コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその68

1月6日

 中国空軍関連です。

http://military.china.com/news/568/20140103/18260790.html


専門家:中国の殲ー11Bの航空電子システム、武器は全て国産 5年使ってスホーイー27のそれをすっかり飲み込む

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「殲ー11戦闘機」)

人民ネット北京1月2日電(記者 黄子娟) 東海防空識別圏の公布、実施後、2013年12月22日までに中国軍は偵察機、早期警戒機、戦闘機を51回のべ87機出動させ、関連空域に赴いて定例パトロール警戒および必要な緊急識別調査などの任務を執行した。緊急発進して外国軍機を調査する殲ー11戦闘機も軍事マニアの関心を集めているが、軍事専門家徐勇凌はメディアのインタビューを受けた時、この飛行機全体は内部構造から、システム設備、特に航空電子および武器を含め、すでに完全に国産化を実現している、とした。

国防部定例記者会見において国防部ニューススポークスマンの耿雁生は、東海防空識別圏の公布、実施後、中国軍は防空識別圏内の各種航空機の活動状況に対し全面的な監視コントロールを行ったとした。2013年12月22日までに、全部でその他の国と地域の軍用機のべ800機近くが我が防空識別圏に進入して活動したのを掌握しており、23の国と地域の56の航空会社が我が民航に飛行計画を21,475回通報した。我が防空の安全の必要性に基づき、中国軍は偵察機、早期警戒機、戦闘機を51回のべ87機出動させ、関連空域に赴いて定例パトロール警戒および必要な緊急識別調査などの任務を執行した。我々は東海防空識別圏に対し有効な監視コントロールを行っており、異なる空中の脅威に基づいて異なる措置を取り、国家の防空の安全を防衛した。

中国空軍ニューススポークスマン申進科空軍上佐も2013年11月29日に北京で、当日中国空軍は中国の東海防空識別圏に進入した外国軍機を識別調査し、防空識別圏内の空中目標に対する常態化された有効な監視コントロールを実現した、とした。彼の説明によれば、29日午前、中国空軍はスホーイー30、殲ー11などの主戦飛行機を組織して緊急発進し、アメリカのP-3、EP-3偵察機2回2機を調査し、中国の東海防空識別圏に進入した日本のE-767、P-3、F-15など3機種7回10機を識別した。

殲ー11戦闘機の性能に言及し、徐勇凌は次のように言った。殲ー11はスホーイー27を基礎に改良されたもので、この飛行機は開始されたばかりの生産ライン導入バージョンから後の基本的に完全な国産化バージョンまであり、その間には差異がある。国産化バージョンは航空電子方面において非常に大きなグレードアップが行われ、これには飛行コントロールシステムにグレードアップが行われたことも含まれている。殲ー11Bになると、この機は単に空力外形がスホーイー27と似ているだけで、この飛行機全体は内部構造から、システム設備、特に航空電子および武器を含め、すでに完全に国産化を実現している。

徐勇凌は、研究開発という角度から言うと、殲ー11の中国航空工業自体に対する推進は巨大なものだ、と語る。当時我々はすでに殲ー10を研究開発する能力を持っていたが、スホーイー27あるいはスホーイー30のような双発、大トン数の重戦闘機に関しては、この機を導入した時、中国は決して完全にはこの種の能力を持たなかった。その研究開発の手段、生産技術、特に全研究開発過程の中での各種専業人員の配置は、一般の中、小型第2世代機とは全く異なり、全く新しい知識構造、技術水準、生産模式だった。このため、スホーイー27の導入は中国の大型作戦機研究開発方面に対して非常に大きな推進作用を持った。当然、中国の科研作業者には非常に高い悟性と創新能力があり、この生産ライン導入後およそ5年にもならない時間で、もう基本的にスホーイー27の生産、研究開発模式をすっかり飲み込んだのである。


 中国が緊急発進などの行動を取れば中国の防空システムの実力に関する情報が蓄積されていくはずです。早期警戒機の能力に関しても以前よりはっきりしてきているんじゃないでしょうか。

 韓国関連です。

http://military.china.com/news2/569/20140103/18262715.html


韓国の2013年武器輸出、34億アメリカドルに達す 2006年の14倍

[韓国連合通信社2014年1月2日の報道による] 韓国国防調達プロジェクト管理局(DAPA)は、韓国の2013年の武器輸出額は記録的な34億アメリカドルに達し、2012年を10億アメリカドル上回り、2006年の14倍である、とした。

輸出増大の主要な原因はラテンアメリカや中東などの国向けの飛行機や艦艇の輸出が力強く増大していることである。DAPAは、武器輸出は意義あることで、何故ならそれは国際市場拡大を通じて需要不足を克服し、国防企業の競争力を向上させているからである、とする。

韓国飛行機メーカーの韓国航空・工業社(KAI)は先月11億アメリカドルの契約を締結し、イラク向けに24機のFA-50軽攻撃機を輸出し、中東の武器市場に進軍している。FA-50はT-50の発展機種で、KAIとアメリカのロッキード・マーティン社によって共同開発された。KAIはすでにインドネシア、トルコ、ペルーなどの国向けにT-50機を輸出したことがある。

また、コロンビア向けに巡視艇を輸出したのに続き、STX造船海洋は先月さらにペルーと7,130万アメリカドルの契約を締結し、ペルーのために5隻の巡視艦艇を建造する。(中国船舶工業総合技術経済研究院 常潤華)


 比較的貧乏な国向けの輸出が多いようですが、ロシアや中国といった旧東側系の兵器の輸入には問題、抵抗があるという国にとっては比較的安い韓国兵器はある程度魅力的なのかもしれません。

http://military.china.com/news2/569/20140103/18261602.html


ベトナム海軍史上初の潜水艦「ハノイ」号カムラン湾に到着

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ベトナムがロシアに発注したキロ級潜水艦」)

本報ハノイ1月2日電(記者 楊曄) ベトナム通信社2日の報道によれば、ベトナム初の「キロ」級636型ディーゼル・電池動力潜水艦「ハノイ」号が1日ベトナム中南部の軍港カムラン湾に到着した。これはロシアのサンクトペテルブルグ海軍部造船工場が責任を負ってベトナムのために建造する6隻の「キロ」級ディーゼル・電池動力潜水艦の第1隻目であり、ベトナム海軍が歴史上第1隻目の潜水艦を持ったことを示す。

2009年、ベトナム首相グエン・タン・ズンはロシアを訪問し、ロシアサイドと総額32億アメリカドルの大規模兵器発注契約を締結し、その中の20億アメリカドルは、6隻のロシアで最も先進的な「キロ」級636型ディーゼル・電池総力潜水艦購入に用いられる。

「ハノイ」号は2010年8月に建造が開始され、1年後進水してテストされた。協議によれば、第2隻目の潜水艦「ホーチミン」(頑住吉注:名前の規則性から言えば人名というより「ホーチミン市」ですかね)号もすでに建造が完成し、現在まさにテスト段階にあり、今年3月にカムラン湾に到着すると見られる。


 この潜水艦は中国のそれより高性能、あるいははるかに高性能だとする説もありますが、なんだかんだ言って中国にはかなり長い潜水艦の運用経験があり、また数が桁違いなので、ベトナムがどこまで中国に対抗できるかはまだ分かりません。

1月7日

http://tuku.military.china.com/military/html/2014-01-06/221936_2449329.htm

 中国の新しい輸出型小銃CQ-Aです。過去のM-16コピーを作ってもやっぱり中華風だったのとは違い(ちなみに7枚目の画像とかがそうですね)、言われなきゃ中国製とは分からない外観、しかも最近の流行にうまく合わせてきたなという感じです。オリジナリティはゼロですけど。それにこれまでは何となくカッコいいデザインになってても仕上げが荒いなーと思うものが多かったですが、この銃は画像で見る限りそういったのはなさそうです。全体的な加工技術の改善の1つの表れなのかもしれないですね。

http://tuku.military.china.com/military/html/2014-01-06/221946_2449521.htm

 「未来空母設計コンテスト」つーのが行われたそうで、1ページ目のは殲ー20艦載バージョンを搭載する原子力潜水空母、2枚目のは合体メカみたいに上下に分かれる空母で、上半分はロケットエンジンで飛べるというものだそうですが、何と申しましょうか。

 2013年に就役した中国の軍艦をまとめた記事です。

http://military.china.com/important/11132797/20140104/18263607.html


ロシアメディア、中国海軍2013年の新たな艦を総ざらい かつて1ヶ月に3隻就役

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国艦艇の更新速度の速さは西側にすこぶる驚愕を感じさせる」)

【グローバルネット総合報道】ロシアの「軍事平等ネット」1月2日の報道によれば、過ぎたばかりの2013年、中国海軍は再度装備更新のブームを起こし、相次いで18隻の新型水上艦艇を装備し、これには2隻の052C型駆逐艦、3隻の054A型護衛艦、9隻の056型軽護衛艦、2隻の補給艦、2隻の掃海艦が含まれる。

就役の順序に照らせば、中国海軍が過去12ヶ月の中で装備した新型水上艦艇はそれぞれ次の通りである。

1、「長春」号052C型駆逐艦、艦ナンバー150、2013年1月31日就役

2、「蚌埠」号056軽護衛艦、艦ナンバー582、2013年2月25日就役

3、「岳陽」号054A型護衛艦、艦ナンバー575、2013年5月3日就役

4、「常熟」号081型掃海艦、艦ナンバー843、2013年5月13日就役

5、「大同」号056型軽護衛艦、艦ナンバー580、2013年5月18日就役

6、「上饒」号056型軽護衛艦、艦ナンバー583、2013年6月10日就役

7、「太湖」号903A型総合補給艦、艦ナンバー889、2013年6月18日就役

8、「ウェイファン」号054A型護衛艦、艦ナンバー550、2013年6月22日就役

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「新鋭作戦艦艇が続々と海軍各大艦隊に加入」です。)

9、「恵州」号056型軽護衛艦、艦ナンバー596、2013年7月1日就役

10、「欽州」号056型軽護衛艦、艦ナンバー597、2013年7月1日就役

11、「梅州」号056型軽護衛艦、艦ナンバー584、2013年7月29日就役

12、「営口」号056型軽護衛艦、艦ナンバー581、2013年8月1日就役

13、「巣湖」号903A型総合補給艦、艦ナンバー890、2013年9月12日就役

14、「鶴山」号081型掃海艦、艦ナンバー844、2013年10月10日就役

15、「百色」号056型軽護衛艦、艦ナンバー585、2013年10月12日就役

16、「三亜」号054A型護衛艦、艦ナンバー574、2013年12月13日就役

17、「鄭州」号052C型駆逐艦、艦ナンバー151、2013年12月26日就役

18、「吉安」号056型軽護衛艦、艦ナンバー586、2013年12月31日就役

(編集翻訳:北斗)

(頑住吉注:後のページのキャプションは既出のものの繰り返しです)


 ちなみに8の「ウェイファン」号はこの前「遼寧艦」に随伴して南シナ海で訓練を行った4隻の艦の1つで、就役から半年も経たずに大役に抜擢されたことになりますね。「かつて1カ月に3隻就役」は5月のことです。艦の種類で分類すれば056型軽護衛艦がダントツで9隻(しかも同じ日に2隻というケースすらあり)、054A型護衛艦が3隻、052C型駆逐艦、081型掃海艦、903A型総合補給艦がそれぞれ2隻です。903A型総合補給艦は2万トン以上ありますが他は全て7,000トンクラスかそれ以下の比較的小さな艦ばかりではありますが、この数は確かに脅威です。ただし総合補給艦、掃海艦は直接戦闘を行う艦ではなく、056型軽護衛艦は基本的に沿岸警備に回るという意図らしいので有事に直接、積極的に他国と交戦する艦となると052C型駆逐艦2隻、054A型護衛艦3隻、計5隻だけということになるでしょう。

1月8日

 中国の軍事関連の記事は、

http://military.china.com/

 主にここを見ています。まあ中国には著作権という概念があまりないんで同じ記事は多くのページに無数に転載されているわけですが。で、ここに、

「俄媒:秘魯反映中国産5.56毫米子弾大量瞎火報廃」という見出しを発見しまして。まあ「ロシアメディア:ペルー、中国製5.56mm弾薬に多くの不発との報告を受け廃棄」といったところでしょう。で興味を持って、

http://military.china.com/important/11132797/20140106/18266292.html

 クリックしてこのページを見たわけですが、どういうわけか「外国メディア:ペルー、40セットの中国の90Bロケット砲を輸入へ」という記事で、中国製5.56mm弾薬廃棄なんていう内容はないわけです。変だなと思って元々のタイトルで検索すると、

http://www.rexuemil.com/junqingjujiao/zhongguojunshi//2014/0106/9144.html

 そういうタイトルの記事があり、末尾に関連の内容がありました。いつも見ているサイトでは弾薬廃棄関連を中国に不都合な内容と判断して削り、タイトルも変更したもののトップページの見出しは変更し忘れたということのようです。ペルーが中国製ロケット砲を買おうが買うまいが我々にはほとんどどうでもいいことなので、削除された部分のみ抜粋して紹介します。


ペルーメディアは中国の90B式ロケット砲輸入に対し疑問を呈している。この前メディアは、ペルーが2009〜2012年に中国から輸入した北奔2528、東風EQ-1180/EQ-2100および陜西自動車集団有限会社の斯太爾SX-190大型トラックの使用過程で深刻な問題が発生し、このうち2012年末に輸入されたSX-190はペルー陸軍第4師団に装備され、主にアプリマク川地域で活動しているが、陸軍の相応の技術要求に符合していない、とした。また、陸軍司令部は2013年内に、中国北方工業社(頑住吉注:ノリンコ)が供給した5.56mmx45口径弾薬の廃棄を命令することを迫られた。原因は多くの不発で、しかも輸入、調達の重要な条件であるNATOスタンダードに符合していない。ペルーは全部で520万アメリカドルの費用を費やし、51.2万発の普通弾薬と1.3万発のトレーサーを購入し、全て5.56mm口径だった。(編集翻訳:林海)


 ちなみに東風〜というのは東風系列のミサイルではなくオフロード車のことです。昨日は同じく小火器関連で、「全体的な加工技術の改善の1つの表れなのかもしれない」なんて書きましたけど、比較的簡単な弾薬、ソフトスキン装輪車両でも重大な問題があるわけで、やはりまだまだということなんですかね。当然中国軍自身が使う小火器弾薬や同種の車両の性能や信頼性にも疑問がもたれますし、はるかに高度なミサイルや装軌装甲車両に関してはもっと疑わしいと言わざるを得ません。だから削除したんでしょうが、削除していない記事も多く転載されている以上あまり意味なかったですね。

 「インドの最新空母『秘密の帰国』再び盗み撮りされる」という記事には、「ヴィックラマディヤ号空母は決して以前インド軍が語ったように艦隊によってその航路護衛が行われてはいない。現場から見て、1隻のターワ級護衛艦『テリカンダ』号(F51)しかいない」とありましたが、

http://tuku.military.china.com/military/html/2014-01-06/221949_2449609.htm

 最新の画像集では昨年末にはスエズ運河を抜けてインド洋に入り、他の空母「ヴィラート」を含む艦隊と合流した、ということです。なかなか堂々たる空母艦隊に見えますな。9ページ目のルート図を見ると、もう目的地に到着しているのではないかと思われますが。

http://tuku.military.china.com/military/html/2014-01-07/221977_2450426.htm#pic

 T-80BV戦車のディテールがよく分かる画像集です。

 台湾関連です。

http://military.china.com/news/568/20140104/18263800.html


台湾の2隻の3,000トン級巡防艦進水 南海での任務を執行する予定

台湾ネット(ブログ)1月4日の情報 台湾「海巡署」初の3,000トン級巡防救難艦「宜蘭艦」(CG-128)が3日午前、高雄で進水式を行った。これは「海巡署長」王進旺によって主宰され、続けて一連の海上テスト作業が行われた。またもう1隻の同級艦「高雄艦」は3月に進水する予定で、両艦は共に北部海域および排他的経済水域の巡防、漁業保護、救難任務に責任を負うことになる。

台湾の東森ニュースネットの報道によれば、宜蘭艦の進水式は午前10時に高雄旗津の中信造船工場で行われ、王進旺は、勤務執行海域が台日の論争ある海域に近いため、宜蘭県頭城町の管轄に属し、このため「宜蘭艦」という名になり、今年6月に戦力化された後、「海洋巡防総局」北部地区機動海巡隊に配属され、「主権」の維持保護および漁業権保障などの任務を執行する見込みである、と指摘した。彼はさらに、宜蘭艦の進水式は「政府」による海巡の編成、装備強化の上で指標としての意義があり、同時に宜蘭艦は各項目の設計上、省エネのパフォーマンスに符合し、台湾造船工業の技術および国際的競争力を見せる、と語った。

宜蘭艦(CG-128)は鋼材およびアルミ合金の材質で、全長119m、全幅15.2m、船深8.2m、4台のメインエンジン(2台のメインエンジンが1本の伝動軸を回す方式を採用し、2つの可変ピッチスクリューを持つ)による2つのスクリュー、2つの舵の形式で、艦首(艦尾)の舷側推進器、安定翼システム、動態位置決定システムを持ち、最大速度は24ノット、巡航速度15ノット、航続力1万海里である。武装としては40mm速射砲、20mm機関砲、T75機関銃を配備する。高圧放水砲の射程は120m以上に達し得、人員編成は50人である。

「海巡署」は、宜蘭艦は「海巡編成装備発展強化方案・3,000トン級巡防救難艦2隻新造計画」方案によって建造されたもので、総経費は52億1,426万2,000新台湾ドル、建造期間は2011年〜2014年、一方もう1隻の同級艦高雄艦は3月に進水する予定である、とする。2隻の艦は就役後、定期的に南海海域を航行し東南沙への運搬、補給を行うことになる。艦の後ろにはいずれもヘリポートがあり、必要な時はヘリを発着させ、もって海上空中法執行能力とパトロールの視野を増強することができる。


 漁業協定以後尖閣をめぐり台湾と衝突する可能性は低下していますが、わざわざ海巡署長が進水式で「勤務執行海域が台日の論争ある海域に近い」なんていうことを言ったというのは気になります。

 ロシア関連です。

http://military.china.com/news2/569/20140104/18263805.html


ロシア、白楊大陸間弾道ミサイルの試射に成功 カザフスタン国内の目標に命中

UPIウェブサイト2013年12月28日の報道によれば、ロシア国防省スポークスマンIgor Yegorov上佐は、ロシアは「白楊」RS-12M大陸間弾道ミサイルの試射に成功した、と語った。

12月27日、試射されるミサイル上には模擬弾頭が搭載され、アストラハン地域のカプースチンヤールミサイル発射場から発射され、カザフスタンの試験場の予定の目標を打撃した。

NATOが「シックル」SS-25と呼ぶミサイルは1985年に就役を開始し、最大射程は10,000kmで、1発の550キロトン級核弾頭を搭載できる。国防省は、自分たちは大部分のSS-18「サタン」、SS-19「Stiletto」、SS-25「シックル」大陸間弾道ミサイルを退役させ、2021年までにSS-27「シックル」-B(「白楊」-M)およびRS-24「Yars」ミサイルによって代替するつもりである、と語る。(核情報院 哈琳)


 カザフスタンは広いのでどのくらいの距離で試射したのかよく分かりませんが、アメリカまでの射程に比べればはるかに短いのは間違いありません。

1月9日

 F-35関連なんですが‥‥。

http://military.china.com/important/11132797/20140106/18266415.html


金も時間も節約 アメリカのF-35にあるいは「中国製」部品初採用か?

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「『中国製』部品がもし成功裏にF-35上で運用されたら、マイルストーンの意義を持つことに」)

外国メディア1月5日の報道は、信頼できる情報によればアメリカ国防省(ペンタゴン)は最近すでに「中国製」部品をアメリカの新世代武器製造に用いることに関する禁令を取り消した、とした。ここに至り、「中国製」の姿があるいは正式にF-35戦闘機を含むアメリカの新世代先端武器の上に出現することになるかもしれない。

アメリカ国防省が発表した文書がはっきり示すところによれば、国防省の調達、技術、物流業務を担当する副長官Frank Kendallは最近すでに、2つのF-35戦闘機部品供給商であるノースロップ・グラマン社およびハニーウェル社が戦闘機のレーダーシステム、脚およびその他のハードウェア設備を研究開発する時に、中国によって製造されたマグネットを使用することに同意した。しかもある関係者は、今回関連の禁令が取り消され、正式に「中国製」部品がアメリカ新世代先端武器開発に用いられることになり、これはアメリカ国防省に関して言えば稀に見ることでもある、としている。

「アメリカはずっと国防軍備製造方面において極力中国を排斥してきたので、今回の金額がかくのごとく大きいものに関わる国防調達大規模注文に対する解禁は、間違いなく稀に見るものだ。」 ある元国防省調達人員は、「私自身はこのようなことを経験したことは全くない」とする。

アメリカ国防省が禁令取り消しを言明した後、一部のアメリカ政界関係者も、「中国製」部品をアメリカ新世代先端武器研究開発に用いることは、すでに自分たちの「重大な関心」を引き起こしている、としている。ある一部の禁令取り消しに対し不満な人物は、アメリカでも少なからぬ企業が類似の部品を製造できるのだから、自分たちは国防省が何故「アメリカ製」ではなく「中国製」を選択するのかに対し、重大な疑義を表明する、している。

Frank Kendallはこれに答えて、「中国製」部品を採用するのは主にその価格が手頃で、アメリカが数百万ドルの不必要な開発費を節約するのを助けられるからだ、とした。同時に、「中国製」の採用はF-35戦闘機軍事調達プロジェクトのできる限り早い商品引き渡しも保証できる。計算によれば、もしこの時「中国製」マグネットの使用を放棄してアメリカ本土メーカーの選択に転じれば、国防省はあるいは1,080万アメリカドルの枠外の支出、および2.5万時間のマンパワーを費やすことになるかもしれず、このことは予算的圧力がすこぶる大きいアメリカ国防省にとっては全くの浪費に属すると言える。

(頑住吉注:2ページ目)F-35計画はすでに深刻に支出超過し、物が良くて廉価な中国の部品の使用はそのコスト節約を助けることができる

(頑住吉注:3ページ目)既存の中国の部品の使用は、F-35の製造期間短縮を助けることができる

(頑住吉注:4ページ目)F-35はアメリカの多くの先端武器の1つである

(頑住吉注:5ページ目)中国の製造業は現在すでに服飾、玩具など低付加価値製品から脱し始めている

(頑住吉注:6ページ目)オバマの演説時、強風でアメリカ国旗が吹き飛ばされ、中国メーカーの商標であるZPMC(振華重工)が露出した

(頑住吉注:7ページ目)中国の高速鉄道は間もなく国外に輸出される

(頑住吉注:8ページ目)国力の不断の増強とに、中国の製造業は必ずや全世界にあまねく行き渡ることになる


 単なるマグネットなら品質の差はあまりないのかもしれませんが、変なものが埋め込まれていない保証はできるんでしょうか。日本も購入する兵器だけに心配です。

 ロシア海軍関連です。

http://military.china.com/news2/569/20140106/18266106.html


ロシア海軍、2014年に40隻の新型艦艇と軍用補助船の受領を計画

「安全保障業務の世界」ウェブサイトは2014年1月4日、ロシア海軍は2014年に40隻の新たな艦艇と軍用補助船を受領する見込みである、と報道した。

各クラスの水上艦艇の他、2014年にロシア海軍はさらに第3隻目の「北風」級潜水艦、および1隻のディーゼル・電池潜水艦を受領することになる。この他、ロシアはさらに継続して「アドミラル ナシモフ」号原子力ミサイル巡洋艦および3隻の攻撃原潜の維持修繕と改装を行う。「アドミラル ナシモフ」号原子力ミサイル巡洋艦は2018年に改装を完成させて再度就役する見込みで、その配備する武器システムは同類艦艇の中で最も先進的なものとなる。

「イゴール ベロソフ」号海上救援船は2014年末に就役し、主に遭難した潜水艦や艦艇の救援に用いられる。(中国船舶工業総合技術経済研究院 呉小蘭)


 まあ40隻というのはごく小さな船まで含めての話でしょうが。原子力巡洋艦はユニークな存在ですが原子力空母もないロシア海軍にとって運用コストに見合う存在なんでしょうか。

 シリア関連です。

http://military.china.com/bbs2/11053806/20140103/18262958.html


実に奇異! プロパンガスボンベ迫撃砲

デイリーメールの報道によれば、武器装備が比較的立ち後れている反政府派は交戦の合間にも暇にはしておらず、彼らは不断に頭を使い、現場で材料を得て、1つまた1つといささか人をびっくりさせる武器を自作している。この簡易な「迫撃砲」が発射する砲弾も兵士たちが現場で材料を得たもので、彼らは民間用のプロパンガスボンベにいささかの改造を加え、すぐに1発の簡易な砲弾を作り出した。

(頑住吉注:2ページ目)報道によれば、シリア反政府派兵士の最新の発明は迫撃砲に似た発射装置で、この装置は実際には兵士たちが排水管を用いて改造して作ったもので、彼らが選択使用した排水管は専用の海難救助に用いる排水管である。改造後の砲身は迷彩色に塗装され、遠目に見るとまるで本式の武器のようである。


 外観は第一次大戦中の手製迫撃砲に似ていますが、プロパンガスボンベがまるごと爆発したらかなりの焼夷弾としての効果があるのでは。

1月10日

http://tuku.military.china.com/military/html/2014-01-09/222004_2450993.htm

 中国版「ロングボウ」レーダーを搭載した武直ー19の画像集です。武直ー10もエンジン出力の関係でこういったものを搭載し難いとする記述がありました(「武直-10に対する批判」)が、何故より小型の武直ー19には搭載できるのかよく分かりません。

http://tuku.military.china.com/military/html/2014-01-08/221998_2450920.htm

 イランの「Khyber」ブルパップライフルです。中国の95式の旧タイプ同様の位置にセレクターがあって操作しにくそうです。セレクターの表示は「1」、「3」、「S」という風に見え、普通に考えればセミ、3発バースト、セーフでしょうがフルオートがないとは考えにくく(そりゃまあそんな銃ももちろんありますけど)、また「S」の文字が赤いのでセーフではないような感じもし、よく分かりません。

 「ヴィックラマディヤ」関連です。8日に「ルート図を見ると、もう目的地に到着しているのではないかと思われますが」と書きましたが、やはり7日に到着していました。

http://military.china.com/news2/569/20140108/18272985.html


インドの中古空母、本土の基地に到着 ロシアの維持修繕チーム、1年駐留

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「インドの『ヴィックラマディヤ』号空母(資料画像)」)

「ロシアの声」ウェブサイトがインドのIBNテレビ局の現地時間8日の報道を引用したところによると、インド海軍の「ヴィックラマディヤ」号空母はすでにインド南部のカルナータカ州沿岸のカワール海軍基地に到着した。

報道はインド海軍の消息筋の人物の話を引用し、この空母は現地時間7日に基地に到着し、そのインド海軍の中の艦船との整合過程は3〜4ヶ月を必要とする、とした。

報道は、「ヴィックラマディヤ」号空母は決して飛行機や武器を搭載していない、と明らかにした。ロシアの保障維持修繕チームはカワール基地に1年駐在することになる。

「ヴィックラマディヤ」号空母は2013年11月26日にロシアのセベドロビンスクから出発し、インドの永久性基地に向かった。


 スエズ運河を通ったので意外に早かったですね。インドには空母の運用経験があるので、3〜4カ月あれば一定の戦闘力を持ち得るのではないでしょうか。次も間接的に関係ある話題です。

http://military.china.com/news2/569/20140108/18272874.html


ロシア軍空母、ミグー29K艦載機に換装へ 飛行員、すでに養成訓練を開始

人民ネット1月8日の情報 タス通信の報道によれば、ロシア北方艦隊の空軍飛行員は今年からクラスノダール地方国境地域のイェイスク養成訓練基地で、ミグー29K新型艦載機の操縦の学習を開始する。

ロシア西部軍区ニュース所所長ワキム シェーガは、1年以内に、艦載機飛行中隊の飛行員はイェイスク飛行養成訓練センターにおいて再養成訓練を通過することになる、と明らかにした。現在、飛行員は理論養成訓練を受けているところである。

報道によれば、ロシアの第4++世代ミグー29K艦載機は艦隊防空の任務解決、制空権獲得、高精度武器を使用しての水上および地上目標攻撃に用いられる。

この前、ロシア海軍は第1ロット4機のミグー29K/KUB艦載戦闘機を受領した。これには2機のミグー29K単座戦闘機と、2機のミグー29KUB複座戦闘機が含まれ、ロシア唯一の現役空母「クズネツォフ」号上に配備される。この空母はロシア海軍北方艦隊に隷属し、現在ムルマンスク港に位置し、現在空母上に搭載されているのはスホーイー33海軍戦闘機である。

また、ロシア国防省が2012年2月にミグ社と締結した契約によれば、ミグ社は2015年までにロシア空軍に20機のミグー29Kと4機のミグー29KUB戦闘機を引き渡すことになる。


 ミグー29Kの訓練はインドの方が先行するという妙なことになっているわけですが。たった24機? と思いましたが、「クズネツォフ」は本来固定翼機は20機くらいまでしか搭載できないようで、小型のミグー29Kになれば4機増えるということかもしれません。より小さい「ヴィックラマディヤ」はもっと少なくなるはずですが、大型機であるスホーイー33と基本的に同じサイズであるはずの殲ー15を搭載する「遼寧艦」とではそんなに差は出ないかもしれません。

 台湾関連です。

http://military.china.com/news/568/20140108/18271037.html


台湾軍:アパッチのあらゆる伝動ボックス、すでにアメリカに返して検査、修理 飛行回復は通知待ち

台湾海ネット1月7日の情報 台湾の「中央社」の報道によれば、台湾陸軍司令部計画所長呉天安少将は今日(7日)、陸軍が新たに購入したアパッチAH-64Eヘリのあらゆる伝動ボックスは元々の工場に送って検査、修理が必要で、アメリカサイドの正式な通知を待った後でやっと飛行回復ができる、と語った。

陸軍がアメリカから購入した第2弾のアパッチAH-64Eヘリは、3機が今日早朝に出発して陸軍台南帰仁基地に輸送され、全過程はトレーラーによって搭載されて輸送され、非常に目立った。

呉天安は午前、安全保障業務部門記者会見の中で、あらゆる伝動ボックスは元々の工場に送って検査、修理する必要があり、検査、修理が完成し、アメリカサイドの正式な通知を待ってから、やっと飛行が回復できるが、今になってもまだ正式な通知は得られていない、とした。

また陸軍は、この後3月、5月、7月にそれぞれ3回に分けて台湾に輸送されてくるアパッチAH-64Eヘリは、まず伝動ボックスを元々の工場に送って検査、修理が完成した後、さらに順に台湾に送られる、と説明した。

陸軍は去年12月中旬にアメリカサイドの飛行安全通告を受け取り、米軍の1機のAH-64Eにメインの伝動ボックス内のナットのトルクが効果を失い、飛行の安全に影響するため、全面飛行停止となった。


 P-3Cに続いてまた? と思ったんですが、これは台湾軍機に問題が起こったわけではなく、米軍機に問題が起こったため同型機である台湾軍機の飛行も停止されたということですね。

1月11日

 「遼寧艦」関連です。

http://military.china.com/critical3/27/20140106/18265646.html


遼寧号の豪華な陣容には深遠な哲理が隠されている 国産の新たな空母の真の姿が明るみに

先日、メディアは遼寧号空母作戦群が総合演習を完成させた豪華な陣容を明らかにした。すなわち3隻の駆逐艦、3隻の護衛艦、2隻の潜水艦、1隻の上陸艦という10隻による構造である。このような構造はすでに細々とした仕事ではなく、無敵艦隊の陣容である(頑住吉注:それはいくらなんでもオーバー)。この中から、我々はどんな情報を見いだせるのだろうか? 筆者はこの中の情報量は非常に多いと分析する。最も主要なのは、中国の新世代国産空母の真の姿が隠されていることだ。

遼寧号は中型空母に属し、満載排水量は6.7万トンに達する。殻はウクライナから来た「ワリヤーグ」だが、その他の方面は、動力、内部のパイプライン、制動ケーブル、艦載機、艦載火力システム、動力システム、ミサイルシステム、電子通信システム等々、全て国産である。このため、我々は遼寧号を第1隻目の国産空母と呼ぶこともできる(頑住吉注:それもどうかと)。だが、遼寧号はスキージャンプ発進の空母に属するため、カタパルト発進の空母に比べると1世代立ち後れている。我々は遼寧号を中国第1世代国産空母と定義するしかない。中国軍の遼寧号に対する位置付け(すなわち訓練と検証)から見て、中国軍の遼寧号に対する期待値は決して非常に高いものではない。すなわち、この艦はもっぱら近海防衛を行い、遠洋作戦任務を賦与されることはなく、全体的な防御範囲は第2列島線を超えることはないかもしれない。

これをふまえてさらに遼寧号の豪華な陣容を見ると、3隻の駆逐艦、3隻の護衛艦、2隻の潜水艦、1隻の上陸艦であり、現在の3隻の駆逐艦はまだ051Cあるいは052Cである。だがもし052Dに換装されたら、その3隻の052Dの戦闘力は12隻のアメリカの「靠笨死」(頑住吉注:「頼る」、「愚か」、「死ぬ」というイメージの悪い文字で先日遼寧艦に接近して事件になった「カウペンス」と書いて見せたようです)を超える(頑住吉注:052Dが3隻でタイコンデロガ級巡洋艦12隻の戦闘力を超えるとはいくらこの筆者でも言わんと思うのでたぶん1〜2隻でしょう)。このような超豪華な作戦群の陣容は、疑いなく近海でのみ散歩しようとする「大花瓶」(頑住吉注:検索するもヒットせず。実用品ではなく観賞用、といった意味ですかね)、「引きこもり」ではなく、必然的にアメリカ空母作戦群に対抗できるスーパー遠洋艦隊である。

3隻の駆逐艦、3隻の護衛艦、2隻の潜水艦、1隻の上陸艦(将来はさらに4万トン級のヘリ空母088を配備することができる)は、絶対にトン数が6.7万トンしかなく、発進をスキージャンプに頼る遼寧号にはもったいないことが目立つ。この使命を完成するには、より大きな空母、より先進的な新世代空母を建造するしかない。現在の遼寧号がこんなにも豪華な配置なのは、実戦のためではなく、超豪華な空母作戦群の組織の協調、情報の相互連絡、空海一体、協同作戦能力を訓練するためであり、将来スーパー空母に交換するための準備を行うためである。

中国の新世代空母は一体どのくらい大きいのか? メディアが伝えるところを見ると、多種の推測があり、8万トンと言うものあり、9万トンと言うものあり、11万トンと言うものもある。筆者は、中国の現在の創新能力をもってすれば、11万トン級の空母建造に技術的障害はないと考える。遼寧号の3隻の駆逐艦、3隻の護衛艦、2隻の潜水艦、1隻の上陸艦という構造から見て、中国の新世代空母は10万トン前後のはずである。このように判断するのは、第1にその陣容と任務の要求が根拠である。第2に、中国の軍備発展の特性である。中国の軍備は「最強の敵」を参照しており、例えば殲ー20の主旨はF-22の制圧にある。殲ー31の主旨はF-35の制圧にある。ならば、中国の新世代国産空母は疑いなくアメリカのフォード号の性能を参照して設計されるだろう。この角度から見ると、10万トン級はまだ入門的トン数でしかない。

中国の新世代空母がカタパルト発進方式を採用することに全く疑いはない。しかも最もあり得るカタパルトは蒸気カタパルトではなく電磁カタパルトである。各方面から伝えられる情報を総合的に分析すれば、中国は現在すでに電磁カタパルトの技術問題を解決しており、中国が蒸気カタパルトというこの回り道を避けて直接電磁カタパルトに行く、これは完全にあり得ることである。このため、原子力動力を使用する可能性も相当に大きい。

中国の軍事科学技術の全体的能力は世界を不思議がらせる。去年以来の軍事科学技術の爆発的発展は、間違いなく国内外の広大な軍事マニアの目をすでに何度も輝かせた。中国の新世代空母は広大な軍事マニアの目をさらに何度か輝かせ得るのか否か? 我々は刮目して待とうではないか!


 ちょっと愛国心が極端すぎて見方がゆがんでいるのがありありと分かりますが、中国の一部にこの種の高揚があるのも確かで、またそれをたしなめるような論調もこれまで何度か紹介したようにあるわけです。

 韓国関連です。

http://military.china.com/news2/569/20140108/18271063.html


韓国の2014年に入隊した新兵の多くは近視 国防省、軍用眼鏡の普及へ

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションですが、タイトルと同一なので注釈のみ示します。「(韓国の「朝鮮日報」ウェブサイトの画像)」)

韓国の「朝鮮日報」の報道によれば、新年初の現役兵入隊式が6日午後忠南論山錬武邑陸軍訓練所で行われた。挙手して敬礼している入隊する青年の大部分は眼鏡をかけている。半分前後の兵士が眼鏡をかけているため、韓国国防省は2015年までにまず8.5万余りの戦闘用眼鏡を普及させることを決定した。


 戦闘用眼鏡って普通のとどう違うんすかね。

 スペイン・中国関連です。

http://news.china.com/international/1000/20140106/18265012.html


スペインのテレビ局の年越し娯楽番組、中国人のイメージを馬鹿にし、悪し様に描く

【グローバル時報駐スペイン特約記者 王方】 毎年元旦前夜のテレビ番組はスペインの各テレビ局の視聴率争奪の戦場である。スペインテレビ第5は今年の年越し娯楽番組の中である小品を登場させたが、何と中国人のイメージを馬鹿にし、中国人を醜いことおびただしく演じた。

スペインテレビ第5のこの小品番組は、中国のウェイターに半球形の帽子をかぶせ、後頭部に長い辮髪をつけた三枚目のイメージの扮装をさせた。番組の中では、スペイン人の男性と愛人がある中華飯店で食事し、ちょうど自分の妻とその父母もここで食事していた。そこでこの男性は何度も着替え、愛人と妻の間を回るが、最後にはやはりばれる。演出はこの男性に「三枚目」式の中国人ウェイターの扮装をさせて受けを取った。この役者は跳梁する三枚目然として、表情が怪異で、愚かそうで、誇張されているだけでなく、動作も卑賤、おっちょこちょい、ナンセンスで、腰を屈めて客人を接待するようにして女性客の尻を叩いた。これだけではなく、演出はさらに台詞の中でも客に中国のウェイターを「白痴」、「間抜け」と罵らせ、中国のウェイターに厨房から「犬肉」、「猫肉」を出してきて客に食べさせるなどさせた。

この番組の放送後、スペインの中国人らの中に憤怒を引き起こした。スペインの「スペイン・中国文化交流協会」会長楊若星女史は5日「グローバル時報」記者に対し、スペインのテレビ局がこのような内容を用いて笑いを取ったのは余りにも行き過ぎで、我々は弁護士といかに交渉するか相談しているところであり、彼らに謝罪と二度としないことを要求する、とした。この種の番組は芸術作品ではなく、ゴミの同類でしか有り得ない。


 これって中国人自体を馬鹿にしたんではなく、浮気がばれそうになった男が無茶苦茶なイメージの中国人に化けてドタバタを演じ、観客が「そんな中国人いるかよ」と突っ込んで笑う、というものなのでは。そんなに本気で怒るようなことですかね。

http://roll.sohu.com/20140107/n393066205.shtml

 画像はここにありました。

1月12日

 殲ー16関連の短い記事を2つ紹介します。なお同じ記者による記事で、重複部分もあります。

http://military.china.com/important/11132797/20140109/18274814.html


中国の新型空対空ミサイル、殲ー16と組み合わされる あらゆる第3世代機が逃れ難い

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「新型国産空対空ミサイルは空軍の作戦能力を向上させることができる」 なおこの記事のキャプションは全てこれと同じなので以下省略します。)

人民ネット1月9日の情報(張潔嫺) 先日、中国の新型空対空ミサイルがネット上に真の姿を現した。ある外国メディアは分析し、このミサイルは殲ー16戦闘機とコンビネーションされ、ひとたび戦場で攻撃を発動したら、いかなる第3世代機も完全に逃れることは難しい、とした。軍事専門家胡思遠も湖北衛星テレビのインタビューを受けた時、この寸法の大きい新型空対空ミサイルは空中格闘の中で極めて大きな優勢を占めることになる、と指摘した。

新年早々明るみに出た一連の中国新型作戦機の画像の中で、我が国が研究開発中の殲ー16戦闘機が初めて飛行する姿で出現した。専門家は、この戦闘機は将来あるいは密集した試験飛行段階に入るかもしれず、攻撃・爆撃型の重戦闘機と位置付けられ、その最大の特徴は超視距離攻撃能力と対地対艦の強大な打撃能力を持つことである、と推測する。

最も新しく明るみに出た原型機のテストの写真はさらに、この機の主翼に1発の白色のミサイルが搭載されていることをはっきり示しており、外形は少し前中国の殲ー20第4世代ステルス戦闘機上でテスト中だった新型空対空ミサイルに近い。

アメリカの「安全保障業務ニュース」ウェブサイトは、中国のこの新型空対空ミサイルの寸法は現在世界で現役のあらゆる格闘ミサイルを超える、と考えている。中距離迎撃を併せ配慮したフランスの「MICA」(頑住吉注:)(「Missile d'Interception et de Combat Aerien」、「迎撃・空戦ミサイル」)に近い、と。

一方軍事専門家胡思遠は、この寸法の大きい空対空ミサイルは、空中格闘の中でより優勢を持つことになる、と考える。

彼は、ミサイルの動力の大小はその寸法の大小を決定し、エンジンの動力が大きくなるほど遠くを撃つことができ、加速度、射程の上でより優勢を持つ、と指摘する。この空対空ミサイルの動力は大きく、速度は速く、射程は長く、空中格闘の中で非常に大きな優勢を占めることになる。


 じゃあ空対空ミサイルは大きければ大きいほどいいのかといったらもちろんそんなことはなく、大きければ搭載可能な数が減るなどデメリットも当然あるわけですし、「逃れ難い」かどうかは速度、加速性、射程だけでなく当然誘導システムの質にも関わってくるはずです。

http://military.china.com/news/568/20140109/18275129.html


分析、殲ー20が「ドアの蹴破り」を行い、殲ー16が敵艦隊を横薙ぎに、と指摘

人民ネット1月9日の情報(張潔嫺) 年初に明るみに出た一連の中国新型作戦機の画像の中で、我が国が研究開発中の殲ー16戦闘機が初めて飛行する姿で出現した。軍事専門家胡思遠は湖北衛星テレビのインタビューを受けた時、殲ー16は第3世代半戦闘機に区分けされ得、日韓などの旧式第3世代戦闘機は決してその相手ではない、とした。

報道によれば、殲ー16戦闘機は殲ー11Bを基礎に研究開発された最新の多用途戦闘機であり、その多くの機能は中国が以前ロシアから導入したスホーイー30MKK戦闘爆撃機に似ている。専門家は、この戦闘機は将来あるいは密集した試験飛行段階に入るかもしれず、攻撃・爆撃型の重戦闘機と位置付けられ、その最大の特徴は超視距離攻撃能力と対地対艦の強大な打撃能力を持つことである、と推測する。

現在、中国周辺諸国が装備する重戦闘機にはインドのスホーイー30、日本および韓国のF-15が含まれるが、ある分析は、殲ー16は対地作戦に長じているだけでなく、さらに特別に制空作戦能力を重視しており、技術上周辺諸国の同類戦闘機を超越している、と考える。

日本の月刊「軍事研究」も、殲ー16はアクティブフェイズドアレイレーダーを採用するという状況下で新型空対空ミサイルと結合しており、これに比べ日本がアメリカから購入した武器装備にはいかなる言うに値する優勢もない、と指摘している。

胡思遠は殲ー16戦闘機は間違いなく日韓が現在装備している戦闘機に比べより優越しており、その作戦半径が大きく、機の電子設備が自動でターゲットを捜索でき、搭載する武器に中、遠距離の各種ミサイルが含まれているからだ、とする。特に北斗ナビゲーション衛星システムを追加装備した後、殲ー16は第3世代半戦闘機に区分けされ得、日韓などの旧式第3世代戦闘機は決してその相手ではない、とした。

ある分析は、殲ー16戦闘機は主に中国海軍航空隊のために研究開発されたもので、もし未来の殲ー20が「ドアを蹴破る者」の役割を果たすとするならば、殲ー16は「横薙ぎ」の任務を執行することになる、とする。ひとたび殲ー16が南海、東海に鎮座すれば、敵艦隊を震撼させ、あえて軽易に接近させなくさせるに足りる。


 私は基本的に戦闘爆撃機として設計された機が制空戦闘において純粋な制空戦闘機より有利になるという可能性は低いと思いますが。

 ロシアの無人機関連です。

http://military.china.com/news2/569/20140107/18269006.html


ロシア軍、「国家センター」建設を決定 無人機作戦専門家の中核を養成

ロシアの「視点報」5日の報道は、ロシア国防相は2014年に部門にまたがる無人機センターを基礎に統一的な無人機国家センターを建設することを決定した、とした。このセンターは主に国防省と無人機を使用する各部門のための専門家の養成訓練を担当することになる。

報道は、去年部門にまたがる無人機センターは800名余りの専門家を養成訓練し、彼らはロシア軍が建設する無人機部隊のバックボーンたる力量となる、とする。新たに成立するセンターは、各部門の無人機領域の専門家に対して養成訓練を行うことを担当し、同時にあらゆる無人機の装備を準備する部隊の無人機システムに対するテストを行うことも担当する。2013年、ロシア軍が装備する無人機は訓練の中で全部で1,000回余りの飛行試験を行い、もって実戦に近い状況下での実際の性能をテストした。これには対空ミサイル部隊に配備、使用される「検査員-202-O」型無人機に対してテストを行ったことが含まれ、この無人機は主に対空ミサイルの目標指示に用いられる。また、ロシアは各種の先進的無人機を研究開発中である。去年末、ロシア連邦安全保障局は「プジェロ-CM」無人機の配備を開始した。機には高解像度ビデオカメラと先進的なサーモグラフィー装置が配備され、この中のビデオカメラという1項目でもう210万ルーブルの資金が費やされ、一方高解像度サーモグラフィー装置は国産品である。専門家は、このシステムは距離10kmのところにいる人の外形や自動車の類型を見分けることができる、とする。

ロシア総参謀部代表ノビコフ少将は、今年ロシア軍の中に無人機中隊の建設が始まる、と言明している。彼は、ロシアは偵察に用いることができるだけでなく、打撃行動が実施できる中、遠距離無人機研究開発中である、と強調する。この無人機は遠くない将来ロシア軍に装備されることになる。現在ロシアでは30社余りの会社が無人機設備を生産しており、このうち大手は8社ある。ロシア国防省とカザンの企業「アイニコス」は34機の「副翼-3SV」近距離偵察無人機を生産する契約を締結した。総額は1億ルーブルを超え、契約は2014年の年末までに履行が完成する。ロシアの「スホーイ」社は2018年に初の重量が20トンに達する攻撃型無人機のサンプル機を登場させる。この無人機は第5世代機T-50の技術を基礎に研究開発されるとされる。一方ロシアの「雄鷹」社が研究開発を担当する重量5トンの無人機も2015年から2016年の変わり目に登場することになる。


 1年間に1,000回余りの飛行試験、というのはたぶんアメリカや中国に比べれば格段に少ないんでしょうが、日本よりはるかに多いことも確かで、ロシアも本気でこの分野の遅れを取り戻そうとしているようです。
















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