コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその73

2月10日

 中国の造船業関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20140208/18329818.html


中国造船の3大指標、3年連続で全世界第1位 受注の増加2倍に達す

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションは本文の一部を切り取ったものなので省略します。)

先日、中国船舶工業業界協会は「2013年船舶工業経済運行分析」を発表した。データは、2013年、我が国の造船完成量、新たに受注した量、手持ちの受注量の全世界の市場で占めるシェアにはそれぞれ異なる程度の増加があり、すでに連続3年世界第1位にいることをはっきり示している。

2013年、全国造船業は4,534万搭載重量トンを完成させ、前年比27.4%低下した。新たな船の受注は6,984万搭載重量トンで、前年比242%増加した。手持ちの船舶受注は1.31億搭載重量トンで、前年比22.5%増加した。搭載重量トンによれば、3大指標は世界の市場シェアのそれぞれ41.4%、47.9%、45.9%を占め、いずれも世界第1位にいる。

また、造船業の受注構造も非常に大きく最適化され、大型液化天然ガス船、1万個級コンテナ船など高度技術船舶受注の増加が顕著で、海洋工程装備受注は全世界市場シェアの中で16%増加した。

専門家の分析によれば、2014年の全世界の水上運輸市場の運送能力過剰という矛盾には根本的な解決が達成されておらず、水上運輸企業は赤字の困った状況を脱しておらず、造船生産能力過剰の矛盾は依然突出し、新たな船の価格は低い状態を徘徊し、国際造船業界は新規の需要が生じることを促している。この背景下で専門家は普遍的に、全世界の新たな造船市場は全面的に活力を取り戻し難い、と予測する。楽観的分析では、新たな船の取引成立は2013年の水準を維持する可能性があり、あるいはやや下向きになる、とする。海洋工程装備市場は依然活発な状態を保持し、特にフロート式海洋工程装備市場の前途の見通しは相対的に楽観される。

工業・情報化部の関連の責任者は次のように率直に言う。現在、世界船舶工業は構造の調整期にあり、国際競争の優勢はすでに技術、生産効率などのソフト実力に向かって傾斜しており、我が国の船舶工業の構造調整任務は非常に困難である。次の一歩では市場の需要をぴったりめぐって、大きな力を入れて自主創新能力を向上させる必要がある。また市場進入許可の管理を強化し、産業組織構造を最適化し、船舶製造業の情報化の応用を強化し、船舶およびセットされる製品の設計、研究開発の水準を向上させ、対外的開放を深化させ、対外協力の空間と領域を開拓展開し、管理の改革を推進し、企業の管理と業界のサービスの水準を向上させる必要がある。

(頑住吉注:2ページ目)現在、中国船舶工業構造の調整は良い方向に向かっており、受注は倍増している

(頑住吉注:3ページ目)新型の大型液化天然ガス船など高度科学技術船舶は徐々に中国造船業の主流となる

(頑住吉注:4ページ目)中国が建造した大型液化天然ガス輸送船

(頑住吉注:5ページ目)中国には現在すでに8,000箱およびそれ以上の大型コンテナ船を引き受ける能力がある

(頑住吉注:6ページ目)中遠船務工程集団有限会社が建造を引き受けた世界最大の深海掘削船

(頑住吉注:7ページ目)中国が建造した海洋工程プラットフォームは現在世界先進レベルに到達している

(頑住吉注:8ページ目)中国が建造した海上掘削プラットフォーム


 「3大指標」がいずれも世界のシェアの4割を超えるというのは確かにすごく、こうした造船の能力は当然軍艦の建造にも影響してきます。

 「遼寧艦」関連です。

http://military.china.com/news/568/20140208/18330790.html


遼寧艦、190名の新兵を補充 4名のチベット族の女性兵士、幾重ものふるいにかける選別を経て入隊

原題:4名のチベット族女性兵士遼寧艦で就役 ポストに就く前、ポストを決定する養成訓練を完成させる

理解されているところによれば、海軍が2013年に我が地域から徴用して受け入れ入隊させた10名のチベット族女性兵士は、現在スムーズに新兵入隊訓練を完成させ、かつ遼寧艦(頑住吉注:三大艦隊いずれにも属さず)、北海艦隊、東海艦隊、南海艦隊に分配されている。このうち、我が地域のラサ市、シガツェ地域、チャムド地域などから来た4人のチベット族女性兵士は専業養成訓練を経て、すでに遼寧艦での就役を開始し、光栄な空母艦員となっている。

現在まさに遼寧艦空母で就役している4人のチベット族女性兵士は、それぞれチベット職業技術学院で学んだ江村卓瑪、北京現代管理学院の巴桑卓瑪、チベット大学で学んだ曲英拉姆、永青曲宗である(頑住吉注:中国人の名前は姓名が一字ずつというのが多いですが少数民族の場合は二文字ずつというのも普通です)。北海艦隊某訓練基地で1ヶ月余りの専業養成訓練を完成させた後、彼女らを含む遼寧艦専門の養成訓練を受けた190名の新兵は全て艦艇共同課目終了審査にパスした。2014年1月16日、4名のチベット族女性兵士と戦友たちは一緒に遼寧艦での就役に馳せ参じた。理解されているところによれば、彼女らはポストに就く前、さらに続々と関連の専業のポストを決める養成訓練を完成させた。

去年12月初め、遼寧艦は海軍の新たな訓練機関から190名の新兵を選抜して専門の養成訓練を行った。我が地域の4名のチベット族女性兵士は幾重ものふるいにかける選抜を経て、願い通り空母艦員に加入した。専業養成訓練の中で、彼女らは中国語の基礎が薄弱および身体能力が比較的弱いという困難を克服し、共同課目の理論と知識、および消火、水漏れをふさぐ作業、包む、結ぶ、防御など実地課目の全部の課程を完成させた。号令の発音をさらに正確にするため、彼女たちは残業、時間外勤務をして号令を練習する。理論知識をしっかり覚えておくため、彼女らは毎日深夜までの学習を頑張って続け、反復して艦艇共同課目の理論の要点を書き写す。膂力を強化するため、彼女らは毎日アレイによる練習を頑張って続けている。

海軍に徴兵された初のチベット族女性兵士である、入隊前チベット職業技術学院で学んだチャムド地域の娘江村卓瑪は、艦艇共同課目修了審査の中で成績が突出し、女性兵の結ぶ、包む、防御など多項目の審査で第1位を獲得し、顔に高原の赤い花が咲いたかのようだった。彼女は、「空母女性水兵となり、私はとても嬉しい! 私はチベット女の火のごとき激情を空母に持ち込み、故郷のために栄光を勝ち取る必要がある!」と語る。(記者 高玉潔)


 もちろん優秀なんでしょうが少数民族を登用するのには宣伝の意味もあるんでしょう。

 イラン関係です。

http://military.china.com/news2/569/20140208/18329981.html


イラン「征服者」級新型潜水艦が明るみに 推進システムが推測を引き起こす

【グローバルネット総合報道】 イギリスの「週刊ジェーン安全保障業務」2月3日の報道によれば、まだ正式に対外的に宣言されていないが、先日イランテレビ局が制作した、この国の軍事的成就を宣伝するテレビ番組の中で、イランの新型「征服者」級潜水艦が短時間登場した。

イランの第1隻目の「征服者」級潜水艦はすでに去年11月に進水したとされる。発表されている衛星画像がはっきり示すところによれば、1隻の潜水艦がイランのボスタヌ造船工場の水中にいる。第2隻目はカスピ海のエンゼリ造船工場で建造中である。

ボスタヌの潜水艦は水線上の長さが40mだが、エンゼリで建造される第2隻目は48m近い長さがある。このため、「征服者」級潜水艦はイランがすでに建造して長年になる長さ29mの「カディー」級潜水艦に比べずっと大きい。

2月3日のテレビの画面は、この潜水艦は屋内の船台上で建造され、その後ボスタヌで進水したことをはっきり示している。その推進器は依然遮蔽されている。外界はイランがもし新たな推進システムを採用しているのでなかったら、国際的なウォッチャーたちがその推進システムは新型だと考えることを希望しているのだ、と考える。(実習編集翻訳:宋晨、原稿チェック:聶魯彬)


 最後の部分は、要するに新型か、新型と思わせるトリックかどちらかだ、ということでしょう。カスピ海で進水したら基本的にカスピ海からは出られないはずですが、カスピ海だけで使うんですかね。

2月11日

http://club.china.com/data/thread/1011/2767/85/71/6_1.html

 「革命的な艦載無人機」らしいです。「複葉タンデム翼」とでも言うんでしょうか。

 今日はインド関連の記事を3つ紹介します。まず極超音速ミサイル関連です。

http://military.china.com/news2/569/20140208/18330541.html


インド、「鶏を借りて卵を生ませる」方式で極超音速ミサイルを研究開発 アメリカにのみ先んじられる、と称する

アメリカ

マッハ20で全世界をリード


不断に他国の極超音速飛行体計画に対し四の五の言うのと同時に、アメリカ自身の極超音速武器研究は全く隠そうとしない。

今までに、アメリカはすでに多くの極超音速飛行体の研究を行い、このうちHTV-2飛行体はマッハ20の速度をもって地球に向け滑空できる。去年5月に試験が成功したX-51A「ウェーブライダー」飛行体の速度はマッハ5を超えた。アメリカ空軍の神秘のX-37B宇宙飛行機は、2012年12月からずっと地球軌道をめぐって高速で飛行している。

極超音速武器の応用方面で、アメリカ人は巡航ミサイルを突破口とする。彼らは「トマホーク」巡航ミサイルから着手し、2015年までにマッハ6〜8の極超音速巡航ミサイルを研究開発するつもりである。また、極超音速対弾道ミサイル、極超音速飛行機および対ミサイル、対飛行機、対装甲の諸機能を一身に集めた極超音速多用途巡航ミサイルも一段と力を入れて研究開発中である。

ロシア

武器サンプル品、今年も初飛行


ロシアの極超音速武器に対する研究もすでに久しい。1997年、ロシア総参謀長は、極超音速飛行機GLAの研究開発にすでに成功しており、この飛行機は任意に曲線を改変できるだけでなく、しかも大気圏進入の速度は毎秒5,000mを超える、と言明した。

2012年夏、ロシアは極超音速ミサイルと搭載機の搭載架の分離試験に成功し、極超音速空中発射武器研究開発の上で堅実な第一歩を踏み出した。現在、ロシアの極超音速技術はすでに飛行論証段階に入り、より先進的な飛行機のレイアウトを研究中で、かつ今年7〜8月に極超音速サンプル品の初の試験飛行を行う可能性があるとされる。

また、ロシアはさらに「次世代発射技術」極超音速試験飛行機を研究開発中であり、この飛行機は水素燃料超燃焼ラムジェットエンジンを採用し、飛行機の速度はマッハ6〜14に達し、すでに多くの地上試験と風洞試験を行っている。

インド

「鶏を借りて卵を生ませる」意気込みにあふれる


高度技術武器装備研究開発方面で、インドはこれまでずっと「鶏を借りて卵を生ませる」近道を偏愛し、極超音速武器も当然例外ではない。

去年のモスクワ航空展で、ロシア・インド合資企業「ブラームス」の代表は、インドとロシアが合同で研究開発する「ブラームス」対艦ミサイルの極超音速型はすでに研究開発に成功し、かつ極超音速エンジンもテストをパスした、と言明した。計画によれば、このミサイルの速度はマッハ6〜7に達し得る。

極超音速ミサイルの他、インド国防問題分析研究所はさらにあるレポートを提出し、少なくともマッハ5のジェット戦闘機を研究開発することを提案している。レポートは自信ありげに、アメリカのX-43およびX-51実験型飛行機の研究開発作業だけがインドに先んじている、としている。

またある報道は、インド人は積極的にマッハ5〜20に適合する極超音速ラムジェットエンジンを研究開発中である、とする。


 中国もこの方面には力を入れており、対抗する意味もあるんでしょうが、「少なくともマッハ5のジェット戦闘機を研究開発する」とかインドの現状を考えるとやや非現実的のような気がしますが。

 次は潜水艦関連です。

http://military.china.com/news2/569/20140208/18330082.html


ロシア、インドに6隻のアムール級潜水艦を販売することを計画 潜水艦発射超音速ミサイルが可能に

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:アムール級潜水艦の模型」)

【グローバルネット総合報道】 タス通信社2月7日の報道によれば、ロシアのルービン設計局は今週木曜日、ロシア造船企業は、間もなく到来するインド潜水艦入札募集のために改造設計を提供し、これをもって「ブラームス」ミサイルとインド自ら製造する推進システムの必要性に適応することができる、とした。

ロシアはインドのために第4世代アムール1650の造船技術を提供し、これをもって約118億アメリカドルの6隻の「ステルス」ディーゼル・電池潜水艦の契約を勝ち取るすることを計画している。

だが、フランス、ドイツ、スペインも、自分たちは今回の入札に参加し、インド国防省は近く入札を実施することになる、としている。

「我々はすでにアムール1650の造船技術と垂直発射装置を相互に結合している。また、Club-Sミサイルシステムの発射機の設計問題で我々はすでに顕著な進展を取得済みである。」 サンクトペテルブルグのルービン設計局首席設計師イゴール モーチャノフはこのように語る。

モーチャノフはさらに、「インドとロシアによって共同開発されるブラームスミサイルをアムール級潜水艦上に装備する可能性があるが、このようにしても潜水艦の全体性能に影響することはない。」とする。

アムール1650は多用途の魚雷や対艦ミサイルなどの武器を配備するが、この艦はさらに地対地先進巡航ミサイルをもって有効に目標に対し打撃を実施することができる。

インドのマジャガン造船有限会社は現在6隻のフィッシュ級潜水艦を建造中であり、これはフランス艦艇建造局DCNSとの協力プロジェクトである。だがインドサイドは、自分たちの必要とする潜水艦は「より良いステルス能力、より遠い探知計測距離および先進的な作戦管理システム」を持つ必要がある、とする。

インド海軍の情報によれば、この6隻の新たな潜水艦は陸上基地作戦機能とAIPシステムを具備することが必須で、このことは非常に大きくインドのディーゼル・電池潜水艦の持続的水中作業能力を増強し、しかも頻繁に水面に浮上してその水中作業のために酸素供給、充電を行う必要がない。


 ロシアはAIP技術が遅れているようで、「インド自ら製造する推進システム」とはたぶん他の国から導入した技術によるものでしょう。

 次は対戦車ミサイル関連です。

http://military.china.com/news2/569/20140208/18330674.html


インド・アメリカ、「ジャベリン」対戦車ミサイルの競争入札による調達の障害の除去を協議

[イギリスの『週刊ジェーン安全保障業務』2014年2月7日の報道による] インド国防省はアメリカ政府との協議を押し進めており、結果的にRaytheon/ロッキード・マーティン社が設計した「ジャベリン」対戦車ミサイルシステムがインド陸軍の緊急需要プロジェクトの競争入札に参加するのを許す。2月7日、アメリカ国防省の高級代表団とインド国防省官僚が会談を行い、以前アメリカがインド向けに国内で生産する「ジャベリン」対戦車ミサイル技術を移転することを妨害した政治および法律方面の障害の解決を企図した。

ウィリアム ブレアはRaytheon社のアジア太平洋地域担当主管で、ニューデリーで行われた2014年国防製品輸出展示会でジェーンに、「社は、これまでのジャベリン連合企業方面にあったあらゆる問題の解決を探求しているところであり、かつ積極的にこの企業の成立を推進している。」と教えた。インドとアメリカは、アメリカの対外兵器販売政策によってジャベリン連合企業を建立し、結果的にインド陸軍の対戦車ミサイルに対する急ぎの需要を満足させ、インドで「ジャベリン」対戦車ミサイルを合同生産し、かつ性能がより良い改良型ミサイルを共同開発することを協議している。

インドは1,914基の対戦車ミサイル発射装置、37,860発のミサイル(訓練弾含む)と107セットのシミュレーターを必要としており、直接の輸入と技術移転後の国内生産によって、陸軍の359個歩兵大隊に装備する。ブレアは、肩撃ちする「ジャベリン」対戦車ミサイルの有効射程は2.5kmで、すでにインド陸軍の試験を受ける準備も整っているが、今のところすでにその他の製品によって先を越されている、とする。2010年以来、インド陸軍はアメリカ陸軍と行った合同軍事演習の中で、すでに13発の「ジャベリン」対戦車ミサイルを発射している。

2013年末、元アメリカ国防長官アシュトン カーターの推進の下、アメリカとインドは二国間国防貿易提議(Defence Trade Initiative、DTI)を成立させた。政策はジャベリン連合企業に技術移転を提供させるよう発展変化し、「ジャベリン」ミサイルの射程を延長する合同研究開発が可能となる。国防貿易提議の下で、アメリカ国防省はアメリカ政府に、10項目のインド向けに技術移転する軍事技術リストを提出した。この中には「ジャベリン」ミサイル関連技術が含まれ、かつインドをアジア地域の新興の戦略協力パートナーと称している。この尋常ならざる政策方針は、インドをいくつかの数少ないアメリカがそのデリケートな国防情報の共有を準備し、かつ輸出が統制を受けない国の1つとする。

ジャベリン連合企業は、インド国有ミサイルメーカーと協力することになると見られる。すなわち、バーラト電子有限会社とバーラト動力有限会社である。しかし、もしアメリカ・インド双方が「ジャベリン」対戦車ミサイルに関する談判をできる限り早く協議達成にできないと、インドはイスラエルのラファエル社の「スパイク」携帯式対戦車ミサイルの購入に転じる可能性がある。インド陸軍はすでに「スパイク」携帯式対戦車ミサイルに対し厳格なテストを行っている。だが、「スパイク」が唯一の競争入札参加製品であるため、インド国防省は何度もこのミサイルの購入を拒絶している。インドの「国防調達プロセス」の中には、あらゆる装備の調達は1種の入札参加製品しかないのではいけない、と規定されている。(北方科学技術情報研究所 陳永新)


 インドは中国と違って多くの国から脅威と見なされていないのでアメリカ、ロシアを含め非常に多くの国から兵器技術が導入でき、またその有利な立場を充分利用しているようです。

2月12日

 中国海軍関連です。

http://military.china.com/news/568/20140210/18332668.html


香港メディア:舟山艦の東海救援は実戦との比較に堪え、パフォーマンスは出色 日本は警戒することに

【グローバルネット総合報道】 香港の「南華朝刊」2月9日の報道によれば、2月7日夜、ミサイル護衛艦舟山艦は3時間の高速航行の後に失火した漁船付近に到達し、事が起きた地点は日本の鹿児島県奄美大島北西約280kmの所に位置した。

内地メディアと共同通信社の報道によれば、この護衛艦は3隻の日本の海上保安庁巡視船の前に到着し、日本の巡視船はやや早い時間に中国サイドの救援を呼ぶ請求に応えて出発したのである。新華社の報道によれば、漁船上の24人中6人が大火の中で死亡した。

北京の海軍専門家李傑は、舟山艦の出現は去年11月に北京が東海防空識別圏の設立を宣言した後の人民解放軍の海空快速機動能力を示している、と語る。この識別圏は論争ある釣魚島を含んでおり、このため東京の抗議に遭った。

内地メディアの報道によれば、舟山艦は航行10時間余り後に負傷した船員をある軍の病院に送り届け、その他17人の船員は信じられているところによれば漁船の修理ができた後すでに港に帰った。

李傑は、「この結果は推して知るべしだ。何故なら我々の護衛艦は明らかに日本の海上保安庁の巡視船に比べずっと速いからだ。防空識別圏成立以来、人民解放軍はその海上行動を強化しており、これには海軍の訓練とその他の非伝統的軍事演習が含まれる。」と語る。

上海の軍事専門家倪楽雄は、人民解放軍の快速反応の後、日本は警戒することになる、と語る。

彼は、「日本の海上保安庁は警戒するはずだ。何故なら人民解放軍海軍が今回の救援行動を実戦訓練と見なしているようであり、彼らのパフォーマンスが相当に出色だったからだ。」と語る。


 ちなみにこの艦は現在中国で最も先進的なミサイル護衛艦054A型で艦ナンバー529、全長134m、最高航行速度30ノット、満載排水量4,053トン、最大航続距離8,025海里とされ、動力はディーゼルエンジン4台を組み合わせたものです。やや早く出発した海上保安庁の巡視船より早く到着したから速い、と言いたいようですが、双方の出発地点から現場までの距離を比較しないとそんなの成立しませんよね。

 多くの国による合同軍事演習に中国が初参加する、という話題です。

http://military.china.com/news/568/20140210/18333595.html


中国軍、2014アメリカ・タイ コブラゴールド軍事演習への派兵、参加を事実確認

中新ネット2月10日電 中央テレビの報道によれば、記者は国防部外事事務室から、タイ、アメリカ軍によって共同で主催される2014年「コブラゴールド」多国参加合同軍事演習が2月11日に正式に開幕するが、主催者サイドの招待に応じ、中国軍が初めて17人の分隊を派遣してタイのピッサヌロークに赴かせ、演習に参加する、ということを知った。

報道は、中国サイドの演習参加分隊は広州軍区をメインとして抽出して組織され、演習の人道主義救援行動演習部分に参加し、主な参加科目には指揮協調センターの作業と室内推論演繹、工程援助演習、医療救援、軍事医学研究討論交流活動が含まれる。

「コブラゴールド」演習はタイ・アメリカが合同で主催する1年に1回のメカニズム性多国参加軍事演習で、今年の演習にはタイ、アメリカ、中国、韓国、インドネシアなど8カ国が共同で参加し、演習の全部の活動は2月23日に終わる。


 まあ規模的にも内容的にも中国軍の「手の内を知る」役にはあまり立ちそうにないですが。ちなみに日本も2005年から正式に参加しているそうです。

 「梟竜」戦闘機関連です。

http://military.china.com/news2/569/20140210/18333210.html


ロシアメディア:サウジアラビア王子、パキスタンを訪問し梟竜戦闘機を体験 軍事協力を協議

(頑住吉注:原ページのここにある1枚目の画像のキャプションです。「1月20日、サウジアラビアの副国防大臣であるスレイマン ベン スーダン王子は代表団を率いてパキスタンを訪問し、パキスタンが製造するJF-17梟竜戦闘機を視察し、かつ戦闘機に乗り込んで自ら体験した。」 続いて2枚目。「1月20日、サウジアラビア副国防大臣スレイマン ベン スーダン王子は梟竜戦闘機のシミュレーターを操作した」)

【グローバルネット総合報道】 ロシア軍事工業総合体ウェブサイト1月27日の報道によれば、サウジアラビアは中国とパキスタンのJF-17「雷電」/FC-1「梟竜」戦闘機の合同生産プロジェクトに参加し、パートナー関係を結成することの前途の見通しの問題を研究しているところである。

関連の消息筋の人物は、サウジアラビア国防省と空軍代表はすでにパキスタンを訪問し、詳細に「梟竜」戦闘機の状況を理解した、と指摘する。その中のある代表は、このプロジェクトは「技術王国」となり得、新たなプロジェクトの研究開発に用いることができる、と指摘する。

サウジアラビア当局の公告は、1月20日にサウジアラビアの副国防大臣スレイマン ベン スーダン王子がパキスタンを訪問し、アメリカのF-16を真似て製造し、2013年末から大量生産が開始されたJF-17戦闘機を理解した、と指摘している。パキスタン武装力量の参謀長ラーヘリ シャリフ上将は戦闘機の飛行デモンストレーションを手配した。双方は軍事領域の協力問題を討論し、これには人材養成訓練と経済交流が含まれる。会談の中で双方は一連の相互に興味がある問題を討論し、これには地域の安全問題が含まれた。

西側の外交官は、パキスタンはサウジアラビアの主要な戦略的パートナーである、とする。パキスタンは中国の援助の下に湾岸協力委員会メンバー国向けにミサイルとその他の類型の武器を提供している。関連の消息筋の人物は、パキスタンはサウジアラビア向けに軍用機、戦車、潜水艦をセールスしており、技術移転、合同生産を組織することを望んでいる、と指摘する。サウジアラビアがパキスタンの武器を購入する規模は増加すると見られる。(編集翻訳:林海)


 サウジアラビアの立場ならアメリカからF-16最新型を購入することが政治的にも財政的にもできると思われますが、やはり技術移転を受けて合同で生産するという点が魅力なんですかね。

 日中戦争の予測ですが、ちょっと異色です。

http://military.china.com/critical3/27/20140208/18330438.html


中国の対日開戦の勝算はどのくらいか 深い分析が驚くべき結論を出す

どうであろうとも甲午戦争は中国人の心中の永遠の痛みである。今年また甲午の年がやってきたが、中日関係はまたしてもちょうど常ならぬ時期にいる。そこで第二次甲午戦争に関する言論が世間で言いはやされている。筆者は平和主義者であり、当然戦争に賛同しないが、1人の中国人として、やはり自覚することなくちょっと関心を持っている。もし再度甲午戦争があったら、我々の勝算はどのくらいだろうか?

この戦争の勝負を分析する前に我々はまず、このあり得る戦争が一体どのような戦争なのかを分析してみる必要がある。中日の外交の緊張は政治的関係に基づいているが、具体的な論争は釣魚島にある。中国人はおそらく日本本土の攻撃には興味がなく、日本も第二次大戦の教訓、および現実の外交的考慮に基づき、おそらく中国本土の打撃を望まない。このためこれは釣魚島の主権論争をめぐる戦争である。また、中日戦争は単に中日両国の事柄に過ぎないわけでも全くない。何故ならその中にはより強大な要素たるアメリカの存在があるからである。大規模な戦争はおそらくアメリカの見たくないもので、中日両国の根本利益にも符合しない。中日の現在の実力をもってしては、どちらがどちらをやっつけてしまう能力もない。このため私は、これは規模が限られた戦争になると考える。

規模が限られ、かつ島嶼の争奪をめぐる海上戦争、これが私のこの戦争に対する予想である。もし私の予想が正確だったら、この戦争の勝負を決定する要素は主に海空軍である。中日両国の海空軍の実力がこの戦争の勝負を決定することになるのだ。

まず我々は武器装備を見てみよう。日本の海空軍装備はずっと比較的先進的で、特に海軍は世界一流である。空軍はやや古臭いが、それでも全てが近代化された軍用機である。我々は全体的に比較的立ち後れ、近年来052C、殲ー10、殲ー11、早期警戒機などいくつかの比較的先進的な装備を装備したが、装備時間が短く、非常に多くの技術がまだ成熟していない。このため全体的に言って質の上では日本軍が優勢を占める。数の上では我々が優勢だが、質の優勢であろうが数の優勢であろうが、合理的な戦術を必要として発揮される。これはこの戦争の不確定要素であり、合理的な戦術を採用できた方が優勢を取得できる、とも言える。

次に人員の素質を見てみよう。1人の中国人として、本当の話をすれば罵られるだろうが、科学的分析という角度からはやはり言わないわけにはいかない。私の視点は、中国軍人の素質はおそらく他者に及ばない、というものである。技術レベルでも精神的素質の上でも、おそらく隔たりがある。中国人の素質は本来もう日本人に及ばず、加えて軍は1980年代以来経商(頑住吉注:「商売」などの意味ですが文脈に合わず、ここでは「運営」くらいの意味でしょうか)および体制が硬直化し、腐敗が深刻であり、このことは間違いなく人に彼らに対する信頼を持つことを非常に難しくさせる。

第3に軍事的伝統を見てみよう。軍事的伝統は非常に重要な指標である。我々は第二次大戦の時期のドイツが陸上ではかなう者がいなかったが、海上ではイギリスに及ばず、何故ならこれはまさにイギリスが伝統的海洋国家で、一方ドイツはずっと大陸国家だったからである、という例を見る。日本はずっと海洋大国で、日本海軍は第二次大戦の時期かつて米帝をひどく狼狽させるほど打撃し、空軍もそうだった。一方我々はずっと大陸国家で、海軍と空軍はここ何年かでやっと発展してきたのであって、きっと他者のように成熟してはいない。このためこの方面でも日本が優勢を占める。

第4に我々は情報能力を見てみよう。何故情報能力を単独で語る必要があるのかと言えば、それは現代の戦争が情報で行う戦争で、情報能力が決定的要素だからである。もし単独で両国の情報能力を比較したら、隔たりは決してあまり大きくはないかもしれない。日本には衛星があり、我々にもある。日本に早期警戒機があれば我々にもある。その他も全ておおよそ同等である。だが日本はアメリカの同盟国であり、戦時にもしアメリカが参戦しなくても、彼らに情報の支持を与えるだろう。そしてアメリカの情報能力は、おそらく我々が足下にも及ばないものだ。このためこの点の上でも、我々には劣勢がある。

以上の分析から見て、もし規模が限られ、かつ島嶼の争奪をめぐる海上戦争だったら、我々は劣勢に置かれる。このため現在をもって見れば、勝算は決して大きくない。だが我々は大国であり、人は多く地は広く、しかも資源は豊富で、長期的に消耗していく、あるいは戦争が拡大化すれば、我々に優勢があるかもしれない。当然これは中日両国の要素の分析に過ぎず、外在するその他の要素は含んでいない。


 これはかなり反発されそうですね。しかし有利にするため長期戦や戦争の規模拡大を望まれても困りますな。

2月13日

 「梟竜」関連です。

http://military.china.com/news2/569/20140211/18335493.html


トルコ空軍司令、梟竜戦闘機に対し濃厚な興味 自ら機に乗って体験

(頑住吉注:原ページのここにある1枚目の画像のキャプションです。「トルコとパキスタン双方の人員が梟竜戦闘機の前で集合写真を撮影」、続いて2枚目。「トルコ空軍代表、梟竜戦闘機に乗って視察を行う」)

パキスタンメディアの報道によれば、現地時間1月29日、トルコ空軍司令Akin OZTURK将軍一行がパキスタンを訪れ、パキスタン航空工業総合社(Pakistan Aeronautical Complex)を見学した。トルコサイドの人員は中国とパキスタンが合同で研究開発したJF-17梟竜戦闘機に対し濃厚な興味を示し、梟竜戦闘機の生産作業場を見学し、かつ機に乗って体験した。

数日前、サウジアラビア副国防大臣スレイマン ベン スーダン王子もパキスタンを訪問した時、同様に中国・パキスタンの梟竜戦闘機を視察し、かつ機に乗って体験した。


 サウジアラビア王子の記事は昨日紹介しましたが、トルコもやはり技術移転が狙いなんでしょう。

 中韓関係関連です。

http://military.china.com/news/568/20140211/18334774.html


韓国、再度中韓の軍事情報協定締結を提案 中国サイドは慎重な態度

【グローバル時報特約記者 金恵真】 韓国議会は10日に外交、統一、安保領域の政府業務諮問会議を行い、韓国連合通信社の報道によれば、韓国と中国で軍事情報保護協定を締結する件に再度言及された。

韓国連合通信社の報道は、今回の諮問会議で与党議員が、「韓国・中国両国の信頼関係を深めるというレベルにおいて、軍事情報保護協定を締結する必要があるはずだ」と提示した。これに対し韓国外務大臣尹炳世は回答して、「韓国・中国両国は去年の新指導部就任以来、多くの領域で協力を展開しており、これには国防領域が含まれる。両国の軍事情報保護協定締結の必要の有無に関しては、これは考慮に値することだ。」と語った。

韓国外務大臣はさらに、アメリカと日本以外に、韓国も中国およびロシアとの協力関係を重視しており、韓国は外交レベルで「ウィンウィン」を取得することに努力することになる、と強調した。

これは韓国サイドが初めて提示した「韓国・中国軍事情報保護協定」では決してない。韓国メディアが明らかにするところによれば、2012年5月には早くも、韓国外務省は中国サイドに向け非公式に軍事情報保護協定締結を提案した。報道は、当時中国はこれに対し慎重な態度を持ち、何故なら中韓による軍事協定締結は北朝鮮に対し間違った情報を発するだろうからである、とする。

「朝鮮日報」の報道によれば、軍事情報保護協定は限定的な協定で、韓国はすでにロシア、ウクライナなど24カ国と締結している。


 韓国はいろいろな意味で中国との関係を強化したがっていますが、中国はそれほどではないわけでしょうか。

 インド関連です。

http://military.china.com/news2/569/20140211/18334650.html


インドメディア:インド国産イージス艦、すでに航海試験を完了 あるいは3月に就役か

(頑住吉注:原ページのここにある1枚目の画像のキャプションです。「コルカタ級新型ミサイル駆逐艦の最新の画像」、続いて2枚目。「ムンバイ軍港の外に停泊する完成したばかりのコルカタ級新型駆逐艦」)

【グローバルネット総合報道】 最近、インドメディアは再度コルカタ級新型ミサイル駆逐艦の最新の進展を明らかにした。インドメディアは、コルカタ級駆逐艦は来月末にインド海軍に引き渡される可能性が高い、としている。現在この艦はすでに海上テストを完成させ、最後の検査修理作業を行っている。

インドの新型ミサイル駆逐艦コルカタ級(プロジェクトのコードナンバーはP15A)は全部で3隻建造され、第1号艦は2003年に着工された。この級はインドが新たに設計したミサイル駆逐艦で、ムンバイのマジャガン造船工場によって建造された。2003年から現在に至って完全な艦体が見られるが、時間はすでに10年近く過ぎている。

コルカタ級駆逐艦は全長163m、全幅7.4m、排水量6,800トン、航行速度30ノットである。この艦は「Nagin」アクティブ曳航ラインアレイソナーとHumsa-NGハルソナー、およびインド・ロシア合同開発のブラームス巡航ミサイルとイスラエルのバラクミサイルを装備する。コルカタ級駆逐艦はより多くのステルス設計を採用し、16発の垂直発射型PJ-10ブラームス超音速対艦ミサイル(射程290kmを超える)と48発の垂直発射のイスラエルのバラク艦対空/対ミサイルミサイル(射程10〜12km)を装備し、2機の対潜ヘリを配備する。

コルカタ級駆逐艦第1号艦「コルカタ」号は2003年9月に着工され、2006年3月に進水し、この後非常に長い艤装段階に入った。

コルカタ級駆逐艦はイスラエルのEL/M-2248四面フェイズドアレイレーダーを配備し、これに加え48ユニットの垂直発射バラク8対空ミサイルを装備する、とされる。2011年9月、インド国防大臣アンソニーは、コルカタ級駆逐艦第1号艦「コルカタ」号は2012年3月に就役する計画であるとした。現在見ると、この時間はすでに少なくとも1年延期されている。


 インドの兵器調達は何でもかんでも遅延しますな。性能は中国製に比べてどうなんでしょうか。

2月14日

 小火器関連です。

http://military.china.com/news2/569/20140211/18335471.html


ベトナムメディア:ベトナム軍は中国の小銃に対し興味なし 純粋に政治的原因で中国を競争入札に参加させる

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ベトナム軍はすでにイスラエル製小火器を装備」)

【グローバルネット総合報道】 ロシア軍事工業総合体ウェブサイト2月11日の報道によれば、ベトナム国防省は小銃組立工場の建設に関する国際入札募集の中で最終的にイスラエルを選択し、ロシアと中国を拒絶した。遠くない将来ベトナム軍は前世紀から使用を開始したAK-47を徐々に淘汰し、イスラエルのガリルACE-31およびACE-32アサルトライフルを使用するよう改めることになる。

ロシアの「職業人報」が掌握した情報によれば、ロシアが競争入札の中で敗北した原因は提示価格が高すぎたことで、2.5億アメリカドルという要求価格はイスラエルの1.7億アメリカドルよりはるかに高かった。中国に関しては、中国サイドの参加を許したのは純粋に政治的原因から出たことで、中国サイドによる協力の提案は最初からもう重視されていなかったのである。

ベトナムのQPVNテレビ局は、ベトナム軍は独立自主でイスラエルの2タイプの自動小銃の組み立てを開始しようとしているとの情報を報道した。ベトナム国防省副大臣ジャングァンチン中将がタインホア市のZ111兵器工場を視察したことに関する報道は、遠くない将来、イスラエル武器工業社がこの工場を助けてガリルACE-31とACE-32アサルトライフルおよびその7.62mmx39標準弾薬の大量生産を手配し、かつ将来はベトナムが1965年以来使用しているAK-47小銃に取って代わることになる、と指摘している。

ベトナムが去年行うことを宣言した自動小銃工場建設入札募集の中では、全部でイスラエル、ロシア、中国という3カ国しか参加しなかった、とされる。あるロシア国防輸出社と関係が密接な消息筋の人物は、入札募集の条件は非常に標準的なもので、技術、生産の国内化を実現することが必須で、毎年の生産能力が小銃5万挺に達することを要求していた、と明らかにする。ベトナム軍はとっくにロシアの小火器を使用する第1年目ではなく、このためロシアサイドが提出したAK-100系列に関する協力の提案は元々最も良い選択で、ベトナム軍兵士は新型自動小銃に適応し直す必要がない。だがベトナムサイドはロシアサイドの高すぎる提示価格に対し非常に困惑した。「職業人報」が掌握した情報によれば、ロシアサイドの提示価格は約2.5億アメリカドルで、イスラエルの提示価格は1.7億アメリカドル前後だった。ロシアサイドの消息筋の人物は同時に、中国の協力提案に関しては、ベトナム国防省は最初から興味を感じておらず、中国サイドの競争入札参加を許したのは純粋に政治的要素の考慮から出たことだ、と指摘している。

ロシアの「カラシニコフ」コンツェルングループ会社社長ケリウォルチクはロシアサイドがベトナムの入札募集の中で失敗したとの情報を基本的に事実確認した。ロシアサイドの提示価格が比較的高かった原因は生産費用が高いことだが、彼は付け加え、社は生産に対し最適化を行うことになるが、製品価格を圧縮するために仕事のポストを減少させることはない、と語った。ロシア国防輸出社と関係が密接な消息筋の人物は、ロシアサイドはこれに対し過度に悲観する必要はなく、競争入札の中での失敗は確かに人を不愉快にさせるが、どんな損失があるとも言えないのだ、と強調した。

ベトナムはロシアの武器と軍事装備の主要な輸入国の1つであり、近年来安定してロシア国防輸出社顧客ランキングの第5位にいる。数字的指標という角度から見ると、2.5億アメリカドルという潜在的損失は決してそんなに恐ろしいものではない。現在ベトナムは毎年少なくともロシアから15億アメリカドルの軍事製品を輸入している。だが、今ロシアとベトナムの軍事技術協力史上に良くない先例ができたわけで、ベトナム国防省は公然とロシアの小火器を拒絶し、外国製品を選択したのである。ロシアの戦略・技術分析センターの専門家マジイェンコは、価格の高騰はあらゆる軍事技術協力の基本的な問題で、製品コストが急激に増加することはその発展の主要な制限で、ロシア企業は財政専門家の監督下で新たな方式を探求して困った状況を脱することが必須だ、と指摘する。

その他の国の兵器市場では、「カラシニコフ」の状況はやや良い。ケリウォルチクは、2014年、社はインドでのAK小銃の組立、生産開始を準備し、年産5万挺と見られている、とする。また、社はさらにベネズエラで継続して義務を履行し、工場を建設してAK-100系列自動小銃を組み立てることになる。(編集翻訳:林海)


 まあそりゃベトナムは中国と戦争になる可能性をはらんでいるわけですから中国の小銃は採用しないでしょう。ガリルならAKに慣れた兵士が使いやすいですが、世界的な趨勢に反して小口径化しなかったのは備蓄された弾薬がもったいないということでしょうか。あるいはジャングル戦で軽量の弾薬は枝葉にぶつかることによって弾道が乱れやすいといった理由もあるのかもしれませんが。

 インド関連です。

http://military.china.com/news2/569/20140211/18335237.html


インドメディア:インド空軍、スホーイー30の機体を強化してブラームスミサイルを搭載中

【グローバルネット総合報道】 「インド時報」ウェブサイト2月10日の報道によれば、陸軍と海軍に続き、インド空軍は現在飛行速度マッハ2.8に達する「ブラームス」ミサイルの装備を準備しているところである。このインドとロシアによって合同で研究開発されたミサイルは、世界の同クラスのミサイルの中で性能が最も良い戦術ミサイルあるいは非核ミサイルと呼ばれ、その「運動エネルギーは亜音速ミサイルに比べ9倍多い」。

ブラームス航空宇宙社の責任者シワタヌ ピーライはインタビューを受けた時、「重量2.5トンの空中発射型『ブラームス』ミサイルは、重量3トンの陸上基地および海上基地バージョンの『ブラームス』ミサイルに比べ軽い」と語った。空中発射型ミサイルの発射架はすでに準備が整っている。

ピーライは、「模擬テストを経て、このミサイルはすでに試射を行う許可を得ている。現在、空軍はインドスタン航空有限会社のナシックに位置する工場内でスホーイー30MKI戦闘機の機体を強化し、もってこの戦闘機がこの大型ミサイルを搭載できることを確保しているところである。関連の整合を行った後、我々は今年12月にこの戦闘機上からこのミサイルを試射することになる。」と語る。

空中発射型「ブラームス」ミサイルに関し、消息筋の人物は、空軍はすでに42機のスホーイー30MKI戦闘機に対し構造およびソフトウェア方面の改造を行い、もってこのミサイルを搭載できるようにするよう指定している、と語る。インド空軍は120億アメリカドルを超える価格でロシアに272機のスホーイー30MKI戦闘機を発注しており、今までにすでにおよそ190機が装備されている。これらの戦闘機の大部分はインドスタン航空有限会社のナシックに位置する工場でライセンス生産されたものである。

ある当局者は、「重量が300〜350kgに達する発射架は戦闘機の腹部に取り付けられる。また、さらに3ヶ月の時間を要して、スホーイー30MKI戦闘機のソフトウェアおよび任務コンピュータに対しテストを行う。」と語る。

報道は、インド空軍は徐々にスホーイー30MKI戦闘機をより多く西部と東部の前線地帯に配備し、もってパキスタンと中国に対する威嚇の態勢を強化する、とする。


 ロシアのミサイルから発展した中国のミサイルを搭載した、やはりロシアの戦闘機から発達した中国の戦闘機とどちらが優秀か気になりますが、仮に性能である程度勝っていても数で対抗するのは困難でしょう。

2月15日

 中国の小火器関連です。

http://tuku.military.china.com/military/html/2014-02-12/222416_2460734.htm


中国の05式戦略小銃は小銃・グレネードランチャー・散弾銃一体 95は淘汰へ

中国の05式戦略小銃、小銃・グレネードランチャー・散弾銃の合一体を採用へ

最近、許其亮(頑住吉注:高位の軍人)は総装備部某武器試験基地を視察し、中国の05式戦略小銃が明るみに出た。中国の95式小銃が人々の視野に入った時から数えてすでに十年余りになり、このことは中国が新型05式戦略小銃を装備することを説明しているのかもしれない。95式小銃は淘汰されるかもしれず、中国は兵個人戦闘システムのデジタル化、情報化を実現し、アメリカに先んじて新型小銃時代に入ることになる。

(頑住吉注:2ページ目)05式戦略小銃のテスト中の銃

中国版OICWシステムは我が国が自ら開発を行った先進兵個人作戦システムである。米軍のこの概念と同様で、すなわち未来の作戦の中で兵個人と武器が情報化作戦の中に溶け込み、兵個人の武器は大きな殺傷力と敏捷性および複雑な条件への適応能力を持つだけでなく、さらにデータを共有して小隊の作戦能力を大幅に向上させることができる。

このシステムは2種の弾薬を使用し、これには通常小銃弾薬とエアバーストグレネードシステム、加えて多機能照準光電子設備がより高い殺傷力を持つ。当局が明らかにするところによれば、この設備はすでに定型に至り、かつアデン湾航路護衛部隊に支給されて使用を経ている。

(頑住吉注:3ページ目)主体は5.8mm小銃システムで、はっきりした20mmエアバーストグレネード発射システムは見られない。ストックの部分が20mmマガジンの挿入部と撃発機構に違いない。

(頑住吉注:4ページ目)資料画像と対比すると、ディテールは間違いなくOICWであるとはっきり示す

(頑住吉注:5ページ目)この兵個人総合作戦システムは主に以下のいくつかの部分からなることが見て取れる。それぞれ先進光学設備を装備した武器で、新型ヘルメット、ヘルメットディスプレイ、通信サブシステム、携帯式電子プラットフォーム、独立したバッテリーグループ、制服、防護設備である。フルセットのシステムの総重量は20〜27kgと見積もられる。兵士のヘルメットの左側にはヘルメットディスプレイが装備され、各種のデータの表示に用いられる。このシステムはおおよそフランスのFELIN兵個人作戦システムおよび米軍の「ランドウォリアー」兵個人作戦システムに似ており、我が国のこの領域における研究がすでに世界最高レベルに近づいていることをはっきり示している。

(頑住吉注:6ページ目)某型兵個人総合作戦システムの紹介パンフレットの画像に関し、画像の紹介から我々は兵個人総合作戦システムの火力サブシステムと呼ばれる新型銃器が解放軍陸軍の下層の部隊で測定あるいは試験を行っているところであるのを見る。この新型武器の外形は米軍のXM-29 OICW兵個人戦闘武器に似ており、この画像の説明によれば、この兵個人総合作戦システムは兵個人を基本ユニットとし、多種の先進技術を応用した高度技術兵士装備システムで、このシステムは兵個人の火力、機動、通信、照準、防護能力を全面的に増強することができ、それぞれの兵全てを有効な火力攻撃ユニットとさせることができ、すなわち独立して作戦でき、また協調して機動でき、兵個人の作戦機能を全面的に向上させ、兵士に未来の情報化された戦場で優勢を勝ち取る条件を持たせる。

(頑住吉注:7ページ目)このシステムの全長は950mm以下で、銃全体の重量は5kgを超えず、火力サブシステムは小銃・グレネードランチャー・散弾銃を合一した武器で、5.8mm弾薬と20mmエアバーストグレネードが発射でき、多種の目標に対応できる。現在我々がすでに得ているディテールから見て、この兵個人武器システムはおおよそOICWに似ており、20mmプログラミング可グレネードと先進的な総合光電子システムを採用している可能性がある。その銃器部分は、すでに部隊で就役している03式アサルトライフルに似ており、コスト低下あるいは設計難度低下の一種の考慮のためかもしれない。実際、兵個人総合作戦システムは急速に単一の歩兵の技術能力を増強できるため、さらに一歩歩兵分隊、小隊の作戦能力を増強でき、この中では部隊がより強い配備可能力を持つこと、および飛躍的発展技術を導入して兵士により高い作戦能力を獲得させることに重点が置かれている。

(頑住吉注:8ページ目)軍の新聞、当局のニュースで最近女槍王に言及され、これは皆が熟知する銃器専門家黄雪鷹で、新型の銃が就役できるか否かは全て彼女の行う総合試験による。

某ニュースの中でこの国産OICWの画面が示された時に付された説明は、「彼女によって定型の責任が持たれた某型小火器は、未来の情報化作戦の主戦装備で、世界に先んじたレベルにおり、アデン湾航路護衛の中で重要な作用を発揮している。」というものだった。

このニュースの情報量は大きすぎた。OICW概念の武器は米軍が1980年代にまず提出したものだが、研究開発は今に至るもフルセットで出現していない。ニュースの中の当局の言い方によれば、我が国のOICWシステムはすでに米軍の定型に先んじ、かつアデン湾特戦隊の中に装備され実戦検証を行ったということであり、大いに誇らしいではないか。


 そういや韓国軍にもボルトアクションの連発グレネードランチャーと一体になった似たようなシステムがありましたが広く普及する様子はなく、これも大山鳴動して、という可能性が大いにありそうですがどんなもんでしょうか。まあ少なくとも20mm連発グレネードランチャーや高度な照準システムなどを組み込んで「銃全体の重量は5kgを超えず」というのはちょっと考えられません。「散弾銃」に関しては詳しい言及がありませんが、12ゲージよりやや大きい20mm散弾を使うということでしょう。ちなみに「女槍王」には「中国の新小銃弾薬 DBP10」で触れたことがあります。

 「梟竜」関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20140212/18337900.html


当局、梟竜は2年内にあるいは国産動力に換装か、とする 多くの国が購入の意向

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「シンガポール航空展に登場した複座版梟竜戦闘機の模型」)

2014年シンガポール航空展は2月11日に開幕し、中国の中航工業傘下の中航技と中航国際は展示会現場に単座、複座型の「梟竜」戦闘機、L-15高等練習機、K-8練習機、直ー9ヘリ、「翼竜」およびSN-209無人機などの軍用機の模型を展示し、業界の関心を引き起こしている。

今回の航空展では、パキスタン軍が参加したため、中国・パキスタン合同研究開発の「JF-17」梟竜戦闘機が当然皆の関心の焦点となっている。周知のように「梟竜」戦闘機のエンジンとして現在選択されているのはロシアのクリモフRD-93エンジンである。ロシア・中国双方は2005年には早くもすでに、推力増加型RD-93型エンジン(元々の8.3トンから9トンにまでアップ)の提供につき談判の展開を開始したとされるが、噂ではこの交易はインドの妨害に遭った。その後のJF-17「梟竜」戦闘機の生産プロセスは比較的スムーズだが、たびたびロシアのRD-93エンジンの供給に問題が起きたとの情報が伝えられる。

グローバルネット特約記者の、国産エンジンがいつになればやっと「梟竜」に装備されて輸出できるのかの質問に関し回答する時、中航技副総設計師の劉宇は次のように言った。「もうすぐです。実際のところ国産エンジンの全体的な試作、試験、試験飛行作業はすでに鳴り物入りで進行中で、ならば1〜2年のうちに満足いく答案が得られるはずです。」 このことは、国産渦扇-13(WS-13)中等推力ターボファン航空エンジンが1〜2年内に「梟竜」戦闘機に装備されることが有望であり、したがって「梟竜」戦闘機の大量輸出最大の技術方面の障害が排除され、しかもさらに一歩「梟竜」のコストが低下するかもしれないことを説明している。

また、どういった国が「梟竜」に対し購入の意向を持っているのかに回答する時に劉宇は、パキスタン以外にさらにエジプト、バングラディシュおよび西アジア、中央アジア、甚だしきに至ってはアメリカ大陸のいくつかの国も購入の意向を持っている、とした。

(頑住吉注:以下のページのキャプションはすでに別の記事で紹介したものなので省略します。)


 劉宇という人の説明はまるで説得力ないですね。この手の「もうすぐ」、「ついに難関突破」のたぐいはもう何年も前から出ては消えていますし。しかし私は「難関突破」は最先端のエンジンよりこうしたやや格落ちのエンジンでまず実現するだろうと思っているので注目に値するとは思います。

2月16日

 日ロ関係関連です。

http://military.china.com/critical3/27/20140213/18339930.html


中日の東海の争奪白熱化 何とロシアが最大の受益者となる

中日の領土をめぐる争いで最も大きな益を獲得するのはロシア、その次はアメリカだろう。

中新ネット2014年2月7日電 ロシアメディアの報道によれば、日本の首相安倍晋三は7日、ロシアと日ロの領土をめぐる争いを解決することを計画しており、ロシアと平和条約を締結することになる、とした。

ロシアメディアの報道によれば、日本の首相安倍晋三は7日、ロシアと日ロの領土をめぐる争いを解決することを計画し、ロシアと平和条約を締結することになる、とした。2月7日は日本の「北方領土の日」で、安倍は関係の活動に参加した時、「私は日ロ関係を総体として発展させるのと同時に、努力して北方領土問題の最終的解決を勝ち取り、かつロシアと平和条約を締結する計画である。」と語った。

また、2013年2月に安倍の特使である森喜郎がロシアを訪問してプーチンと面会した時、プーチンは北方四島の領土問題の解決方案に言及し、この方案とは「面積二等分法」(平分法)に他ならなかった。すなわち、北方四島の領土の面積に総合的な計算を行い、その後面積に応じて両国で平均に区分けするのである。この方案によれば、日本は4つの島嶼の中の歯舞島、色丹島、国後島、および択捉島の小さな部分を得ることができる。

実は領土占有の根拠を論じれば、ウラジオストックは釣魚島に比べてはるかにより多くの理由が中国の領土の一部分であることを示す。しかもロシアが力づくで占領する中国の領土および領海は、中日で争いのある釣魚島の千倍万倍なのである。

だが中国はあえてロシア人の面前で全く口に出さない。しかしアジアの隣国の面前では寸土も譲らないのである。

また去年年末に中日の争いがまさに激烈だった時期、ロシア人は逆に日本に向け大いに媚びた視線を投げかけた。中新ネット12月23日電 ロシアメディアの報道によれば、ロシアのクレムリン宮殿ニュース局は月曜(23日)情報を発し、ロシア大統領プーチンが日本の明仁天皇の80歳の誕生日を祝賀し、かつロシア・日本両国関係のポジティブな動向を強調した、とした。

情報の中では、「我々両国関係のポジティブな動向、および各領域の建設的対話と相互利益協力の拡大を見て非常に嬉しい。私は真のパートナー関係という枠組みの下のロシア・日本のさらに一歩の関係強化が、総体として人民の根本利益に符合し、まさにアジア太平洋地域の安定と安全の確保という道に沿って前進することを堅く信じる。」と指摘していた。

プーチンはさらに明仁天皇の健康と幸福を願い、日本の繁栄と隆盛を願った。

ロシア・日本の間ではずっと平和友好条約が未締結で、これ(頑住吉注:プーチンの祝辞)はロシアサイドが南千島群島(日本は北方四島と称する)に対する態度にあるいは重大な発展変化があるかもしれないことを決して意味してはいないが、ロシア・日本関係が改善しつつあるのは事実である。だがこの中で主要なのは日本が能動的に事を行っていることである。もう一度言うが双方は平和友好条約を締結していないかもしれないが、これは決して両国間で上層部が互いに影響し合うことがないことを意味してはいない。2013年11月、日本・ロシアが初の両国外務大臣、防衛大臣の「2+2」会談を行ったのはその証拠である。

国際慣例によれば、国と国との間の外務大臣と防衛大臣の「2+2」会談メカニズムは、外交関係と軍事安全保障業務上の最高規格であり、非常に実務的な会談メカニズムでもある。現在、日本はアメリカ、オーストラリアといった同盟国とだけこのようなメカニズムを建立している。

今回の「2+2」会談は外界にロシアが迅速に日本に向け歩み寄っている印象を残した。当然、今回の会談は日本サイドが提唱したものだ、と言う人があるかもしれない。だが問題は、もしプーチンにこの意向がなかったら、彼がどうして外務大臣ラブロフと防衛大臣ショイグを日本に行かせて会談に参加させるだろうか? というものである。

実はロシアは中日間で両面下注なのである(頑住吉注:投資の用語でリスクを避ける手法らしいですがその方面知識全然ないんでよく分かりません)。一方においては中国と表面上良い関係でいて、もう一方でロシアは積極的に日本との関係を発展させ、かつ日ロの領土をめぐる争いを解決し、かつ日ロ平和条約を締結し、結果的に日ロ双方の敵対した状態を消し去り、代わりに日本の資金と技術を手にして極東とシベリアを開発することを愚かにも企図している。ロシアに関して言えば、併呑した本来は日本に属する領土を半分吐き出して日本の資金と技術とを交換に手に入れて極東を開発し、かつ日本が法律上ロシアの北方四島のもう半分の領土の合法的占有を承認することを獲得し、甚だしきに至っては日増しに強大になる中国を牽制することもできる、と言え、比較的計算されたな事情でもある。


 「だが中国はあえてロシア人の面前で全く口に出さない。しかしアジアの隣国の面前では寸土も譲らないのである。」という記述は尖閣問題での中国の態度に対する遠まわしの批判のようにも読め、北方領土に関する評価も意外ですけど、これは中国人の主流の考え方ではないでしょうね。

 もう1つロシア関連です。

http://military.china.com/news2/569/20140212/18337115.html


ロシアの新世代空母には原子力・通常2種の方案あり 建造コストは33〜83億アメリカドル

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ロシアの未来の空母の建造コストは2,500億ルーブルに達することに」)

人民ネットモスクワ2月11日電(記者 劉旭) タス通信の情報によると、ロシアのネバ設計局総裁セルゲイ フラソフは、ロシアの未来の空母の建造コストは1,000から2,500億ルーブルの間(約33億から83億アメリカドルの間)であるとした。

彼は、アメリカ空母はとっくに建造コストが110億アメリカドルに到達しており、これは約3,300億ルーブルに相当し、現在その建造コストはすでに140億アメリカドルに達している、と指摘する。ロシアの新たな空母の建造コストはずっと低くなり、約1,000億から2,500億の間である。また、空母の建造コストはさらにそれが装備する武器によっても決まり、もし艦対空ミサイルだけを配備すれば、価格はやや低くなる。

彼はさらに、未来の空母の製造方案は2つがあり得、すなわち原子力空母と通常空母である、とする。この設計局は2つの方案いずれも設計する。

もし原子力空母なら、その排水量は8から8.5万トンの間で、もし通常空母ならその排水量は5.5から6.5万トンの間となる。通常、1千トンの排水量が1機の飛行機の重量を受け入れられる。このため、もし空母の排水量が6.5万トンならすなわち50〜55機の飛行機を受け入れられ、もし8.5万トンの排水量なら70機の飛行機を受け入れられる。


 通常空母の場合規模的にはクズネツォフやワリヤーグと同程度ということになるんでしょうが、それだと進歩がない感じですね。





















戻るボタン