コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその60

10月20日

 無人機関連の記事を2つ紹介します。まず大陸です。

http://military.china.com/news/568/20131016/18093340.html


韓国メディア:中国、西部においてU8無人ヘリを用いて国境監視を開始

韓国の「毎日経済」は、解放軍が中国西部国境で無人偵察機を使用し始めた、と推測する。コードネームU8の無人ヘリは小型の偵察装置を搭載し、西部空域で偵察を実施する。この中航工業ヘリ製造所によって研究開発された無人ヘリは、最大離陸重量約230kg、40kgの設備を搭載している状況下で4時間持続して飛行できる。この無人ヘリは西部の高原の海抜1,060〜3,060mの区域を巡航し、有効に偵察任務が完成できる。

報道はさらに、中国のもう1種の無人偵察機も実戦配備を完成した、と推測する。この「翔竜」という名の無人機は中国初の戦略無人偵察機かもしれない。この無人機の離陸重量は7.5トンに達し、最高時速は750km、最大巡航距離は7,000kmである。この機は中国国境内から発進し、その偵察作戦半径は朝鮮半島全域、およびグアム島の米軍基地にまで延伸できる。(李相亭/文)


 中国によれば「翔竜」は日本が導入しようとしているグローバルホークに匹敵する性能だということになっています。続いて台湾です。

http://military.china.com/news/568/20131017/18095480.html


台湾軍、正式に自ら製造した無人機を装備 戦場偵察、捜索の不足を補う

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「台湾自ら製造する無人機(資料画像)」)

台湾海ネット10月16日の情報 台湾メディアの報道によれば、台湾当局安全保障業務部門の中山科学研究院が自ら研究開発した無人飛行搭載具(UAV)である中翔二型機が、期間1年の訓練、テスト、評価を経て、すでに先月末実戦化され、台湾軍の正式な軍事装備になった。

台湾陸軍司令部参謀長ハオイージーは、UAVは現在北、中、南の3つの拠点に配備され、偵察、戦場管理などの任務を執行する、と事実確認した。

武器を搭載し攻撃可能なものに発展する

台湾安全保障業務部門の当局者は、中翔二型機は鋭鳶計画によって陸軍特戦部隊に引き渡されてテスト、評価が執行され、この機の設計上の時速は180kmに達し得、滞空時間は8時間に達するが、穏当な運用のため、時速150km、滞空時間2時間だけという計画になっているが、これですでに台湾の偵察、捜索が不足な地域を補うのに足りる、と語る。台湾軍高級将校は、将来中山科学研究院は徐々にUAVの近海パトロール任務も計画し、かつ武器搭載型UAVに発展させ、もって攻撃機能を達成する、と明らかにする。

無人飛行搭載具の簡単なデータ

全備重量:450kg

最大搭載荷重:50kg

発着方式:車輪式

最大飛行速度:時速180km

最大滞空時間:8時間

最大飛行高度:4,572m


 デザインからしても見るからに洗練されていない感じですが、それでも日本よりはるかに進んでいるのは間違いありません。

 ちょっとびっくりするような記事です。

http://military.china.com/news2/569/20131014/18088420.html


ロシア特殊部隊、壁を隔てて透視するレーダーをテストへ 総重量たった4.5kg

ロシアの新聞は、壁を透過して人や動物を発見できる携帯式マイクロ波ホログラフレーダーが2014年にロシア特殊部隊に引き渡されテストされる、とした。ロシア中央化学・力学研究所が研究開発したこのレーダーは対テロ行動に用いることができ、非常に大きく人質救出の速度と成功率を向上させる。

ロシアの「情報報」10月11日の報道によれば、ロシア情報総局のかつてチェチェン軍事行動に参加したある特殊部隊員は、「これは無音奇襲行動展開に対する良い助けになる。人質の生命を保護する必要のある対テロ特殊部隊は特にこの種の装置を必要とする。」とした。

この特殊部隊員は、ほとんど素手での作戦を必要とする状況下で、もし事前に目標の所在位置をはっきりさせることができたら、もう半分成功したに等しい、と考える。

ホログラフレーダーの作動原理は周波数1,000から4,000兆ヘルツの間の超短波無線電波パルスの助けを借りていかなる材料も透過し、同時に反射信号を受信し、6.5mの距離内の物体の移動を探知計測できる、というものである。

この装置の総重量は4.5kgで、体積が小さく、兵個人で携帯できる。研究開発者が明らかにしたところによれば、このシステムの操作は非常に簡単で、いかなる人も15分以内で使用をマスターでき、かつ片手で操作できる。マイクロ波ホログラフレーダー1台の製造コストは120万ルーブル、約3.7万アメリカドルに相当する。(参考情報報)


 知識ないんでトンデモ記事かもという不安がぬぐえないんですが、もし本当だとしたら画期的じゃないでしょうか。しかしこの説明によると目標が静止していたら探知できないみたいですし、それが犯人か人質かの区別もつかないですよね。いずれにせよこれはある意味、いくつかの人質事件で強引な作戦を行って多数の死者を出して批判されたことをある程度は気にしていることのあらわれでしょう。

10月21日

 中国の対空ミサイル関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20131017/18094909.html


中国の海紅旗-9ミサイル、欠陥ありと指摘される 最低射撃高度500m

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「遼寧艦の使用への投入は中国の遠洋海軍建設に対し非常に大きな推進作用を果たした」)

最近、中国軍が初めて「空母部隊」との表現を使い、外界は解放軍がすでに正式に空母艦隊の建設を開始した、と考えている。アメリカの「安全保障業務システム」、ロシアの「テイクオフ」誌などのメディアは、中国が自主開発した海紅旗-16艦載対空ミサイルシステムは輸出を探求中で、このことは中国艦隊の防空火力にまた向上があったことを意味している、と推測する。海紅旗-16は海紅旗-9の低空防御能力が不足だという弱点を補い、中国空母艦隊を保護して海をかすめるように超低空飛行するミサイルや無人機の奇襲に遭うことを免れさせることができる。

054A護衛艦上で「ちょっと腕前を見せる」

アメリカの「安全保障業務システム」誌の報道によれば、中国の紅旗-16対空ミサイルおよびその海上基地バージョンの海紅旗-16はいずれも輸出市場を切り開くことを欲している。紅旗-16ミサイルは弾体重量328kg、その陸上基地バージョンの装軌発射車は4発のミサイルが搭載でき、そのレーダーの探知計測半径は150km前後である。海紅旗-16は中国海軍の初めて垂直発射システムを採用した中、近距離艦対空ミサイルで、その快速反応能力は回転発射架を採用したロシア製の「無風-1」型ミサイルより高い。

報道は、054A型護衛艦は中国初の垂直発射システムを配備した軍艦で、海紅旗-16ミサイルが搭載でき、これは中国海軍にとって非常に大きな突破であると言える、と推測する。

ロシアの「テイクオフ」誌は、海紅旗-16ミサイルの技術性能は広範な肯定を得ており、このミサイルは中国海軍艦隊の近距離防空領域の世界先進国海軍との隔たりを縮小した、とする。だが、中国国産武器の維持修繕保障システムと部品の生産能力はいずれもある程度の向上を必要とし、それでやっと先進武器の輸出のために基礎が打ち立てられるのである。海紅旗-16が輸出を探求することは、中国がこれを基礎に技術レベルがより高い対空ミサイルを開発することが有望だ、ということを意味している。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「遼寧艦は試験艦だが、それでも相当な作戦能力を持っている。」です。)

「超低空」ミサイルを有効に打撃できる

アメリカの「グローバルセキュリティ」は、054Aミサイル護衛艦上に装備された海紅旗-16ミサイルは、中国の052C型戦闘艦上に装備される海紅旗-9ミサイルとは異なる、と推測する。前者はアメリカ海軍のMK-41垂直発射システムに似た四角型レイアウトを採用しており、発射効率がさらに高く、中国艦隊により良い保護を得させる。

ロシアの「軍事平等」は、海紅旗-16の作戦目標は戦術機、巡航ミサイル、空中発射型ミサイル、ヘリ、無人機で、主に艦隊防空システムのうち近距離防御任務を担当する、とする。その最大の特徴は中、低空で現代武器の攻撃に対抗できることで、高度10mの「超低空」で海をかすめるような飛行を実施して来襲するミサイルや無人機を阻止し、したがって有効に戦闘艦を保護できる。これは海紅旗-9艦対空ミサイルの最低射撃高度が500mでしかないという欠陥を埋め合わせることができる。これにより、中国海軍艦隊の防空網の能力は非常に大きく向上し、アメリカ海軍との隔たりがさらに一歩縮小する。

「軍事平等」は、中国初の空母「遼寧」号はすでに海紅旗-9対空ミサイルを追加装備しており、中国空母艦隊の航空打撃に抗する能力は改善されることになる、と指摘する。海紅旗-16に関する最新情報は、中国の遠海艦隊の低空防御火力システムも成熟に向かっていることを表している。

「テイクオフ」誌は、中国は多種の戦闘艦を建造中かもしれず、このうち多くは比較的強い作戦能力を持つ新式戦闘艦で、それらは中国空母艦隊の重要なメンバーになる、と推測する。空母を核心とする中国新型艦隊が、真の意味での遠海任務を執行するのはすでに遠いことではない。海紅旗-9と海紅旗-16という2種の対空ミサイルは相互にコンビネーションし、中国海軍の「遠海に向け伸びる手」を有効に延長できる。

報道は、中国遠海艦隊の防空火力は一度は外界から「薄弱な部分」と見られたと指摘する。だがロシアの兵器商は過去のように興奮することはできない。何故なら海紅旗-16プロジェクトの成功は、中国がロシア製対空ミサイルを継続して購入することはないことを示しているからである。その国産艦載武器の性能はすでに日増しに成熟し、国産技術はすでに遠洋海軍の建立を支えるに足りるのである。(邱佩蘭/文)

(頑住吉注:3ページ目)遼寧艦は中国の空母兵士の養成に対し疑いなく重要である

(頑住吉注:4ページ目)遼寧艦の改装と運用を通じ、中国は空母に対しより直感的認識を持った

(頑住吉注:5ページ目)解放軍の054A型護衛艦が海紅旗-16ミサイルを発射しているところ

(頑住吉注:6ページ目)解放軍の054A型護衛艦の垂直発射システム

(頑住吉注:7ページ目)陸軍の紅旗-16ミサイルはすでに新世代対空ミサイルの中核戦力の1つになっている

(頑住吉注:8ページ目)対空ミサイルに配備されるレーダー車


 欠陥って何だろう、と興味をそそられて読みましたが、すでに別のミサイルで補われている、という話ですね。

 何か変な記事なんですけど。

http://military.china.com/news2/569/20131018/18097986.html


ロシア、射程3000mの新型狙撃銃を製造へ ハリウッドの映画スターが推薦

【グローバルネット総合報道】 ロシアの「都市日報」10月17日の情報によれば、ロシアのORSIS武器製造社は新型高精度小銃を研究開発することになる。これはスティーブン セガールによって推薦される。

アメリカのハリウッドのアクションスターであるスティーブン セガールは現在ロシアORSIS社の公式スポークスマンである。10月11日、セガールはモスクワで挙行された「2013武器および狩猟」展示会に出席し、かつその夜ロシアの「工業技術」社取締役会主席ミハイル イェゲロフ、ORSIS社商業マネージャーのエフゲニー シェフゾフ、同社武器工場総監督ドミトリー イゲナトフと共にニュース発表会に出席した。

発表会では、ORSIS武器製造社が新型高精度小銃を研究開発し、この小銃は大口径狙撃銃で、射程は3,000mに達し得、人間工学に符合したものである、と言明された。この小銃に関してはスティーブン セガールが推薦することになる。(実習編集翻訳:シャンミンジャオ、審査修正:ジャイルーマン)


 要するにCMキャラクターを務める、みたいな意味でしょうか。ロシア人の名前をカタカナに直すと悪役っぽい響きになるのとあわせて仕事選ばない感が半端ないです。それはさておき現在の技術で有効射程3,000mのスナイパーライフルが作れるとは考えにくいですし、最大射程なら別にすごくないですし、ちょっとよく分からないです。

10月22日

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-10-21/220199_2415842.htm

 殲ー15が空母のリフトに乗る画像の新しいバージョンです。

 イランの記事をロシアが引用し、それをさらに中国が紹介し、それをここで紹介するという伝言ゲームみたいなことになりますが。

http://military.china.com/important/11132797/20131018/18096410.html


ロシアメディア:ロシア、中国にツポレフ-160爆撃機を販売するのを拒絶 中国の殲ー20研究開発を助けず

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国がロシアから導入したスホーイー27戦闘機」)

【グローバル時報特約記者 王臻】 ロシア軍事工業総合体ウェブサイトは17日イランのメディアであるIrasの文章を引用し、知的財産権領域で信頼が失われたため、中ロ軍事技術協力に危機が生じる結果がもたらされている、とした。

ロシアは中国向けに最も先進的な軍事技術装備を販売することの制限を開始した。現在中国は依然ロシアから30機のイリューシンー76および8機のイリューシンー78軍用輸送機、そして60機の改良型イリューシンー476輸送機を購入することを希望している。同時に中国はスホーイー35、「ラダ」級潜水艦、「ルビー」対艦ミサイル、そしてその他各種の新型武器装備を購入しようとしている。

文章はさらに、まさにこの不信から出たことかもしれないが、ロシアは中国の競争相手であるインドおよびベトナム向けに最も近代化された武器を販売し、ところがこれを中国に輸出することは拒絶することになる、と推測する。現在、ロシアとインドの専門家はT-50第5世代戦闘機を共同研究開発しているが、中国は自らの殲ー20第5世代戦闘機を研究開発しているのにロシア戦闘機技術の援助は受けられない。

同時に、ロシアはインド向けにスホーイー35、ミグー35戦闘機および先進的な「ルビー」対艦ミサイルの販売を計画している。一方中国はロシアのツポレフ-22およびツポレフ-160爆撃機の購入に対し極めて高い興味を示しているが、ロシアサイドは決して中国サイドの要求に同意することはない。(頑住吉注:以後のページは直接関係ないロシアのいろいろな爆撃機の画像と説明文なので省略します。)


 これはどうですかね、全体的にはロシアは中国に準最新くらいの武器を売りたがっているように見えますし、インドが戦略爆撃機を売ってくれと言ってきてもやはり断るのでは。

 中国・パキスタン関連です。

http://military.china.com/news/568/20131018/18097518.html


外国メディア:中国がパキスタン向けに原潜を提供するのはすでに時間の問題に過ぎないようだ

【グローバル時報総合報道】 パキスタンおよびインドのメディアはいずれも連日、中国がパキスタン向けに2基の核反応炉を販売するとの情報を報道中である。

パキスタンもインドも、原子力エネルギーを開発するのは大勢の赴くところであり、一方中国もアメリカ、ロシア、フランスなどの国同様、他国と正常な原子力エネルギーに関する協力を行うことが完全にできる。

だがインド・パキスタン関係およびこの2つの南アジアの国家がずっと「核不拡散条約」に署名していないという「特殊な身分」にかんがみて、「中国・パキスタン+核」というこの語句は、直ちに一部のインド人に警戒心を起こさせ、甚だしきに至っては「インドがロシアから原潜を得た後、中国がパキスタンに原潜を提供するのは時間の問題に過ぎないようだ」との推測が始まる。

中国・パキスタンのこの2基の核反応炉の協力の問題をめぐり、インドは過去何ヶ月かずっと中国に向け抗議を提出している。

幸いインド国内にも理性的な声があり、ある権威ある人物は、「中国のパキスタンへの核反応炉提供に原子力供給国グループ(頑住吉注:NSG)が同意し、かつ国際原子力機関の安全基準に符合していさえすれば、インドが心配する必要はないのだ。」とする。

【グローバル時報駐パキスタン、インド記者 楊迅 陳晨、丁良恒 柳玉鵬、本報記者 劉暢】


 充分あり得る話ですが、核反応炉の輸出と直接の関係はないでしょう。もう1つパキスタンがらみです。

http://military.china.com/news2/569/20131020/18098994.html


パキスタン、トルコと国防に関する協力を強化へ 合同で兵器工場を建設

【グローバルネット総合報道】 イギリスの「週刊ジェーン安全保障業務」10月16日の報道によれば、パキスタンは最近トルコと国防領域の協力を強化し、合同で軍事工業企業を設立したい、とした。

10月8日〜9日、トルコのアンカラで例年の第9回「高層軍事対話」が行われたが、国防工業の強化がこの時の対話の一大重点だった。パキスタン駐トルコ大使館は、パキスタン国防大臣とトルコ陸軍副総参謀長が共同で今回の対話を主宰し、2人は国防工業の協力を強化し、かつ合資企業設立のためより多くの機会を創造することで一致、同意した、とした。

現在、パキスタンとトルコの間の国防協力の重点は戦術無人機である。この協力の中で、パキスタン航空工業社はトルコ航空宇宙工業社の「アンカ」無人機系列のために部品を生産している。また、トルコはかつてパキスタンがF-16戦闘機をグレードアップするのを助け、かつパキスタンのためにKaan 33快速攻撃艇、AH-1F/S「コブラ」攻撃ヘリの部品と火砲シミュレーターを提供した。(実習編集翻訳:韓氷潔、原稿チェック:聶魯彬)


 トルコの中国製ミサイル選定とも合わせ、パキスタンとの協力強化の動きはトルコが「あっち側」に行ってしまいつつあるような嫌な感じを与えます。トルコで開かれた会議にもかかわらずトルコ側代表の格が明らかに低いのは両国の力関係と関係があるのか、とか、何故パキスタンは中国自慢の無人機を買わないのか、などいろいろ想像の余地もありますが。

 インド関連です。

http://military.china.com/news2/569/20131020/18099000.html


インド、来年3月までにフランスとラファール戦闘機供給契約を締結へ

人民ネット10月19日の情報 「ロシアの声」ウェブサイトの報道によれば、インド空軍副参謀長スクマー空軍元帥は最近声明を発表し、インドは2014年3月までにフランスとの談判を終え、かつインド空軍向けに126機のフランスの「ラファール」戦闘機を供給する契約を締結するつもりである、とした。

スクマーは最近ニューデリーで行われたニュース発表会で、この交易は3月までの本財務年度内に完成する、と語った。フランスのダッソー飛行機製造社はインド向けに18機のフランスが生産した「ラファール」戦闘機を供給し、残る108機の戦闘機はインド国内でインドスタン航空有限会社によって組み立てられることになる。

フランスの「ラファール」戦闘機は2012年1月、インド向けに126機の中型多用途戦闘機を供給するための競争入札に勝利したが、今に至るも供給に関する契約は締結されていない。4月にインドメディアはかつて、談判は膠着状態に陥っている、と報道した。(ヤンジアチー)


 フランス側がインド側の要求を飲んだということなんでしょうか。ぜひ早く戦闘機が欲しい軍の希望的観測ではないかという疑いもあり、まだちょっと分かりません。

10月23日

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-10-22/220246_2416661.htm

 中国国産のヨーロッパバイソンが間もなく完成するという画像集です。いくら何でも早すぎるような気がしますが、あるいは現物の引き渡しを受ける前に資料を手に入れて製造を始めていたんでしょうか。

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-10-22/220264_2417061.htm

 轟油ー6給油機のディテールが分かる画像集です。

 韓国関連の記事を3つ紹介します。

http://military.china.com/news2/569/20131019/18098564.html


韓国、アメリカのミサイル防衛システムに加入することはない、とする 議員、中国がより重要、とする

韓国国防大臣金寛鎮は16日午後突然緊急記者会見を開き、韓国がアメリカのミサイル防衛システムに加入することはなく、低空のミサイルの迎撃を主要な目標とする「韓国型ミサイル防御体系」の研究開発に力を尽くす、と言明した。外界は金寛鎮がこのようにした原因は主に2つある、と考えている。1つは韓国の国家の尊厳を救うこと、2つ目は中国を刺激することを心配したこと。

過去2日、「韓国は本当にアメリカのミサイル防衛システムに加入するのか」との疑問がこの国のメディアにあまねく響き、多くの人が、アメリカ国防長官へーゲルが2週間前公然と、交戦時指揮権引き渡しの延期と韓国のアメリカミサイル防衛システムへの韓国の加入とを関連付けたが、韓国は本当に圧力に迫られてこの秘密の交易を行うのか否か?、と問うた。

アメリカの「安全保障業務ニュース」はかつて、アメリカの「全アジアミサイル防御網」の中で、韓国は「最も越え難いハードル」だとした。韓国の各界は全て、ミサイル防御システムの上でアメリカの強引な抱き込みを拒絶するのは、中国を刺激するのを心配するからだ、と認めている。何故ならアメリカのアジアにおけるミサイル防衛システムの「第一の目標は中国に他ならない」からである。だが中国は韓国最大の貿易パートナーであり、半島の核問題解決の上で不可欠であり、甚だしきに至っては韓国の「統一の夢」にも影響する。

韓国緊急にはっきりさせる:韓国はアメリカのミサイル防衛システム加入に適さない

「我々がアメリカのミサイル防衛システムに加入しないことはごくはっきりしている。もし韓国がこのシステムに加入するには、適当な必要性と理由があることが必須である。だが必要性および数兆という資金の投入から見て、韓国は決してアメリカのミサイル防衛システムへの加入に適してはいない。」 16日午後、韓国国防大臣金寛鎮は国防省でコメントを発表した。彼は、アメリカが正式にミサイル防衛システムに加入するよう韓国に要求したことは「これまで全くない」とし、10月初めにアメリカ国防長官へーゲルが韓国を訪問した時も、韓国のミサイル防御システム(KAMD)とアメリカのミサイル防衛システムは異なるシステムに属すとした、と強調した。

金寛鎮は、韓国は本国のミサイル防衛システムを開発する立場を堅持し、かつアメリカのSM-3ミサイルの購入を決定してもいない、と語った。「珍しい偶然の一致」なのは、韓国空軍責任者が、軍は16日初めて成功裏に2発のPAC-2パトリオットミサイルを試射したと語り、このミサイルは韓国ミサイル防御システムの攻撃武器の1つだ、ということである。

韓国の「世界日報」は16日、金寛鎮がこの態度表明を行った後、空軍内部の一派に失望のムードが起き、何故なら韓国海軍は3隻のイージス艦を持ち、北朝鮮のミサイルを迎撃する「目」を持っているが、「真の拳骨」はまだ持たず、パトリオットミサイルでは「大任を担い難い」からである。

(頑住吉注:これより2ページ目)

韓国議員語る:中国はアメリカに比べより重要

空軍とは違い、韓国のより多くの人はこれを見てほっと一息ついた。何故なら当日のやや早い時間に、憂慮と不満が韓国メディアに立ちこめていたからである。

金寛鎮は14日に議会で証言する時、ミサイル防衛システム構築につき次のように言っていた。「我々は多層のミサイル防御システムを研究中で、有効に対応を行う。」 日本の「産経新聞」は、これまで韓国は中国を刺激するのを心配し、ずっとアメリカのミサイル防衛システムと距離を保持してきた、とした。「韓民族ニュース」は16日社説を掲載し、「アメリカが主導するミサイル防衛システムの外に身を置け」とアピールした。社説は、金寛鎮が14日議会で発言し、韓国を代表してアメリカが主導するミサイル防衛システムに加入する宣言を行ったが、これは非常に重大な問題をもたらし、それはまず中国を刺激することで、これは朴槿恵大統領の半島に信頼を作り出すプロセスおよび彼女の東北アジア平和提議にも直接違反することになる、とした。

韓国の「京郷ニュース」は16日に評論し、西太平洋情勢には大きな変化が発生しつつあり、先鋭、複雑な大環境下で、韓国がまず警戒する必要があるのは、米日の軍事一体化に加入して新たな紛争を刺激して引き起こしてはならないということであり、韓国政府のKAミサイル防御システムを強化して米日とミサイル防衛連携を行う挙動は間違った選択である、とした。韓国紐西斯通信社は16日、韓国の朝野は次々と中国・韓国関係の悪化を心配している、とした。

与党新国家党議員鄭義華は、これは必ずやこれに対し極めて敏感な中国を刺激することになる、とした。鄭義華は、現在東北アジア情勢にはすでに非常に多くの変化が発生しており、韓国は韓国・アメリカの同盟関係を維持する必要があるが、将来の統一の問題を考慮すると、韓国は韓国・中国関係に配慮することも必須であり、統一という角度から見ると、韓国・中国関係は韓国・アメリカ関係に比べ重要であろう、と考える。 新華社、中央テレビ、中央放送による


 「統一という角度から見ると中国との関係はアメリカとの関係より重要だろう」を「韓国議員語る:中国はアメリカに比べより重要」にしてしまうのはどうかと思います。それはさておき韓国の立場は非常に難しく、特に将来北朝鮮が崩壊して韓国による統一が実現したら中国と直接国境を接することになり、これを中国が嫌がる、という話はよくされますが当然韓国にとっても大きな問題なわけです。

http://military.china.com/news2/569/20131022/18101776.html


韓国、北朝鮮が核弾頭小型化を実現する、とする 2、3年内にミサイルに搭載

[イギリスの「週刊ジェーン安全保障業務」2013年10月18日の報道による] 韓国軍当局者は、北朝鮮は核弾頭小型化方面ですでに長足の進歩を獲得しており、今後2から3年内に弾道ミサイル上に核弾頭が搭載できるようになる、とした。北朝鮮の核計画がもたらすこうした新たなリスク評価は、韓国にその軍事戦略を改めて審議することを迫る。もし北朝鮮が核兵器使用を企図したら、韓国は「先んずれば人を制す」で相手を打撃することが必須である。

2012年12月、北朝鮮は成功裏に「銀河」-3衛星運搬ロケットを発射した。2013年2月12日、外界は北朝鮮が第3回地下核実験を行った、と考えている。「銀河」-3試験遠距離弾道ミサイルの技術は韓国への攻撃に用いられることはないが、これは国連の拡散防止、北朝鮮に対する「いかなる弾道ミサイル技術」も禁止、に関する制裁決議に違反している。

韓国国防分析研究所は韓国情報機構のデータ収集と分析を引用し、北朝鮮の第3回地下核実験は初めて成功した爆発実験で、将来彼らは何年かの時間しか要さずもうミサイルに装備できる、とした。北朝鮮がもう一度核実験を行えば即有効に核兵器のコントロール技術が掌握でき、第4回核実験は核弾頭の爆発をテストし、したがって核兵器保有を実現することになる、と見られる。(北方科学技術情報研究所 宋楽)


 アメリカのシステムに加入するかどうかはともかく、ミサイル防衛が非常に重要になってくることは間違いなく、もちろんこれは日本にとっても同じです。

http://military.china.com/news2/569/20131018/18098007.html


韓国新型対潜ヘリの搭載重量が不足 40分間しか作戦が持続できない

【グローバルネット総合報道】韓国の「東亜日報」10月17日の報道によれば、韓国防衛事業庁が議会の国防委員会の民主党議員白君基に向け提出した資料は、韓国海軍次世代多機能海上作戦ヘリ「ワイルドキャット」(AW-159)は搭載重量の問題ゆえに、対潜作戦の持続時間が40分間に満たない、としている。

資料によれば、最大重量負荷6,000kgの「ワイルドキャット」が搭載できる各種の有用な装備の重量はたった1,607kgである。このような重量負荷だと潜水艦の音波探知に用いる吊り下げ式ソナー、2発の「ブルーシャーク」軽魚雷、3名の乗務員、253kgの燃料が搭載できる。だがこれにはまだ操縦員の座席、機関銃、弾薬などの重量は含まれていない。総合的に見ると、「ワイルドキャット」は200kgに満たない燃料しか搭載できず、一方その毎分の燃料消費は5.2kgであり、実際の飛行時間はたった38分間である。最高時速毎時265kmに照らして計算すると、その実際の飛行距離はたった83kmである。もし作戦の要素を考慮したら、その飛行半径はさらにせばまり、韓国海軍の作戦概念の92.6kmを満足させるにはほど遠い。

韓国海軍が最初に要求した作戦ヘリの作戦時間は2時間以上だったとされ、また吊り下げ式ソナーを搭載した「ワイルドキャット」は同時に偵察と攻撃の任務を完成させることはできない。

白君基は、現在「ワイルドキャット」を対潜ヘリに用いようとしているのは韓国だけで、「ワイルドキャット」を使用するイギリス海軍も「マーリン」EH-101大型対潜ヘリを購入する、とする。「アデン湾黎明作戦」の時、韓国海軍は小型ヘリを使用したがゆえに多くの制限を受けた。その後軍は大型ヘリの導入、配置を考慮し、もし国外からの購入の費用が高くても、韓国自ら研究開発を行うことを考慮する、とした。(実習編集翻訳:斯巧玲、原稿チェック:李小飛)


 これに関しては今年1月5日1月18日のコラムで紹介したことがありますが、何故こんなことが起こるのか、何故機種候補に検討を加える際に分からないのか、理解に苦しみます。

10月24日

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-10-23/220288_2417342.htm

 初めて発表される第2隻目の052Dの画像集です。

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-10-23/220311_2417726.htm

 ロシアのですがヨーロッパバイソンの画像集です。

 中国の戦闘機関連です。

http://military.china.com/news/568/20131018/18097937.html


中国戦闘機輸出楽観できず 国産エンジンが国外から認可を獲得することは難しい

【グローバルネット総合報道】 「ロシアの声」ウェブサイトは17日、「中国は2020年までロシア製エンジンに頼ることになる」との題の文章を発表した。文章は、今後5〜8年内、中国は止むを得ずロシア製エンジンを戦闘機の動力の核心として継続使用することになる、と指摘した。中国戦闘機の輸出の前途の見通しは決して楽観できず、外国のユーザーに中国エンジンの信頼性を信じさせようとしても非常に困難である、という。

文章は、中国は3種の主要な機種の第4世代戦闘機(中国の専門用語によればこれらは第3世代に属する)を生産している、とする。すなわち、殲ー10、殲ー11B、FC-1梟竜である。この3つの機種はいずれもロシア製エンジンを使用する。殲ー10が使用するのはAL-31FNエンジンである。FC-1梟竜が使用するのはRD-93エンジンであり、殲ー11Bが使用するのは改良型AL-31Fエンジンである。「ロシアの声」は報道の中で、中国はすでに殲ー10および殲ー11に装備できる「太行」エンジンの大量生産に成功しているが、その信頼性および使用寿命が不足のため、それらの使用はまだ非常に限られている、としている。

報道は、中国航空工業集団社代表は「週刊ジェーン安全保障業務」のインタビューを受けた時、同社は今後5〜8年内、飛行機製造の中でロシア製エンジンを継続使用する、としており、このことはこの種の状況が2018〜2021年まで継続することを意味している。

この前、中国航空技術輸出入総会社副総裁馬志平は、中国第4世代戦闘機殲ー10は今に至るも依然輸出許可がない、とした。だが2009年11月には早くも、中国がパキスタン向けに36機提供する金額14億アメリカドルに達する契約があるとの情報があった。ロシアメディアは、この2つのニュースは密接に関連しており、中国戦闘機の将来の輸出の前途の見通しは決して特別に楽観できるものではない、ということを意味している、と指摘する。

中国工程院院士、中航工業科学技術委員会副主任、慣性ナビゲーション専門家の馮培徳は中国メディアのインタビューを受けた時、中国空軍が現在より輸入エンジンを使用する傾向にあることを認めた。

ロシアメディアは分析し、外国ユーザーに中国のエンジンを信頼させようというのはより難しい、とする。ほとんどあらゆる輸出に用いる中国軍用および民間用航空設備が搭載するのは輸入エンジンである。ロシア、ウクライナ(飛行機に用いる)、フランス(ヘリのためにTurbomeca Arriel 2エンジンを提供)が主導的作用を果たしている。

報道は、外国エンジンを装備した軍事設備の輸出に関しては、中国は生産国からエンジンの再輸出許可を獲得すべきである、と指摘する。さもないと、製造商はメンテナンスと維持修理を拒絶し、このことは問題を生じさせる。パキスタンを含むいくつかの国向けにFC-1梟竜戦闘機を輸出することに関し、中国はすでにロシアのRD-93エンジンの再輸出許可を獲得している。

パキスタンにとって許可を獲得するのは非常に難しいと言える。何故ならインドが引き渡し禁止要求によってロシアに非常に大きな政治的圧力をかけているからである。しかしFC-1計画は中国工業およびロシア・中国友好に対し特別に重要な意義を持ち、ロシアは再輸出に同意した。馬志平の殲ー10には輸出許可がないことに関する声明は、このような状況下でロシアが自らのAL-31FNエンジンをパキスタンに提供する許可を出すことはない、ということを説明しているのかもしれない。

報道は、この種の状況が出現するのには原因がある、と分析する。FC-1梟竜に比べ、殲ー10の出力はずっと強大であり、かつずっと先進的である。このためインドから来る圧力は特別に大きくなる。この状況下では、中国にとって政治および経済的関係を比較判断すると、殲ー10提供の契約はFC-1提供のような大規模契約のようには重要ではない。FC-1がパキスタンに提供できなかったら、それは直ちにこのプロジェクトの失敗を意味する。この飛行機は国際市場でミグー29に挑戦できると声明してはいるが、発注しているユーザーはパキスタン1カ国だけである。中国軍はこの戦闘機の採用を拒絶している。だが殲ー10の状況は逆で、中国軍はこの機の装備を要求し、かつ高い評価を与えている。このためこの機の生産ラインはいかなる状況下でも満負荷で作業している。

ロシアメディアは、戦闘機をパキスタンに提供する例は、もしエンジンの生産が思う通りにならなかったら、軍用機の輸出が成功することはないのだ、ということをはっきり示している、とする。中国はまさに自らの航空設備を市場に出す困難に直面しており、この市場ではロシアと競争になる可能性が大いにある、ということはごくはっきりしている。このため、中国軍用輸出領域で最大の成功可能性があるのは航空と無関係な方面かもしれない。例えば、海外向けのミサイルや防空システムの提供である。この方面において、中国は少し前自らの武器輸出史上最大の成功を獲得したのかもしれない。すなわちトルコ向けに総額300億アメリカドルの大型防空システムHQ-9を提供する大規模発注を手に入れたのである。


 日本の安全保障にとっては中国がまともな航空エンジンを生産できない状況が続く方がいいわけですが、中国も非常にこの問題の克服に力を入れ、また民間用エンジンでの外国との協力を強化しており、比較的近い将来に状況が変わる可能性も否定できません。

 インド・ロシア関連です。

http://military.china.com/news2/569/20131022/18103157.html


ロシアは依然インドの戦略兵器唯一の供給源 インド第2隻目の原潜を賃借へ

[brahmandウェブサイト2013年10月21日の報道] 「シンドラカシャカ」号潜水艦事故発生以後、インドは再度ロシアから1隻の原潜を賃借することを計画している。

シン首相が主催する内閣安全委員会はロシアの原潜を賃借することに関する提案を批准した。インド政府内部の消息筋の人物が明らかにするところによれば、インドはこのために600億ルピー(約9.72億アメリカドル)を投入することになる。

インドは、旧ソ連解体のため建造工事が停止されている「アキュラ」級「Irbis」号潜水艦の建造に出資する計画である。ロシア・インド両国はすでにこのプロジェクトに関し長時間の談判を行っており、かつ最近最終的に意見の一致を達成した。この潜水艦の建造には少なくとも3〜4年の時間が費やされると見られる。

インドの潜水艦隊は日ごとに老朽化し、「シンドラカシャカ」号潜水艦の沈没はさらにインド潜水艦隊に対する深刻な打撃となった。

インドはずっとその武器輸入の多元化を探求してきているが、ロシアは依然インドの潜水艦、空母など戦略武器の唯一の供給源であり、ロシアはインドがその国産原潜「アリハント」号を開発するのも助けており、インドの科学者を助けてこの原潜のために初の国産化された艦載核反応炉を製造した。この核反応炉は最近カギとなる重要な進展を取得したばかりで、「アリハント」号潜水艦はほどなく航海試験も行って武器およびその能力をテストすることになる。(中国船舶工業総合技術経済研究院 呉小蘭)


 この件は以前から可能性があるという形で報道されてきましたが、いよいよ固まったようですね。ちなみに戦略兵器の供給源と言えば、かつてインドに空母を売った元宗主国イギリスが空母を処分したがっていますが、使用できる形でインドに販売するつもりはないようで、これはインド・イギリス関係の変化によるものなんでしょうか、それともイギリスが中国を刺激することを嫌がっているからなんでしょうか。

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-10-21/220233_2416458.htm

 モーゼルミリタリーピストルを持った日本兵の画像集です。

10月25日 

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-10-24/220320_2417845.htm#pic

 全部訳しませんけど運ー20の第2機目らしき画像が出て、2016年頃の就役が有望、とされている、という内容です。

 「遼寧艦」関連です。

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-10-24/220326_2417961.htm#


遼寧艦、また海に出る 中国空母戦闘群、雛形を見せる

ネット仲間が最近青島の母港で撮影した遼寧艦空母

中央テレビ軍事報道の情報によれば、中国空母「遼寧艦」は23日早朝に港を離れて訓練を継続して展開し、今回の海に出ての訓練期間は10月23日から11月14日までである。9月21日午前、我が国初の空母遼寧艦は予定の試験任務をスムーズに完成させた後、青島某軍港に帰投した。今回の海に出ての訓練は前回から1か月余り隔たっており、今回の航海では主に艦載戦闘機の訓練を行うとされる。関係部門がこれまでのように事前に訓練海域(航行禁止区域)を公表していないことから、ある軍事マニアは、今回の「遼寧艦」の航海が、海軍三大艦隊が行っているところである「機動ー5号」と連動する可能性が排除されない、と推測する。

(頑住吉注:2ページ目)ネット仲間が最近青島の遼寧艦母港で撮影した遼寧艦空母およびその艦隊のその他の艦船。(頑住吉注:以後のページは重要性が薄いので省略します。)


 なるほど推測には一理ありそうですが、どうなんでしょう。やがて続報があると思いますが。

http://www.junshi.com/wangshangtanbing/109365/

 と思ったら「航行警告」出てるらしいですよ。

 2回にわたって「知識の断片9」でお伝えしたNASAによる中国国籍の科学者締め出し問題のさらなる続報です。

http://military.china.com/news/568/20131023/18104833.html


NASA:中国国籍の科学者の会議参加禁止は法律の誤読による

中国ニュースネット10月22日電、外国メディアの報道によれば、アメリカのNASAは、この機構が中国国籍の科学者が来月開催されるある科学大会への参加を誤って禁じ、かつこのオウンゴール事件は「この機構の政策に対する間違った解読」に咎が帰せられる、とした。

今月のやや早い時期にある報道は、NASAが中国国籍の人員が来月カリフォルニア州エームズ研究センターで開催されるケプラー科学大会に参加することを許さないことを決定した、とした。この挙はアメリカの科学者たちの強烈な不満を引き起こし、あるアメリカ議員はメールを送って憤怒の情を表明さえした。この議員は、アメリカ議会がこのような政策を批准したことは全くない、と語る。

NASAのスポークスマンであるAllard Beutelは月曜、遺憾なことに当初の決定はこの機構の外国籍の人物のNASA施設への進入に関する政策の間違った解読に基づいていた、と語った。連邦政府が先週木曜日に運行を回復した後、政策に対する解読はすでに直ちにはっきりされ、是正が決定された。

Beutelはコラム「Law Blog」に対し、このようなオウンゴール事件が発生したのは、NASAのその施設の安全手続きに対する評価を行う時、かつてしばらく中国、イラン、北朝鮮やその他いくつかの国から来た個人にNASA施設への進入の新たな許可を与えるのを停止していたからだ、と語った。彼は、大会の組織者は許可を与えることの暫時停止状態がすでに終わっていることを意識しなかったのだ、と語った。

イギリスの「ガーディアン」が、NASAが中国国籍科学者のケプラー科学大会への参加を禁止したことに関する文章を発表した後、バージニア州の共和党議員フランク ウルフは10月8日にNASA局長Charles Boldenにメールを出し、法律の中にはNASAが中国国籍の人員の大会参加を禁止するいかなる条項もない、とした。

彼は、このオウンゴール事件が発生したのは2011年に議会を通過したある法律の誤読によるものかもしれない、と考えている。この法律は(頑住吉注:おおよそ「NASAが連邦の資金を使って中国に関わる業務を行うことを禁止している」という内容なんですが、難解な法律の文章を直訳したためなのか無茶苦茶に構造が複雑な文章になっていて訳すことができません。)

2011年初め、アメリカ議会は法律を通過させ、これは主に中国政府あるいは中国所有の会社と行う二国間会議や活動を制限したのであって、多くの国が参加するものは対象外である。またこの法律は中国国籍の個人の活動の制限に関わるものでは決してない。これらの人が中国政府の公式な代表でない限りは、である。

この法律の元々の本意はアメリカに中国軍と協力して中国の宇宙プロジェクトを開発することがないことを確保することにあった。だがウルフは、NASAのセンターにおける中国国籍の人員に対するいかなる追加の制限も純粋にこの機構の政策に属し、法律の制限の範囲内ではない、と語る。


 これまでの報道と整合性のない内容がそこかしこに見受けられ、すっきりしません。特にこれまで悪の元凶みたいな扱いだったフランク ウルフが急に良識派みたいな扱いになっているのは何なんでしょうか。

 中国の航空エンジン関連です。

http://military.china.com/news/568/20131023/18104804.html


ジェーン:中国、旅客機の動力技術を取り入れて軍用エンジンを改良することを欲する

【グローバルネット総合報道】 イギリスの「週刊ジェーン安全保障業務」10月16日の報道によれば、中国航空工業集団は最近国内最大の航空エンジンアウトソーシング基地を建設する計画を発表した。中国工程人員はこの基地の運行を通じて技術経験を取り入れ、もって中国軍用航空エンジンの発展を支持する。

このプロジェクトの初期には1億アメリカドル(約6.1億人民元に相当)が投入される見込みで、基地は貴州黎陽航空エンジン社が所在する貴陽高新区に置かれ、かつボーイング社およびエアバス社のために飛行機の予備部品を提供する。4万平方mを占める社の総合大規模ビルは事務区と生産部門を一体に融合させ、基地は中国航空宇宙工業集団国際持ち株会社と貴州黎陽航空エンジン社によって合同で経営されることになる、とされる。

企業内部の人物は「ジェーン」に対し、新プロジェクトの主旨は大型旅客機のために商用航空エンジンを提供することにあり、かつその中から技術経験を取り入れ、もって集団に長期にわたり赤字状態の軍用エンジン生産ラインを改造することを希望する、と明らかにする。

北京に駐在するある西側外交官は、中国企業は創新方面でまだいくつかの困難に直面しており、近代化された戦闘機の航空エンジンを製造するにはまだいくつかの困難の克服を必要とする、とする。特殊合金、粉末冶金、高温複合材料の選択の問題の他、中国が直面するより大きな問題は特殊材料の輸入である。だが、いくつかの工程の中でジェットエンジン部品製造に必要とされる材料の多くは輸出制限されている特殊材料なのである。(実習編集翻訳:鄭咲、原稿チェック:聶魯彬)


 旅客機に用いる民間用エンジンの安い部品を手に入れるためにボーイングやエアバスがノウハウを渡せば、やがて中国の軍用航空エンジンのボトルネックの問題が解決され、日本の大きな不利益になる可能性があるわけです。

10月26日

 殲ー20関連です。

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-10-21/220167_2415490.htm


殲ー20の「回馬槍」の絶技:肩越し格闘、大いに神威を示す (頑住吉注:「回馬槍」とは馬に乗って敗走すると見せかけて振り向きざまに槍で一突きする戦術のことだそうです。)

最近、国防大学副教授で空軍特級飛行員の呉国輝大佐は人民ネットを訪問し、ネット仲間たちのために空中作戦体系の秘密を明らかにした。呉国輝はインタビューの中で、新たな空戦条件下では、戦闘機は近距離肩越し格闘が実現できる、とした。中国がスホーイー35戦闘機を導入する、その一大原因はまさしくこの機が相当な格闘ミサイル肩越し発射能力を持っているからなのである。

呉国輝の説明によれば、空中における戦闘機の格闘、すなわち空中白兵戦は、過去は常に相手の後ろについて機関砲を撃つことに頼り、後に格闘ミサイルの使用に発展した。現在新たな空戦条件下で、また近距離肩越し格闘に発展している。すなわち戦闘機がミサイルを発射した後、主翼を越えて後方に向けての攻撃ができるのである。彼の分析によれば、戦闘機が肩越し発射を実現することができたのは、主に先進的な後方を見るレーダーによる。目標発見後において、ミサイルはベクトル推力と先進的な過負荷能力を持ち、機動能力も非常に強い。一方飛行員のヘルメット照準器および縦軸発射の大きな角度も、ミサイルの性能を極めて大きく向上させた。

中国が研究開発する殲ー20戦闘機はPL-10ミサイルを搭載すると、「スーパー回馬槍」の絶技を持ち、いかなる中国戦闘機の後方を負う敵機も戦々恐々としなければならない、とされる。

第4世代、第5世代戦闘機は普遍的に肩越し格闘能力を持つ。例えば、ロシアのR-73M2、R-74MEはすでに肩越しに後方に向けての攻撃を実現している。アメリカのAIM-9X、中国が最も新しく研究開発したPL-10など第4世代格闘ミサイルも肩越し攻撃能力を持つ。呉国輝は、中国がスホーイー35戦闘機を導入する、その原因の1つはまさしくスホーイー35が相当の格闘ミサイル肩越し発射能力を持つことだ、と指摘する。将来、近距離肩越し発射の格闘ミサイルは、飛行機の性能と飛行員の技能を極致にまで発揮させることになる。

いわゆる肩越し発射は、その機が機載火力コントロールシステムを利用して機載空対空ミサイルをコントロールし、後方から追ってくる敵を攻撃する新型の攻撃方式である。簡単に言うと戦闘機がUターンできない状況下で、ミサイルを後方に向かって発射して攻撃を行うことができる作戦方式であり、これは1990年代末期以来の、全く新しい空戦方式である。

(頑住吉注:これより2ページ目)

最近、一組の殲ー20戦闘機2002号原型機が某型の空対空ミサイルを搭載している画像が明るみに出、これは殲ー20戦闘機の初めての武器を搭載しての世人の面前への出現だった。ネット仲間は、中国のステルス戦闘機がすでに全く新しい機種の格闘空対空ミサイルを採用していることに気付いた。一部の分析者は、このミサイルはPL-10あるいはPL-13(霹靂ー10あるいは霹靂ー13)とも呼ぶ新型高性能格闘空対空ミサイルであり、アメリカ最新のAIM-9Xミサイルと性能が同等だ、とする。

(頑住吉注:これより3ページ目)

肩越し発射は新たな攻撃方式であり、すなわちその機が機載火力コントロールシステムを利用して機載空対空ミサイルをコントロールして後方からその機を追ってくる敵機を攻撃する攻撃方式である。また肩越し発射はさらに2種の発射方式に分けることができる。1種類目はミサイルを前向きに発射し、ミサイルが空中で小さく旋回し、その後後方の目標を攻撃するもので、「前射」(forward firing)と呼ぶ。もう1種類はミサイルを直接後方に向け発射し、後方の目標を攻撃するもので、「後射」(rear firing)と呼び、「後ろ向き攻撃」とも呼び、肩越し発射と言うこともある。どんな発射方式か付け加えていない時には、一般に前射と考えてよい。何故なら前射の時、ミサイルは結局のところその機の主翼というこの「肩」を越えるのであり、一方後射にはこれがないからである。

現在、第4世代近距離空対空ミサイルだけが肩越し発射能力を持つ。画像の中に我々は、肩越し発射能力が第4世代空対空ミサイルの行う戦闘飛行エンベロープを第3世代ミサイルをはるかに越えたものにする、ということを見ることができる。このように、第4世代ミサイルの殺傷能力と逃げることが不可能な区域はいずれも倍増し得ている。

(頑住吉注:以後は別の、「殲-20、新型空対空ミサイルを搭載」で紹介した記事になっているので省略します。)


 うーん、でもこういった技術分野で中国がアメリカに劣らない力を持っているとは考えにくい気がしますが。まだ追いついていないからこそこの能力に長けたスホーイー35を導入しようとするわけでしょうしね。

 韓国関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20131024/18106437.html


韓国、7年以内に対ステルスレーダーを導入して中国の殲ー20戦闘機に対応しようとする

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「殲ー20はまだ就役しないうちからもうすでに多くの周辺国によって対抗の目標に列せられている。各方の国防に関する考慮について言うと、これも正常な現象に属する。同時に、これは中国新世代戦闘機の非常に大きな威嚇力の真実の体現でもある。」)

【グローバルネット総合報道】 韓国連合通信社10月23日の情報によれば、韓国軍のある当局者は23日、周辺国が相次いでステルス戦闘機を持つ状況下で、韓国軍は2020年中期までにステルス戦闘機を探知計測するレーダーの導入作業を完成させることを決定した、とした。

この当局者は説明し、空軍は2011年7月にステルス戦闘機を探知計測するレーダーの必要性について提示し、後の2012年11月、連合参謀本部はこれを長期プロジェクトに入れることを決定した、とする。韓国軍はまず国内技術レベルを研究した後で、韓国国内で研究開発するのか、それとも国外で購入するのかを確定する、と決定した。

韓国軍の資料によれば、中国、日本、ロシアなど周辺国は2016年から2019年までにステルス戦闘機の研究開発あるいは導入を完成させる計画である。中国の第5世代ステルス戦闘機「殲ー20」は2019年実戦配備投入と定められている。日本はかつて2011年12月にF-35を新世代戦闘機に選定し、かつ43機の導入を決定した。ロシアはT-50ステルス戦闘機を研究開発中であり、2016年に実戦配備に投入する計画である。

韓国空軍はさらに、韓国次世代戦闘機(F-X)と韓国型戦闘機(KF-X)などのプロジェクトの遅延により、空軍戦闘機に空隙が出現する、とする。2025年までに、段階に分けて約220機のF-4やF-5などの陳腐、旧式化した戦闘機が淘汰される。このため、2019年までに韓国戦闘機の数は350機になり、これは目標値に比べ80機余り少ない。(実習編集翻訳:楊玲、原稿チェック:李小飛)

(頑住吉注:2ページ目)F-15K(画像)は韓国空軍の最も先進的な戦闘機だが、今後数年でその性能の優勢はさらに一歩中、ロ、日の新戦闘機に埋め合わされ、全面的に圧倒される。一方最近韓国次世代戦闘機競争入札が失敗し、韓国軍主力戦闘機の世代交代、グレードアップには不可避的に断絶の期間が出現することになる。適した対ステルスレーダーの探求は、韓国軍建設の重要な1ピースともなっている。

(頑住吉注:3ページ目)現在韓国第5世代戦闘機はまだ方案模型の段階に留まっている。画像はその中の1つの方案。

(頑住吉注:4ページ目)日本はすでにF-35ステルス戦闘機の装備を確定し、すでに最初の2機のF-35A訓練型の購入契約を締結している。

(頑住吉注:5ページ目)これは韓国空軍が装備するE-737早期警戒機。韓国軍の戦力の向上と同時にこの機の装備が行われているが、未来の対ステルス作戦について言えば、決して多大な優勢はない。

(頑住吉注:6ページ目)近年来、韓国国防工業には素晴らしい進展があるが、レーダー、電子情報装備領域においては、依然一定のランクには入っていない。そのインドネシアに輸出する潜水艦に使用するレーダー装備などはいずれも欧米諸国から購入する。本国の対ミサイル体系の中で、核心的早期警戒レーダーは輸入したイスラエルの「Green Pine」である(画像)。

(頑住吉注:7ページ目)韓国海軍の3隻のイージス駆逐艦の作戦配備の説明図。韓国軍がもし過渡的に武器プラットフォームのセンサーに頼るなら、その作戦体系は非常に脆弱なものになる。

(頑住吉注:8ページ目)韓国海軍のイージス駆逐艦「世宗大王艦」。韓国はさらに3隻建造する計画である。


 韓国関連の記事なんですが、中国には「中国の第5世代ステルス戦闘機『殲ー20』は2019年実戦配備投入と定められている」という部分を強調して取り上げるサイトもあります。本当なんでしょうかね。

10月27日

 中国の無人機関連‥‥なんでしょうねこれも。

http://military.china.com/news/568/20131023/18104081.html


同済大学、3Dプリンターで作ったミニカーボンファイバー飛行機を試験飛行 ピンポン球サイズしかない

本報上海10月22日電(記者 姜泓氷) ごく軽く手で放ると、1機のピンポン球サイズのミニ飛行機は直ちに指の間から飛び出し、かつ眼前でゆったりと旋回し、舞うように飛んだ。‥‥10月19日、同済大学のある芝生の上で、航空宇宙・力学学院微小飛行機実験室の何名かの師と学生は1機の彼らが最も新しく研究開発したミニ飛行機を飛ばし、少なからぬ道行く人を引きつけ足を止めて見守らせた。この飛行機はちょっと見たところ何の変哲もないが、やや注意するといくつかの手がかりが見つかる。このプラスチック製の小さな飛行機の機体、主翼、尾翼、脚、舵面が全て純白で、平時実験室が製作する黒色のカーボンファイバー製ミニ飛行機ではない。飛行機の主翼と尾翼はそれぞれ一体成形され、接着による固定の痕跡は見つからない。実は、これは3Dプリント技術を採用して製造した新しい飛行機なのである。

3Dプリントにも適し、また飛ぶこともできる飛行機を設計するのは決して易しいことではない。緻密な考慮を必要とし、飛行機は充分軽く、かつ3Dプリント技術の特徴を併せ配慮する必要がある。例えば、同済大学航空宇宙・力学学院に現在ある3Dプリンターの最大のプリント幅は28mmであり、ミニ飛行機の全幅の指定パラメータは28mmにしかできない。同済大学の師と学生たちはこれによりおおよそ、小さな飛行機の離陸重量、全高、エンジンの引っ張る力、電磁舵機の駆動モメントなど設計の目標とパラメータを見積もり、さらに飛行機の全体レイアウトと構造タイプ方案を確定した。詳細設計段階にはAutoCADソフトウェアの利用が必要で、NASAの空力ソフトウェアTunnelなどバーチャル環境の中で機を製作し、テストし、評価した。緻密な設計過程を経て、ミニ飛行機はついに定型に至り、CAD電子図面は3Dプリンターが識別するSTL形式に転換された。

奇妙にして興味深い高度な新技術として、3Dプリントは近年来航空領域への進入を開始しているが、その技術は依然初歩段階にあり、加えてプリントに使う消耗材などの要素に制限され、数多くない航空会社あるいは個人が飛行機あるいは航空模型の部品製造方面で試みを行い、あるいはいくつかの飛ぶことはできない小さな飛行機の静態模型をプリントして装飾に用いているだけである。同済大学の沈海軍教授(頑住吉注:凄い名前ですね)は説明し、今回の同済大学による3Dプリントミニ飛行機の試験飛行成功は、国内でも初の例に属し、この機は3Dプリント技術のミニ飛行機設計と製造領域における応用の実行可能性を見せた、と語る。


 無人機というよりはおもちゃに近いですが、発展の可能性は大いにありそうに思えます。

 中国の兵器輸出関連です。

http://military.china.com/news/568/20131022/18102629.html


外国メディア:中国、高度科学技術武器を販売 5年前に比べ162%に激増

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国がパキスタンに輸出する『梟竜』戦闘機がパキスタン建国記念式典で飛行デモンストレーションを行う。この機は中国・パキスタン両国の国旗に塗装されている。」)

スウェーデンのストックホルム国際平和研究学会のレポートは、2008〜2012年、中国の通常武器(先端飛行機、ミサイル、護衛艦、火砲を含む)の輸出は、その前の5年に比べ162%と激増した、と指摘した。中国はすでにイギリスを超え、全世界で第5番目の武器輸出国となっている。

シンガポール連合朝刊ネットのある報道は、中国軍事工業企業は過去ずっと小型武器の供給商と見なされてきたが、この種の状況は今急速に変わっている、と指摘する。無人機、護衛艦から戦闘機まで、中国はすでに高度科学技術武器を他国に輸出し始め、発展途上国がその主要な顧客である。

「ニューヨークタイムズ」の報道によれば、全世界の兵器販売と譲り渡しを追跡するスウェーデンのストックホルム国際平和研究学会は今年、全世界武器譲渡レポートを発表した。レポートは、2008〜2012年、中国の通常武器(これには先端飛行機、ミサイル、護衛艦、火砲が含まれる)の輸出は、その前の5年に比べ162%と激増していることをはっきり示している。このうち、パキスタンが中国武器輸出の主要な顧客である。

この学会は、中国はすでにイギリスを超えて全世界で第5番目に大きい武器輸出国になっている、と見積もる。2003年〜2007年の間、中国は全世界で8番目に大きな武器輸出国だった。

2012年の全世界の武器総販売額は735億アメリカドル(約4,479億人民元に相当)と見積もられる。アメリカは39%の市場シェアを占めている。イギリスのジェーン情報グループの統計データは、アメリカドルで価格を計算した中国の海外への兵器販売額も急速な増加を取得しており、過去5年で中国の兵器輸出は倍近く増加し、22億アメリカドル(約134億人民元に相当)に達し、カナダとスウェーデンを超えたことをはっきり示している。

徐光裕少将はインタビューを受けた時、中国企業が高度先端武器を開発、セールスしようとするのは「非常に正常な現象」であると指摘した。彼は、「中国は低コストをもって製品の質を向上させることを企図しているところで、我々は競争の圧力を受けている。」と語った。

彼は、価格が低廉なことの他、中国軍事工業企業にはもう1つ優勢がある、と考える。彼は、「我々の政策は他国の内政に干渉しないことだ。どんな国であろうと、我々と外交関係を建立しさえすれば、我々と交易ができるのだ。」と語る。

ジェーン安全保障業務のロンドンに駐在するベテラン分析員アンダーソンは、「中国は研究開発方面に数十億アメリカドル投入している。中期的に見れば、中国が西側の競争相手を追い上げようとするのは決して困難なことではない。長期的に見れば、彼らはきっと追いつく。」とする。(張潔嫺)


 兵器販売による巨額の収入も、兵器貿易により多くの国と関係を結ぶことも、中国の国際的影響力を強めることにつながります。

 ロシアの戦略ミサイル関連です。

http://military.china.com/news2/569/20131025/18110158.html


「ブラヴァー」大陸間ミサイル発射失敗の原因を調査により究明 ロシア、明らかにすることを拒絶

人民ネット10月25日の情報 ロシア政府軍事工業委員会副主席のオリェゲーボ ボチカリョフは、「アレキサンダー ネフスキー」号原潜が行った国家試験の時に「ブラヴァー」大陸間弾道ミサイルの発射が失敗した原因はすでに調査により判明しており、現在故障の排除作業を行っているところである、とした。

タス通信ネットの報道によれば、ボチカリョフは決してさらに一歩発射失敗の原因が一体何なのかを指摘し明らかにすることはなかった。だが彼は新型の近代武器を開発する過程ではほとんどいつも技術的問題が出現する、と指摘した。彼は国際軍事・警察装備展で、「ああした不足のところは是正され得る。大事なのは不適切な場所がどこか、それにどんな影響があるのかをはっきりさせることだ。」とした。

9月6日、「ブラヴァー」大陸間弾道ミサイルは「アレキサンダー ネフスキー」号原潜上で試射に失敗した。ロシア国防大臣は、さらに第5回の「ブラヴァー」ミサイルの試射を行うことになる、とした。ロシア軍事工業委員会責任者は、この第5回試射が全て2013年に完成されるのか否かは確定していないが、少なくとも年末までに第5回試射計画の執行が開始される、とした。

これまで、「ブラヴァー」ミサイルは何度もの発射失敗を経ている。

ボチカリョフは、「アレキサンダー ネフスキー」号原潜に言及した時、「現在膨大にして複雑な作業を行っているところであり、ロシアサイドはこの潜水艦の戦闘勤務当番への進入を正常に受け入れることになる。」と付け加えた。


 ロシアのこの種のミサイルの信頼性はアメリカに大きく劣っているとされ、中国のそれは不明ですがロシア以上ということはなさそうに思えます。




















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