コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその61

11月11日

 中国の新たな無人機関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20131108/18135176.html


中国版グローバルホーク無人機が明るみに 性能、全方位的に解析される

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国も同様にグローバルホークのたぐいの大型戦略無人機を必要としている」)

最近、中国のインターネット上にある動画が広く流れ伝わっている。この動画は外形がこの前に公開された「翔竜」高空長航続時間無人機によく似た中国の新型国産無人機を初めて明るみに出した。この新型無人機のエンジンの空気取り入れ口は機体上方にあり、構造はアメリカの「グローバルホーク」無人機に類似している。このためある分析は、これは中国版の「グローバルホーク」戦略無人偵察機かもしれないと考える。ある姓名を明らかにされたがらない中国の軍事専門家は7日に「グローバル時報」のインタビューを受けた時、動画の中にはっきり示されている無人機は独特の連接翼レイアウトを採用しており、空力的外形から見ると「グローバルホーク」の大アスペクト比の主翼より良いと思われるが、国産長航続時間無人機はエンジンと有効搭載荷などの方面で依然アメリカの「グローバルホーク」に比べ遜色がある、とした。

ネット上の画像は、この新型高空長航続時間無人機は以前明るみに出た「翔竜」無人機とよく似ており、いずれも見たところ主翼と水平尾翼が一体に連結されたような連接翼レイアウトを採用している、ということをはっきり示している。だが、外観上「翔竜」と顕著な差異もある。最大の違いは垂直尾翼が単体の尾翼からV字型双垂直尾翼に改められ、対応して尾鰭(頑住吉注:機の尾部の真下にある小さな垂直の安定板のことだと思います)も増加し、もって縦方向の安定性を確保していることである。水平尾翼の垂直尾翼との相対的位置も異なり、新たに発表された機種はより前寄りである。また前後の翼の連結方式もやや異なり、かつ最も新しく出現した無人機のエンジン尾部噴射口は露出した円形の噴射口で、一方以前出現した「翔竜」の尾部噴射口は多角形だった。新たな機のいくつかの設計は見たところより合理的で、例えばV字型双垂直尾翼を採用し、このため垂直尾翼には外側に傾いた設計が採用され、比較的大きな仰角の時、無人機機首の大型整流カバーの遮蔽によってもたらされる航行方向の安定性低下の問題が避けられる。また、2つの翼が連結された部分も見たところより堅固さが加わっている。現在この機が「翔竜」を基礎に最適化、グレードアップを行った結果であるのか、それとも全く新しい機種なのかはっきりしない。だがかつて中国には外形も寸法も非常に似た無人機が同時に出現した状況があり、中航工業の「翼竜」と航空宇宙科学工業の「長虹-4」はまさに顕著な例である。この前、アメリカの「安全保障業務ニュース」ウェブサイトは「翔竜」の性能パラメータに関する報道を行ったことがある。すなわち、全長14.3m、全幅25m、離陸重量7.5トン、任務搭載荷650kg、最大航続距離7,000kmというものである。こうしたパラメータから見て、「翔竜」は「グローバルホーク」に比べて半分の大きさしかない。明らかに、中国は「翔竜」に比べより大きな無人機で戦略偵察任務を執行する必要がある。だが、現在この神秘の無人機の具体的用途と性能パラメータに関してはまだ知り得ない。

この新型無人機のエンジン空気取り入れ口は機体上方にあり、構造はアメリカの「グローバルホーク」に類似している。専門家は分析し、外観から見てこの機は「グローバルホーク」の通常の大アスペクト比主翼に比べより先進的な連結翼レイアウトを採用している、とする。通常、連結翼レイアウトは重量が軽い、剛性が高い、誘導抵抗が小さい、揚力係数が高いなどのメリットを持つと言える。空力的効果が等しいという状況下では、連結翼レイアウトの構造重量は通常レイアウトに比べて1/5〜1/10軽く、翼端の垂直方向の変形は通常レイアウトのたった半分である。また、この機はさらに「グローバルホーク」には使用されていない翼上の小翼(頑住吉注:翼端の跳ね上がった部分のことらしいです)を採用しており、これも通常抵抗軽減、燃料消費減少の助けになり、したがって航続時間が延長する。このため、空力的効率から見て、この機は理論上アメの「グローバルホーク」より優れている。だが、中国はエンジン、構造材料などの領域の水準においてアメリカに非常に大きく立ち後れているようで、このため空力レイアウト上のメリットを割引とさせ、これらはいずれもこの機の巡航時間を制限する。また有効搭載荷、例えば合成開口レーダー、赤外線偵察装備の上でも、国産システムにはアメリカの最新機種との隔たりがある。だがどうであろうと、この無人機の研究開発成功は、中国の周辺に対する偵察能力を向上させることができ、特に南海において非常に大きな応用の余地を持つ。(章節 羅山愛)

(頑住吉注:2ページ目)未来の大型戦略無人機の地位は早期警戒機に劣らない

(頑住吉注:3〜6ページ目)アメリカのグローバルホーク大型戦略無人機

(頑住吉注:7、8ページ目)中国の無人機領域における発展は急速である


 見た感じグローバルホークほどは大きくないような印象を受けるんですが。性能に関しては言うまでもなく外観からは分かりません。

 これも無人機関連です。

http://military.china.com/news/568/20131108/18135626.html


副チーフエンジニア、アメリカの第6世代無人機を語る:中国の第5世代有人機はまだ時代遅れではない

【グローバルネット報道 記者 裴申】 2013年11月6日、中航工業集団社成立5周年の際、100余りの国内メディアが招待を受けて中国航空の都、西安の閻良を訪問し見学した。記者は現場で、今回の中航のメディア日活動は中航工業の成立5周年記念祝賀活動の一部分であることを理解した。多くの中航工業のヘビー級の人物がメディア日活動の現場に群がり、その場にいた100名余りの記者の質問に素晴らしい回答をし、同時に我々のために中国の未来の航空機発展の輪郭を描いて見せた。

2013年11月1日、アメリカの「週刊航空」は初めて米軍のSR-72極超音速偵察機の概念構想を明るみに出した。その最高飛行速度は驚くべきマッハ6に到達することになる。国外の同業社の猪突猛進の技術的チャレンジに直面し、中国航空工業はいかに未来の発展をデザインするのか?中航工業成都所の張継高副チーフエンジニアは記者に回答し、極超音速飛行機は厳格な意味から言って戦略兵器であり、戦闘機といった種類の戦術兵器とは異なり、極超音速飛行機は将来主に戦略任務を執行し、我々にはこの領域において自らの計画がある、と語った。

説明によれば、技術の進歩により、速度至上論が再度飛行機の研究の重点となり、速度至上の観念はすでにアメリカ航空企業の発展の1つの重要な思想になっている。スカンクワークスの技術者である高級システム副チーフは、簡単だが意を尽くして、「速度はすなわちステルスである」と総括している。スカンクワークスは、超高速特性はステルス特性に比べ生存能力がより強く、技術の進歩はすでにステルス機の優勢をもはやはっきりしないものに変え、飛行機の次の革命は速度からもたらされる、とする。これに対し、張継高は、この説はやや偏っているが、それでも関心を注ぐに値する、と考える。張継高は、高速、甚だしきに至っては超高速は間違いなく1つの発展方向であり、超燃焼ラムジェットエンジンを主要な動力源とする飛行機は未来の発展の重点である、と説明する。張継高は、「現在、技術的発展に伴い、飛行機のステルスと対ステルスの闘争はどんどん激化しつつあり、飛行機のステルスが直面するチャレンジはどんどん多くなり、速度がすでに1つの新たな道となっていることは疑いの余地がない」と語る。

2010年以来、アメリカ空軍と海兵隊は続々とその第6世代戦闘機の構想を明らかにし、未来の空戦は無人機がメインとなり、Fー35はアメリカが研究開発する最後の有人操縦戦闘機であると言明している。最近アメリカの多くの会社が登場させる第6世代機設計方案から、我々はこれらの機は空力レイアウト上大胆な革新を行っており、いくつかの機の空気取り入れ口は機体の背部に配置されていさえする、ということを見て取ることができる。中国が有人操縦の第5世代戦闘機の研究開発を継続するのは時代遅れなのか? これに対し張継高は、有人戦闘機は決して時代遅れではない、と考える。現在、無人機の応用はまだ空戦を行う水準にはほど遠く、機の背部からの空気取り入れや無尾翼構造の新世代戦闘機はステルス性能の考慮のためかもしれない。

国外の第3世代半戦闘機の発展をいかに扱うかに回答した時に張継高は、私はこの第3世代半という言い方に同意できない、とした。3.5世代、3.6世代、3.7世代といった言い方はひどくうわついたもので、いかにして世代を分けるのかにも具体的なルールがなく、私は個人的に第4世代との区分け方法が比較的合理的だと考える、と。


 私も現時点で有人戦闘機の開発が不要になっているとは全く思いません。最後の部分は3.5世代、3.6世代、3.7世代などと称されるものを第4世代、ステルス戦闘機を第5世代とすべき、ということでしょうか。それはちょっとどうですかね。

11月12日

 「遼寧艦」関連です。

http://military.china.com/news/568/20131111/18140323.html


遼寧艦、青島に帰港 殲ー15のエンジン、初めて艦上で取り外し

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中央テレビのキャプチャー画像」)

中央テレビの報道によれば、10月23日に出航した遼寧艦は今回の試験、試験飛行、訓練任務をスムーズに終わらせ、今日(頑住吉注:11日)午前青島の某軍港に戻った。

出航以来、遼寧艦は今回の訓練任務の中で相次いで殲ー15艦載機の試験飛行、艦上試験、艦載戦闘機着艦指揮員養成訓練、試験飛行員訓練など試験、試験飛行、訓練科目を完成させた。

今回の試験、試験飛行、訓練任務の中で、遼寧艦は初めて実際に艦上のあらゆる発進の保障能力とプロセスを検証し、初めて遼寧艦上で艦載戦闘機のエンジンの取り外し試験などを完成させ、一連の試験、試験飛行、訓練の成果を取得した。特に艦載戦闘機着艦指揮員養成訓練過程で、遼寧艦はベテランが新人を引き連れる、チームに付き添って観察する、現場で実習するなどの方式を採用して行い、スムーズに合格点の出せる着艦指揮員を訓練養成し、これは艦上での発着飛行常態化の形成に対し重要な意義がある。

今回の任務は、内容が多い、技術が新しい、時間が密である、探究性が強い、艦載機の飛行強度が高い、空中飛行時間が長いなどの特徴を持つ。試験参加人員全体は試験内容の多さ、組織の複雑さなどの困難を克服し、高い基準で各項目の任務と試験科目を完成させた。


 よく分かんないですけど精密機械である戦闘機のエンジンを動揺する艦上で着脱するのには一定の困難があるんですかね。

 台湾の「武直ー10はアパッチの敵ではない」論に対し反論してます。

http://military.china.com/important/11132797/20131108/18135558.html


副総設計師:WZ-10を直接AH-64Eと比較するのは非科学的であり不公平でもある

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「台湾の多くの主流メディアは続々と、『アパッチ』を大陸の陸軍航空隊最強の機種である武直-10と対比し、かつ「武直-10は相手ではない」と称している。」)

台湾がアメリカから購入した新型「アパッチ」武装ヘリの最初の6機が先日高雄港に到着し、7日に正式に台湾軍帰仁基地でお目見えした。この米軍と同じ歩調で換装された精鋭武器は台湾メディアを大いに興奮させた。多くの主流メディアは続々と、「アパッチ」を大陸の陸軍航空隊最強の機種である武直-10と対比し、かつ「武直-10は相手ではない」と称している。台湾軍の「アパッチ」が正式に配備され位置に着く前日、大陸も武直-10を含む航空工業の最高水準の装備を展示したが、武直-10の副総設計師は「グローバル時報」のインタビューを受けた時、「武直-10は完全にAH-64に対抗することができ、我々はこれを恐れてはいない」と語った。

台湾の「中国時報」7日の報道は、台湾がアメリカから購入した最初の6機のAH-64E「アパッチ」ヘリが高雄港で組み立てを完成させ、6日から続々と場所移動を開始し台南の帰仁基地に到着している、とした。台湾の「トゥデイニュースネット」は、台湾軍は7日に帰仁基地で公開展示を行った、とする。「連合報」は、AH-64Eはアメリカと台湾の他に現在まだユーザーがおらず、コックピット内のメーターの配置は今に至るも依然秘密に属し、7日のメディア向けの展示および将来の民衆への見学への開放も含めコックピット内部を窺い探ることは許されない、とした。

報道によれば、台湾陸軍はAH-64Eで最も注目されるのはメインローターの頂端に位置するロングボウレーダーであり、多目標をリアルタイムに追跡する能力があり、同時に128の目標を追跡し、かつこのうち16を位置決定でき、攻撃の致命性は4倍にアップし、生存率は7倍に向上している、としている。台湾の「陸軍司令部」計画所長呉天安は、AH-64Eはロングボウレーダーを用いて「ヘルファイア」対戦車ミサイルを誘導して攻撃が行える、と語る。操縦任務を引き受ける台湾軍飛行員は、AH-64E型は「アパッチ」ロングボウ型武装ヘリ系列の最新機種であり、アメリカ陸軍にまさに就役中の機種でもあり、馬力が大きく、戦力が大きく、加えて操縦コントロール性能が優良で、未来の台湾軍の野戦打撃能力は大幅に向上することが有望だ、とする。

さらに良い装備に最大の機能を発揮させたければ、さらに人的要素に頼る必要がある。多くの台湾メディアは、台湾軍飛行員がアメリカに赴いて訓練を受けた状況をも報道した。文章は、飛行員がすでにアメリカで関連の訓練を完成させているため、ヘリが台湾に到着し組み建てられた後の試験飛行は全て台湾軍によって行われる、とする。アメリカに行って機に接しての訓練に参加した教官の卵である張志豪は、アメリカに赴いて訓練を受けた飛行員は全てまず語学の訓練を受ける必要があり、さらにフォートフッド基地に行って水上での脱出、水上攻撃などの飛行訓練を受けた、とする。明らかにされるところによれば、12名のアメリカに赴き訓練を受けた飛行員は全て訓練を完成させ、1人あたりの訓練費用は7,000万新台湾ドルにも達した。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは本文の一部を切り取ったものなので省略します。)

外界に伝わる、アメリカサイドが台湾軍飛行員を訓練する時に「一手を留保した」との話(頑住吉注:重要な技をあえて教えなかった、との噂があるようです)に対し呉天安は、教官の卵がアメリカに赴いて訓練を受けた課程は、陸軍の作戦環境の必要性を考慮したもので、米軍と共同で制定したのであり、外界がチャンネルを探索すると360度大回転が作戦科目ではなく特技科目であることが分かり、アメリカが台湾の飛行員を訓練した科目は全て作戦科目であって特技デモンストレーション科目ではないのだ、とした。

「グローバル時報」記者はかつて2013年天津国際ヘリ博覧会で近距離から解放軍陸軍航空隊の「風雷」デモンストレーション隊が武直-10を操縦して飛行デモンストレーションを行うのを見た。解放軍陸軍航空隊最高レベルの「風雷」デモンストレーション隊を代表して隊長の李魁元はさらに何度も武直-10を操縦して「とんぼ返り」などのトップクラスの難度の動作を行った。李魁元は記者に、こうした特技動作にはいずれも実戦上の意味がある、と教えた。例えば「螺旋昇降」はヘリが毎秒60度の回転角度をもって機体の縦軸をめぐって回転上昇し、100mの高度まで上昇した時に再度元の軌跡に沿って螺旋状に下降する。この動作の実戦での意味は、ヘリの螺旋上昇によって戦場に対し360度の全方位偵察を行うことにある。

台湾は新装備を大騒ぎするのと同時に、さらに大陸の武直-10との比較を行うことも忘れていない。「中国時報」の報道によれば、呉天安はAH-64Eヘリは武器搭載量、正確度、貫通能力、全体的打撃能力などいずれにおいても大陸の武直-10に比べより良い、とする。台湾の「トゥデイニュースネット」はさらに、「『ロングボウアパッチ』ヘリ 大陸の武直-10は相手ではない」との題で報道を行った。

台湾軍が最新戦力を公開展示したまさにその日、大陸の武直-10の副総設計師呉承発は「グローバルネット」記者の質問を受けた時、米軍のAH-64Eは現在世界で比較的先進的な武装ヘリであり、この機はAH-64C/D「ロングボウアパッチ」ヘリを基礎に多方面の改良を行った新機種である、と語った。呉承発は、直接武直-10とAH-64Eとを比較するのは非科学的であり不公平でもある、と語った。AH-64Eは大型武装ヘリであり、一方武直-10は中型武装ヘリである。これはちょうどヘビー級ボクサーとライト級ボクサーの試合のようなもので、単純にデータを比較するのは明らかに充分客観的ではなく、武直-10のより軽い全体重量は高性能エンジンを配備した状況下では完全により良い機動性能を持つ、ということを見る必要がある。「もし1機VS1機の空戦対抗でも、我々は劣勢には立たされない。」 呉承発は、「武直-10はすでにこれと空戦対抗を行う能力を持っており、武直-10の総合作戦性能はヨーロッパの『タイガー』式ヘリに相当し、AH-64に完全に対抗でき、我々はこれを恐れない。」と語る。(劉揚 裴申)

(頑住吉注:以後のページのキャプションは基本的に本文の一部を切り取ったものか要約なので大部分省略します。7ページ目)武直-10は総合性能でアパッチには及ばないが、これは絶対に対抗の中でこれに破れることを意味しない

(頑住吉注:8ページ目)武直-10は解放軍の体系化された戦術の中でより大きな作用を発揮する


 台湾は「教わらなかったのは航空ショーなどで見せる特技飛行であって問題はない」とし、大陸は「特技飛行にも実戦上の意味があるのだ」と言っているわけです。これのどちらが正しいのかは分かりませんが、最後の部分に出てくる反論は納得いかないですね。クラスが違っても実際大陸と台湾の衝突になればこの2機種が戦うことになる可能性があるわけですから比較を行うのは当然で、現に中国も「遼寧艦」とクラスの違うアメリカの原子力空母や日本のヘリ母艦との比較を頻繁に行っています。それに全く根拠なく「もし1機VS1機の空戦対抗でも、我々は劣勢には立たされない。」、「武直-10はすでにこれと空戦対抗を行う能力を持っており、〜AH-64に完全に対抗でき、我々はこれを恐れない」と言ってますが、それなら「ヘビー級ボクサーとライト級ボクサーの試合のようなもの」なんていう比喩を持ち出す必要はそもそもないはずです。

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-11-08/220854_2427248.htm

 台湾の女性アパッチ操縦者の画像集です。

 イラン関連です。

http://military.china.com/news2/569/20131111/18138902.html


イラン工業省副大臣暗殺される 襲撃者はあるいは同じ車内にいたか

【グローバルネット報道 記者 烏元春】 ロイター社11月11日の報道によれば、イラン工業省副大臣Safdar Rahmat Abadiが現地時間10日夜、首都テヘランで射殺された。イラン当局の通信社の報道によれば、ある目撃者は、襲撃発生は現地時間夜7時50分前後で、Abadiは車に乗るときに襲撃に遭い、頭部と胸部に命中弾を受けた、としている。

現地警察は、この2発はAbadiが乗ろうとした自動車の中から発射されたものだ、とする。車内からは2つの薬莢が見つかった。報道は、このことは人に、襲撃者はまさに車内にいて、しかもAbadiと話をしたことがある、と信じさせる、と指摘する。現在犯人の身分と動機ははっきりしていない。


 ならイスラエルによる暗殺の線は薄いですかね。

11月12日

 インド関連です。

http://military.china.com/news2/569/20131111/18140021.html


インド海軍、ドイツの大型魚雷を調達 潜水艦の作戦能力を向上

[インド速報2013年11月8日の報道による] 遠くない将来、インド海軍は潜水艦のソナーと魚雷をグレードアップする。計画によれば、インドはドイツのアトラス社を選択し、大型魚雷の向上の助けとする。また、インドが現在水上および水中目標の打撃に用いている4隻の209型潜水艦もドイツ原産である。

アトラス社は、インド海軍のアクティブ曳航アレイソナー(ATAS)の供給商の1つにもなる可能性がある。アクティブ曳航アレイソナーは潜水艦ではない艦船上に設置されることになり、例えば「デリー」級駆逐艦、「ターワ」級護衛艦などである。また、アトラス社はアクティブ曳航アレイソナーの関連技術をインドのバーラト電子有限会社(BEL)に移転し、もって合計10隻を超える「コルカタ」級駆逐艦、「シヴァリク」級護衛艦、「カモータ」級護衛艦のためにソナー設備を提供する必要がある可能性がある。

インドの魚雷グレードアップ計画の主旨は、現在64発ある水上水中魚雷(SUT)をグレードアップし、かつその15年の使用寿命を延長することにある。

強大な潜水艦部隊の建設は、インド海軍のインド洋における戦略目標である。過去10年、インドはすでに一定の進歩を取得しており、例えばインド本土で研究開発、製造した「アリハント」原潜である。だが小さからぬ挫折にも遭遇し、例えば最近におけるインドの1隻の「キロ」級潜水艦のムンバイ港での思わぬ爆発事故である。現在インド海軍は12隻の潜水艦を持つが、6〜8隻しか正常にパトロールが行えない。

また、インドの官僚体制や遅延しがちな作風は6隻の「スコルペヌ」級潜水艦の調達を遅々として実行できなくさせている。国営の効率低下、潜水艦部隊の老朽化の状況下で、先月インド首相シンがモスクワを訪問した期間、ロシアから第2隻目の原潜を賃借することにつき討論を行った。(中国船舶情報センター 楊清軒)


 インドは外国の技術を導入すると同時に極力技術を移転させて国産化につなげようと努力しているようです。

 フィリピン関連です。

http://military.china.com/news2/569/20131111/18140092.html


フィリピン軍、再び8機のAW109ヘリを購入 2014年引き渡しへ

[イギリスの「飛行国際」ウェブサイト2013年11月6日の報道による] 先日、フィリピン空軍はアグスタウェストランド社に8機のAW109双発ヘリを発注し、初期の後方勤務支持、機クルーおよび維持メンテナンス人員の訓練を含む総額は5,800万ユーロ(約7,772万アメリカドルに相当)で、国土の安全、近距離支援、武装偵察の任務執行に用いられる。引き渡し作業は2014年に開始される。

現在しばらくのところこのヘリのタイプ方面に関する情報は明らかにされていないが、メーカーは機に「武器システムユニット」が装備されることになるとしており、これには機関銃とロケット弾が含まれる可能性がある。

この前、AW109ヘリはすでにフィリピンで発注を獲得しており、この国の海軍はかつて5機の対潜任務型を発注し、かつ年初に3機を追加購入した。「飛行国際」データバンクは、フィリピン空軍がさらに4機のユーロコプター社のAS550多用途ヘリを発注済みであることをはっきり示している。(中国航空工業発展研究センター チューシーヨン)


 おそらくこれも中国の潜水艦や島嶼への上陸作戦に対抗する意味が強いんでしょう。

 タイ関連です。

http://military.china.com/news2/569/20131111/18139888.html


タイ、韓国からの武器調達増加を計画 軍の近代化を推進

[「安全保障業務ニュースネット」2013年11月10日の報道による] タイは韓国からより多くの武器装備を調達する計画であり、これは有効にタイの武装力量の近代化を推進し、もって安全方面の困難を解決することができる。

関係の当局者の言によれば、タイロイヤルネービーは排水量3,700トンの護衛艦1隻を追加購入する計画である。この前、タイロイヤルネービーは8月に韓国のデーウー造船&海事工程社(DSME)と、第1隻目のこの型の護衛艦の建造契約を締結した。この契約の金額は4.7億アメリカドルで、タイ史上単一項目の武器輸入としては金額最高のプロジェクトである。

DSMEの海軍&特殊船舶市場担当の金主任は、第1隻目のDW3000F型護衛艦は2017年の引き渡しが計画され、第2隻目の護衛艦の契約は2014年以後の何年かのうちに締結されると見られる、と指摘する。韓国の重要な国防請負商としてDSMEは先週IMPACTE展示センターで挙行された2013安全保障業務・安全展に参加した。

タイ海軍が購入する護衛艦は韓国海軍の排水量4,000トンのKDX-1型護衛艦の設計を元にしており、この艦は全世界の主要な国防請負商由来の多種の最新武器システムを装備することになる。これにはスウェーデンのサーブ社の9LV Mk.4作戦管理システム、アメリカのロッキード・マーティン社のMk.41ミサイル垂直発射システム、Raytheon社の「改良型シースパロー」対空ミサイル、ボーイング社のRGM-84「ハープーン」対艦ミサイル、オート・メラーラ社の76mm超速射砲、イギリスのMSII安全保障業務社の「シーホーク」30mm艦砲2門が含まれる。

また、タイ海軍は潜水艦1隻を購入し、もって隣国海軍の急速に近代化する潜在的脅威に対応することも計画中である。この前、インドネシアとマレーシアはいずれも韓国の潜水艦、艦船、および関連の養成訓練サービスを購入した。タイ海軍調達局のある高級当局者は、タイと韓国が締結する関連の契約はタイ海軍が成功裏に護衛艦戦力を配備し、大幅に海軍の作戦能力を向上させるのを助けることができる、とする。(中国船舶情報センター 朱佳文)


 韓国はこの地域、この分野で商売繁盛のようですが、やはり搭載される先進的なシステムは輸入に頼らねばならないんですね。

11月14日

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-11-13/220957_2428815.htm

 日付とかないんですが殲ー31がまた試験飛行したようで、今回の試験飛行は前期試験飛行での改良項目の検証である可能性が高い、とされてます。

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-11-13/220960_2428905.htm

 スホーイー35のシミュレーターの画像集です。

 中国の新型爆撃機関連です。

http://www.junshi.com/wangshangtanbing/110542/index.html


解放軍の轟ー18震撼の出現:1回で72発の制御誘導爆弾を投擲

最近、アメリカの著名な軍事フォーラム・ウェブサイトmilitaryphotoに、いわゆる中国の轟ー18ステルス爆撃機の方案が掲載され、いわゆる轟ー18はステルス戦闘爆撃機に属し、戦略爆撃機ではないとされ、画像の中の小さな人の身長からおおよそその機体のサイズを推算すると、全長約28〜30mで、米軍のB-1Bの44mに比べずっと小さい。

外国の軍事愛好者は、この轟ー18と称される中距離ステルス超音速爆撃機は2台の大推力ターボファンエンジンを採用し、最大航続距離は約8,000〜9,000kmで、最大作戦半径は3,500〜3,700km、最大飛行速度はマッハ2前後、最大弾薬搭載量は12〜15トンと推測している。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「原文に添えられた図:国外は中国の轟ー18ステルス爆撃機を、あるいはグアム島を爆撃して完全に破壊できるのではないか、と熱く議論している」)

轟ー18機は長さ8mの大型内蔵弾薬コンパートメントを1つ持ち、72発の雷石-6小型正確制御誘導100kg爆弾、あるいは4発の長剣-10A巡航ミサイルが搭載でき、3,000km余り離れたアメリカのグアム島基地に対して戦術突撃あるいは核攻撃が実施でき、12機の轟ー18からなる2〜3作戦梯隊は基本的に米軍グアム島基地を破壊できる、とされる。4発の鷹撃-12超音速対艦ミサイル、あるいは4発の鷹撃-100超遠距離対艦ミサイルを搭載して対空母狩り殺し任務を執行することもできる。

ステルス性能向上のため、轟ー18は機の背部の空気取り入れルート、W字型主翼、無尾翼設計を採用し、機全体にステルス技術設計を大規模に採用し、世界初のステルス戦闘爆撃機およびステルス超音速爆撃機であり、中国空軍と中国航空工業にとって重要なマイルストーンとしての意義がある、とされる。

(頑住吉注:これより2ページ目)

最近、国防大学副教授で空軍特級飛行員の呉国輝大佐は人民ネットを訪問し、ネット仲間のために空中作戦体系の秘密を明かした。呉国輝はインタビューの中で、ステルス戦略爆撃機が改めて各国に重視されている、とした。将来、中国も新たな遠距離戦略爆撃機を研究開発することになる。呉国輝は、これまでの一定の時間内、爆撃機の発展は重視されず、普遍的にそのサイズはかさばって重く、戦闘機、地上火力によって撃墜されやすいと考えられた、とする。だが現在、ステルス性能を具備した戦略爆撃機が改めてアメリカ、ロシア、中国に重視されている、という。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:ネット上に出現した我が軍の轟ー18ステルス爆撃機のCG方案らしきもの。画像の中のいわゆる轟ー18は全体が〜」 金ぴかでどうのこうの言ってますが意味不明です)

文章は、一部の人が中国のステルス爆撃機の新たな設計方案と推測するものが最近明るみに出た、とする。あるいはこれは現在見たところ単なる簡単な模型かもしれないが、こうした中国の模型はこれまでずっと真の飛行機に変わっている。もし今回もそうなら、ご用心である。何故ならこの機は中国人を敵の地盤に非常に深く浸透させ、しかも相手方は何が自分たちを襲撃したのか全く分からないかもしれないからである。忘れてはならない。中国の殲ー31ステルス戦闘機および「利剣」ステルス無人機と極めて似た模型が展示会に現れて2年にもならず、この2種の機のフルスケールの模型が去年明るみに出たことを。

ステルス爆撃機は通常航空工業の飛行機生産の最も重要なマイルストーンと見なされており、現在世界でアメリカだけが4機種の有人操縦ステルス爆撃機を研究開発あるいは装備済みである。それらはそれぞれF-117、A-12、B-2、NGBである。このうちF-117Aステルス爆撃機はすでに退役し、A-12は1990年代に中止され、NGBは研究開発中、B-2が現在世界で唯一就役している有人操縦ステルス爆撃機である。一方ロシアが研究開発するステルス爆撃機は依然風洞模型の段階に留まっており、ステルス爆撃機研究開発の難度の高さの一端を見て取ることができる。

(頑住吉注:以下のページのキャプションは重要性が低いので省略します)


 見たところアメリカの1マニアが作成したCGに過ぎない感じですが、以前これに似た模型の画像が出てきたこともあり(ちなみに本文中の模型云々の部分はその時の記事の流用ですね)中国がこの種の機を研究中であるのは間違いないでしょう。

 台湾のアパッチ関連です。

http://military.china.com/news/568/20131112/18142163.html


台湾、アパッチ購入に1機あたり1,400万アメリカドルも費やす カモとなる

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「アパッチ戦闘ヘリの側面。画像は『連合報』より」)

台湾軍は600億新台湾ドル近くをもって30機のアメリカ製アパッチヘリを購入し、メディアから台湾の戦力の最後のジグソーパズルのピースはすでに定位置にはまった、とストレートに指摘されている。だが台湾実践大学副教授頼岳謙は、台湾は1機あたり1,400万アメリカドルも費やして購入しており、しかも協定の制限により実際の機能は大きくなく、カモになった、とする。

台湾の「旺報」の報道によれば、頼岳謙は11日に訪問を受けた時、台湾は現在財政が逼迫しており、しかも国際情勢は安定し、予算はより多く社会福祉、教育、医療などの方面に支出すべきであって、600億新台湾ドルを安全保障業務予算上につぎ込み、一個攻撃ヘリ大隊を建設するべきではない、とした。

頼岳謙は、ギリシャも先にアメリカに12機のアパッチヘリを発注し、これにはあらゆる武器システム、人員訓練、維持修繕が含まれ、1機平均5,600万アメリカドルであるが、台湾は7,000万アメリカドル費やしており、まるまる1,400万アメリカドル多く出している、と指摘する。

頼岳謙は、台湾が現在強化すべきなのは区域防空能力であり、戦略的防御性武器をメインとすべきであって戦術攻撃型武器ではない、と考える。当初安全保障業務部門は作戦半径がより広いF-35戦闘機を購入する、あるいはF-16戦闘機をF-16C/Dにまでグレードアップする計画だったのに、作戦半径が400km前後しかないアパッチヘリをセールスされた。台湾の現在の軍備需要に照らせば、戦術攻撃型のアパッチヘリは優先して考慮される範囲内にあるべきではない。

また、アメリカから武器を購入する時、双方は協定を締結しており、アメリカ製装備をアメリカの同盟国を打撃するのに用いるのは不可であると規定されている。

アパッチヘリは「戦車キラー」と呼ばれているが、頼岳謙はもし他国あるいは地域が台湾を侵犯しようとしても、ミサイル攻撃がメインとなるのであって、台湾はまず防空システムを強化すべきである、と考える。アパッチは作戦半径が小さく、またアメリカの同盟国の攻撃は不可であり、さらにその他の国あるいは地域に比べ高く買っており、この武器購入は台湾をカモとした、と。


 この協定は知りませんでした。日本や韓国も同様の協定を結んでるんですかね。まあ有事になったらそんな協定守られない可能性も高いと思いますが。ちなみに台湾当局はこの指摘を気にして、武器自体や維持修理、訓練の他に基地建設費が含まれており、実際の計算とは非常に大きな落差がある、と弁解しているようです。

11月15日

http://military.china.com/important/11132797/20131114/18148088.html

 何があったのか、14から15日に渤海で予定されていた解放軍の軍事活動(実弾射撃)が中止になったようです。

 中国・トルコ関連、と言っても「紅旗ー9」とは別の件です。

http://military.china.com/important/11132797/20131112/18140914.html


外国メディア:トルコ、中国に22,000トンの上陸艦の建造を注文

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ヘリ空母は多様化された上陸作戦任務を引き受けることができ、特にその攻撃能力はドック上陸艦に比べ非常に大きく向上している。」)

【グローバルネット総合報道】 カナダの「漢和安全保障業務評論」11月号の報道によれば、中国方面の情報は、中国が設計した22,000トンの満載排水量のドック上陸艦にトルコが濃厚な興味を示している、としている。

報道は、トルコサイドは中国に設計図を渡し、一部の設備をトルコの造船工場で生産することを希望している、とする。中国サイドは価格を提示しているが、中国で生産する場合の提示された価格は、トルコで生産された場合に比べ40%安くなっている。この例は再度、トルコが希望するのは技術移転だということを説明している。

報道によれば、中国の輸出型上陸艦はかつて何度も国際安全保障業務展にお目見えし、これにはアブダビ安全保障業務展、マレーシアのランカウイ安全保障業務展、ペルー国際安全保障業務展などが含まれ、現場の説明から見て、これは中国船舶重工業国際貿易有限会社(CSOC)の平甲板型強襲揚陸艦である。

ジェーンのこの前の報道は、中国のこの上陸艦はトルコが建造を注文するもので、中国はさらにこれを南米に輸出する意志がある、と明らかにした。

(頑住吉注:2ページ目)ドック上陸艦と強襲揚陸艦には本質的な違いが存在するが、中国のような新型の海軍国にとっては、前者は通常全て後者の技術的基礎とされる。

(頑住吉注:3〜5ページ目は本文の一部を切り取ったものなので省略します。6〜8ページ目)中国の輸出型2万トン上陸艦


 仮に「紅旗ー9」対トルコ輸出がダメになっても両国の兵器貿易は依然活発に継続していくということでしょう。

 ツポレフー160に関する話題を2つ紹介します。

http://military.china.com/news2/569/20131112/18142400.html


外国メディア:コロンビア戦闘機、ロシアのツポレフ-160戦略爆撃機をロックオン

【グローバルネット報道 記者 周揚】 ドイツの「aviationist」ウェブサイト11月6日の報道によれば、11月5日、ロシアの2機のツポレフ-160戦略爆撃機はベネズエラとニカラグア両国を相次いで訪問した後、ロシアの軍事基地に戻った。

報道は、この2機のツポレフ-160戦略爆撃機はベネズエラ時間夜21時にベネズエラの首都カラカスのマイクイティー飛行場を飛び立ち、およそ15時間後にロシアのエンゲルス基地に戻り、途中1機のイリューシンー78給油機がノルウェー海で2機の爆撃機のために空中給油を行った、とした。

しかし、機がロシアに帰るのと共に、この2機の爆撃機がベネズエラからニカラグアに行く途中、コロンビアの領空を侵犯した疑いがあるとの情報が明らかにされた。

Webinfomilウェブサイトが明らかにするところによれば、11月1日午前11時前後、コロンビア軍サイドのサンアンドレスに位置するレーダーが、コードナンバーXM94115およびXM94104のツポレフ-160爆撃機がコロンビア領空に侵入したのを探知計測した。コロンビア空軍はこのため2機のクフィル戦闘機を派遣して追跡監視させ、かつバレンシアから80マイルのところでこの2機のツポレフ-160爆撃機を発見したという。

2機のクフィル戦闘機がツポレフ-160爆撃機がコロンビア領空を離れるまでこれらを追跡すること5分間の長さに達した。

これはツポレフ-160爆撃機の、初めての中米における戦闘機の照準機の中への出現である。


 前提として、コロンビアは比較的親米の国で、ロシアと親しいベネズエラ、ニカラグアとは非常に仲が悪いんですね。これは明らかにわざと領空侵犯していやがらせするとともに、コロンビアの防空能力を調べてベネズエラ、ニカラグアに伝えた疑いが濃いでしょう。

http://military.china.com/news2/569/20131112/18142343.html


ロシアの2017年にツポレフ-160爆撃機をグレードアップする計画、あるいは完成が遅延するか

【グローバルネット総合報道】 ロシアの「新聞報」が「情報報」11月11日の情報を引用したところによれば、ロシア空軍司令部の2017年にツポレフ-160戦略爆撃機グレードアップを完成させる計画があるいは完成が遅延することになる。

報道によれば、ロシア空軍司令部の原計画では2017年に16機のツポレフ-160爆撃機のグレードアップを完成させることになっていた。だがある情報は、この計画は完成が遅延する可能性がある、とする。現在、具体的に機のどの部品を交換するのかはまだ確定しておらず、関係方面もまだHK-32エンジンの価格問題で協議を成立させていない。

ある消息筋の人物は、現在飛行機の改良作業はまさに研究、設計の最後の実験段階にある、と明らかにする。彼はさらに、このプロジェクトの資金問題にはきっと解決が得られる、とする。(実習編集翻訳:馬恩玲 審査修正:ジャイルーマン)


 次世代ステルス爆撃機の計画も噂されていますが、完成は相当先になるでしょうからそれまではこの機でしのぐことになるんでしょう。

11月16日

 中国の戦略原潜関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20131114/18147341.html


尹卓:中国の潜水艦発射ミサイルは精度が不充分 軍事目標の打撃はできない

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国の巨浪ー1型潜水艦発射弾道ミサイルが水中から出る瞬間」)

人民ネット11月14日の情報(張潔嫺) 最近、アメリカの「安全保障業務ニュース」ウェブサイトはアメリカの米中経済・安全評価委員会のあるレポートに関心を注いでいる。レポートは、中国の巨浪ー2型潜水艦発射ミサイルが今年のやや遅い時期に初歩的な作戦能力を具備し、かつアメリカ本土の目標が打撃できる、と指摘している。尹卓少将はメディアのインタビューを受けた時、中国海軍の対地遠距離攻撃力はアメリカよりはるかに弱く、レポートの中国海上基地核兵器に対する描写と実際には隔たりがある、とした。

このレポートは、中国海軍は2010年に新型対艦ミサイルを配備し、射程は1,500kmを超え、西太平洋で活躍するアメリカ艦艇、特に空母に対し、極めて大きい脅威をもたらす、と指摘している。

レポートの中では多くの箇所で中国の巨浪ー2潜水艦発射ミサイルに言及されている。レポートの中の言い方によれば、巨浪ー2は今年のやや遅い時期に初歩的な作戦能力を具備し、射程は7,400kmであり、もし中国の晋級原潜上に搭載されたら、中国の近海で発射するだけでもうアメリカ本土の目標が打撃できる。このことは中国海軍に、直接アメリカ本土に核の威嚇が行える能力を持たせた。

レポートはさらに、現在中国はすでに3隻のこのような晋級潜水艦を配備済みで、2020年には5隻に到達し得る、と指摘する。中国はさらに次世代のさらに威力を備えた戦略原潜を開発中で、もし使用に投入されたら、中国海軍の核戦力にさらなる殺傷力を持たせる可能性がある。

これに対し尹卓は、中国の海上基地核兵器の発展は反撃型で、核打撃の対象国を言明しておらず、戦争前にはいかなる目標も照準してはいない、とする。だがアメリカはいかなる状況下でも核兵器を先制使用でき、かつ2002年の年初に中国を7つの核打撃対象国の1つと明確に宣言している。

彼はさらに一歩、アメリカの弾道ミサイルの射程は2、30年前にはとっくに1万kmを超えており、米軍が現在装備する14隻の弾道ミサイル原潜は、アメリカ本土から出発して、打撃範囲は世界のいかなる地点もカバーし得る、と指摘する。

尹卓は、実際上アメリカサイドの戦略機構の研究人員には、中国の核兵器の発展、特に海上基地核兵器の発展が防御性のものだということが見えるはずだ、とする。中国の発展させる潜水艦発射ミサイルは射程は長いが精度が不充分で、軍事目標を打撃することはできない。いくつかのソフトターゲットしか攻撃できず、核反撃の戦略的防御手段としてのものである。このことは、中国の核戦略が核兵器を先制使用しない核反撃戦略であることを説明している。一方アメリカはまさしく進攻型の核戦略である。

「このようにちょっと対比すればすぐはっきりする。そちらがこちらに対し核兵器を使用すれば、こちらは当然反撃する。そちらがこちらに対し核兵器を使用しなければ、あるいは核を持たない国なら、こちらは絶対に核兵器を使用しない。」 尹卓は、「我々の防御の性質は弾道ミサイル原潜の発展の上に充分に表現されている。これはアメリカが全く語ったことも、強調したこともないものだ。」とする。

(頑住吉注:2ページ目)中国の戦略ミサイル潜水艦

(頑住吉注:3ページ目)戦略ミサイル原潜が中国の海上閲兵式に参加

(頑住吉注:4ページ目)疾駆中の中国の戦略ミサイル原潜

(頑住吉注:5ページ目)戦略原潜の将兵が検閲を受ける

(頑住吉注:6ページ目)中央テレビが中国原潜部隊を公開し放送

(頑住吉注:7ページ目)潜望鏡によって敵情を視察

(頑住吉注:8ページ目)ネット上に流れ伝わる巨浪-2型潜水艦発射弾道ミサイルの画像


 中国のミサイルが「戦争前にはいかなる目標も照準してはいない」はずはなく、複数の目標を打撃する事前のプランがあるに決まっています。技術が未熟で命中精度が足りないから防御性の核だというのも無茶苦茶な話で、なら精度を向上させる努力をしていないのかといったら当然しているはずです。しかし距離がずっと遠いとはいえ固定された目標である大きな軍事基地を核兵器で有効に打撃できない程度の精度のミサイルしか作れないなら、移動する空母を通常弾頭で打撃する弾道ミサイルなんてできっこないのでは。

 韓国関連です。

http://military.china.com/news2/569/20131113/18144590.html


韓国、多くの軍需品と部品が偽物と暴露される 23の商品供給商に関わる

国際オンライン特別原稿:韓国の「中央日報」11月11日の報道によれば、韓国防衛事業庁の下に属する国防科技研究機構である国防技術品質院は11月、この院が3年の時間をかけた調査報告を公開した。この院は韓国の13.6844万件の軍需品と部品に対し調査をして、全部で34の商品供給企業が需要により供給する品の試験結果を偽造し、偽造された試験の結果たる軍需品と部品は125件に達することを発見した。

この中で、装甲車、自走砲、ヘリなどの軍用装備に用いる部品あるいは原材料を製作、提供する商品供給商は23に達し、軍需品と部品は103件に達した。現在、国防技術品質院は直接、核心的軍需品に対し品質管理を行っているが、危険の程度が比較的低い「非核心品目」は協力企業に委託して管理している。

技術品質院院長崔昌坤は、一部の商品供給商はこうした制度の隙間を利用して試験結果を偽造した、とする。問題は特別深刻な程度まで達していないが、このことは軍需品の信頼度に不利な影響をもたらす。このため、この院は関連の軍需品をリコールし、関係の商品供給商を裁判所に提訴し、損害賠償を請求することを決定した。

この前、韓国は今年の夏に不合格の部品や検査修理などの原因により、多くのユニットの使用停止が迫られる「原子力発電所ゲート」事件が勃発した。韓国政府の10月に公開された調査結果によると、20台の原子力発電所のユニットの、2.2万件の品質保証文書の中で、277の文書が偽造に属した。(泰和)


 「問題は特別深刻な程度まで達していない」って言ってますが、現に駆逐艦停電事件のようなケースも起こってますからね。

11月17日

 中国の新型戦車関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20131114/18146630.html


ロシアメディア、中国が新式軽戦車を装備したことを明るみに 99式の不足を補う

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「解放軍の新世代軽戦車、震撼の登場」)

【グローバルネット総合報道】 ロシアの軍事工業総合体ウェブサイト11月13日の報道によれば、中国人民解放軍は105mm砲を配備した新式軽戦車の装備を開始し、現役の62式および63式軽戦車の代替に用いる。

「週刊ジェーン安全保障業務」の情報によれば、中国の新型戦車の戦闘重量は30トンと見積もられ、したがってこの戦車が比較的大きな輸出ポテンシャルを持つことを保証する。これは、現有のメインバトルタンクは、潜在的ユーザー(頑住吉注:主に途上国)の現有の道路網や橋梁に対しては、しばしば重すぎることが目立つからである。また、この新式軽戦車は同様に中国人民解放軍部隊の国内での使用も保証できる。これに比べ、中国最新型の99式系列戦車の重量は約50トンで、しかも寸法がより大きく、国内の個別の地域では運送が困難である。

この新式軽戦車は伝統的レイアウト方案を採用し、操縦席は前、砲塔と戦闘室は中央、ディーゼルエンジンと伝動装置は尾部にある、とされる。主要な武器は排煙装置とサーマルジャケットを持つ105mm戦車砲および7.62mm機関銃で、105mm通常弾薬(サブキャリバー徹甲親子弾含む)が発射できるだけでなく、さらに105mmレーザー制御誘導ミサイルが砲から発射でき、射程が5,000mであるという可能性がある。戦車の車体と砲塔には溶接鋼材が使用されている。いくつかの画像から見て、戦車の足回りの上層はスカートによって防護され、車体前部と砲塔には反応式装甲が配備されて成形炸薬弾に対するより高いレベルの防護を保証し、平滑な車体は吊り下げ式装甲の装備を保証する。走行部分は両側にそれぞれ6つの転輪があり、起動輪は後方に置かれ、誘導輪は前に置かれ、3つの上部転輪がある。液圧式サスペンションが使用され、操縦者が地形に基づいて車体の底と地面の間隙を便利に調整できる可能性がある。

中国人民解放軍は1962年に第1両目の62式軽戦車を装備し、1963年からは63式水陸両用戦車の装備を開始した。この2種の戦車はいずれも85mm砲を使用し、乗組員は4名である。このうち一部の63式戦車は後に105mm砲と追加の防護装甲を装備した63A型にグレードアップされた。解放軍がZTD-05式およびZBD-05式戦闘車を装備した後、徐々に63A式戦車の淘汰が開始され、このうち一部の戦車はベネズエラに輸出され、同国海兵隊分隊の戦闘力を向上させた。

一部の分析者は、中国の新式軽戦車は将来さらに89式(PTZ-89)120mm自走対戦車砲に取って代わるかもしれないと見積もっている。これは解放軍のためだけに少数生産され、対外的に輸出、セールスされたことが全くない。(新浪軍事に感謝 編集翻訳:林海)

(頑住吉注:以後のページの画像のキャプションは本文の一部を切り取ったものなので省略します。)


 この新型戦車に関しては確か過去2回ほど関連の記事を紹介したはずです。開発意図や性格からして、日本の10式戦車と機動戦闘車の中間に位置する感じでしょうか。しかし中国のことですから日本とは比較にならない大量生産になるんでしょうね。

 中国の高等練習機関連です。

http://military.china.com/news/568/20131114/18146304.html


外国メディア:中国のL-15は部分的に第3世代機に取って代わることができる 価格はその50%

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:国産のL-15高等練習機が特技デモンストレーションを行う」)

カナダの「漢和安全保障業務評論」11月号の報道によれば、中国が生産するL-15高等練習機のエンジンの推力は台湾のIDF戦闘機のそれを超えており、弾薬搭載量は強-5攻撃機に相当し、中小の国にとって、部分的に第3世代戦闘機の作用に取って代わることができ、性能:価格比が非常に高い。

文章は、現在国際市場に存在するいくつかの種類の高等練習機、例えばL-15、Yak-130、M346、韓国のT-50はいずれも第2世代高等練習機に比べ推力がずっと大きいターボファンエンジンを装備しており、超音速飛行さえ実現できるものがある、とする。例えばL-15、T-50、M346は大出力レーダーに換装した結果、現代の高等練習機に射程少なくとも100kmの対地対艦攻撃能力を持たせ、航続距離でも武器搭載重量でも専用の戦術攻撃機、例えばスホーイー25、強-5のたぐいに負けない。にもかかわらず価格は第3世代戦闘機の半分前後であり、甚だしきに至ってはさらに低い。アフリカ、ラテンアメリカのあまり裕福でなく、甚だしきに至っては少数の第3世代戦闘機しか装備できない国にとって、現代の高等練習機は攻撃機、甚だしきに至っては一部戦闘機の作戦機能に取って代わるに足り、率先して使用できる、と言える。

まずエンジンを見ると、中国のL-15は2台のウクライナ製AL-222K-25エンジン、あるいは2台のAL-222K-25を使用する。AL-222K-25はYak-130のエンジンでもあり、軍用の推力は2,518kgに達する。25Fのアフターバーナー使用時の推力は4,200kgに達し、実際ややぜいたくである。すなわち完全に台湾のIDF戦闘機の動力の水準に到達している。このため25Fエンジン使用の結果、L-15の最大速度はマッハ1.4に達し、相当に素晴らしく、速度はIDFとほとんど同じである。

L-15の航続距離は3,100kmで、最大外部搭載重量は3トンに達し、適時に2つの600リットルのサブタンクを搭載し、600kmの作戦半径の任務を執行し、弾薬搭載量も2トンに達し得、強-5攻撃機に相当する。サブタンクを搭載しなければ400kmの作戦半径の任務を執行し、弾薬搭載量は3トンに達する。このため対地攻撃能力に関して言えば、L-15は強-5攻撃機に負けない。

ドバイ航空展で、洪都飛行機社はL-15を派遣してデモンストレーションを行い、かつ技術に関する説明を行ったことがある。設計師は、L-15は4冗長度フライバイワイヤシステムを採用していると言明する。これは実に人を不思議がらせるが、高等練習機の上に戦闘機と同じフライバイワイヤシステムを採用した場合、L-15の大ストレーキ空力外形を考慮すれば、低空の操縦性がきっと良好である。最大攻撃角度は30度に到達できるとされ、これはほとんど第3世代戦闘機の攻撃角度に近い。


 高等練習機を戦闘機、攻撃機に使えるとして途上国向けに販売するのは少なくとも第二次大戦直後にはあったことですが、それしか買えないから仕方ない、あるいは仮想敵国がそれと同等、またはそれ以下の装備しか持っていないからこれで充分、という購入理由だったわけで、現在のこの種の機はそれに比べると第一線の実戦機との差が縮まっているようですね。しかしこれだけ贅沢な仕様にすると、FC-1との価格差がさほどなくなってしまうのでは。
















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