護衛

【グローバル時報総合報道】 アメリカ、オーストラリア、日本、韓国など多くの国の空中戦力が参加する2013年度「レッドフラッグ・アラスカ」演習が開幕した。「レッドフラッグ」系列演習は世界で難度と迫真度が最高の空中対抗演習と称される。アメリカの「空軍時報」は25日、これはアメリカがアジア太平洋地域の2大盟友を一緒に引き込んで参加させる初の「レッドフラッグ」演習であるとした。

「空軍時報」は、予算削減に直面し、アメリカ空軍は多くの演習を中止しているが、この「レッドフラッグ・アラスカ」演習は依然残されている、と強調する。8月の大部分の時間、米軍と多国の部隊はアラスカに位置する太平洋・アラスカ合同訓練基地において模擬実戦機出撃演習を行っている。「レッドフラッグ」軍事演習はずっと実戦のような迫真さで有名であり、米軍もこの機を借りて同盟国と戦闘意識と飛行の技巧を切磋琢磨する。「空軍時報」は、演習参加部隊は3つの部分に分かれ、侵略勢力は「赤軍」、連合軍は「青軍」と「白軍」であるとする。アメリカが出動させる機種にはF-15、F-16、F/A-18、F-22戦闘機、A-10攻撃機、KC-135およびKC-130給油機などが含まれる。この演習では日本と韓国の空軍が初めて一緒に訓練する。韓国空軍はF-15K戦闘機を持ってきており、日本の航空自衛隊はF-15J戦闘機を操縦する。Eielson空軍基地の第354戦闘機連隊のスポークスマンであるヨースト ヴェルダンは、「この演習は独特の機会を提供している。前線作戦基地で異なる部隊が整合して合同の訓練を行い、かつ参加者に現実的な脅威環境下で模擬作戦を行わせるのだ。」と語る。

AP通信社は、「レッドフラッグ」演習の中で、韓国の戦闘機が日本やその他の国の軍用輸送機のために空中の保護を提供する、としている。報道は、日本と韓国は史上前例のない形で一緒にアラスカ上空の演習に参加し、このことはアメリカの2つの最も確固たるアジアの同盟国には政治的な食い違いはあるが、安全領域では協力を展開したいのだ、ということをはっきり示している、とする。ここ何年か以来、ソウルと東京はすでに探りを入れる性質のステップを踏んで安全協力のレベルを上げている。彼らは軍事演習の中で視察員を交換し、また一緒に海軍訓練、演習に参加するが、これは彼らの戦闘機の初めての同一の演習の中での飛行である。第353戦闘訓練中隊の指揮官トム パガーノは、アメリカの2大主要同盟国である日本と韓国が一緒に演習することはこの演習の最大のハイライトである、とする。日韓間のコンビネーションを増強するため、米軍はさらにわざわざ日本の沖縄嘉手納基地に駐留するF-22戦闘機を抽出、派遣して今回の「レッドフラッグ」軍事演習に参加させる。(候濤)


 うーん、まあいいことなんじゃないですか。日韓の戦闘機が直接模擬空戦することはあるんですかね。

8月30日

 シリア関連です。

http://military.china.com/news2/569/20130829/18020666.html


アメリカメディア:アメリカ、電話を傍受しシリア軍が勝手に化学兵器を使ったことを証明

中新ネット8月28日電 タス通信ネット28日の報道によれば、アメリカメディアの情報は、シリア政府軍が化学兵器を使用した主要な証拠はアメリカサイドが傍受したシリア指導層間の電話記録である、とした。

8月21日、多くのメディアの報道は、シリア政府軍がダマスカス近郊で化学兵器を大規模に使用した、とした。ひとまずの統計によれば、攻撃は600人余りの死亡をもたらした。シリア反体制派全国連盟は、被害にあった人数は1,300人に達する可能性があるとした。だがシリア政府および軍指導部はいずれも、化学兵器を使用したことはないとしている。

報道はアメリカスパイ部門の消息筋の人物の話を引用し、アメリカサイドは成功裏に化学兵器による攻撃当日のシリア国防省高官と化学部隊のある指揮官との間の電話による通話記録を傍受した、とする。通話記録は、国防省の当局者が興奮した様子で指揮官にすぐ化学兵器による攻撃を行ったことにつき説明を行うよう要求していることをはっきり示している。こうした通話の内容は、アメリカ当局のシリア政府軍が化学兵器を使用したと声明する主要な根拠となった。

報道はさらに、この事実は誰が化学兵器使用の件で責任を負うべきかの新たな問題を提出した、と指摘する。この指揮官が勝手に化学兵器使用を決定した可能性があるのだ。だがアメリカ当局はシリア政府軍が間違いなく化学兵器を使用し、傍受した電話の通話が主要な証拠であると確信している。また、現地の医者もこの点を事実確認し、かつ化学兵器による攻撃の被害者に関するビデオ動画も手に入れている。


 仮にこれが事実だとすると、武力介入の正当性に疑問が生じますね。もちろん指揮下の部隊指揮官が勝手にやったとしてもシリア政府や国防省に責任がないわけではなく、充分に統率できていない部隊が民間人を殺傷していることを理由に介入することもあり得ますが、「政府軍が化学兵器を使ったから介入」というイメージとはだいぶずれることになります。また電話の傍受成功はスノーデン事件との絡みで別の議論を引き起こすかもしれません。

 中国の衛星関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20130827/18016902.html


アメリカメディア推測する 中国の「一箭三星」は尋常でない:衛星の捕獲を試験 (頑住吉注:「一箭三星」は1つのロケットに3つの衛星という意味のようです)

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションは本文の一部を切り取ったものなので省略します。)

【グローバルネット総合報道】 アメリカの「ワシントンフリービーコン」ウェブサイトは8月26日に文章を発表し、7月20日に中国が「一箭三星」方式で3つの技術科学試験衛星を発射した件に対し、悪意ある推測を行った。

アメリカメディアの言によれば、アメリカの当局者は中国が最近3つの小型衛星を発射し、長征-4C運搬ロケットに搭載して宇宙へ送ったが、宇宙で「尋常でない」動きを行っているとした。

中国メディアは、北京時間7月20日7時37分、中国は太原衛星発射センターで「長征四号丙」運搬ロケットを用いて、「一箭三星」方式をもって成功裏に「創新三号」、「試験七号」、「実践十五号」という3つの技術科学試験衛星を発射し、衛星はスムーズに予定の軌道に入った、とした。この3つの衛星は主にスペースデブリ観測と宇宙機械アーム操作など宇宙での維持メンテナンス技術科学試験の展開に用いられる。

アメリカメディアの文章は次のように言う。今回発射されたうち1つの衛星には伸縮アームが装備され、多くの任務が執行でき、例えば衛星の捕獲等である。この3つの衛星はさらに軌道にある衛星の維持メンテナンスあるいは維持修理ができる。アメリカの国防にとって、これは関心を注ぐに値する問題であると言える。2007年に中国は対衛星ミサイルを試射し、中国自身の廃棄された気象衛星を撃墜した。この挙はアメリカを震撼させた。アメリカの中国軍事問題専門家フィッシャーは、機械アームを装備した衛星は軍民両用が可能であるとする。(編集翻訳:呉冠 原稿チェック:劉昆)

(頑住吉注:2ページ目のキャプションは本文の要約なので省略します。3ページ目)この前明るみに出た機械アームを装備した中国の試験衛星らしきもの

(頑住吉注:4ページ目)アメリカサイドのロジックによれば、中国は衛星プラットフォーム上で機械アームを試験し、これは全く新しい高機能対衛星武器となり得る。画像は外国がシミュレーションした中国対衛星武器試験。中国サイドの試験が大量のスペースデブリを生み出すと非難している。

(頑住吉注:5ページ目)各国の宇宙への発射活動が累積するにつれ、宇宙空間に大量の衛星の破片が作り出され、宇宙船などの安全に深刻な脅威を与えている。

(頑住吉注:6ページ目)米軍が推進中の「SPaceFence」計画。スペースデブリの監視を建前にしているが、実はこれは未来の宇宙戦場建設の重要な基礎施設でもある。

(頑住吉注:7ページ目)中国は汎用衛星プラットフォームをベースに宇宙機械アームを試験し、これは未来の宇宙活動に対し非常に有効な試みである。

(頑住吉注:8ページ目)実践六号04組ダブル衛星宇宙公転運行の説明図。現在多くの実践六号試験衛星がすでに成功裏に衛星編隊飛行を実現している。


 3ページ目の画像ギャグかと思いました。これはどう見ても信憑性高くない情報ですね。

 モスクワ航空展関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20130827/18016570.html


専門家、アメリカ空軍がロシア航空展に欠席する秘密を明らかに 金がなく、さらに中国を封じ込めようとしている

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「アメリカはすでに自身の技術的優勢がすでにはっきりしたものでないことを意識するに至っている」)

人民ネット8月27日電(記者 黄子娟) 今日期間6日の第11回モスクワ国際航空展が正式に開幕する。メディアの報道は、アメリカ空軍は軍事費予算の削減のため、今回のモスクワ航空展を欠席することになる、としている。軍事専門家杜文竜は中央テレビのインタビューを受けた時、アメリカのアジア戦略の調整は「もっと貧乏になってもアジアには金をかける」であり、もしモスクワまで飛ぶ燃料がなくても、先進戦闘機をアジア太平洋地域に配備して中国を封じ込める必要があるのだ、とした。

アメリカ空軍の今回のモスクワ航空展欠席には、軍事費予算削減の問題がある他、さらにどんな問題があるのかに言及した時に杜文竜は、今回のアメリカの航空展不参加は、1つには金欠、2つには熱意の欠如が理由だとした。熱意の欠如という角度から見ると、航空展はアメリカの見たところでは主に兵器の広告の場であるが、現在第5世代機F-22を売ることはできず、第4世代機市場はすでに基本的に萎縮し、F-15、F-16、F-18には何のセールスポイントもなく、好ましい前途は見えない。F-35にもしばしば問題が起き、もし航空展で再度問題が出たら、おそらくこの広告は逆効果になり、このため思い切って不参加なのである。

杜文竜は、現在米軍の発展に照らし、またアジア戦略調整の必要から見て、アメリカは「もっと貧乏になってもアジアには金をかける」で、もしその他の方向でモスクワまで飛ぶ燃料がなくても、金を中国周辺の武器配備に用いる必要があるのだ、と語る。非常に多くの飛行場、基地が再構築、再配備され、もって米軍の先進戦闘機にいわゆる「対中国封じ込め」を行うことができるようにさせる。この方面において、アメリカ人のプラグマティックな一面が間違いなくはっきり示されている。デモンストレーション方面に使う金をすこし少なくするのはいいが、未来のアジアにおける空軍戦略に対しては少しの金も減らしてはならず、もし金がなくても、その他の方面から資源を絞り出し、中国周辺に置くのである。

(頑住吉注:2ページ目)米軍の技術に関する自信は年を追うごとに弱まりつつある

(頑住吉注:3ページ目)F-35戦闘機はアメリカ空軍最後の「溺れる者がつかむ藁」となる

(頑住吉注:4ページ目)F-35はむしろF-22の数の不足を補うものである

(頑住吉注:5ページ目)アメリカのF-35戦闘機の価格は同様に非常に高い

(頑住吉注:6ページ目)中国の殲ー20ステルス戦闘機は中米の技術的隔たりをさらに一歩縮めることになる

(頑住吉注:7ページ目)米軍の現役戦闘機は中国空軍に対し脅威を構成することはできない

(頑住吉注:8ページ目)中国の新型戦闘機はとっくに多数が就役している


 どう見ても自意識過剰ですが。というか前回までは出てたんですかね。

8月31日

http://military.china.com/news/568/20130829/18022977.html

 おなじみの「航行警告」ですが、「遼寧艦」が29日からまた海に出たようで、期間は1か月とかなり長いです。基本的な停泊地である青島から改装を行った大連に戻って手直しをするという話だったはずなのに何故またすぐ長期間海に出るのかちょっと分かりませんが。

http://www.junshi.com/junshitupian/99239/index.html

 中国の「八一飛行デモンストレーション隊」のモスクワ航空展における演技の画像集です。

 スホーイー35関連です。

http://www.junshi.com/zhongguojunqing/99305/


スホーイー35対中国販売の状況:購入するスホーイー35の性能は最高に達する (頑住吉注:ちなみに私が翻訳のため文字列をコピーした時点では記事タイトル後半が「現在まだ協議は成立しておらず だが性能縮減バージョンの販売は行わないことは確定」になってました。)

新浪軍事はモスクワ航空展の現場でスホーイブースのスホーイー35戦闘機プロジェクト販売代表者を独占インタビューした。

スホーイサイドの説明によれば、スホーイー35戦闘機販売の件に対し、現在中国軍はすでにスホーイー35戦闘機の全ての技術性能および資料を獲得しているが、具体的な輸出協議はまだ正式に成立していない。つまりまだ決して真に中国に販売するということではない。スホーイサイドの説明によれば、現在正式なスホーイー35輸出協議成立までには、まだいくつかの「プロセス」が必要である。結局のところどのくらいのスホーイー35戦闘機が輸出されるのか、24機なのか、48機なのか、それとももっと多数か、に関し、今回スホーイサイドは決して答えることはなく、協議成立を待つ必要があり、それでやっと知ることができる、と声明しただけだった。

また、中国が将来購入するスホーイー35は具体的にどんなタイプなのかに関し、スホーイ社ブース代表は「新たに生産されたスホーイー35戦闘機が工場を出た後、直接中国軍に引き渡されることになる」とし、かつ今回引き渡されるスホーイー35戦闘機に一定の性能縮減を行うことを明確に否認した。以上の態度表明を根拠に、将来中国空軍に装備されるスホーイー35戦闘機とロシア空軍が自ら使用するスホーイー35Sとは同一のタイプで、以前非常に多くのメディアが推測した、ロシア式航空電子システムを持たないスホーイー35の「裸機」に過ぎないわけではない、ということが明確に説明される。

スホーイー35はロシアの新世代機として、遠距離空対空ミサイルなどを含む一連の新世代ロシア製ミサイルを搭載することになる。では中国はスホーイー35導入の機を借りて、継続してロシアからこれとセットのミサイルシステムを購入するのか否か? 今回の航空展ではスホーイサイドはこれに対し明確に回答しなかったが、中国はすでに一連のスホーイー35戦闘機に装備できる、短距離、中距離、遠距離ミサイルを含む武器を購入済みである、と指摘した。注意する必要があるポイントは、ロシアの「戦術ミサイル」社は2012年の年報の中で、中国が価格5,000万アメリカドルのKH-31対艦ミサイルおよび同じ価格のKH-59MK対艦ミサイルを購入し、かつ2015年の引き渡しが計画されている、と明らかにされていることだ。この2機種はまさに今年のモスクワ航空展のスホーイー35宣伝パンフレットの中で、スホーイー35戦闘機の標準搭載武器の1つに列せられている。

以上の情報から判断して、現在スホーイー35戦闘機の購入はすでに固まり、中国軍はすでにこの戦闘機の多くのデータを獲得している可能性がある。新浪軍事の分析によれば、具体的協議の作業は今年11月の中ロ軍事技術協力委員会の会議で正式な締結が行われ、その時具体的な購入数などの問題も明らかになる。


 うーん、まあブースの代表者が記者に立ち話した内容にどれだけ信憑性があるのかもちょっと分かりませんが。

 武直ー10関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20130829/18020826.html


ロシアメディア:中国、武直ー10のために新型空対空ミサイルを配備 ヘルメットによる照準が可

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国陸軍航空隊の武直ー10はヘリ専用の空対空ミサイルを装備し、超低空の制空権を争奪する。」)

ロシアの軍工信使ネット8月28日の報道によれば、中国メディアは最近情報を発表し、広州軍区某陸軍航空旅団が装備する武直ー10型攻撃ヘリが演習中に初めて新型の「空対空」ミサイルを試射し、成功裏に2つの敵のヘリを模した標的を破壊した、とした。

中国メディアの報道によれば、演習に参加した2機の武直ー10ヘリはいずれも独立して目標を発見し、かつ新型「空対空」ミサイルを発射して正確に、機動方式をもって打撃を避けることを企図する2機の「敵サイドのヘリ」を撃墜した。この陸軍航空旅団の旅団長はインタビューを受けた時、この新型ミサイルは武直ー10に敵と空戦を展開し、超低空の制空権を争奪する能力を具備させた、とした。

説明によれば、武直ー10が今回発射した新型「空対空」ミサイルはヘルメット照準システムによって誘導されることができ、同時により完備された赤外線誘導弾頭も配備し、抗妨害能力と命中精度がいずれも顕著に向上した。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「ロシアメディアは、武直ー10はより強い搭載能力を持ち、新型空対空ミサイルの搭載に適する、としている。」です。)

西側諸国と異なるのは、中国がその武直ヘリのために配備した「空対空」ミサイルは決して簡単に携帯式対空ミサイルから取ったものではない、ということである。中国軍から見て、携帯式対空ミサイルの威力は小さすぎ、しかも戦闘機のために研究開発された近距離「空対空」ミサイルの重量もまた大きすぎる。このため、何年か前に中国軍はその現役武装ヘリのために専門的に空戦に用いるTY-90型ミサイルを配備することを始めた。このミサイルは全備重量約20kgで、携帯式対空ミサイルと近距離「空対空」ミサイルのギャップを埋めるものである。

指摘しておくことが必要なのは、中国陸軍航空部隊がこれまで装備してきた武直ー9ヘリは搭載能力が比較的低いため、戦闘機専用に研究開発された近距離「空対空」ミサイルは搭載できないが、一方最も新しく装備された武直ー10はより高い搭載能力を持ち、重量がより大きいミサイルを搭載できることだ。

このため、武直ー10が最近の演習期間に試射したのはTY-90を基礎に研究開発された新型のヘリ専用ミサイルかもしれないし、あるいは中国空軍の現役赤外線誘導格闘ミサイル(例えばPL-5IIE、PL-8、PL-10)から改良してできた新型ミサイルかもしれない。(範尭)

(頑住吉注:3ページ目)最近における中国陸軍航空隊の大規模実弾演習の中で、武直ー10は初めてメディアの面前で大編隊による突撃作戦をデモンストレーションした。

(頑住吉注:4ページ目)武直ー10が遠海に深く入り込み、編隊超低空海上防御突破演習を行う。

(頑住吉注:5ページ目)武直ー10が海上加力打撃を演習する。

(頑住吉注:6ページ目)武直ー10の機首部分の光電子探知計測装置。先進的航空システムおよび火力コントロールシステムもヘリの空戦の保証である。

(頑住吉注:7ページ目)直ー9武装型が天燕-90空対空ミサイルを搭載する。性能が限られているため、搭載するミサイルの数はごく限られる。

(頑住吉注:8ページ目)直ー19は軽量、精巧、敏捷で、やはりヘリの空戦に適する。


 武直ー10は元々民間用と偽って輸入したカナダ製エンジンを使う予定だったのがばれてダメになり、出力の低い中国製エンジンを使うことになり、軽量化を強いられ、搭載能力も制限されました。それでも携帯式を手直ししたミサイルを使わないのは逆に携帯式に問題があるためではないかという気もしますが。

9月1日

 ロシアの早期警戒機関連です。

http://military.china.com/news2/569/20130828/18019434.html


ロシア軍、2013年中に3機の近代化改造を経たA-50U早期警戒機を受領することに

【グローバルネット報道 記者 ジャイルーマン】 タス通信社8月27日の情報によれば、ロシアの「ベガ」社副総設計師シャヘゲダノフが明らかにするところによれば、ロシア国防省は2013年中に3機の近代化改造されたA-50U空中早期警戒・コントロールシステム(AWACS早期警戒機)を獲得することになる。

報道によれば、現在ロシア空軍は全部で22機のソ連時代に製造されたA-50型機を持っている。

シャヘゲダノフは、ロシア国防省は2013年中に3機の近代化改造されたA-50Uを獲得することになり、この機はロシアの「ベガ」社によって設計、製造された、とする。シャヘゲダノフは、「2機のA-50U機はすでに国防省に引き渡され、第3機目は今年年末までに引き渡される。今年さらに第4機目の飛行機の契約が締結される見込みだ。」と語る。

シャヘゲダノフは説明し、A-50U機の伝統的なA-50機との主要な差異は、デジタル設備をもってアナログ設備に代えていることだ、とする。新型のA-50U機上の完備された設備は、より良く目標を探し出し、かつ追跡し、より容易に攻撃目標を確定し、しかもレーダーの無線の状況を追跡できる。


 中国の早期警戒機と比べてどうなんですかね。

 ロシアの戦闘機関連です。

http://military.china.com/news2/569/20130830/18024433.html


ロシア軍事工業の巨頭:T-50以外に第5世代戦闘機を製造するつもりはない

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ロシアのT-50戦闘機(画像のソース:ロシアニュースネット)」)

人民ネット8月30日の情報 ロシアニュースネットの報道によれば、ロシア連合飛行機製造グループ社総裁ミハエル ボゲシャンは木曜日に、同社はT-50戦闘機以外に第5戦闘機戦闘機を製造するつもりはない、とした。

ボゲシャンは次のように語った。「現在国家軍備計画の枠組み内で、我々は他の類型の第5世代戦闘機を製造するつもりはない。現在の基本的プロジェクトはT-50戦闘機である。」

彼は、同グループが研究開発中の次の新型プロジェクトは国家軍備計画の枠組み内に製造が規定された無人機だ、と付け加えた。(黄子娟)


 ロシアは無人機の遅れを取り戻すことができるんでしょうか、それと読みようによっては輸出専用型の第5世代戦闘機ならあり得るようにも取れますね。

 インドの潜水艦関連の記事を2つ紹介します。

http://military.china.com/news2/569/20130828/18019878.html


インド、ロシアから第2隻目の原潜の賃借を計画 すでに初歩的談判を開始

タス通信社2013年8月27日の報道によれば、インドはロシアから第2隻目の原潜を賃借しようとしている。双方はすでに初歩的な談判を行った。来週インド国防省当局者はモスクワでロシア国防省当局者と会見し、談判に新たな進展がある見通しである。

インドはこの国のディーゼル・電池潜水艦「シンドラカシャカ」号沈没前に早くもすでにロシアの原潜を賃借したい意向を持っていた。「キロ」級潜水艦「シンドラカシャカ」号は8月14日にムンバイの海軍造船工場で沈没した。

今このディーゼル・電池潜水艦の沈没と共に、インドの潜水艦の規模はたった13隻になり、しかもこのうち7〜8隻しか任務が執行できる状態にない。今回の潜水艦沈没事故は、インド国防省の潜水艦を賃借し、もってインド海軍の水中作戦能力を強化するという考え方をより確固たるものにしたようだ。

インド国防省当局者は9月1日にインド3軍の当局者を率いてモスクワに到着し、新たな上層部による軍事協力の談判を行うことになる。今回の談判の重点は、ロシアから第2隻目の原潜を賃借することである。(中国船舶情報センター 張碩)


 重点はそうでも「3軍の当局者を率いて」ということはT-50インド版など空軍関連、戦車など陸軍関連でも新たな動きがある可能性があるでしょう。

http://military.china.com/news2/569/20130828/18019173.html


インド、潜水艦建造計画を修正 2隻の潜水艦を輸入する可能性

[安全保障業務世界ネット2013年8月26日の報道] インドの潜水艦建造計画「75(I)プロジェクト」はやや改変される可能性がある。プロジェクトの原計画は国外の協力パートナーの一部の技術援助の助けを借りて、国内で6隻の通常動力潜水艦を建造するというものだったが、「シンドラカシャカ」号潜水艦に火災が発生し人員の死傷がもたらされた後、インドは2隻の外国の潜水艦を購入することになる可能性がある。改修後の75(I)プロジェクトは2〜3ヶ月以内に提案募集文書(RFP)を発布することになる。

この2隻の潜水艦の潜在的生産請負商にはロシアのロスボロン輸出社(Rosoboronexport)、フランスのフランス国有船舶製造企業グループ(DCNS)、ドイツのホルバート ドイッチェ造船工場(HDW)が含まれる。落札した企業はさらに75(I)計画の中のその他の4隻の潜水艦のために技術援助を提供する。以前、DCNSはすでにムンバイのマジャガン造船工場(MDL)とかつての「75計画」の中で協力を展開しており、インド海軍のために6隻の「スコルペヌ」級潜水艦を建造しているところである。

インド時報26日の報道は、インド国防大臣アンソニーはすでに関連の当局者に「期間30年の潜水艦建造計画」の加速しての実施を要求している、とした。この計画は内閣委員会によって1999年に批准されたものである。(中国船舶工業総合技術経済研究院 丁宏)


 国内で6隻建造する予定だったが、事故による潜水艦の数の減少からより早く確実に手に入るよう2隻は輸入する可能性が生じた、ということのようです。

9月2日

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-09-01/218761_2392609.htm#pic

 T-50のディテールも含む画像集です。

 052D関連です。

http://military.china.com/news/568/20130830/18024936.html


052D駆逐艦の垂直発射システムの秘密を明らかに:多種のミサイルが混ぜて搭載できる

人民ネット北京8月30日電(記者 黄子娟) 最近ネット上に一組の画像が出現し、中国海軍の052D型ミサイル駆逐艦が初めて東海海域において航海試験を行ったことをはっきり示しており、主要な任務は艦艇のガスタービンエンジンに対しテストを行うことである可能性がある。軍事専門家尹卓は、中央テレビのインタビューを受けた時、052D新型ミサイル駆逐艦の垂直発射機能を解析した。

052D駆逐艦は新型ミサイル垂直発射装置、大型アクティブフェイズドアレイレーダーなどの設備を採用している。052C型駆逐艦と比べて、新たなミサイル垂直発射装置は大型武器を収納でき、これには「東海10」巡航ミサイルや「紅旗9」遠距離対空ミサイルなどが含まれる。ミサイル発射装置の数も本来の48から64に改められ、火力は052Cに比べ極めて大きく増強されている。

052D新型ミサイル駆逐艦の垂直発射機能に言及した時尹卓は次のように言った。実際に少なからぬ国がすでに垂直発射技術を採用しており、例えばアメリカ、ロシアがそうである。我々の垂直発射機能も、052C、054A艦艇上ですでに使用されている。垂直発射は反応がごく早く、例えば1発の対空ミサイルは垂直発射された後、すぐに海をかすめるような超低空飛行を行うミサイルに切り替わることができる。だが発射架を使用して発射されるミサイルは角度を転換して照準を行う必要があり、この照準の反応時間は4〜6秒である。このことは、来襲するミサイルが海をかすめるような超低空飛行している状況下では、一般に20km前後で発見され、4〜6秒の損失は非常に大きく、迎撃できなくなってしまう可能性が高い、ということを意味している。これは垂直発射の非常に重要なポイントの1つである。次に、垂直発射を使用すると艦体の改変が必要なくなる。過去の対艦ミサイルは固定発射架で、回転角を設ける、あるいは艦艇が照準を行う必要があった。一方垂直発射は360度どの角度でもOKで、このため垂直発射は快速反応能力を向上させる、と言える。


 052Dの第1号艦は去年の8月末に進水したのでちょうど1年経ったところですが、就役は来年、または再来年と見られています。他に2隻が進水し、今年年末にもう1隻進水すると見られていますが、所属はいずれも南海艦隊のようです。

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-08-27/218600_2390453.htm

 これは056軽護衛艦の演習の画像集で、初めて対艦ミサイルの実弾を発射し、正確に目標に命中した、とされてます。何故か命中したところの画像はないんですけど。

 これに対抗する中国以外の海軍力増強に関する記事を2つ紹介します。

http://military.china.com/news/568/20130831/18025767.html


台湾メディア、台湾軍がアメリカから2隻の中古護衛艦を購入、とする

中新ネット8月31日電 台湾の「中国時報」の報道によれば、台湾の2014年安全保障業務予算書ができ、台湾サイドがアメリカからの購入を欲しているF-16C/Dおよび潜水艦には、象徴的に200万新台湾ドルおよび50万新台湾ドルの予算しか組まれていない。また台湾サイドはアメリカから2隻のペリー級中古軍艦を購入し、来年から2年に分けて、全部で約56億新台湾ドルの予算を組み、来年はまず1.7億新台湾ドルが組まれる。

理解されているところによれば、台湾の一部の「済陽級」巡防艦が淘汰された後に形成される可能性のある空隙を埋めるため、台湾海軍は「熱艦移転」(頑住吉注:すぐ使用できる状態の艦を譲ってもらう、という意味でしょう)方式をもってペリー級中古艦2隻を購入する見込みであり、外電にあった4隻ではない。

2014年安全保障業務予算は3,127億新台湾ドルが組まれ、去年と同じである。公開されている部分は約2,958億新台湾ドルで、予算に占める比率は94.6%、機密予算部分は約169億新台湾ドルで、予算に占める比率は5.4%である。

予算の構造方面では、「人員維持費」が約1,535億で、去年に比べ25億減少し、年度予算に占める比率は49.1%である。「作業維持費」は約685億で、去年に比べ22億減少し、年度予算に占める比率は21.9%である。「軍事投資」は約861億で、去年に比べ49億増加し、年度予算に占める割合は27.5%である。

また、台湾軍の最新バージョンの2013年関連軍事力報告書も昨日同時に立法機構に送達され、報告書は、台湾軍の総人員は元々の275,000人から215,000人に削減され、総計で6万人削減されることになり、101名の将校が削減され、今年7月までに52人削減されており、来年さらに49人が削減される見込みである、と指摘している。


 「アメリカが台湾に売るのはスクラップにするより金になるからだ」なんていう批判もあるそうですが、どう考えてもないよりずっとましでしょう。予算では人件費などを削減して装備品購入などにあてる傾向のようですね。

http://military.china.com/news2/569/20130830/18024928.html


フィリピン、中国艦船に対応するより多くの巡視艦のフランスからの購入を要求中

【グローバルネット総合報道】 アメリカの「ストラテジー ページ」ウェブサイト8月29日の報道によれば、フィリピンはすでにフランスからより多くの近海巡視艦を購入しており、本国の沿岸警備隊に追加装備する。

報道によれば、フィリピンが購入する第1隻目の巡視艦は退役したP400級巡視艦であり、2014年にフィリピンに到着すると見られる。この巡視船艦は排水量が373トン、全長54.8m、最高速度時速44km(頑住吉注:約24ノット)、船員編成は29人である。

また、P400級巡視艦は40mmおよび20mm火砲(頑住吉注:機関砲でしょう)各1門、他に2挺の重機関銃およびその他いくつかの小型武器を配備する。このP400級巡視艦はすでに就役して26年であるため、フィリピンへの引き渡し前改めての整備修理が必要で、フィリピンの購入および整備修理の費用は800万アメリカドルに達すると見られる。

報道は、フィリピンはさらに1.2億アメリカドルを費やしてフランスから1隻の新たに建造された82m級の巡視艦および4隻の長さ24mの巡視艦を購入済みであるとする。このP400級に似たやや大型の巡視艦は、主にフィリピンの数百kmの海岸のパトロールに用いられ、一方より小型の巡視艦は沿岸警備隊に配属される。報道はさらに、これらの体積がより大きな巡視艦は中国が建造中のより大型の艦船への対応に用いられ、後者は中国近隣諸国付近の海域のパトロールに用いられる、と指摘する。(実習編集翻訳:韓梅、原稿チェック:仲偉東)


 フィリピンには第二次大戦時の駆逐艦も残ってるそうですから就役26年の艦なんてまだ新しい方でしょう。中国の艦船に対抗するには性能で圧倒したいところですが24ノットはちょっと遅いかなという気がしますが。

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-08-27/218600_2390453.htm

 おまけにこれはグレードアップ改装を経たベトナムの法執行船の画像集です。20.7ノットしか出ないということですが、25mmダブルバレル機関砲を装備しています。

9月3日

 T-50関連です。

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-08-30/218741_2392349.htm


ロシアのT-50のサブシステム、重要設備初めて明るみに

画像はT-50戦闘機が滑走路上にいるところ(人民ネット記者劉旭撮影) (頑住吉注:いちいち同じ撮影者の名前が全部の画像のキャプションに入ってますが以下省略します。)

人民ネットモスクワ8月30日電(記者 劉旭) 第11回モスクワ航空展において、ロシアの第5世代戦闘機T-50はトップスターと言うことができ、人々の関心の焦点となっている。

T-50戦闘機はロシアが最も新しく研究開発した第5世代戦闘機で、ロシアの著名なスホーイ社によって研究開発され、2010年に初飛行を実現させ、2011年モスクワ航空展で初めて公開されデビューした。理解されているところによれば、T-50戦闘機は2015〜2016年にロシア空軍に装備されることになる。現在、複数の原型機が緊張した試験飛行を行っているところである。これと同時に、機にセットされるシステムも緊張しながら研究開発と実験が行われているところである。今回の展示会で、このうち一部の設備がすでに展示されている。

(頑住吉注:2ページ目)画像はT-50戦闘機に装備されている対地探知計測装置。

(頑住吉注:3、4ページ目)画像はT-50戦闘機に装備されているミサイル警告機。(頑住吉注:何か加工が荒い印象を受けるんですが)

(頑住吉注:5ページ目)画像はT-50戦闘機に装備されている赤外線捜索・追跡システム。

(頑住吉注:6ページ目)画像はT-50戦闘機に装備されている光電子探知計測装置。

(頑住吉注:7ページ目)画像は赤外線警告装置。

(頑住吉注:8ページ目)画像はT-50のあらゆる光電子探知計測装置の情報処理装置。(頑住吉注:これも何か古臭い印象を受けるんですがねー)

(頑住吉注:9ページ目)画像の左から2番目はT-50のために設計されたKH-58USHKE対輻射ミサイル。

(頑住吉注:10ページ目)画像はロシアのウファエンジン製造生産連合体によって設計された117Sエンジン。T-50に装備される117Sエンジンはこの系列に比べ各項目の指標上より先進的である。

(頑住吉注:11ページ目)画像はロシアのウファエンジン製造生産連合体によって設計された117Sエンジンのベクトルノズル。

(頑住吉注:12ページ目)画像はT-50編隊が空中デモンストレーションを行っているところ。


 私には全然わかりませんけど知識ある人が見ればある程度のことが分かるのでは。

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-08-29/218657_2391361.htm#pic

 これはモスクワ航空展における3機編隊飛行などの画像集です。

 中国のロケット砲関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20130831/18025684.html


「1つの砲で多くの弾薬が撃てる」:中国の新たな多砲身ロケット砲研究開発に成功

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国はロケット砲技術方面ですでに世界のトップグループにいる」)

解放軍報8月31日の報道によれば、精度が低い、弾薬の種類が単一、というのはずっとロケット砲の弱点だったが、今解放軍は多種の弾薬を発射できる新型多砲身ロケット砲の研究開発に成功した。記者は最近総装備部の武漢軍代局から、この「鋼雹」と讃えられる新型改装遠距離多砲身ロケット砲がすでに多くの部隊の手に渡り、多数回、多弾種、昼夜をまたぐ持続性の実弾射撃検証で、いずれも良好な射撃成績を取得した、ということを知り得た。

この軍代局の専門家は、伝統的なロケット砲は面状の目標を打撃するカバー性の兵器であり、使用弾薬の類型が限られているため、戦時の需要に基づいて柔軟に異なる類型の目標を打撃することはできなかった、と説明する。ある時、敵がもう目の前にいても、相応の打撃手段が欠けているためなすすべがなかった。この弱点は、ロケット砲の発射速度が速い、火力が猛烈、奇襲性が良い、機動性能が高いなどの作戦上の優勢の発揮を非常に大きく制約した。

2011年から、武漢軍代局は改装遠距離多砲身ロケット砲の研究を率いることを開始し、2年のたゆまぬ努力を経て、ついに成功を取得した。新型遠距離多砲身ロケット砲は素早く多種の異なる類型の弾薬を発射でき、単一の重装甲目標を殲滅することもできるし、分散した目標を大範囲で殺傷することもでき、発射装備共用、多種弾薬互換、区域快速機動、打撃手段多様などの技術性能を実現した。

記者は試験場で、指揮員の号令と共に親子弾が鋭く長い音を立てて砲身から勢いよく飛び出し、目標上空に到達した後、数百の子弾を放出し、正確に目標区域のターゲットをカバーし、かつ全てを破壊するのを見た。そしてすぐさまその他の類型の弾薬も素早く装填された後発射に成功した。短時間内に、各種の弾薬は素早く転換され、素早く発射され、「敵」陣地に形態がそれぞれ異なる「鋼の雹」を発生させた。

改装プロジェクトの主要な責任者曾祥林は記者に、この新型遠距離多砲身ロケット砲は現在高原、砂漠、海島、雪原など多種の地形、多種の環境の試験をパスしており、作戦性能は伝統的ロケット砲より非常に大きく優越している、と教えた。

試験手記:利剣が手にあることは自信を強める

某砲兵旅団三級軍士長 孟昊


中国砲兵部隊には古い言葉がある:「装備は人のごとし。それぞれに長所あり。」

兵となったここ何年か、私は遠距離火砲、ロケット砲、対戦車ミサイルなど多種の武器に触れた。それらのあるものは火力が猛烈で、あるものは情報化程度が高く、あるものは機動能力が高く‥‥初めて触れた時、いつもその特殊な性能に引き付けられたが、演習中往々にしてその機能が単一であることに心の中に遺憾もまた生じた。

今、「1つの砲で多くの弾薬が撃てる」新型ロケット砲を試射して、私には一種思いのままという快感が生じた。これは科研人員に感謝する必要がある。彼らは戦場の需要にぴったり合わせて多くの武器の長所を集め、我々に利剣を手にさせ、将来勝利を決める自信を強めさせた。

(原題:「一つの砲で多くの弾薬が撃てる」:中国の新型多砲身ロケット砲が研究開発に成功(画像あり))

(頑住吉注:2ページ目)中国の新型ロケット砲の最大射程はすでに短距離弾道ミサイルに近づいている

(頑住吉注:3ページ目)アメリカのM142ロケット砲システムは制御誘導ロケット弾を発射できる

(頑住吉注:4ページ目)HIMARSシステムはさらに短距離弾道ミサイルを発射できる

(頑住吉注:5〜8ページ目)アメリカのM270ロケット砲


 そのものの画像がないですしやや具体性を欠いており、どういうものかおぼろにしか分かりません。















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