コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその70

1月20日

 「遼寧艦」関連なんですが、ちょっと面白いことが起こったみたいです。すでにマスコミでも取り上げられましたけど中国のある当局者が国産空母の建造を認める発言をしたと報道されました。で、私いつも通りその記事の文字列をコピーしてメモ帳に貼り付けて印刷し、昨日現場で訳して今見直しのために再び元のページを表示しようとしたんですが表示されません。これはまあ時々あることなんで記事タイトルで検索しましたがほとんどヒットしません。著作権無視で同じ記事が無数に転載される中国でこれは普通はないことです。例えば先日中国が輸出した弾薬が不発が多いため廃棄された、という記事の当該部分が削除されたものの、他の転載記事では残っていた、という例を紹介しましたよね。唯一ヒットしたページはある軍事サイトのメインページで、そこに見に行ってみるとやはり記事は削除済みでした。弾薬の件はそのサイトの判断で削除したんでしょうが、今回はもっと高いレベルでの徹底的な削除が行われたようです。それだけまずい情報だったということですね。ということでURLは紹介できませんが記事内容をいつも通りのスタイルで示します。


遼寧省委員会書記、国産空母が大連で建造されていることを事実確認 工期は6年

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国の未来の空母の想像図」)

大公ネット沈陽1月18日電(記者 宋偉) 遼寧省第12回人民代表大会二次会議が沈陽で開催されている。遼寧省委員会書記で省人民代表大会常任委員会主任ワンミン(頑住吉注:姓が王で名前は王偏に民)は18日午前、大連代表団分組討論に参加した時、「遼寧号」引き渡しに続く、我が国第2隻目の国産空母が大連造船工場で着工され建造されており、期間は6年と見られ、将来我が国は少なくとも4隻の空母を持つことになる、と明らかにした。また、大連造船工場はさらに2隻の、ニューバージョン「中華イージス」の呼び名がある052D型ミサイル駆逐艦の建造を担当することになる。

キーワード:大連造船工場

中国軍の国産空母に関する情報はずっとあるともないとも言わず、「どこで着工するか」に至ってはさらにひた隠しに隠されている。国防省は去年9月27日に行った定例記者会見で、記者が「あるメディアが、中国の第2隻目の空母が上海で建造中であり、年末に進水する見込みと指摘している」ことの証明を求めたのに対し、国防部ニュース事務局副局長でニューススポークスマンの楊宇軍上佐は次のように指摘した。この報道は正確ではない。我々は国家の経済社会の発展状況、国防と軍隊建設の需要を根拠に、総合的に空母開発建造問題を考慮する。

一方国防部が行った最近のある(2013年12月26日)定例記者会見では、また記者が次のように質問した。最近中国船舶重工がメディアを通じて、同社の第4四半期の軍事商取引発注が前の3つの四半期の総計を超え、最近さらに2つの軍事工業スーパー契約を締結し、メディアはこれは国産空母着工の情報なのか否かと推測しているが、事実確認をお願いする。また遼寧艦はさらに遠洋訓練を行うのか?

国防部ニュース事務局局長でニューススポークスマンの耿雁生は次のように回答した。この2つの問題にいずれに関しても、私には提供可能な新たな情報はない。(頑住吉注:本来ここ改行した方が分かりやすいです)だがもし遼寧省委員会書記で省人民代表大会常任委員会主任のワンミンが明らかにした「国産空母、大連造船工場において着工、建造」との内容が事実に属せば、これは中国当局が初めて公然と認めた国産空母建造中との情報となる。

この前、「解放軍総装備部は中船重工および中船工業と国産空母建造の契約を締結済みであり、それぞれ大連造船工場と上海長興造船工場で各1隻が建造されることになる」との噂に対し軍事専門家李傑はかつて分析し、2つの原因から初の国産空母は大連造船工場に場所を選択して建造されるべきだ、とした。1つには中国初の空母遼寧艦はまさに大連造船工場によって建造されたものだ。建造過程で、この工場は多数の工程技術人員を養成済みで、彼らは空母建造に対しすでに一定の経験を持っている。2つ目は大連造船工場には悠久の歴史があり、中国初のミサイル潜水艦、快速艇、ミサイル駆逐艦、燃料・水補給船などはいずれも大連造船工場によって建造されたのであり、軍艦建造において一定の優勢を持つ。


 以下は既出の情報ばかりなので省略します。この記事がハイレベルで徹底して削除されたということは出してはまずい情報だったわけで、事実だった可能性が高いと思われます。ワンミン氏は当局者といっても地方レベルの、しかも建造が行われているとされる地元の有力者で、言ってはいけない情報をいかにも漏らしそうな感じがし、この人が今後どうなるのかもヒントになるかもしれませんね。

※その後関連のページが何故かすでに復活しつつあります。

http://blog.sina.cn/dpool/blog/s/blog_67a475c50102f9a8.html

 私が最初に見たページではありませんが同じ内容です。しかし大部分はこれとは違う新たに書かれた似たような内容の記事で、また記事タイトルで検索すると転載された多数のページがヒットするようになりましたが、大部分はエラー表示です。まだ何か混乱しているんですかね。

 殲ー20関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20140118/18297832.html


ニューバージョンの殲ー20のディテールが明るみに 新型の灰色の塗装を採用

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「殲ー20は中国の次世代主力機種になることが有望」)

原題:ニューバージョンの殲ー20のディテールが明るみに 軍事マニア、それを銀河戦闘艦と呼ぶ

2014年1月18日、国内の著名な軍事フォーラム、ウェブサイトに、殲ー20の新たな原型機とされる1枚の画像が出現し、このコードナンバー2011の新たな殲ー20機はブログ上の軍事マニアによって「銀河戦闘艦」と呼ばれ、この機はFー22戦闘機に似た灰色の制空塗装を採用しており、この塗装は新型ステルス塗装であり、現在すでに殲ー20戦闘機上に応用されているのだ、とされる。その場にいた人が明らかにするところによれば、ニューバージョンの殲ー20は外観上少なくとも10カ所殲ー20の前の2機の検証機との差異があり、このうちメインの脚のカバープレートの寸法がはっきりと縮小し、かつ鋸歯状の構造がなくなっている。また、殲ー20戦闘機のストレーキに比較的大きな改修がなされている。

ニューバージョンの殲ー20のキャノピー内に強化リブが追加装備されているのは構造強度を増強するものだとされ、強化リブはキャノピーの透明体内面にあって外表面の連続性に影響はなく、キャノピーのステルス効果に影響はなく、しかも前後が厚さを変えてつながる設計を実施し、キャノピーの重量を軽減しまた中ほどの区域の可視性を向上し、製造の難度と使用寿命をいずれも改善できる。この種のやり方はすでにF-35戦闘機上で応用され、中国の殲ー20は世界で2番目に類似の処理方式を採った戦闘機である。

(頑住吉注:2ページ目)殲ー20戦闘機はさらに今後の試験の中で不断に改良を行うことになる

(頑住吉注:以下のページのキャプションは既出のものの繰り返しです)


 いろいろやっているようですが、私としてはT-50より進み方が遅い印象を受けます。

http://military.china.com/news2/569/20140118/18296900.html


ロシアの副国防大臣:今年の国防製品発注額は30%増加 394億アメリカドルに達する

新華社モスクワ1月16日電(記者 趙嫣) ロシア国防省副大臣ボリソフは16日モスクワで、ロシアの2014年の国防製品発注額は2013年に比べ30%増加することになる、とした。

ロシアのタス通信社の報道によればボリソフは、ロシアの2013年の国防製品発注額は1.3兆ルーブル(約394億アメリカドルに相当)で、このうち18.5%は科研実験に用いられ、61.6%は武器装備購入に用いられ、19.9%は設備の維持修繕サービスに用いられ、2012年に比べ、2013年の国防製品発注額は40%増加した、と語った。

ボリソフは、ロシア国防省は今年第1四半期に、ロシア空軍のために16機のミグー29SMT多機能戦闘機を購入する契約を締結することが有望で、またロシアが研究開発する最新型多機能戦闘機スホーイー35も1月に空軍に装備されることが有望だ、と明らかにしている。


 中国だけでなくロシアの軍備も急速に増強され、アメリカは予算を大きく削減せざるを得ない状況、というのは不安です。

1月21日

 中国の宇宙開発関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20140118/18297246.html


日本の刊行物、アメリカが定期的に中国の衛星の機能を一時失わせることを提案

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:2012年9月19日に撮影された第14および第15北斗ナビゲーション衛星を搭載した『長征三号乙』運搬ロケットの発射点火の瞬間。新華社記者江宏景撮影」)

参考情報報1月18日の報道 日本の「外交学者」誌ウェブサイトは1月16日、「宇宙におけるアメリカ:優勢あり、ただし主導的ではない」との題の文章を発表した。筆者はアメリカ戦略・国際問題研究センターの学者トラヴィス スタークプである。文章は、「アメリカの国家の安全に関わる」ため、アメリカがどんな条件下で宇宙の主導権を実現(あるいは非常に多くの人が見たところでは保持)できるかが非常に重要である、とする。

文章は、アメリカの宇宙政策は、ある時には人々に感心を持たれないが、どんどん重要になっている、と指摘する。他の国が宇宙に進入する能力は不断に増強されつつあり、これには中国が含まれる。アメリカの戦略的優勢は縮減しつつある。

文章は、アメリカ(あるいはいかなる国も)が宇宙の主導権を握ろうとするなら、3つの条件の中の少なくとも1つを具備することが必須である、とする。第1の条件は、アメリカが超越し得ない攻防能力を発展させて、競争相手が宇宙に手を染める企図を放棄するよう勧告する事を要求する。不幸なのは、歴史がすでにこの種の勧告は、最初からもう競争に参加したくない、あるいは参加する能力がない国にしか役に立たないことを証明していることである。

第2の条件は、競争相手の業務の重点に変化が発生し、宇宙から遠く離れることである。経済の混乱と、付随して発生する社会の動揺が中国共産党の国内への方向転換をもたらす可能性がある。だが経済問題が、中国の外交政策がより多くの束縛を受ける結果をもたらすと信じる理由はない。

第3の条件はアメリカが地上目標(これには対衛星武器、衛星およびその運搬ツールと発射台が含まれる)の攻撃によって、競争相手の宇宙への進入阻止を望むこと。アメリカはすでにアメリカがイラクというこのような第二級の相手に対しては防備の行動を採りたいのだということを見せているが、中国に対し防備という性質の打撃を行う不確定性は、アメリカ軍事計画人員に足を踏み出さなくさせる。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「中国の衛星(資料画像)」です。)

こうした条件は存在しないので、また宇宙への進入は非常に重要でもあり、アメリカの決策者たちはどうするべきなのだろうか? 文章は、アメリカには3種選択することのできる政策がるある、とする。

一、容易(だが代価が非常に高い)選択:何もしない。

もしアメリカが何もしなかったら、中国は継続して宇宙に進入し、かつ自身の能力を増強し、アメリカの戦略的優勢を削減することになる。この種の方針は受け入れられない。

二、恐るべき(かつ代価が非常に高い)選択:宇宙の主導権を握る

強大な進攻能力に嬰児をゆりかごの中で扼殺する希望を加えれば、アメリカはしばらく宇宙の主導権を握ることができる。この戦略は宇宙攻撃武器ですでに配備されている宇宙基地資産および強大な陸上基地対衛星武器を破壊する必要がある。

だがこの行動方針は逆の結果になるだろう。アメリカがもし防備の行動を採り宇宙戦争を発動したら、アメリカが最も受けたくない対衛星打撃を招くことになる。これは代価が非常に高い冒険である。

三、活路:宇宙の優勢。

威嚇と防御を相結合させ宇宙の優勢を図る政策は、アメリカに現在の非常に大きい戦略的優勢を保持させると共に、その他の国の宇宙利用と、これを軍事目的に用いることを可能にもさせる。威嚇を強化するため、アメリカは非運動エネルギー武器の試験によって、しかも定期的に中国の衛星の機能をを一時失わせ、自らに天上と地上の宇宙基礎施設に危害を及ぼす能力があることをはっきり示すことが必須である。また、中国の宇宙資産に対する依存が増加するにつれ、アメリカはより多くの中国の衛星を危険の中に置き、したがってこの種の威嚇を強化することができる。

(頑住吉注:3、4、5ページ目)対衛星武器

(頑住吉注:6、7ページ目)中国の衛星(資料画像)

(頑住吉注:8ページ目は本文の一部を切り取ったものなので省略します。)


 まず日本に「外交学者」という雑誌は存在しませんし、本文を信用したとしてもこの主張はアメリカの学者の主張であって「日本の刊行物が中国の衛星を麻痺させることを提案」というのはおかしなタイトルです。いくら何でも平時に中国の衛星をミサイルなどで破壊することは出来ないでしょうが、何らかの妨害手段によって機能を失わせる(定期的に、というんですから妨害を終えれば機能が回復するような手段で、ということでしょう)ことによって威嚇するようなひそかな「宇宙戦争」が今後展開されることはあるいはあるかもしれません。しかしそんなことをしたところで中国が宇宙開発をやめるとは思えませんが。

 インドの潜水艦関連です。

http://military.china.com/news2/569/20140120/18300688.html


インドのキロ級潜水艦座礁 基地の港の外で動けず

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「これは2013年に爆発後着底し頂部のみ露出したインドのキロ級潜水艦」)

【グローバルネット総合報道】 中国国防科学技術情報ネットの報道によれば、現地時間1月17日、インド海軍の「キロ」級潜水艦「Sindhughosh」号が潮汐を誤判したことにより、午後17時30分ムンバイ海軍基地の港の外周で座礁し、動けなくなった。

インドのムンバイ市当局が確認したところによれば、17日ムンバイ海域の潮位は12:54時点でピーク値の3.80mに達し、その後はずっと低下し、18:47時点の潮位は最低値のたった0.74mだった。

座礁の発生時、「Sindhughosh」号は完全武装し、全部で70名の士官が搭乗していた。今回の事故は潜水艦のソナーシステムの損壊をもたらした可能性があり、現在インド海軍はすでにタグボートを派遣して救援を行っており、救援行動はまずこの潜水艦に搭載されている対艦ミサイルや魚雷など艦載武器を下して潜水艦の重量を軽減し、もって自力浮上を完成させる。

「Sindhughosh」号はここ何年か不運が絶えない。2008年1月、貨物船と衝突して艦体が損傷を受ける結果がもたらされ、維持修繕に1カ月かかった。2013年8月、その姉妹艦である「シンドラカシャカ」(INS Sindhurakshak)号に予期せぬ爆発が発生して、港に停泊していた「Sindhughosh」号に波及し、一部軽微な損傷がもたらされた。(叶小輝)


 潜水艦が基地のすぐそばの熟知しているはずの場所で潮の満ち引きの判断を誤って座礁して動けなくなり、タグボートに助けてもらうってちょっとお粗末すぎると思うんですが。しかも事故は多発しており、こんなことでは敵にあなどられて必要もない危機を自ら招くことになりかねません。

1月22日

http://tuku.military.china.com/military/html/2014-01-21/222204_2455378.htm#pic

 今年初の殲ー31の画像集で、「ある評論」は殲ー31の戦力はすでにF-35を超え、F-22に近づいていると考えているそうですが。

http://tuku.military.china.com/military/html/2014-01-21/222201_2455354.htm#pic

 バーレーン航空展でデビューしたインド国産早期警戒機EMB145Iの画像集です。インドとブラジルという2大新興国の合同研究開発によるもので、ベースはブラジルのEMB旅客機で、中国の空警ー200に似た「平均台」型レーダーを搭載しています。「空警ー200よりずっと小さい」、とされてますがどう見ても空警ー200よりカッコよく、ターボプロップ機ではなくジェット機です。肝心の機載システムに関してはよく分かりませんが。

 「1万トン級海監船建造へ」というニュースがありますが、その関連の記事です。

http://military.china.com/important/11132797/20140120/18300512.html


中国の万トン級海監船プロジェクトが事実確認を得る すでに専用のクラッチを試験

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国海監船が釣魚島付近海域において日本の船舶と日本の海上保安庁の船舶を監視し平行して航行(資料画像)」)

【グローバルネット総合報道】 中船重工ウェブサイト1月14日の報道によれば、近年来704所は強化創新を堅持し、模式の創新、技術の創新、製品の創新などの方面において不断に探索および堅守を行い、2013年には新たに結んだ民間用品の契約8億人民元を実現し、2012年に比べて25%増加し、かつ新領域において不断に新たな突破を取得した。

突破その1:海洋工程領域において、1年近い非常に苦しい難関の攻略を経て、海洋プラットフォームのリフトシステム関連の項目のプロジェクトを手にし、初めてこの技術領域に進入した。

突破その2:公務船領域において全体で新たに手にした公務船契約額は2.8億人民元だった。液体貨物補給装置など2つの伝統的な専業で2013年、成功裏に万トン級および4,000トン級の海監発注契約を締結し、民間船領域の初めての受注を実現した。減揺タンク(頑住吉注:特殊な形状のタンク内を液体が移動することで船の動揺を抑える装置で、荒天に強くなり速度を向上させる効果もあるということです)では1,500トンおよび4,000トン海監船における成功裏の応用を実現し、減揺効果は輸入減揺タンクより良い。

突破その3:電力推進システムで4隻の油田守護船の契約を手にし、以後のプラットフォーム守護船市場進入に対する意義は重大である。船舶可変周波数駆動システム専業ではそれぞれ5隻の船舶の可変周波数駆動システム、ディーゼル発電器グループ海水冷却可変周波数コントロールシステムを引き受け、実船への応用方面の突破を実現した。

突破その4:綿花の摘み取りで山東省の実際の綿花摘み取り試験を成功させ、きれいに摘み取れた率は95%を超え、国外同類製品の水準に到達し、農業機械領域における突破を実現した。

突破その5:非標準設備ラインでは初めて印刷用インク業界に進入し、新たな業界への方向性を開いた。

編者注:中船重工のもう1つの船舶用クラッチ製造を紹介するニュースの中でも、万トン級海監船プロジェクトの状況が提示されている。全文は以下の通り。

最近、重慶ギアボックス有限会社の万トン海監船のクラッチの架台上での試験がスムーズに完成された。

この試験は主に、間もなく万トン海監船プロジェクトに用いられるクラッチのそれぞれの総合性能指標を論証するためのものである。架台全体の建設、試験での作動状況は完全に実際の船での作動状況をシミュレートし、かつ通常の作動状況より劣悪とした。試験のデータ、パラメータは万トン海監船プロジェクトの推進に対する意義が重大である。

試験は実際の船の慣性重量をシミュレートした状態で全速回転でクラッチをつなぐものに属するので、つないだ瞬間の衝撃は非常に大きく、潜在的リスクおよび危険性は非常に高い。質を保持し高い効果で試験を推進するため、社は専門家チームを成立させ、プロジェクト方案設計から架台の設計レイアウトまで、全て研究の反復を経、もって厳格で慎重、大胆で細心な作業態度で、製品試験規範を遵守してオペレーションが行われた。試験中相次いで、電動機のクラッチをつないだときの回転速度波動の過大、クラッチをつなぐ圧力の建立時間の速すぎなどの技術問題を解決し、油供給構造方案を最適化し、架台試験を完成させ、かつ試験を通じて大量、詳細確実なデータを収集し、万トン海監船の設計のために信頼できるデータの支持を提供し、以後の類似の架台試験のためにも豊富な経験を累積した。

(頑住吉注:2ページ目)中船重工のウェブサイトのキャプチャー画像 

(頑住吉注:3ページ目)MAN社が生産する20V28/33D STC型ディーゼルエンジン。出力9,000キロワット

(頑住吉注:4ページ目)日本最大の海巡船「敷島」号。排水量は7,000トンを超える。中国の新たな巡視船はこれに比べてさらに大きくなる

(頑住吉注:5ページ目)中国最大の海事巡視船「海巡01」号。万トン型海警船のトン数はこれに比べ倍大きくなる

(頑住吉注:6ページ目)中国の海上法執行力量はすでに日本の海上保安庁に劣らない

(頑住吉注:7ページ目)大型船舶には海上法執行の格闘の中での非常に顕著な優勢がある

(頑住吉注:8ページ目)中国の主権を守る決意は変わることはなく、手段も増加する


 分かりにくいですし我々にはどうでもいい情報も多いので日本の報道としてはあんな形になったわけですが、オリジナルの報道はこういうものだったわけです。サイズは非常に大きいもののディーゼルエンジンを使うようで、やはり機動性は低いものになるのではないかと思われます。

 小火器関連です。

http://military.china.com/news2/569/20140120/18300779.html


アメリカメディア:アメリカ製「スマート小銃」はゲームのルールの改変者になり得る

【グローバル時報特約記者 候涛】 通常1人の神射手を養成するには何千何万発の弾薬を消費して長期の訓練を行う必要がある。だがアメリカの応用科学技術企業「チェイスポイント社」は先日、米軍はすでに当社が製造する多種の「スマート小銃」のテストを開始した、と言明した。この先進武器は内蔵のコンピュータシステムおよびセンサーを配備し、初学者の命中率もプロのスナイパーと同等にさせ、甚だしきに至っては超越させることができる。アメリカの「ワシントンポスト」は17日、この「スマート小銃」は「ゲームのルールの改変者」になり得る、とした。

「今日のロシア」ニュースネット17日の報道によれば、アメリカ陸軍はすでに6挺の「スマート小銃」を購入してテストを行っており、1挺あたりの販売価格は1万〜2.7万アメリカドルである。価格は単価数百アメリカドルのM16小銃あるいはM4カービンに比べて非常に高いが、「チェイスポイント社」は「製品にはその価値がある」と言明する。同社はネバダ州ボールダーシティで行われた年に一度の射撃デモンストレーション大会でこの武器をデモンストレーションした。

アメリカのフォックスニュースネットは、「チェイスポイント社」市場部責任者オーレン シェイブルはここ何ヶ月か以来アメリカ軍はこの武器に対する評価を行っているところだと事実確認した、とする。何十名かの経験のない新射手がこの武器の性能を検証した。テスト中、これらの人は1発あるいは2発、1,000ヤード(約914.4m)離れたターゲットに命中させられなかっただけだった。彼は、「1,000mの距離内において、経験の欠乏した射手に関して言えば、すでに70%の初弾命中率を具備している、と言うことができる。」と語る。これに比べ、軍の狙撃手やプロの射手であったとしても、彼らが普通の小銃を使用した時の初弾命中率は20〜30%で、通常初弾の命中状況を根拠に修正を行った後、やっとその後の射撃の中で70%の命中率に到達し得るのである。

「チェイスポイント社」は、現代の戦場はまさに日増しに複雑化、ネットワーク化したものに変わりつつあるが、内蔵されたコンピュータは自動的に弾道のデータ、戦場の画像、気象状況を収集することができる、と強調する。「スマート小銃」は先進的な照準技術を持ち、使用者はスクリーン上の可視目標をマーキングするだけでよく、内蔵されたコンピュータシステムはすぐ射手に一体いかにして銃を握るか、およびいつトリガーを引くか教える。シェイブルはさらに、米軍のテストの主旨は、普通の部隊がいかにこの武器を使うかを確定することにあるが、この「スマート小銃」がどの程度の歓迎を受けるかはまだはっきりしない、とする。

ヤフーイギリスニュースネットは17日、この「スマート小銃」はいかなる人も神射手にすることができる、とした。しかし、アメリカのベトナム戦争の老兵クリス フランダーソンは警告し、この社は「スマート銃」が民間に流入することを禁止べきだとする。何故なら犯罪者がこの銃を利用して事件を起こす可能性があり、しかも発見されない場所に潜むことができるからである。


 「ゴルゴ13」のネタになりそうな話ですが、どこまで信用していいのやら分からないです。もちろん本当に有効なものならやがて詳細な報道がされるでしょうが。

1月23日

 052D駆逐艦関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20140121/18302532.html


中国初の052D艦、南海艦隊に配属 初代艦長が明らかに

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「052Dは中国海軍イージス艦の最高レベルを代表している」)

元旦前、上海の某造船工場で1隻の斬新な鋼鉄の巨艦がゆっくりと港に入り、各項目の初航海のデータは専門家一致しての好評を獲得した。この艦を指揮するのは、南海艦隊某新型駆逐艦艦長邵曙光その人である。

俊敏軽快な護衛艦から近代化された国産「中華イージス」の指揮に至り、さらに現在中国海軍最新型戦闘艦の第1号艦艦長へと、邵曙光は相次いで3つの型の海軍主戦艦艇を担当した。彼の部下だった兵は皆言う。「訓練時には邵艦長につきたくない人がいるかもしれない。何故なら彼の訓練は厳しすぎるからだ。だが戦争なら我々は皆彼につきたい。きっと彼につかねばならない。何故なら彼には勝ち戦ができるからだ!」

邵曙光はいつも「戦闘警報」を将兵の最も思いもよらない時に鳴らす。彼は艦を率いてアデン湾海域に赴いた時、日常の航路護衛任務を執行する他、さらに抜き打ち配備演習課題により、臨時に危険な状況、局面を設定し、ランダムに幹部を審査訓練するなどの方法で、相次いで「艦・機協同対海賊最適化方案」、「航路護衛艦艇装備維持修繕メンテナンスハンドブック」などの戦法、訓練法を研究して編み出した。

2012年7月、某海域での海軍組織防空実弾演習で、邵曙光が艦を率いて準備中だった時、突然演習を指導するグループの命令を受けた。「前方の艦艇のミサイル迎撃が失敗、2発の標的弾が君に向け襲来する!」 危急の時、邵曙光は迅速にミサイル迎撃を指揮し、2発の標的弾は連続して撃ち落され、某型ミサイルの電磁妨害状況下での低空快速小目標への対抗の最も良い成績を取得した。

今年、邵曙光はまた訓練の幹部を率いて装備の作戦ポテンシャルを掘り起こし、クローズドループのフィードバック、モジュール出力などの訓練思想を提出し、相次いで「某型艦対空ミサイル武器システムの常態戦備研究」、「対シージャック武力救出」など多項目の研究成果を完成させた。

(頑住吉注:2ページ目)052Dはより強大な区域防空能力を持つ

(頑住吉注:3ページ目は1ページ目と同一。4ページ目)中国海軍艦艇の区域防空能力は比較的強い

(頑住吉注:5ページ目)052Dの全体的性能は日本の最も先進的なイージス駆逐艦に全く劣らない

(頑住吉注:6ページ目)日韓等の国のイージス艦技術はいずれもアメリカ由来である

(頑住吉注:以下のページのキャプションは既出の繰り返しです)


 補足するとこの人は1971年生まれ、1990年入隊で、2007年に054A「三亜」艦長、2010年に052C「海口」艦長に就任しています。いずれも052Dを除き最新型の護衛艦、駆逐艦で、052Dに最も近いのは052Cであり、また054Aはミサイル発射システムなど一部が052Cより052Dに近いらしいので、最新型の052Dになじみやすいはずです。なお、就役軍旗授与式が行われた、という記述はなく、まだ正式就役ではないのかもしれません。

 中国の戦車関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20140120/18299447.html


韓国メディア:中国最新の99改戦車が初めて明るみに 性能は韓国のK2との比較に堪える

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国の99式戦車は中国の現役の最も先進的なメインバトルタンクである」)

韓国メディアの見るところでは、解放軍の東北地方における演習は大部分「北朝鮮有事」に対応するための準備である。このため特にこの地域の中国軍の動向と装備に関心を注いでいる。韓国の「アジア経済」は19日、中国軍が長白山付近で行った演習の中で、99式メインバトルタンクの最新改良型が初めて公開されデビューした、とした。

報道は、沈陽軍区の下には多くの集団軍が管轄され、歩兵、砲兵、装甲兵、工兵、通信部隊、防空部隊、化学兵器防護部隊、電子戦部隊、陸軍航空部隊などの兵種からなる、とする。今回の沈陽軍区の大規模冬季訓練は、焦点を厳寒の気候と良く知らない環境条件下での作戦能力の養成に合わせ、特別に初めて演習地点に対する事前調査と事前訓練を行わない状況下で実戦演習が行われた。韓国の「朝鮮日報」は北朝鮮「有事」に対応する解放軍の核心部隊は第39集団軍と第40集団軍である、とする。このうち第39集団軍は重武装の機械化部隊で、第40集団軍は軽武装の快速反応部隊である。韓国SBSテレビ局の報道は、今回の沈陽軍区冬季訓練の主役は疑いなく第39集団軍であり、この集団軍はかつて朝鮮戦争に参加し、中国の最も古い機械化部隊で、武器装備は数回の更新、世代交代を経て、戦闘力は中国の各集団軍の中で第2位であり、「第39集団軍の戦力だけでもう北朝鮮人民軍全体に相当する」、とする。報道はさらに、第39集団軍の平時の訓練は、快速機動攻撃訓練をメインとし、韓国の専門家の分析は、ひとたび北朝鮮「有事」になれば、この集団軍は先鋒部隊となり、平時の演習内容にはいかにして北朝鮮の縦深地域に進入し、現地の社会秩序を回復し難民の外部流出の防止を行うかなどの科目が含まれると考える、とする。韓国の「テレビ朝鮮」は17日、米軍は相次いで韓国に攻撃ヘリとF-16戦闘機を配備しており、その意図は同時に中国と北朝鮮に対する牽制を行うことである、とした。中国は真っ向から対立する形で中朝国境に15万の兵力を配備済みで、韓国のある人は、この背景の下に朝鮮半島は東北アジア軍備競争の核心たる地域となった、と憂慮する。

韓国国防安全保障フォーラムの研究員金大栄は、今回「デリケートな時期」に行われた長白山演習で人をして注目させるのは、改良型99式メインバトルタンクを含む多くの軍兵種合同訓練が出現した場面である、とする。

「アジア経済」は、韓国軍事専門家は普遍的に、中国の99式改良型戦車は韓国が現在持つK2「黒豹」戦車と似ており、3.5世代メインバトルタンクに属する、と考えている、とする。報道は、中国がロシアの技術を導入、消化吸収した後に研究開発した99式戦車は、性能がロシア製のT-90戦車さえ超える、とする。中国軍事マニアはこの戦車を世界第3位と評価している。現在中国の99式戦車改良型に対し外界が理解するところは多くないが、武器専門家たちはこの戦車は極めて強い徹甲弾防御能力を持ち、アクティブ防御システムを配備している可能性が高く、脅威に対し警報を発し、かつレーザーを利用して反撃が行える、と考えている。この戦車はさらに対戦車ミサイルに対し対抗を行うことができる新型システムを装備済みなので、正面から飛来する有線制御誘導対戦車ミサイルに対して防御ができる。

報道はさらに、中国は以前におけるウクライナとイスラエルとの技術協力により、戦車の防御と攻撃の能力をすでに一定の水準に到達させており、中国はほとんどあらゆる類型の戦車を生産することができ、これは最初の59式中戦車から最新のMBT-2000、MBT-3000メインバトルタンクまでであり、かつ東南アジア、中東、アフリカ、ラテンアメリカ諸国の需要に照準を合わせている、とする。中国軍はほとんど戦力の外部漏洩を恐れず、最も先進的な戦車も対外的に販売し、かつ徐々に世界兵器市場の強者として勃興している。イギリスの軍事雑誌の報道によれば、中国軍事工業企業の北方工業社は国際市場を占領するため、まさに積極的に対外的に最新型のVN-11新式歩兵戦闘車をセールスしているところである。また中国はさらにイスラエルとの協力に頼り、かつ本国の研究開発、グレードアップによって装甲貫通深度700mmに達する新型砲弾を開発した。また、射程が4,000mにも達するロシア製AT-11「スナイパー」対戦車ミサイルも中国でライセンス生産されている。

(頑住吉注:2ページ目)99式メインバトルタンクは125mmスムーズボア砲とアクティブレーザー対抗システムを配備している

(頑住吉注:3ページ目)初期の99式メインバトルタンクは楔型装甲を装備していなかった

(頑住吉注:4ページ目)改良型99式メインバトルタンクは防御および電子設備いずれの上にも非常に大きな改良があった

(頑住吉注:5ページ目)改良型99式メインバトルタンクは現在すでに部隊に大量装備されている

(頑住吉注:6ページ目)韓国メディアは、中国の99式改良型と韓国が現在持つK2「黒豹」戦車は似ているとする

(頑住吉注:7ページ目)韓国のK2「黒豹」戦車は韓国の新世代メインバトルタンクである

(頑住吉注:8ページ目)韓国のK2「黒豹」戦車が韓国軍向けにデモンストレーションしている


 似てるってまあ最近の戦車はだいたい皆似てますし、そもそも99式の方が古いわけですが。本筋ではありませんが、北朝鮮有事で先鋒となる中国部隊の訓練内容に「いかにして北朝鮮の縦深地域に進入し、現地の社会秩序を回復し難民の外部流出の防止を行うかなどの科目が含まれる」というのは興味深いです。場合によっては北朝鮮政府の許可を待たず進入した中国部隊と北朝鮮部隊に衝突が起こる可能性もあるわけでしょうね。

1月24日

http://tuku.military.china.com/military/html/2014-01-23/222251_2456856.htm#pic

 去年3月8日のコラムでもも紹介したことありますがイギリスの世界最小無人機の画像集です。ローターに独特の模様があるのはカーボンファイバーか何か特殊な素材なんでしょうね。

 中国の宇宙開発関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20140122/18307427.html


中国、来年衛星の軌道における総数があるいはロシアを超えて世界第2位になるか

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国の未来の宇宙ステーション(想像図)」)

央広ネット1月21日の情報(記者 郭E) 中国の声「央広ニュース」の報道によれば、北京市人民代表大会代表で、中国運搬ロケット研究院党委員会書記梁小虹は、来年我が国の衛星の軌道における総数がロシアを超え、世界第2位にランクされることになる、と明らかにした。

梁小虹は説明し、我が国の(頑住吉注:何故か抜けてますが文脈からして「今年の」)ロケット発射任務は14回、来年は30回前後で、史上最高となる、とする。その時、我が国の長征ロケットの累計発射総数は200回に達することになる。2010年、我が国のロケット発射数はシンボリックな100回に到達し、前半の50回には21年を用い、後半の50回には9年を用い、しかも今年と来年というたった2年でもう44回のロケット発射がある。この方面は、我が国の宇宙事業の迅速な発展を反映しており、他の方面では国家の気象、資源、探知計測、減災など宇宙方面の需要の激増をも証明している。現在、我が国の衛星発射は米ロと一定の隔たりがあるが、2015年になれば、我が国の衛星の軌道を運行する総数は世界第2位にランクされ、ロシアを超えるだろう。

梁小虹は、来年の重要任務は「大ロケット」長征五号と長征七号の発射である、と語る。2015年6月までに、長征七号が初めて発射され、年末に長征五号が初めて発射され、発射地点はいずれも海南省の文昌発射センターである(頑住吉注:海南省は最も南の省であり、ロケット発射は赤道に近いほど地球の自転の遠心力が大きくなるため楽になるということです)。その後、我が国の運搬ロケットの能力は先進国と同じスタートラインに立つことができる。ロケットの高軌道までの発射能力は15トンに達し、低軌道への能力は25トン近くに達することになるが、現在のロケットの能力は5トンおよび10トンである。その時、我が国のロケットの運搬能力は国内外の各社のあらゆる機種の需要を満足させることができ、世界の先進国のレベルに到達するのである。

(頑住吉注:以下のページのキャプションは本文の一部を切り取ったものなので省略します。)


 中国のこの分野の発展のスピードは認めざるを得ず、今後いろいろな意味で日本にも影響が出てくるでしょう。

 韓国関連です。

http://military.china.com/news2/569/20140122/18308272.html


韓国、成層圏長航続時間無人機研究開発を始動 連続3日飛行可能

[韓国国防省2014年1月8日の報道による] 韓国国防調達局(DAPA)は未来創造科学庁、貿易工業エネルギー庁、気象局と協同し、2017年までに成層圏長航続時間無人機の設計技術を開発し、総予算は452億ウォン(約4,248万アメリカドルに相当)である。

去年12月27日、DAPAは国防・発展局主催会議で「成層圏長航続時間無人機設計技術」を始動し、かつ4つの部門と諒解に関する覚え書きに署名した。成層圏長航続時間無人機設計技術は超軽量無人機の検証のためで、天気のデータの収集あるいは通信中継ができ、成層圏(10〜50km)において3日という長航続時間で、技術上の有効性と実用性を持つ。

DAPAの当局者は、「もし成層圏長航続時間無人機が実用に投入されたら、多種の任務に用いることができ、例えば地上と海面の正確な視察、通信中継、環境と災害の監視計測、台風などの全天候視察である。」とする。

DAPAは180億ウォン、貿易工業エネルギー庁は190億ウォン、気象局は82億ウォンを投入することになる。また、未来創造科学局は政府部門の理事会と軍民技術協力専門委員会の管理を通じて、調整とコントロールの作用を引き受ける。DAPAはシステムの集成、無人機の設計、太陽エネルギー電池に基づく複雑な推進システムの開発、および開発プロジェクトの試験と評価を担当する。(中国航空工業発展研究センター 劉亜威)


 記事は22日付で、何故1月8日というかなり前の韓国の報道が取り上げられているのかちょっと分かりませんが知らない情報でまた興味深くもあるので紹介しました。「太陽エネルギー電池に基づく複雑な推進システム」ということは単に太陽電池でモーターを動かしてプロペラで飛ぶ、というものではないんでしょう。そもそもプロペラではそんな高空を飛ぶのは難しいでしょうし。

 インドの戦闘機関連ですが中国とも比較されています。

http://military.china.com/news2/569/20140122/18308136.html


ロシアメディア:インドのLCA戦闘機は「梟竜」に比べやや高いが性能は大幅に先んじている

ロシア軍事工業総合体ウェブサイトの報道によれば、インド現地メディアは、国産「テジャス」軽戦闘機LCA MkIは世界の同クラスの戦闘機の中で最も経済的に実益ある機種の1つである、と指摘した。インド国防省代表は、インドスタン航空有限会社(HAL)はすでに、バンガロールで生産が開始される第1ロット20機の「テジャス」戦闘機の単価を約2,630万アメリカドルと決定した、と言明した。

比較すると、この価格はインドが1980年代にフランスから購入した同クラスの戦闘機「ミラージュ-2000」の販売価格の一部分に過ぎず、しかも現在1機の「ミラージュ-2000」戦闘機はグレードアップ改装費用だけでもう4,500万アメリカドルにも達する。2011年12月19日、インド国防大臣アンソニーはかつて議会で、フランスのタリス社は、インド空軍の49機の「ミラージュ-2000」戦闘機グレードアップ改装のために14億アメリカドルの費用を受け取る可能性があり、グレードアップ作業完成を助けるHAL社は3.28億アメリカドルを得ることになり、プロジェクトの合計金額は17.2億アメリカドルにも達する可能性がある、とした。これらの戦闘機のグレードアップ作業は2021年になってやっと完成できるので、もしルピーの価値が下がったら、改装費用はさらに一歩増加することになる。この前、インド空軍の69機のミグー29戦闘機の近代化グレードアップの費用は9.64億アメリカドルで、1機あたり約1,400万アメリカドルで、当初の購入価格を超えた。

HAL社がロシアの移転したライセンス技術に基づき、インド空軍のために組立生産するスホーイー30MKI重戦闘機の価格はさらに非常に高く、1機あたり費用は6,500万アメリカドルである。インドが現在フランスのダッソー社と購入を討論しているところである「ラファール」中型多機能戦闘機の単価は、甚だしきに至っては1.2〜1.4億アメリカドルに到達するかもしれない。

パキスタン空軍と中国が合同研究開発したJF-17「雷電」/FC-1「梟竜」新式軽戦闘機の価格はわずかに安く、推測によれば約2,300〜2,400万アメリカドルである。だが、インドの「テジャス」戦闘機は複合材料、フライバイワイヤシステム、より先進的な航空電子装備を使用し、性能は大幅にJF-17より優れている。(編集翻訳:林海)


 中国がうちの方が優れている、と言ったりインドがうちの方が優れている、と言ったりしてもそのままうのみにはできませんが、LCAにも「梟竜」にも直接タッチしていない、しかもLCAのエンジンはアメリカ製、「梟竜」のエンジンはロシア製で、商売的にはどちらかと言えば後者に肩入れしたくなるはずのロシア軍事工業総合体が、LCAに関し「性能は大幅にJF-17より優れている」と言っているならそうなのかなと思います。

1月25日

http://tuku.military.china.com/military/html/2014-01-23/222255_2456910.htm#pic

 ロシアの最新120mm砲搭載トラック、ということです。長砲身の120mm砲をこんな小さいトラックから発射できるの? と思いましたが画像を見ると搭載状態からそのまま発射するのではなく駐鋤がついてるんですね。

 今日は潜水艦関連の記事を3つ紹介します。先ずベトナムから。

http://military.china.com/news2/569/20140122/18308141.html


ロシアメディア:ロシアはすでにベトナムに向け第2隻目のキロ級潜水艦を引き渡した

【グローバルネット総合報道】 ロシアの軍事工業総合体ウェブサイト1月22日の報道によれば、2014年1月16日、ロシアのサンクトペテルブルグ市海軍部造船工場はベトナム海軍のために建造した第2隻目の06361型「キロ級」ディーゼル・電池潜水艦、HQ-183「ホーチミン」号(工場の建造コードナンバー01340)を正式にベトナムサイドに引き渡し、技術受領書署名式を挙行した。

「ホーチミン」号潜水艦は2011年9月28日に建造が開始され、2012年12月28日に進水し、2013年夏に工場による航海試験が開始された。この艦はすでに1月19日にサンクトペテルブルグ市を出発し、カリーニングラードに行き、輸送船に積み込まれるのを待ってベトナムへの輸送が準備され、2014年3月初めにベトナムに到着する見込みである。

ベトナム第2隻目の06361型潜水艦引き渡しのまさに前日、2014年1月15日午前、ベトナム海軍はカムラン湾基地で、第1隻目の同型潜水艦HQ-182「ハノイ」号の正式な引き渡し就役式を挙行した。ベトナム国防省副大臣兼海軍司令、ベトナム人民軍海軍副司令が出席した。2009年に締結された調達契約を根拠に、ロシアのサンクトペテルブルグ市海軍部造船工場は全部でベトナム海軍のために6隻の06361型潜水艦を建造することになる。

ベトナム第1隻目の06361型ディーゼル・電池潜水艦HQ-182「ハノイ」号(工場の建造コードナンバーは01339)は2010年8月24日に建造が開始され、2012年8月28日に進水し、2012年8月24日に工場による試験航海が開始され(頑住吉注:時系列おかしいです。2013年の間違いかも)、2013年11月7日に技術引き渡し書に署名され、11月15日にサンクトペテルブルグ市でオランダのRolldock Sea号輸送船に搭載され、11月19日に出航し、アフリカを回ってベトナムに航行し、12月31日にベトナムのカムラン湾海軍基地に到着し、2014年1月1日に輸送船上からカムラン湾に進水した。(編集翻訳:林海)


 ロシアの指導を受けてどれだけ早く、中国のそれよりはるかに高性能ともされる潜水艦を使いこなせるようになるのかが問題でしょう。本筋と関係ありませんがインドの「ヴィックラマディヤ」空母は喜望峰を回ってインドに向かうという情報が出て、「バルチック艦隊じゃあるまいし」と思ったものの実際にはスエズ運河を通りましたけど「ハノイ」潜水艦を搭載した輸送船は本当にアフリカを回ったと書いてありますね。何故そんな遠回りをする必要があるんでしょうか。続いてインドです。

http://military.china.com/news2/569/20140122/18307556.html


インド海軍、潜水艦を派遣して建国記念日閲兵典礼に参加させることに 能力を顕示

[インド時報2014年1月20日の報道による] 潜水艦の軍事行動の中で発揮する重要な作用を顕示し、より多くの人に潜水艦の機能を見せるため、インド海軍は「Sindhughosh」級潜水艦をコルカタにおけるインド共和国記念日閲兵典礼に参加させることを決定した。

「Sindhughosh」級潜水艦はロシアの「キロ」級潜水艦の改装型(636型)で、去年爆発を発生させたインド潜水艦「シンドラカシャカ」号はこのクラスの潜水艦の1隻であり、このクラスの潜水艦は魚雷やミサイルなど多種の武器を装備し、対潜と対水上艦艇作戦が行える。インド海軍はさらに、潜水艦はこの国の最も経済的な武器の1つであり、重要な使命と強大な戦闘能力を持つ、とする。(中国船舶情報センター 宋楊)


 式は1月26日で安倍首相も出席するということです。潜水艦は当然非常に高価なので「この国の最も経済的な武器の1つ」という表現にやや違和感を感じますが、これは当然コストパフォーマンスのことで、価格あたりの効果が最も高いものの1つだ、ということですね。最後に中国です。

http://military.china.com/news/568/20140122/18308314.html


少将:中国海軍は各国潜水艦の南海における位置をはっきりさせておくことが必須

人民ネット1月22日電(記者 黄子娟)最近、中国海軍は戦備巡視遠海訓練艦隊を組成し、南海、西太平洋、東インド洋海域に赴き、指揮所、支援作戦、機動作戦、政治工作などの科目の訓練を行った。軍事専門家尹卓は中央テレビのインタビューを受けた時、南海海域の潜水艦の密度はどんどん大きくなり、今後中国海軍のここでの活動は、どこ国の潜水艦がどんな位置にいるのかをはっきりさせる必要がある、とした。

今回の海軍戦備巡視遠海訓練艦隊は、南海艦隊のドック上陸艦長白山艦(頑住吉注:071型、艦ナンバー989)、ミサイル駆逐艦海口艦(頑住吉注:052C、艦ナンバー171。1月23日に紹介したように第1号の052D初代艦長邵曙光がかつて艦長を務めた艦でもあります)、武漢艦(頑住吉注:052B、艦ナンバー169)といった3隻の艦艇から組成され、艦には各タイプのヘリ3機、ホバークラフト1隻、および陸戦隊一個中隊などの戦力が搭載された。艦隊は2つの兵力群に分かれ、南海、西太平洋、東インド洋海域に赴き、指揮所、支援作戦、機動作戦、政治工作などの科目の訓練を行った。

今回の海軍戦備巡視遠海訓練は、年度恒例という性質の軍事訓練に属す。艦隊の中の長白山艦は我が国の現在トン数最大、武器システムが比較的先進的なドック上陸艦である。海口艦、武漢艦は初のアデン湾航路護衛、中ロ合同演習などの重大任務を執行したことがあり、比較的強い防空、対ミサイル、対潜能力を持つ。

中国海軍の遠海訓練の回数は不断に増加し、ある分析は南海周辺のいくつかの国は大量の潜水艦を急いで購入し、その目的は中国海軍の発展に対応するためである、と考える。これに対し尹卓は、我々の今回の訓練は対潜能力を演習し、しかも南海および西太平洋で訓練する時、いずれも潜水艦の参加があったが、これは決して我々がこうした国の潜水艦部隊に照準を合わせていることを意味しない、とした。大国の海軍として、対潜はその基本能力の1つであり、今回の訓練では決していかなる国にも照準を合わせてはいない。

尹卓は次のように語った。私は、南海周辺諸国が海軍を発展させるのには、彼らの正常な需要があるのだと信じる。例えばマレーシア、シンガポール、インドネシアなどの国は、マラッカ海峡というこの位置にあり、過去かつて非常に多くの大国の介入に遭い、非常に多くの安全保障上の脅威があり、このため彼らが正常な海軍戦力を発展させ、海上の安全を維持保護するのは必要のあることなのだ。ベトナム海軍は過去非常に弱小な戦力で、歴史上かつて何度も帝国主義の侵略を受け、これにはフランス、日本、アメリカが含まれ、現在彼らが正常な海軍戦力を発展させる、これは理解できることだ。

尹卓は次のように指摘する。だが一部の西側のメディアは、もっぱらベトナム、および南海周辺諸国の海軍発展の矛先を中国に向けており、この種の評論には、我々と南海周辺諸国を挑発する意図が含まれている。

「我々にも1つの現実の状況を見る必要がある。南海の潜水艦の密度はどんどん大きくなり、今後中国海軍のここでの活動では、我々も当然に、どこの国の潜水艦がどんな位置にいるのか、我々がどのような能力を具備するべきなのかをはっきりさせる必要がある」と尹卓は語る。


 まあ現時点であの辺の国が最も心配しているのが中国だというのは中国以外誰もが認めることでしょう。

 続いて潜水艦関連ではないですがこれと関係する記事です。

http://military.china.com/news2/569/20140124/18313384.html


フィリピン、中国海軍の南海巡航に抗議 レーダーを装備し中国サイドの漁船の監視統制を強化

【グローバル時報記者 胡錦洋 貝茜】 少し前に南海に赴いて訓練任務を執行した南海艦隊の艦艇隊が23日情報を伝えてきた。21日から22日、この3隻の水上作戦艦艇から組成される艦隊は西沙海域に対する巡航の任務を完成させ、次の予定海域に急行しているところである。これと同時に、フィリピン外務省は22日、中国の南海での巡航に対し異議を唱え、かつフィリピン海軍はさらに、バタネス諸島の中の1つの島の上にレーダー施設を設置し、中国大陸と台湾地域の漁船の周辺海域での活動を監視することになる、と言明した。

中国海軍南海艦隊遠海訓練艦隊は22日西沙海域の巡航任務を完成させた。21〜22日、南海艦隊のこの艦艇隊は水上艦艇、ホバークラフト、艦載ヘリを使って、相次いで西沙の永興島、東島、チェンハン島、中建島、金銀島などの島嶼に対し立体巡航を行った。巡航の期間、遠海訓練艦隊はさらに西沙の島駐留部隊を連動させて島礁の攻防など実戦化された演習を行った。この中で、艦隊は突撃舟艇、艦載ヘリ、新型ホバークラフトなどの装備を運用し、上陸作戦兵力を搭載し、多くの方式、多くの手段の立体上陸を実施し、実戦化された兵力運用のために経験を積んだ。艦隊指揮官である南海艦隊司令員蒋偉烈ら一行はさらに島に上陸して島を守備する部隊の戦備状況を検査した。

南海艦隊遠海訓練艦隊が西沙を巡航した後、南沙諸島に行って巡航を行うのか否かが外界の関心を集めている。ある姓名を明らかにされたがらない消息筋の人物は23日「グローバル時報」記者に対し、次に遠海訓練艦隊には2種の選択がある、とした。1つは西沙から直接南海のその他の海域に行って巡航を行うという選択。もう1つは西沙海域から第一列島線を抜けて予定の西太平洋海域に到達して定例訓練を行い、その後さらに引き返して南海に至り、その他の任務の演習を行うという選択である。

しかし、「フィリピン毎日質問者報」23日の報道によれば、中国艦隊の南海での活動に対しフィリピン外務省スポークスマンのヘルナンデスは22日非難を行い、ある兆しは中国が定期的に南海で巡航任務を執行することになるとはっきり示しているが、中国のこの挙は「国連海洋法条約」など国際法の規定に違反しており、南海の公海海域に対し主権を行使できる国はない、とした。

中国海軍問題専門家の李傑は23日「グローバル時報」の記者のインタビューを受けた時、中国海軍の演習は定例の動きで、フィリピンがこれにつき四の五の言うのは、実は一種の「自らが劣勢にある」とのイメージを作り出し、国際世論の関心を引き付けるためである、とした。だがフィリピンが「弱さを示す」のと同時に、一段と力を入れて水上戦闘艦を購入し、南海におけるパトロール、作戦能力を向上させてもいる、ということを見るべきである。また、フィリピンはさらにできる限りのことをして米軍のフィリピンにおける改めての進駐と配備を実現しようとしている。

「フィリピン商報」23日の報道によれば、フィリピン海軍はフィリピン最北部のバタネス諸島の中のミャオダンニス島にレーダーシステムを装備することになるが、その口実は頻繁に「越境」する中国大陸と台湾の漁船の監視である。しかもフィリピンのCagayan省漁業局はさらに7隻の巡視艇を追加派遣し、「越境」して漁をする漁船に対応することになる。


 デリケートな海域での上陸作戦演習は挑発的ですが、アメリカも行っている公海上での巡航をやめさせることはできないでしょうね。

1月26日

 インド関連です。

http://military.china.com/news2/569/20140123/18309515.html


インド初の国産原潜、初めて水中で潜水艦発射弾道ミサイルを試射へ

【グローバル時報特約記者 李暁東】 「インド時報」ウェブサイト21日の報道は、インド海軍初の原潜「アリハント」号は間もなく最終段階の航海試験を行う、とした。またこの航海試験完成後、この原潜は正式にインド海軍に装備され、かつ戦備当番を担当する。インド海軍のある高級将校は、「アリハント」号は最終段階の航海試験の中で、主に艦に搭載された核反応炉の各種戦術状況下での作動状態をテストし、かつ初めて水中でインド国産のK-15型潜水艦発射弾道ミサイルを試射する、と明らかにする。

報道はこのインド海軍高級将校の話を引用し、インド海軍は「アリハント」号原潜のほどなく開始される最終段階の航海試験に対し非常に楽観的な態度を持っている、とする。インド海軍は現在見たところでは「アリハント」号原潜に関わる全ての技術的難題はすでに適切に解決されており、この艦はすぐに検査の上での受領に伴う海上における最終段階の試験をパスする、と考えている。インドには長期にわたり核戦力投入方面において「烈火」弾道ミサイルと航空機による投擲という2種の方法しかなく、ひとたび「アリハント」号原潜が就役すれば、インドは第3種目のより信頼でき、威嚇能力がより強い核戦力投入の方式を持つことになる。またこのことはインドがアメリカ、ロシア、フランス、イギリス、中国に次ぐ第6の「三位一体」核打撃能力を完全に持つ軍事強国になることも示している。

ある中国の軍事専門家は22日、「グローバル時報」のインタビューを受けた時、インドが20年近く費やして研究開発したこの「アリハント」号はロシアの技術援助の下に建造されたもので、2009年7月に進水したが、当時は決して最も重要なカギである潜水艦発射弾道ミサイルと軽水炉を装備してはいなかった、とした。2010年以後、この原潜はかつてインドのヴィシャカパトナム潜水艦基地内で何度ものテスト作業を行い、かつ2013年8月には正式に自主設計製造による核反応炉が始動した。「アリハント」号はインドの原潜計画の一部分に過ぎない。インド海軍は3〜5隻のこの型の弾道ミサイル原潜の建造を計画し、今後10〜12年で全て就役すると見られる。これらの原潜が全て就役すれば、インド海軍は少なくとも2隻の原潜が同時に公海において水中戦備当番を執行することを保証できる。インド海軍はさらに、後に続いて建造される原潜上に射程が3,500kmのK-4潜水艦発射核ミサイルを装備し、核威嚇能力を向上させることを計画している。


 「自主設計製造による核反応炉」とされてますがこれもロシアが技術援助したから小型化して潜水艦に搭載できたのだという記述も以前ありました。ロシアがどの程度戦略原潜という高度の機密にかかわる分野の技術をインドに伝授したのかは不明ですが、騒音がロシアから賃借した原潜に比べて大きいという記述もかつてあり、中国の同種の潜水艦とどちらが優れているのかも気になります。

 中国の1万トン級海監船関連です。

http://military.china.com/news/568/20140124/18313658.html


中国の万トン海監船は人工的に波を作り、外国船を追い払うことができる 海区を全てカバー

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国海監船が釣魚島付近海域で日本の船舶と日本の海上保安庁の船舶を監視しかつ平行に航行(資料画像)」)

人民ネット北京1月24日電(記者 黄子娟) 最近、中船重工公式サイトが発した情報は、同社704研究所はすでに成功裏に万トン級海監船受注契約を締結した、とした。中国社会科学院海上国境問題専門家の王暁鵬は人民ネット強国フォーラム「名家点兵」コーナーのインタビューを受けた時、この船のトン数は非常に大きく、人口造波の方式をもって他国の権利侵害船舶を追い払うことが完全にできる、とした。

現在世界最大の海警船は日本の海上保安庁に所属する排水量7,175トンの敷島級巡視船で、我が国最大の海監船は4,000トンの「海警50」である。中船重工の公式サイトのもう一つの船舶用クラッチ製造を紹介するニュースの中でも、万トン級海監船プロジェクトの状況に言及されている。「最近、重慶ギアボックス有限会社の万トン海監船のクラッチの架台上での試験がスムーズに完成された。この試験は主に、間もなく万トン海監船プロジェクトに用いられるクラッチのそれぞれの総合性能指標を論証するためのものである。架台全体の建設、試験での作動状況は完全に実際の船での作動状況をシミュレートし、かつ通常の作動状況より劣悪とした。試験のデータ、パラメータは万トン海監船プロジェクトの推進に対する意義が重大である。」

この間もなく建造される万トン級海監船の作用に言及した時王暁鵬は、第1に「盾」の作用を持ち、第2に「剣」の作用を持つ、とした。何故「盾」の作用を持つというのか? 何故ならこの船は権利維持の盾であり、この船のトン数は非常に大きく、1万トンで、この船は人口造波の方式をもって他国の権利侵害船舶を追い払うことが完全にできる。我々は縦向きの比較をする(頑住吉注:ちょっと意味分かりません)。過去我々の法執行船は毎年11月から3月まで、海の状況が非常に複雑で往々にして9級の波風に遭遇する状況下で、台礁の内部に入り込んで法執行することができなかった。我々にこのような大型の法執行船ができれば、大型法執行船が若干の小型艇を引き連れるといった方式をもって、9級以上の波風に抵抗でき、我々の小型艇が台礁の内部で法執行を行うことができる。

王暁鵬は、何故「剣」の作用を持つというのかというと、我々の大型法執行船はさらに海区をまたいで権利維持法執行を行う能力を持つからである、と語る。周辺のいくつかの国による我が国の海洋に対する侵犯活動、特に漁業に関する権利侵害活動と不法測量といった種類の活動は往々にして流動的で、しばしばこの海区からあの海区へと流動するが、我々に今大型法執行船があれば、我々も海区をまたいでの法執行が行える。他国の我が管轄海域内における不法な天然ガス採掘活動に対し、全体をカバーする権利維持法執行が実現でき、最も東では沖縄海溝に到達でき、最も南では曾母暗沙に到達できる。


 まあ波で追い払えるのは小型の船だけでしょうし、波を作る作用はスピードと関係するはずですけど、中国の海警船はどれも遅いようですがね。





















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