コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその58

10月3日

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-10-02/219785_2409292.htm#pic

 中国軍機の最新の画像集だということです。1枚目は空対空ミサイルを搭載した殲ー20、2枚目はあまり話題になったのを見たことがない気がするツポレフー154電子戦機、4枚目もあまり見ない海軍の運ー8ベースの電子偵察機です。

 殲ー20関連です。

http://military.china.com/critical3/27/20130929/18070659.html


殲ー20ファミリーの戦力は剽悍 7大派生型が全て水面下から浮上

解放軍空軍は未来における衝突の中で殲ー20をいかに使用することになるのか? これに関してはソ連が冷戦の時期を通じて、シベリアを通過するアメリカ爆撃機を破壊するために研究開発した大型快速迎撃機から回答が得られる。つまり、殲ー20の成功は、解放軍の未来における戦争の中で戦功を立てるためなのである。もし殲ー20が有用な迎撃機として任務を執行することができれば、この機はあり得る空戦の中でアメリカの来襲する爆撃機を食い止める助けになる。甚だしきに至っては地上と海上で米軍のステルス戦闘機を絞殺することができる。アメリカメディアの報道は、現在テスト中の殲ー20の他、中国はさらに異なるタイプの殲ー20を研究開発中である、とする。具体的なタイプは以下の通りである。

殲ー20A:この戦闘機は現在の殲ー20の試験飛行型で、「太行」エンジンあるいはロシア製のAL-31エンジンの現役タイプを採用している。その特徴は動力不足で、超音速巡航能力が比較的弱く、殲ー20Aに3S能力(頑住吉注:超機動性、超音速巡航、超視距離空戦、ステルス性がいわゆる4S能力で、このうち超音速巡航を除いた3つの能力)を持たせるだけだということである。だがそのステルス性能、機動性能はそれでも現役第3世代機に対し絶対の優勢を構成する。米軍のF-35も超音速巡航能力は持たず、しかも超機動性も持たないので、殲ー20AはF-35よりさらに強い。殲ー20Aを装備すれば、F-35および周辺のあらゆる第3世代機を制圧するに足りる。だがF-22への対処に用いるにはまだいくつかの弱点が存在する。

殲ー20B:これは定型量産型であり、国産のWS-15エンジンの中、後期型を採用し、殲ー20Bを正式に、全面的に4S基準に到達させ、F-22に対し正面から対抗でき、ないしは一部超越する。ある噂は、WS-15の最大出力は165キロニュートンに到達し、F-22のエンジンの159キロニュートンを超える、とする。もしこうなれば、超音速巡航方面は互角、超機動性、敏捷性方面では超越すると見られる。

殲教ー20:殲ー20の複座教練機。練習型のステルス戦闘機を専用として登場させることにはずっと論争があり、何故ならコストが高すぎるからである。だが中国はこれまでずっと「金には不自由しない」であり、このため中国は殲教ー20を作り出すことになり、スホーイー27UBKと似た役割になる。だが同時に殲教ー20は制空作戦、甚だしきに至っては対地対艦作戦にも用いることができる。

殲轟ー20:殲ー20の単座/複座多機能戦闘爆撃機型。殲ー20の機体は大きく、弾薬搭載量は多く、レーダーを改変するだけで対地対艦機能が増加し、異なる弾種を搭載すればすぐ異なる任務が執行できる。このため中国が殲ー20を基礎に殲轟ー20を開発するのは理の当然で、この機は超強力な対地対艦能力を持つことになる。

殲ー20E:これは殲ー20複座型を基礎に開発される殲ー20の電子戦/指揮機で、ロシアのミグ-31に類似した指揮機能を発揮する。後部座席の飛行員は同一編隊の中の無人ステルス機あるいはその他の機種の作戦指揮専門とすることができる。同時に殲ー20EはEA-18G「グラウラー」の電子戦能力を持つ。殲ー20は4発あるいはそれ以上の超視距離ミサイルおよび格闘ミサイルを搭載するが、その余ったスペースは大出力の発電器と電子戦設備の搭載に用いる。

殲ー20Z:殲ー20単座/複座型を基礎に開発される偵察機である。殲ー20Zはステルス、高速、超音速巡航性能を利用して偵察を展開する。殲ー20Zの機腹部の弾薬搭載位置は電子偵察設備を搭載するよう改められ、この機に下方を見る俯瞰偵察の能力を持たせる。

艦載殲ー20:殲ー20は機体が長すぎ、アスペクト比が比較的小さいので、艦載型とするには不利とされる。だがもしも殲ー20の技術的蓄えを基礎にすれば、ステルス艦載機を作ることは問題とはならないはずである。艦載型とするには艦載型のための要求があるに過ぎず、後退角の減少、アスペクト比の増大、機体の強化、脚の強化、尾部フックの追加、防塩防腐蝕措置の追加、ないし適当な全長の短縮などが必要となる。


 まあこれは充分な推力のあるエンジンやアメリカと互角な電子戦設備の国産化が成功すれば可能性がある、ということに過ぎないわけですが。

 韓国関連です。

http://www.junshi.com/guojijunqing/108163/


韓国、建軍65周年閲兵を挙行 玄武系列ミサイルが初めて明るみに

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:韓国がデモンストレーションした玄武ー3巡航ミサイルが飛行する画面」)

韓国連合通信社の報道によれば、韓国建軍65周年記念式典が1日、城南ソウル飛行場で挙行され、1.1万の兵力、190両あまりの地上装備、120機の飛行機が参加し、2003年以来の最大規模の記録を作った。韓国大統領朴槿恵とアメリカ国防長官ヘーゲルなどがこの活動に出席した。

韓国軍は今回の記念式典で初めて弾道ミサイル「玄武-2」(射程距離300km)と「玄武-3」(射程距離1,000km)、陸軍の戦術ミサイル(ATACMS、射程距離300km)、潜水艦から発射する対艦ミサイル「ホワイトシャーク」と「ブルーシャーク」、および迎撃ミサイル「SM-2」などの先端兵器を公開し、関心を集めた。

韓国軍はさらに当日午後にソウル駅、ソウル市役所、世宗路などの一帯で街頭閲兵を行った。これは2008年以来5年ぶりに行われた街頭閲兵で、戦車、装甲車、ミサイルなど37種105両の先端兵器と4,500名の兵力が参加した。


 これらのミサイルは日本もそうですが中国の一部の重要都市にも届くので関心があるようです。

10月4日

 中国の戦車輸出関連ですが日韓の戦車にも言及されています。

http://www.junshi.com/wangshangtanbing/108098/index.html


中国人は考え直すに値する:タイは何故なんとしても中国の96式戦車を購入しようとするのか

いくつかの時、我々は考え直してみるべきである。何故非常に多くの自分たちのものを自分でクズだゴミだと罵ってているのか? 逆に他国の手に入ればまるで至宝を手に入れたような様子なのだが? まさか考え直すべきでないと?

少し前タイは再度100両の中国の96式戦車を追加購入した。タイサイドの説明は、「これは我々が初めて解放軍と同歩調で装備する近代化されたメインバトルタンクである」とする。記者が何故中国の戦車を購入しようとするのか質問した時、スポークスマンは回答し、「以前我々が中国の69式戦車を購入したのは主に価格および優遇された待遇のためだった。だが現在我々が96式戦車を購入する、より大きな原因はその実質が非常に大きく向上しているからである。」とした。

(2004年以前の85III型戦車。簡易火力コントロールシステムがはっきり分かる)(頑住吉注:元はここにこの画像があったんでしょう)

タイは「被制裁国家」ではない。ならばタイは何故日韓の「先進無比」な戦車を購入しないのか?

タイ軍の陸軍装備・戦略発展担当の当局者は次のように言明する。「我々はこの問題を参考にしたことがあるし、考慮したこともある。だが、我々は韓国の戦車はアメリカ製M1戦車の縮小版に他ならないと考えている。もしこのような戦車を購入する必要があれば、我々は韓国人を探すのではなくアメリカ人を探しに行くべきだ。我々は、もしM1戦車を直接購入する能力があったら、このアジアの縮小版を購入するよりさらに実用的だと考える。」

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:中国陸軍の96式戦車」)

「シンガポールは去年一定数の中古のドイツのレオパルド2戦車を購入した。ドイツの戦車の性能は非常に優秀だ。だがアジア、特に我が国のような熱帯のジャングル気候の地域で使用すると、その大型戦車の作用を発揮することは非常に難しい。これに対し96型戦車は中国が自国の南部地域、西南部地域の旧式な軽戦車、中戦車に取って代わらせるために用いるためのものだ。このためこの戦車は我が国の気候と環境により適している。」

(2006年以後もはや生産されていないとされる標準型ZT96/96式戦車)(頑住吉注:これも元はキャプションだったようです)

「日本の90式戦車は、電子対抗性能が中国戦車より良いようだ。スチール装甲の複合構造防御能力も96式戦車より良いようだ。だが日本の90式戦車の最大の問題は、我々の見たところでは、その戦備および戦損維持メンテナンスがいずれも非常に困難だということだ。この戦車は少なくともヨーロッパの10カ国由来の部品を取り付けており、部品の購入方面で非常に煩瑣である。日本本国は現在およそ2/3の現有の交換装備しか提供できない。」

(頑住吉注:これより2ページ目)

「製造コスト方面は高すぎ、大量の軍事化装備に適していない。これは日本の戦車を考慮し難いもう1つの原因でもある。また日本の軍備輸出はアメリカ軍の批准を獲得する必要があり、かつアメリカサイドは有効な監視コントロール下で実施している。だがこれは中国との不必要な緊張を引き起こす可能性がある。アメリカサイドはこのため一部の性能を削減する可能性がある。これはすでに中国の不満を和らげる目的を達成している。この種の事情はすでに何回も発生したことがある。これにはアメリカ自身の対外軍事輸出も含まれる。」

「大国の支持を獲得することは必要である。カンボジアには中国と非常に緊張した関係と長期にわたる歴史的友好がある。この点を我々は決して軽視できない。アジア大陸において、現在までやはり中国の力量は決定的作用を果たしている。このために軍隊の数量の中の中国装備の比重を増加させることは、最も良い中国軍との接触の突破口である。パキスタンの例は非常に顕著である。」

タイ国防研究討論担当の当局者は次のように語る。「我々は以前カンボジアと国境を争奪したが、中国は決して口出し、干渉をしなかった。だがこれは主に中国が、彼らの製造した多数の69式戦車、85式装甲車といった装備が我が陸軍にあることを見てのことである。戦略的角度から言って、中国からの軍備購入数の増加は、我々の今後の発展に有利である。」

見たところ他国が96式戦車を購入するのは、1つ目には金を節約するためであり、2つ目はさらに一歩中国軍に密着さえすれば、陸地において何かちょっと獲得できることに目を向けているからである。例えばパキスタンがそうである。タイはアメリカという盟友の海洋における支持を有するが、どうにかして中国の大陸における支持を獲得しようとしている。ならばタイにとってまさにウィンウィンだと言える。海外の報道によれば、今回の交易でタイはバーター貿易の方式を使用しない。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:中国陸軍の96式戦車」)

最も可能性があるのは分割払いである。だがタイ軍には他国の戦車をこんな風に言う必要は全くないのではないか? (頑住吉注:無理して96式を誉める必要はなく、評価は本音に違いない、というようなことでしょうか)それぞれの村にはそれぞれのいい考えがある。タイは以前およそ100〜200両の69式戦車を購入した。この96式戦車は交換用かもしれない。そして中国の戦車の操縦習慣は踏襲される制度である。このため後の時期における素早い作戦能力の実現により適合でき、訓練の経費と時間が減少する。だがタイの言う日本戦車購入検討の経緯は事実に符合している。韓国戦車は至る所でセールスしているが、日本戦車購入のつもりがあれば、アメリカの「特別許可証」が必要になる。しかも後の時期における維持メンテナンスの面倒も確かに多い。

中国の済南軍区も96式戦車を装備している。96式の基礎型はおよそ2006年までに生産停止されている。外界は解放軍は合計でおよそ1,200〜1,800両の96式基礎型を装備していると報道した。2006年に解放軍は新たな96Gの装備を開始した。この戦車は99式戦車に似た視察火力コントロールシステム、新たな砲から発射するミサイルシステム、「Shtora-1」パッシブ防御システムを装備し、新たな砲手と車長のサーモグラフィーシステムに換装されている。だが今回タイが購入したのはやはり解放軍が装備する96式戦車である。外界は「ZTZ-96S」と言っている。(頑住吉注:以後別の記事になっており、以前紹介したものなので省略します。)


 武器輸出三原則も知らんで論じているのか、とちょっとあきれますが、タイによる各国の戦車の評価、また小国が中国兵器を買う思惑などは非常に興味深いです。

10月5日

 殲ー15および空母関連の記事を2つ紹介します。

http://military.china.com/important/11132797/20131003/18075141.html


アメリカ、殲ー15は30年前のF-18Aに相当、とする:中国サイドの認識と20年の差

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「今年5月、アメリカの『ニミッツ号』空母戦闘群は南海で演習を行い、1機のF/A-18C艦載戦闘機が南海の『ニミッツ』号空母上に降着している。現実の闘争という角度から見て、殲ー15とF/A-18には明確な対抗比較可能性がある。」)

外国メディアは、中国初の空母艦載機殲ー15はすでに大量生産が開始されているようだ、としている。

アメリカの「ストラテジー ページ」ウェブサイト10月1日の報道によれば、2012年11月、1機の殲ー15機が新しい空母「遼寧艦」上で発着飛行訓練を行った。この後、多数機の殲ー15機が試験機(黄色)ではなく戦闘機(灰色)として海軍の空軍基地に出現した。今日までに、およそ20機の殲ー15が製造されてテストに用いられ、このうち5機だけが試験専用機である。

報道は、ひとたび5機を除くあらゆる殲ー15が全速力を出し、かつ改造が完了すれば、それらは明らかに全てが現役機となる、とする。これは中国が飛行員と艦載人員の実際の空母行動執行の訓練を開始できるようにさせる。この過程には10年の時間を費やす必要があるかもしれないが、結果的に経験豊富な将校、士官の核心力量を養成し、安全、有効にこうした極めて危険性のある行動を監督管理できるようにする。

さらに強調しておくことが必要なのは、殲ー15が大量の爆弾あるいは対艦ミサイルを搭載して「遼寧艦」上で発進することはできない、ということである。何故ならカタパルトを必要としてやっと追加の重量を受け入れることができるからである。スキージャンプ式甲板は防空任務を執行する戦闘機の発着に用いることはできるが、重搭載の戦闘機に用いるには適さない。建造中の中国の新空母はカタパルトを装備するよう設計されているようだ。また、殲ー15の前輪もカタパルト発進に適する類型である。

過去10年の大部分の時間の中で、中国はずっと殲ー15を研究開発してきた。これはロシアのスホーイー27から発展した空母艦載機である。第1号機の殲ー15サンプル機は2年の製造を経て、2010年に初飛行した。

報道は、中国は殲ー15が最大離陸重量30トンのアメリカのF-18E艦載機(1999年就役)に匹敵し得ると公然と言明している、とする。この点は観察が待たれる。現在のところ、最大離陸重量33トンの殲ー15は少し早い時期(1980年就役)の最大離陸重量23トンのF-18Aにより似ているようだ。

(頑住吉注:2ページ目)ついこの前の9月、遼寧艦は殲ー15などの多機種、多数の艦載機の異なる類型の試験飛行を完成させた。この実際の風景を写した試験訓練画像の中の、着艦中の殲ー15は翼端の他に2発の格闘空対空ミサイルを搭載しており、その機腹部にはさらに1〜2発の中、遠距離空対空ミサイルが搭載されている!

(頑住吉注:3ページ目)2機の殲ー15が同時に空母艦面飛行準備作業を行っている。これは中国海軍が複雑な環境下での艦載機作戦効率を模索しているところである。

(頑住吉注:4ページ目)これは少し前米軍の対シリア武力行使の呼び声がみなぎっていた時の、米軍駐湾岸空母戦闘群の一段と力を入れた作戦訓練である。我々はアメリカが空母および艦載機作戦方面において全体的に先んじていることを決して否認するわけではない。彼らの経験は中国空母部隊にとっても非常に価値があると言える。

(頑住吉注:5ページ目)去年の年末、アメリカ海軍のVAQ132電子攻撃中隊のEA-18G「グラウラー」電子戦機が日本の三沢空軍基地に戦闘配備された。EA-18Gは現在世界で最も先進的な電子戦機であり、この種の先進的艦載電子戦機も中国海軍に欠乏している。

(頑住吉注:6ページ目)アメリカのEA-18Gはかつて「レッドフラッグ」演習の中でF-22ステルス戦闘機を「撃墜」したとされる。

(頑住吉注:7ページ目)9月の演習の中で、弾薬を搭載した殲ー15艦載戦闘機がタッチアンドゴーを行っている。(張凱撮影)

(頑住吉注:8ページ目)2機の殲ー15艦載戦闘機が遼寧艦上空を通過する。撮影:フーカイビン)


 殲ー15がいずれかの時点におけるF-18そのものであるはずはなく、比較的大きく遅れている部分もそうではない部分もあるでしょうから何型に相当する、という問題にはあまり大きな意味はないと思います。2ページ目のキャプションは「重搭載に向かない」に対する必死の反論ですが、実戦には適しないくらい少ない燃料しか搭載していなかった可能性もあり、まだ実際のところは分かりません。しかしそうだとしても先日紹介した記事で触れていたように空中給油という手もあるわけです。次はちょっと文中でも触れられていた国産空母関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20131004/18075246.html


ロシアメディア:中国国産空母は40〜45機の殲ー15戦闘機を搭載可能

【グローバルネット総合報道】 ロシア軍事工業総合体ウェブサイト10月3日の報道によれば、中国軍事工業企業の責任者は最近インタビューを受けた時、中国はすでに初の国産空母建造の準備を整えた、と明らかにした。中国初の国産空母の威力は日本のヘリ空母より強く、建造コストは30億アメリカドルに達する可能性がある、という。

文章は、中国は排水量が5.5万トンに達する001A型空母を建造中である可能性があり、種々の兆しは、この空母が通常動力を採用し、40〜45機の殲ー15型艦載機を搭載できることを示している、とする。

指摘しておくことが必要なのは、国産空母を建造する可能性のある江南造船工場はさらに多数の最新型の052Dおよび052C型駆逐艦を建造中だ、ということである。

文章は、中国軍はかつて、解放軍が遼寧艦1隻の空母の装備だけで満足することはなく、今後国産空母を建造することになるとした、とする。分析者は、中国はそれぞれ2013年と2015年に2隻の空母の建造に着工し、2020年に就役すると見られるが、現在まだ中国が何隻の空母を建造することになるのか確定することはできない、とする。6隻に達し(遼寧艦は含まず)、三大艦隊にそれぞれ2隻を配備するという可能性がある。またこのような空母戦闘群を組成するには、さらに2から4隻の052Cあるいは052D型駆逐艦および同じ数の054A型護衛艦(今後新型の駆逐艦および護衛艦に換装される可能性がある)、および2から3隻の補助船舶が必要である。


 これはどこまで信憑性があるか全くわかりません。

10月6日

 台湾関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20131003/18074906.html


大陸の台湾攻撃を防備するアメリカの秘密軍事援助計画が明るみに:すでに実施して30年

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「アメリカは世界最大規模の海軍艦隊を持ち、同様に世界で数が最多の各種退役軍艦を不使用状態で保存してもいる。こうした退役戦闘艦はアメリカの対外兵器販売の主力の1つである。だがイージス艦に関して言えば、アメリカには現在若干の退役したタイコンデロガ級巡洋艦しかなく、まだ台湾には与えられない。またああした退役大型戦闘艦にイージスシステムを装備してから販売するとなると、この種の改造、グレードアップのコストと時間は、まさに台湾のような『カモ』でもよくよく考えなくてはならないものになる。」)

台湾メディアは、米台国防工業会議が30日アメリカのメリーランド州の州都アナポリスで行われ、台湾の「国防省副大臣」厳徳発に率いられた団体は、アメリカによる台湾への先進武器販売を勝ち取るために協議、会談を行った、と報道した。
報道は、年度の米台国防工業会議の他に、アメリカと台湾の間で実施される「楽成」計画はすでに30年を超え、目的は大陸の解放軍が「台湾を犯した」時、米軍の退役し不使用状態で保存している武器を応急的に台湾に与え、侵入者に抵抗するためである、とする。

アメリカの消息筋の人物の指摘によれば、「楽成」計画はアメリカと当時の国民党当局が締結したいわゆる「中米防衛条約」にルーツがある。その主旨は、第二次大戦時期の軍事援助法案に似たものによって「準同盟国」台湾に米軍の退役した軍事設備を提供し、もって大陸の侵略に抵抗することである。「楽成」計画の規模は総額400億アメリカドルに達する、とされる。

消息筋の人物は、霍守業が担当する台湾軍参謀総長の任期内に、米台の軍の間で「新楽成」計画が推進されており、これは台湾にすぐに保存状態を解除した武器装備を提供できるようにするものである、とする。台湾海で戦争が発生した時、「戦争租借法」の名目で、台湾に不使用状態で保存されている軍艦、実戦機、新品のミサイルを提供し、台湾が解放軍の2波の攻撃を食い止められるよう期待するのである。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「台湾海軍は苦心を重ねて2隻の古い『キッド』級の艦を手にしたが、トン数が比較的大きい他、戦闘力は実際あえて誉めるようなものではない。実際上まさに台湾メディアが言うように、アメリカは『楽成』計画を通じて台湾に不使用状態で保存していた武器を提供するが、台湾軍のマンパワーは大幅に削減されており、もし戦時に台湾が大量の軍艦、実戦機などの武器を獲得しても、必ずしも充分な人手があってこれらの武器を操作するというわけにはいかないのである。増してや高強度の戦闘ならなおさらではないか!?」です。)

アメリカの消息筋の人物は、アメリカが台湾に販売する12機のP-3C対潜機、過去のM60A3戦車、済陽級駆逐艦の租借は、実は「楽成」計画の一部分だったのだ、とする。将来はさらにアフガニスタンやイラクから退役したM1A1戦車が、過去の模式に沿って使用状態で引き渡される形で台湾に販売される可能性がある。

アメリカサイドの人物は、現在アメリカカリフォルニア州の海軍基地には20隻の退役したイージス駆逐艦があり、アリゾナ州の飛行機の墓場には200機の不使用状態で保存されているF-16A/B戦闘機がある、と指摘する。アメリカは将来、戦時において台湾を含む「同盟国」に提供する可能性がある。

先端科学技術雑誌社編集長ビーチェンウーは、中米に戦争が発生した時、アメリカは「楽成」計画によって台湾に不使用状態で保存されている武器を提供し、これにより代理戦争を行う、とする。だがビーチェンウーは、台湾軍は近年来人員削減案を実施し、マンパワーの大幅削減がもたらされ、このためもし戦時においてアメリカが台湾に大量の武器を提供できても、台湾には必ずしも充分な飛行員と地上勤務人員がいて実戦機を飛ばせるわけではない、と警告する。

(頑住吉注:3ページ目)台湾に「キッド」艦が売却されたのと同じ時期にもかかわらず、総合的な条件がより良い「スプルーアンス」級駆逐艦は米軍の標的艦として沈められ、消耗した。

(頑住吉注:4ページ目)9月25日、台湾が購入した第1機目のP-3C対潜哨戒機が台湾の屏東飛行場に到着した。台湾が購入したこの12機の対潜機には19.6億アメリカドルが費やされ、しかも全てリニューアルを経た「中古品」に過ぎない。だが「楽成」計画の名目で、台湾軍は正真正銘の米軍のゴミ「回収場」となったのである。

(頑住吉注:5ページ目)台湾は現在アメリカサイドと、すでに導入しているF-16戦闘機のグレードアップについて協議している。

(頑住吉注:6ページ目)台湾軍の長距離早期警戒レーダーが所在する新竹楽山基地。アメリカのここ何年かの台湾への兵器販売は、電子情報システム方面の援助と「融合」が極めて大きく突出し、台湾軍が米軍の作戦体系に合併された時、台湾軍はむしろ米軍の手罷のようになる。(頑住吉注:「手罷」は検索しても意味不明です)

(頑住吉注:7ページ目)今年3月、アメリカに送られてグレードアップされた2機のE-2K空中早期警戒機が台湾に到着し、その後高雄航空基地に移され、後続の性能テストと引き渡しの検査が行われた。

(頑住吉注:8ページ目)台湾のアメリカから導入した、および自ら製造した戦車、戦闘車両は、基本的にすでに対上陸作戦の移動砲台になり果てている。


 台湾軍の人員削減については何度も触れましたし、現在使っているのと全く同型の兵器ならまだしも、使い勝手の違う兵器をいきなり渡されても確かに急場の役には立たんでしょうね。

10月7日

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-10-06/219796_2409481.htm#

 052Dの新しい画像集です。

 世界の海軍の動向、といったお話です。

http://military.china.com/important/11132797/20131005/18075585.html


イギリスメディア:中国の勃興で海軍に再度注目が集まる あるいは多数の空母が建造されるか

【グローバルネット総合報道】 ロイター社9月30日の報道によれば、20年余りの中東の地上戦と冷戦後の大国の海軍の支出削減を経てきた後である現在、中国の勃興に対応するため、また西側がシリアなどの国での衝突の中で地上部隊を配備したがらず、海上戦力に再度注目が集まっている。

外国メディアは、ワシントンからアフリカ外海の海賊「ハンティング場」まで、さらにアジアの造船工場まで、どこでも海軍がさらに一歩重視されていることが感じ取れている、とする。

2011年、アメリカ海軍作戦部長として退役したゲイリー ラフヘッドは次のように語る。「海上基地戦力の利用が生む影響に対する重視の程度は非常に大きく増加することになる。」 現在スタンフォード大学フーバー研究所客員研究員をしているラフヘッドは次のように語る。「あなたは地中海、シリアからこの点を見てとる。太平洋と中東でこの一切を目の当たりに見る。」

インド初の本土で製造した空母は8月に配備に投入された(頑住吉注:進水しただけで実戦化はまだかなり先です)。今後10年のうちに全世界で12隻の空母が完成すると見られ、これにはアメリカの「フォード」級空母、2隻のイギリスの空母、1隻のロシアがインドのために改装する空母(頑住吉注:逆にこれはもう完成してます)、および中国が建造しようとする1隻あるいは複数の初の国産空母が含まれる。

AMI国際諮問会社は今後20年のうちに全世界で海軍プロジェクトに投入される資金は約8,000億アメリカドルで、このうち1/4はアジアにおいてであると見積もっている。現在アジアは財政緊縮の影響を受けているヨーロッパを超え、北米に次ぎ2番目に大きな海軍市場になっている。

4月における2014年予算案の中で、アメリカ海軍はひたすら先んじ、三軍の中で最大の割合の予算割り当てを勝ち取った。ペンタゴンが海軍のために要求した予算割り当ては1,550億アメリカドルで、5,270億アメリカドルのトータルベースライン予算の30%よりやや低い。これにはイラクとアフガニスタンに用いる応急予算支出は含まれていない。

(頑住吉注:これより2ページ目)

報道は、ワシントンはその軍艦を大西洋から太平洋に移動配置しているところで、一部は人民解放軍海軍に対応するためである、とする。信じられているところによれば、中国海軍は国防支出が2桁でパーセンテージが増える主要な受益者である。

去年末、北京はその旧ソ連の空母から改造してできた空母を就役させ始めた。中国はこの空母はまだ完全に使用に投入されていないとしているが。また、中国は潜水艦、巡視艇やその他の戦闘艦を建造中である。9月、国に支持される中国船舶重工集団社は私人の投資家に株を発行し、戦闘艦購入の資産を作るため、14億アメリカドルの資金を調達することを計画した。これは北京の初めての資本市場を利用しての軍事力拡充のための資金調達である。

報道は、心配で気が気でない隣国(特にああした中国と海上国境をめぐる争いが存在する国)は、一切に対するグレードアップを行っており、これはレーダーからミサイル、さらには魚雷に至るまでだ、と指摘する。

日本の来年の軍事費支出は22年来最高の1年になり、巡視艇、ヘリの購入、および海兵隊に似た「予備部隊」の創設に用いられる。オーストラリアはその海軍戦力を充実させているところで、これには新型突撃艦が含まれ、一方ベトナムはロシアの潜水艦を購入している。

フィリピンはその一度は虫の息と称するに足りた海上戦力を大幅に拡充中で、2隻の元アメリカ沿岸警備隊の巡視艦、日本の巡視艇、フランスの中古戦闘艦を購入した(頑住吉注:日本の巡視艇供与はまだ最終決定ではないでしょう)。

その他の場所では商売が不景気な西側兵器会社はこうした行動に参与することを渇望している。イギリス航空宇宙システム社はタイと協力し、近海巡視艇1隻を建造中である。

ワシントンの海上から打撃を発起する能力は依然比類のないもので、これは単にアメリカが10隻の大型空母を持ち、現在全世界の空母の総数の半分以上を占めているからだけではない。


 各国とも財政が厳しい中で軍拡競争はしたくないところです。中国の無茶な軍拡と海上進出さえなければもっと有意義なことに予算が使えるんですがね。

 日米の対応に対する台湾の見方です。

http://military.china.com/important/11132797/20131005/18075580.html


台湾メディア:米日無人機を増派して釣魚島を監視コントロール あるいは大陸を刺激するか

台湾メディアによれば、アメリカと日本の当局者は、双方は2014年に日本に第2の早期警戒レーダーを配備し、かつ2014年春までに遠距離無人偵察機を新たに増やし、もって争いのある釣魚島海域を監視コントロールするとした。だがこのことは再度中国大陸との緊張した関係を激化させる可能性が高い。

台湾の「中央社」10月3日の報道によれば、この「2+2」会談と称される米日安全会議は、日本の沖縄アメリカ海兵隊駐留軍をグアム島などその他のアジア太平洋地域の地点に移動させることも初めて最終決定し、分担分が31億アメリカドルにも達する経費には、グアム島と北マリアナ群島に建立される新たな施設の費用が含まれる。

報道は、米日は日本の西岸に新たなX周波数帯のレーダーシステムを設立し、日本海の対岸で発射されるミサイルの追跡および迎撃能力を向上させる、とする。当局者はかつて、新たなレーダーシステムの意図はこの地域を防衛し、もって北朝鮮の脅威を防ぐことで、中国大陸に照準を合わせたものではない、とした。

報道は、アメリカの基地から発進する2〜3機の無人機の目的の1つは釣魚島周辺に対する偵察能力の強化にある、と指摘する。だが米日が当日署名した声明の中では決して直接釣魚島には言及されていない。


 今配備が計画されているアメリカの無人機は偵察専門ですが中国には攻撃能力のある無人機があり、話題の「初の無人機空戦」は当面は起こらない、というかもし起こるなら一方的に攻撃されるだけですね。まあ機自体の性能はアメリカの無人機の方がずっと上でしょうからたぶん早めに離脱して中国の無人機が上がれない高度に退避することになるのでは。

10月8日

 中国・インド空母関連です。

http://www.junshi.com/guojijunqing/108176/


インドメディア、国産空母は遼寧艦を秒殺だと放言 専門家、アメリカのそそのかしが関係している、とする

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:今年夏に『2回目の進水』をしたインドのヴィクラント号空母」)

インドメディア、ヴィクラント号空母は中国の遼寧艦を秒殺できる、とする

司会者:これは進水を繰り返している空母「ヴィクラント」号です。インドサイドは何とこの「ヴィクラント」号が中国の空母遼寧艦を秒殺できると言明しており、関連の報道を見てみましょう。

解説:中国の遼寧号空母が何度も航海などを行ったのに続き、インドが国内で製造した第1隻目の空母「ヴィクラント」号が8月12日に進水した。インドの自らの空母開発に対し、インド国内外の少なからぬメディアが直ちに視線を中国に転じている。インドのデカンヘラルドは、現在中国はインド洋に足を踏み入れることを欲しており、「ヴィクラント」号空母はインド海軍の威力を顕示することに対し極めて重要である、とする。この艦はロシアから購入した「ヴィックラマディヤ」、別名チャンドラグプタ号空母と共に、2大空母戦闘群を形成し、インドの東西両大海岸を保護することになる。インド国産空母進水の際、インド首相シンは、インド初の国産原潜アリハント号の外洋試験航海の準備はすでに調っている、と言明した。

インドのあるメディアは分析し、このことはインドと中国の軍事力の隔たりがまさに急速に縮小中であることを説明している、とする。分析は、インドが軍事上中国を超えるのは一夜にしてできることではない、とする。だが10年あるいは20年後か、遅かれ早かれ中国はおそらくこのような挑戦に直面する。その時が来たらインドは中国の真の軍事的脅威となり、これはおそらく何ら絵空事ではない。このメディアはさらに、アジアにおいてはアメリカが日本に空母を常駐させている他、タイ、インド、日本がいずれも軽空母を持ち、中国は中型空母を持ち、韓国も準空母を持つ、とする。インドの国産空母は中型空母に属し、現在アジアは依然空母の集中する地となっており、アジア太平洋地域の軍事バランスの再構築にも現実味がある。中国の空母遼寧号がもし狩り殺される対象になりたくなければ、おそらく三々五々群を成すしかない。

また、上海国際問題研究センターの関連の専門家は説明し、インドには非常に強い民族的誇りがあり、ここ何年か武器輸入は常に世界一で、さらに二洋戦略(頑住吉注:インド洋だけでなく太平洋に進出する戦略)を制定しており、空母によって空海一体戦を実現しようとしている、とする。今回「ヴィクラント」号が進水し、一部のインドメディアはほしいままに、中国の北京、上海に脅威を与えられると大宣伝している。この専門家は、インドのこの挙の背後にも、アメリカの応援がある、とする。去年以来、アメリカは国務長官ヒラリー、副大統領バイデンに相次いでインドを訪問させ、この期間にはいずれもインドがアジアでより大きな作用を発揮するよう希望すると表明しており、挑戦の意味が非常に露骨だが、これは問題の一面に過ぎない。

事実としてインドはインド洋を自らの裏庭と見なし、アメリカがディエゴガルシア島に軍を駐留させること、およびインド洋の覇権を求めていることいずれに対してもごく不満であり、空母製造にはアメリカとのバランスを取るという意味も少なからずある。一方インドとの重要な関係に対し、中国外交部スポークスマンはかつて何度も、中国とインドは同じく重要な発展途上国でありまた新興経済体であり、両国が競争相手ではなく協力パートナーである、とした。双方は当然、両国関係の実現が容易でなかった良好な局面を大事にし、共同で努力し、中印友好を堅持し、戦略協力を深化させ、共同の発展を促進し、当地区ないし世界の平和と安定の維持保護のために貢献をなすべきである。


 「ヴィクラント」と「遼寧艦」の戦力差を分析した記事かと思ったら全然違いました。しかしインドにアメリカと対立する要素がある、という指摘はちょっと変わっていて興味深いです。まあ中国の脅威がなくならないうちは顕在化しないと思いますけど。

 イラン関連です。

http://military.china.com/news2/569/20131004/18075338.html


イランネットワーク戦司令部の指揮官が暗殺された疑い 犯人の身分まだ分からず

イギリスの「デイリーテレグラフ」10月2日の報道によれば、イランのネットワーク戦司令部の指揮官ムジェタバ アハマディが先日テヘラン北西部の小さな田舎町カラジ付近の森林の中で死亡しているのが発見された。

アハマディが最後に姿を見せたのは9月28日に家を出て出勤する時だった。イラン革命防衛隊と関係のあるAlborzウェブサイトは、アハマディは2発の弾丸で心臓を撃たれていた、とする。ある目撃者はこのウェブサイトに、「私は彼の体に2カ所の銃創があるのを見た。受傷の程度から見て、彼は拳銃で近距離から射殺されたのだ。」と教えた。

現地警察責任者は、暗殺に関与したのは2名のバイクに乗った男だとする。イラン革命防衛隊のある部門は声明を発表し、アハマディの死については調査中である、とする。この発表の意図は外界に犯人の身分につき早まった推測をするなと注意を促すことにある。

イランネットワーク戦司令部の当局者はフェイスブックで、アハマディが彼らの指揮官であり、弔電を打ったと事実確認した。だがAlborzウェブサイトのユーザーは警告し、弔問者名簿の訪問権限を公開にすることはイランの国家の安全に危害を及ぼす可能性がある、とする。ある書き込みは、死者に関するより多くの情報の提供を停止し、敵に利用されることを防止すべきである、と考えている。

2007年以来、全部で5人のイランの核物理学者とミサイルプロジェクトの責任者が殺害されており、イランはかつてイスラエルの情報機構モサドが黒幕だと非難した。最近における既知の暗殺発生は2012年1月のことで、被害者はイランのナタンツウラン濃縮工場の化学者ムスタファ アハマディ ロシャンである。当時1発の爆弾が彼の乗る車で起爆した。(頑住吉注:今回暗殺されたと見られる)アハマディはネットワーク防御領域のトップの専門家で、彼の死はこの種の暗殺活動の延長である可能性が高い。

イギリス王立連合軍種研究院(Royal United Services Institute)の専門家ジョッシュは次のように語る。「イランのイスラエルやその他の場所に対するネットワークの脅威は増大しているが、まだ重大で持続的な攻撃の程度には達しておらず、このためネットワーク戦領域においてこの種の行動を取るのはごく異常であり、すこぶる深い意味をも含んでいる。」 彼はイランの核プロジェクトに比べ、ネットワーク攻撃の脅威は二の次だと考える。

イラン革命防衛隊はシリア政府に関連の技術を提供し、シリアの電子軍(Syrian Electronic Army)の西側への攻撃を助けたと指摘されている。また、この案件の発生時は、ちょうどイランの新大統領ハッサン ロウハニがイラン核問題をめぐって新たな外交努力を展開している際だった。先日、ロウハニは珍しくもアメリカ大統領オバマとイラン核問題につき電話で話し、これは30年余り前以来始めてのことだった。彼はイランとアメリカなど西側主要国が数カ月以内に核問題につき一致を達成させ得ることを希望するとした。(ソース:中国日報ネット 信蓮 編集:玉潔)


 イスラエルはイランの軟化した態度を見せかけだと強く非難しており、いかにもやりそうな感じですが、確かにネットワーク戦責任者の暗殺というのは現時点ではちょっとピンときません。個人的トラブルやイラン軍内部の権力争いなどの可能性もあり、まあ真相は明らかにならないでしょう。

10月9日

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-10-08/219804_2409594.htm

 022ミサイル艇の尾部噴射口のディテールが分かる画像集です。

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-10-08/219811_2409706.htm

 「カスピ海にまた怪物現る」というタイトルの、ロシアの新しい地面効果飛行機の画像集です。この変なデザイン何とも言えません。

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-10-08/219813_2409738.htm

 台湾の無人機の想像図ですがいまいち現実味薄いです。

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-10-08/219817_2409832.htm

 イラン国産のステルスヘリということですが。まあオリジナリティはあるようですね。

 中国空軍戦闘機の演習の話題です。

http://military.china.com/important/11132797/20131006/18075985.html


解放軍の演習で殲ー10が先にスホーイー30をロックオンするも瞬間的に逆転され反撃に遭う

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「空戦対抗演習に参加する戦闘機の発進 趙海涛撮影」)

本ネットの情報 張恒、特約記者趙海涛の報道:仲秋の季節のある日の午前、浙東沿海の某飛行場に警報が鳴り出し、海軍東海艦隊航空隊某師団の初の2機種の第3世代機による赤青対抗空戦演習が開始された。

9時30分、青サイドを演じる某連隊飛行第1大隊副大隊長李超和と中隊長李浮ヘ某型第3世代機を操縦して率先して発進し、迂回航行ラインを取って赤サイドの某重要目標に対し奇襲を実施した。

2分後、青サイドの戦闘機を偵察した赤サイドの指揮所は迅速に命令を下し、某飛行連隊の大隊長高鵬と副大隊長王国煩はそれぞれ国産某新型第3世代機を操縦して鋭く長い音を立てて離陸し、青サイドに対する迎撃を実施した。

赤青双方の指揮所はそれぞれ2カ所に開設され、「背中合わせで」指揮を行った。赤サイドの指揮所で、記者は表示スクリーン上に、青サイドの戦闘機が超低空飛行、無線電信沈黙の方式を採用して防御突破を行うのを見た。赤サイドの電子対抗戦位当番員孫天は全神経を集中してスクリーンを凝視した。赤サイドの2機はそれぞれ有利な高度を占め、双方向機動を実施し、「翼包囲」の攻勢を見せた。

「捕まえた!」 赤サイドの戦闘機が率先して青サイドを捕らえ、隊長機はしっかりと相手に食い下がり、迅速に接近し、ミサイルの射程に到達するのを待った。青サイドは臨機応変に、素早く奇襲を強攻に変え、高度を上げ、中距離を突破して近距離格闘を行おうとした。

「うまいこと来た!」 赤サイドの隊長機は青サイドの「尻尾」に食い下がった。だが思いがけず青サイドが妨害を発し、瞬間的に赤サイドのレーダーロックオンから脱し、極限の傾斜度をもって赤サイドの隊長機に突進した。「ロックオン! 発射!」 青サイドのミサイルは赤サイドの隊長機にまっしぐらに向かい、攻撃は完了し、直ちに半回転して高度を下げた。この時、赤サイドの僚機は地上からリアルタイムに送られてくる空戦態勢図を利用して左旋回して敵を迎え、青サイドの戦闘機と近距離空戦の態勢を形成した。

戦闘機は空中でもつれて格闘し、高度と速度は急激に変化した。赤青双方を示すカーソルがスクリーン上で目がくらむような弧状の線を描いた。

「非常に刺激的だ。次の1秒で相手方が何をしようとするのか全く分からない。一歩一歩全てに殺意が隠されている!」 飛行場で、帰ってきたばかりの高鵬は興奮して語った。12時50分、最後の1機が安全に着陸し、3時間余り続いた対抗演習は満足な形で終わった。

師団長魏文徽は記者に、今回の演習は戦術的背景だけを設定し、対抗のシナリオは設けず、作戦命令は全て指揮一体化プラットフォームを通じて現場で立案されて下達された、と教えた。


 記事タイトルには「殲ー10が先にスホーイー30をロックオンするも瞬間的に逆転され反撃に遭う」とあるんですが、記事内容には機種が明記されていません。ただし青サイドは「某型第3世代機」、赤サイドは「国産某新型第3世代機」とされ、「国産」のない前者がスホーイー30、後者は「新型」とあるので殲ー10Bではあるまいかと思います。新型国産機でも電子妨害には弱いということでしょうか。

 ロシア関連です。

http://www.junshi.com/waimeipingshuo/108185/


外国メディア:ロシアの2012年の軍事費の伸び率は25%に達し、中米を急速に追っている

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:2013年ロシア ニジニ・タギル安全保障業務展に参加したロシア製陸戦兵器」)

イギリスの「金融時報」10月1日の報道によれば、ロシア大統領プーチンは2012年に、10年に及ぶ巨額の兵器関連支出計画を宣言し、支出は7,550億アメリカドルに達すると見られる。このことはプーチンの、ロシアの信頼できる外交および軍事強国としての地位を回復させる決心をはっきり示した。

ロシアのウラル地域のニジニ・タギルで2年に1度開かれるロシア国際武器装備展は武器製造商版のカーニバルである。形や色が様々な制服が見られ、人の声がやかましく響き、多くの参加者が集まる。

2013年のこの盛大な展示会は明確な中東というテーマを帯びている。10月3日に展示された新型BMPT-72「終結者-2」戦車は砂漠の黄褐色に塗装され、しかも背景の目を奪う派手な図表展示は、この戦車が棕櫚と砂丘の戦場を縦横に走る様をはっきり見せている。視察に来たロシア首相メドヴェージェフは関係の人員に質問した。「君たちはクウェートに進撃しているのかね?」

報道は、ロシアの武器メーカーは非常に中東の買い手に関心を持っており、甚だしきに至っては彼らの最新の巡航ミサイルを「イスカンデール」、アラビア語の「アレキサンダー」と命名した、とする。

だが目下、ロシアの武器メーカーが最も優先して関心を注ぐのはある新たな顧客、すなわちロシア自身である。

アメリカの情報サービス会社の言によれば、2012年のロシア国防支出は25%と激増し、2013年のロシアの支出はイギリスと日本を超えることになり、このことはロシアを世界第3位の兵器購入国にする。2013年の支出は688億アメリカドルに達し、中国とアメリカに遅れをとるだけである。

だが、アメリカの国防支出は、そのすぐ後に続く10カ国の支出の合計に比べてもさらに高いのである。

報道は、西側諸国が重点的にロシアの対シリア武器輸出に関心を注いでいる時、ロシア国内の軍備拡充の規模は外界に、モスクワがいかにその軍事力を利用して影響を及ぼそうとしているのかにより関心を持たざるを得なくさせる、と指摘する。

この支出計画の主旨はロシアの軍事力の再興だけにあるのではなく、さらに20年の時を隔ててロシアの威信を挽回することにもある。この20年、ロシアの武装部隊は立て続けに恥をかいてきた。これには1996年の第1次チェチェン戦争の中で一群の烏合の衆からなる反乱軍に破れたこと、そして2000年に発生したクルスク潜水艦沈没の災難が含まれる。資金の欠乏ゆえに、ロシア軍は時には小さなキュウリの漬け物を兵士たちの給料に充当している。国防予算は20年増加しておらず、今回の軍備建て直しの主旨はロシア軍を米英両国に似た職業化された軍隊に改造する最新の措置の1つであり、もってああした種類の集団作戦のために造られた徴兵制度の模式を打破することにある。

輸出用の「終結者-2」戦車の公開展示とは異なり、新型メインバトルタンク「アマタ」の9月26日におけるニジニ・タギルでの初デビューは絶対にロシア向けの仕事である。この戦車はこのように神秘の色彩に包まれており、このためメドヴェージェフだけが出席を許された。

「アマタ」はロシアの新世代武器装備の1つで、こうした武器装備は輸出専用ではなく、モスクワのグローバルな地位の維持保護にもその主旨がある。これにはスホーイ飛行機軍事工業グループがプッシュするスホーイー35戦闘機およびより新型のT-50戦闘機が含まれる。S-350防空システムは一部の専門家に、アメリカの「パトリオット」ミサイルよりやや優れていると考えられている。ミルー28「浩劫」武装ヘリの主旨は、アメリカの「アパッチ」武装ヘリと勝負することにある。


 ロシアが強大化すればアメリカとの摩擦は再び強まると考えられ、中国ほどではないにしても日本に対する脅威にもなるはずです。

10月10日

http://military.people.com.cn/n/2013/1009/c1011-23139180.html

 スホーイー35を生産しているスホーイの工場の画像集です。

 韓国・中国関係についての記事です。ちなみにいつもそうですが、「侵入」、「進入」の使い分け等は可能な限り原文通りにしています。

http://military.people.com.cn/n/2013/1008/c1011-23119283.html


韓国メディア、中国軍艦が去年76回「韓国の作戦海域を侵犯」と中傷

韓国民主党議員李錫玄は7日対外的に、韓国軍から獲得した自分の資料によれば、去年105隻の外国軍艦が韓国の画定した「作戦区域」を「侵犯」し、前年に比べ3倍と激増し、このうち中国の軍艦が最多である、とした。韓国軍関係者は、「これは中国の海洋進出の結果をはっきり示している」とする。だが、中国の海軍専門家は、この「作戦区域」の画定というやり方自体がまさに違法なのだ、と考えている。

韓国連合通信社の7日の「去年中国軍艦が我が軍の作戦区域を侵犯すること76回」との題の文章は、外国軍艦が韓国軍の画定した「作戦区域」を「侵犯」すること激増の態勢を呈している、とする。韓国軍連合参謀本部が7日に議会の国防委員会委員で民主党議員の李錫玄に渡した資料は、2012年にはのべ105隻の外国軍艦が韓国軍の作戦区域を「侵犯」したが、2011年にはたったのべ34隻であり、3倍に増加している、ということをはっきり示している。今年7月20日までに、すでにのべ78隻の外国軍艦が韓国軍作戦区域を「侵犯」しており、「激増の態勢」がはっきり示されている。報道は、去年「侵犯」が最多だったのは中国(76回)、その次がロシア(23回)、そして日本(6回)であるとする。李錫玄は、「軍艦を算入しなかったとしても、2010年以後外国商船、公務船が韓国軍作戦区域を侵犯した回数は1,000回を超えている」と語る。いわゆる「作戦区域」は、平時において海上および空中の区域を有効に管理するために韓国軍参連会議長によって指定された区域である。韓国軍関係者は最近周辺国が頻繁に韓国軍の作戦区域を「侵犯」することに対し、「これは東北アジア地域の海上紛争と中国の海洋進出の結果と見なすことができるが、作戦区域は決して領海には属さず、このためもし外国軍艦が進入しても、韓国には強制的にその退出を要求する権利はない。」と語る。

韓国紐西斯通信社の報道によれば、韓国軍は実際に蘇岩礁付近海域にも自らの「作戦区域」を画定している。韓国軍連合参謀本部が提供する「離于島(すなわち我が蘇岩礁)の作戦区域侵犯」の統計の数字によれば、中国は2011年に全部で13回進入し、2012年には41回にまで増加し、今年7月末ですでに31回に達している。韓国連合通信社の今年3月の報道は、中国の駆逐艦、護衛艦などの軍艦は毎週1〜2回定期的に韓国が画定した作戦区域を「侵犯」しており、潜水艦もたびたび進入して機動探索活動を行っている、とした。韓国政府の消息筋の人物は、現在韓国軍の「作戦区域」に侵入する外国船舶を駆逐し出て行かせる国際法の根拠はなく、中国が上述の活動を堅持するのは正常な任務執行に属し、これは実際上韓国軍の画定した作戦区域を承認しないという意味である、とする。韓国連合参謀本部の関係者は、「韓国軍は公海上に位置する韓国作戦区域内に進入した外国船舶を駆逐することはできないが、これが離れるまでずっと監視する。」とする。

韓国メディアのいわゆる中国軍艦「韓国作戦区域侵犯」の報道に対し、中国人民解放軍海軍軍事学術研究所法律研究室主任シングァンメイは7日「グローバル時報」のインタビューを受けた時、次のように語った。沿海の国は、許可を経ずにその領海に進入した船舶に対し「侵犯」というこの言葉を使うことができるのを除き、その他の海域に用いることはできないのであって、さもなくば直ちにこの海域をその主権が及ぶ海域だと見なしているとの嫌疑が発生する。このため、韓国議員のこの種の発言は明らかに国際法の常識に背いている。また韓国がその領海の外の海域に長期にわたり他国の船舶の行動を妨害する「作戦区域」を画定して設けるのは、「国連海洋法条約」に重大に違反する。また蘇岩礁付近の中国と韓国の主張が重なっている海域に韓国サイドが「作戦区域」を画定し、かつ中国サイドの軍艦が何度も「侵入」していると騒ぎ立てるのは、さらに思いもよらぬほど常軌を逸している。(張涛 劉揚)


 中国漁船と韓国海上警察の衝突が先日話題になりましたが、最近関係が良好とされる両国にはこういう問題もあるんですね。ちなみに中国が日本の領空外の「防空識別圏」を認めない、という問題にも似ています。

 ロシア海軍関連です。

http://www.hinews.cn/news/system/2013/10/06/016102821.shtml


ロシアの第1隻目のミストラル級上陸艦、10月中旬に進水

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:主要分段のドッキング準備をするウラジオストック号」)

タス通信2013年10月4日の報道によれば、フランスのある国防工業の高級官僚は2013年10月4日金曜日にタス通信に対し、2014年11月1日、ロシア海軍はフランスがロシア海軍のために建造する第1隻目の「ミストラル」級強襲揚陸艦(原文では「ヘリ空母」。訳者注)「ウラジオストック」号を受領することになる、とした。

現在フランスのサンナゼールDCNS造船工場で建造中の「ウラジオストック」号は2013年10月15日に進水する見込みである。この官僚は、これからの1年でこの艦に対しさらに一歩の艤装と設備のテストを行い、2014年11月1日にロシア海軍に引き渡し航海試験を行うのに便とする、とした。

ロシアは2011年6月にフランスと2隻の「ミストラル」級強襲揚陸艦を輸入する契約を締結し、契約の金額は約160億アメリカドルである。

ロシアは「ミストラル」級強襲揚陸艦を極東地域のウラジオストックとペトロパブロフスク地域に配備する計画であるとされる。2隻の戦闘艦の配備に必要とされる基本施設は2015年にロシアのプリモルスキー・クライで建造が開始され、同時に国防大臣フィリモノフ(頑住吉注:現在はよく出てくるショイグですし、過去にもこういう名前の国防大臣はいなかったはずですが)も、この艦は大都市周辺に配備し、艦上の艦員およびその家族に住居を提供するのに有利とする、とした。「ミストラル」級強襲揚陸艦は16機のヘリ、4隻の上陸艇、70両の装甲車および450名の兵士を搭載することができる。(中国船舶工業総合技術経済研究院 葉小輝)


 中国にはこれは日本との島嶼をめぐる争いに対応するためで、日本に対する脅威になるとする意見もあります。ちょっとピンときませんけどね。

10月11日

http://military.people.com.cn/n/2013/0618/c1011-21877266.html

 パリ航空展におけるスホーイー35のデモンストレーションの動画です。確かに信じられないような動きしてます。

http://www.junshi.com/zhongguojunqing/108389/

 中国では日本の新しい装輪装甲車が中国の09式に酷似していると話題になってます。日本の方がデザインが洗練されてますけど似てるのは確かですね。

 「遼寧艦」関連です。

http://www.hinews.cn/news/system/2013/10/10/016112860.shtml


中国海軍「遼寧」艦の帰属の秘密を明らかに 三大艦隊に順繰りに配備

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:殲ー15が満載のスタイルで遼寧艦から発進」)

ロシア軍事工業ニュースネットなどのメディアの報道を総合。9月25日、中国初の空母「遼寧」号は就役してすでに満1年となった。その艦載対潜ヘリが作戦能力を形成するとともに、外界は解放軍の「遼寧」号空母艦隊建設のプロセスがある程度加速することになると推測する。この艦は以前外界が推測したように某特定の海域に配備されるのではなく、黄海、東海、南海に順繰りに配備され、したがって未来の国産空母の三大艦隊入りのための準備をする可能性がある(頑住吉注:三大艦隊は北海艦隊、東海艦隊、南海艦隊ですが)。

多数のロシア製対潜ヘリを受領

ロシア軍事工業ニュースネットの報道によれば、中国はすでにロシアから多数のKa-28およびKa-31艦載対潜ヘリをを受領しており、ロシアサイドが中国サイドの人員に対し行う技術養成訓練もすでに終わり、これは解放軍の艦載対潜ヘリがすでに作戦能力を形成していることを意味する。中国が艦載ヘリを導入したのは上陸戦闘艦に装備するためだけではなく、「遼寧」号空母の使用に供するためでもある。中国海軍は「遼寧」号の艦載システムを完備させているところであり、これには対空ミサイル、探知計測レーダー、対潜ヘリが含まれる。Ka-31は空母艦隊の近距離早期警戒能力を提供することになり、115kmの範囲内の20の空中目標が追跡できる。

韓国の「朝鮮日報」の報道によれば、ロシア製対潜ヘリ購入の前に、解放軍は直ー9対潜ヘリを装備していた。この機の最大の欠陥は独立して作戦ができず、その探知計測と攻撃の任務は2機のヘリによってそれぞれ行われることが必須だということである(頑住吉注:搭載能力の関係でレーダー等かミサイル等かいずれかしか搭載できないということですかね)。ロシア製のKa-28対潜ヘリは独立して探知計測と攻撃の任務が完成できる。このことは中国艦隊の対潜能力の不足が補われたことを示し、空母艦隊の作戦能力形成のために基礎が固められた。報道は、「遼寧」号がリードして中国初の空母艦隊を建設するプロセスが加速する可能性がある、とする。


 前回の航海試験に関する記事に複数機種の訓練が行われた、という記述があり、基本的に殲ー15だけじゃないの? と疑問に思いましたが艦載ヘリの訓練も行われた、ということだったようです。「順繰りに配備」の根拠が示されていませんが、もしそうなれば国産空母は少なくとも3隻登場するということになるでしょう。

 中国の衛星関連です。

http://www.defensecn.com/2013/1009/2794.html


アメリカメディア:中国が最近宇宙で衛星による衛生「捕獲」実験を行った

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:国際宇宙ステーションが機械アームを用いて無人補給船を『引っ張って』ドッキングする」)

【グローバルネット総合報道】 「参考情報」ウェブサイト10月7日の情報によれば、台湾メディアはアメリカ保守派のニュースウェブサイト「ワシントンフリービーコン」の2日の報道を引用し、中国大陸は最近宇宙実験を行い、衛星によって別の衛星を「捕獲」した、とした。

台湾の「自由時報」10月5日の報道によれば、ある名を挙げられたがらないアメリカ当局者は、中国大陸の演習の主役は7月20日に打ち上げられた3つの衛星のうちの1つで、機械アームを装備しており、対衛星計画の一部分であるとしている。ペンタゴンのスポークスマンはコメントを拒絶しているが、アメリカ戦略司令部は追跡によって、キャリアA、キャリアB、キャリアCと命名された3つの中国大陸の衛星には、相互およびその他の衛星との間に、間違いなく相対的な運動があることを確認している。

文章は、アメリカの軍事分析家は、これは中国大陸の宇宙戦計画の大きな一歩であり、スペースデブリを生まない攻撃方式をもって近距離からアメリカの衛星を監視あるいは破壊すると推測されるとした、とする。

アメリカ国籍の宇宙分析家ロバート クリスティは、信じられているところによれば「試験7号」はテストに使用する機械アームを装備し、中国が2020年に大型宇宙ステーションを作り出す努力の1つに属す、と語る。

アメリカの当局者は、機械アームを装備した衛星はアメリカの衛星に深刻な脅威を与え、中国大陸の「スターウォーズ」計画の一部に属す、と明らかにする。アメリカの軍事専門家リチャード フィッシャーは、機械アームを装備した衛星は近距離からの視察および攻撃の任務を執行でき、アメリカ衛星システムの部品を「抜き取って」中国大陸に送り、あるいはアメリカの衛星に接近して中国大陸のシステムを「植え込み」、またつかみ取る方式でスペースデブリを生まずに中国大陸の衛星にとって無害なものにする、と語る。

(原題:アメリカメディア、中国の宇宙戦計画の大きな発展を明るみに:衛星を用いて衛星を捕獲)


 これはかなりトンデモ臭い記事で、どこまで本気で受け取っていいのか分かりません。

 インド海軍関連です。

http://www.mimil.net/jstp/201310/13812122793079.html


「10年1隻の艦を磨く」インド国産イージス「大型駆逐艦」まもなく完成

2003年9月に着工したインドのコルカタ級新型防空駆逐艦は現在までにすでに建造して10年になるが、ついにもうまもなくになった。この級の戦闘艦をインドは「15Aプロジェクト」と称している。新たな艦はより多くのステルス設計を採用しており、16発の垂直発射型PJ-10「ブラームス」超音速対艦ミサイルと48発の垂直発射型イスラエル製バラク艦対空/対ミサイルミサイルを装備する。設計上の性能は相当に強力である。


 空母艦隊を編成するためには当然この種の艦が必要ですが、性能的にはどうなんですかね。まあ仮に良かったとしてもこんな建造速度じゃどうにもならんと思いますが。
















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