コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその86

5月19日

http://tuku.military.china.com/military/html/2014-05-16/224020_2494286.htm#pic

 中国特警の画像集で、ボックスマガジン給弾の97-2式ショットガン、5.8mmx21拳銃弾薬を使用する05式サブマシンガンなどが装備されているのが分かります。

http://tuku.military.china.com/military/html/2014-05-18/224029_2494424.htm

 「中国古代火器」の画像集です。グライダー状のものとか火炎放射器らしきものもあります。

 韓国関連です。

http://military.china.com/news2/569/20140515/18503466.html


便所の戸の枠を北朝鮮の無人機だと思う オウンゴール事件、韓国をばつ悪くさせる

【グローバル軍事報道】 韓国軍は14日午前メディアに対し、ソウル近郊の清渓山で「無人機が墜落した残骸のかけらを発見」したとの情報を発表し、かつ民衆の通報に接した後即軍の捜査人員を派遣して調査確認を行った、とした。

この情報は急速に韓国メディアの報道の重点となり、韓国の「朝鮮日報」の表題は、ソウル近郊に「北朝鮮無人機らしきもの」発見、というもので、かつ「北朝鮮無人機」がここに出現したのは、ここが韓国・アメリカ合同司令部最高指揮機構の戦時における地下掩体の所在地だからだ、と推測した。韓国の「東亜日報」ウェブサイトは憂慮を表明し、北朝鮮無人機はすでに「重大な脅威」となっており、もし北朝鮮が無人機を攻撃用に改造したら「韓国の原発が攻撃される可能性がある」とした。韓国軍も対外的に、すでに方針は確定しており、調査確認の重点は北朝鮮無人機にまっすぐ向けられている、とした。

だがその後韓国軍連合参謀本部が出てきてデマを打ち消し、この物体は無人機のように明るい青色のペンキが塗られた、廃棄された簡易便所の戸の枠であるとした。この常軌を逸したオウンゴール事件は、連日来北朝鮮と派手な舌戦を行っている韓国をまずい立場に陥れている。

14日、韓国各界はこぞって軍が「落ちていた戸の枠」を無人機と判定したことに対し譴責すると表明した。韓国与党スポークスマンは、軍が国家の安全に関する事情をまだ実地調査も行っていないのにもうあせって対外的に情報発表したことは、典型的な「うっかりミス」であり、以後再びこの種の「愚かなミス」を犯さないよう希望する、とした。韓国最大野党「新政治民主連合」は、無人機オウンゴール事件は「海外でホットな話題になり」、韓国に恥をかかせており、国防省が慎重に事を行うよう要求する、とした。

「韓国日報」14日の報道の表題は、「便所の戸の枠さえ無人機と誤認され得る、なんてデタラメだ!」だった。メディアは、今回のオウンゴール事件は「魔法瓶事件」の翻案のようだ、とする。2010年11月、韓国与党党首安商守が北朝鮮の砲撃後に延坪島を視察し、皆の前で筒状の魔法瓶を北朝鮮の「砲弾の殻」と思い、その場の記者に北朝鮮の「脅威」を訴えた。事件が暴露された後物笑いの種となり、論争を引き起こした。

韓国軍は14日継続して北朝鮮の「第4回核実験」を騒ぎ、豊渓裏核実験場の人員と車両の活動が活発であるとした。ある軍の消息筋の人物は14日韓国連合通信社に、アメリカ国家情報総監クラッパーが13日から秘密裏に韓国を訪問しており、14日に青瓦台、外務省、国防省など主要部門に対する非公式訪問を行い、さらに韓国国防大臣金寛鎮と会見することになり、主要な内容は北朝鮮が第4回核実験を準備しているらしいこと、および韓国サイドとの情報と意見の交換である、と教えた。

「韓国民族新聞」14日の評論は、まさに「歳月」(頑住吉注:セウォル)号事件が持続的に発酵し、かつ国内政局に影響している時、軍の上層部は無人機の力を借りてメディアの視線を転じさせようとしているのか否か? とした。文章は軍が「実際、最近不断にわざと北朝鮮を刺激」し、四方に北朝鮮が間もなく第4回核実験を行うと言いふらし、かつ「北朝鮮はできる限り早く消失するべきだ」など全く意味のない言論を発表しており、これは故意に南北の対決意識を刺激しようとするものだ、と非難した。

北朝鮮国防委員がこの前、韓国国防省スポークスマンのジンミンシーが「地球上から北朝鮮を抹消する」との発言をしたことが原因でなした強硬な回答に対し、韓国最大野党「新政治民主連合」は14日公然と、論争を引き起こしたジンミンシーの辞任を要求した。

半島情勢は意図せず戦闘を勃発させる危険を増大させている。韓国軍は14日、韓国海兵隊が13日軍事的に対峙し緊張する延坪島とバイリン島で自走砲、海岸砲、バルカン砲などを動員し、「定例」海上射撃訓練を行い、かつ当日情報封鎖を行ったことを事実確認した。北朝鮮は射撃開始前の13日午前、韓国に向け警告の性質を帯びた通知を発して来て、もし1発でも砲弾が北朝鮮の海域に落ちたら、北朝鮮サイドは直ちに強烈な対応をすることになる、とした。幸い当日韓国・北朝鮮が砲火を交わすことはなかった。

14日の本稿発送時までに、北朝鮮はなお韓国の「無人機冤罪事件」に対し公式な反応をしていない。韓国外務大臣尹炳世が今月アメリカで演説した時、北朝鮮がもし再度核実験を行ったら、「いまだかつてない代償」を支払うことになるとしたことに対し、北朝鮮の「労働新聞」は14日署名入りの文章を掲載して強烈な非難を行い、その言動は「北朝鮮軍民の憤怒を引き起こした」とし、かつ朴槿恵一派が北朝鮮の中傷を企図する「陰謀」はすでに非常に危険な段階に入っている、とした。文章は、韓国の挑発に対し、北朝鮮は新型核兵器試験を含む自衛性措置を用いて回答を行うことになり、いかなる国や個人もこれに対し干渉を行う権利はない、としている。

中国国際問題研究所の研究員虞少華は「グローバル時報」記者に、このオウンゴール事件は韓国メディアが苦心惨憺して北朝鮮を非難する証拠を探し出したがっていることをはっきり示しているが、事実とは違っていてかえって韓国の国際的信用と評判を損ない、朴槿恵大統領を比較的受け身の状態ともさせるだろう、と教えた。彼女は、現在韓国・北朝鮮双方はいずれもいくつかの事件を意図的に誇大宣伝しており、相互間の非常な警戒と不信の状態をはっきり示しているが、同時にまた双方いずれにも状況を緩和させる必要があり、この種の膠着状態を突破するのは非常に難しい、と語る。(グローバル時報駐韓国、北朝鮮特約記者 王剛 程維丹 グローバル時報記者 谷棣)


 バカバカしい事件ですけど、「軍が国家の安全に関する事情をまだ実地調査も行っていないのにもうあせって対外的に情報発表した」ことは体質的な問題があることを示していると思われます。

 中国の新型装甲車両関連です。

http://tuku.military.china.com/military/html/2014-05-15/223992_2493617.htm


中国の最新型歩兵戦闘車が明るみに 輸出用戦闘車両ファミリーは膨大

明るみに出た新型戦闘車両の砲塔

最近あるネット仲間は1枚の画像を発表した。その画像は、中国の最新型歩兵戦闘車を明るみに出しており、外観から見て30mm機関砲を配備している。ネット仲間は、ミサイル発射器が砲塔側面にあり、やはりAFT07の発射器であると指摘する。さらに、これら戦闘車両のシャーシは534改型シャーシで、砲塔もごく熟知されたもので、05水陸両用歩兵戦闘車に似ており、後部は物を置くバスケットに変わっている、と指摘する。

(頑住吉注:2ページ目)さらにあるネット仲間は、外形はドイツのプーマ歩兵戦闘車に似ており、ただ砲塔に用いられる主砲はいささか立ち後れており、明らかに外国軍はこぞって歩兵戦闘車両に40mm口径主砲を配備し始めており、韓国のK21や日本の89式戦闘車の主砲はいずれもこれより大きい、とする。

(頑住吉注:3ページ目)あるネット仲間は、これは中国最新の輸出型戦闘車両で、中国の戦闘車両は非常に多くの国に輸出されており、VN-11、VN-3、VN-4などの性能はずば抜けている、と考える。


 89式装甲戦闘車が搭載しているのは35mm機関砲ですが、この種の車両の搭載する機関砲の口径の大小はそんなに有利不利に関係しないような気もしますが。89式の35mm機関砲は小型化のため発射速度が機関砲としては非常に低いようですしね。

5月20日

 軍事そのものの話題ではありませんが。

http://military.china.com/news/568/20140516/18506340.html


中国の船舶用耐腐蝕鋼の研究開発、重大な突破を獲得 日本企業の独占を打破

我が国の鋼鉄、造船、水上輸送などの業界のトップクラスの科研力量を集め、たった2年しかかからず、「IMOスタンダードに基づく船舶用耐腐蝕鋼の応用技術研究」プロジェクトはもう重大な突破を取得し、実際の船への応用段階に入った。4月28日、中外運長航呉淞船舶工程有限会社は、「大慶435」号タンカーの改装工程を始動させた。工業・情報化部装備工業局、中国造船工程学会、中国船舶工業業界協会、中国鋼鉄工業協会、中国船舶工業集団社、中外運長航集団社などの団体の指導者、専門家は自ら現場に臨んで視察、指導し、かつ技術交流を行った。

工業・情報化部装備工業局船舶所調査研究員の陳穎涛は、船舶用耐腐蝕鋼の研究開発と応用は、国外による技術と市場の独占の打破に対し重要な意義を持ち、国内の鋼鉄、造船、水上輸送などの業界が業界をまたぐ「産・学・研・検・用」技術創新連盟を建立するまた1つの積極的な試みでもある、とする。プロジェクトが実際の船への応用段階に入った後、それぞれの参加団体は念入りに組織し、密接にコンビネーションし、品質を確保し、かつ技術の普及応用を加速させ、我が国の船舶工業のモデルチェンジ、発展のためにより大きな貢献をなす必要がある。

このプロジェクトをリードする団体である中船集団上海船舶工程研究所の関連の責任者は、国際海事組織(IMO)が通過させた関連の決議によれば、耐腐蝕鋼を採用してタンカーを建造することは、塗装層の保護に取って代わり得る唯一の技術方案である、と説明する。この規定はすでに2014年1月に正式に効力を生じさせているが、船舶用耐腐蝕鋼の生産技術は基本的に日本企業によって独占されている。国外の技術的障壁をできるだけ早く突破するため、工業・情報化部は2012年に「IMOスタンダードに基づく船舶用耐腐蝕鋼の応用技術研究」重大科研プロジェクトを始動させた。その後、多くの鋼鉄関係企業が相次いで多種の規格の船舶用耐腐蝕鋼を試生産し、この中で鞍鋼持ち株有限会社の船舶用耐腐蝕鋼が率先して船級社(頑住吉注:交通部直属の船舶技術試験機関)の認証のために提出した。検証、分析を経て、国産船舶用耐腐蝕鋼の技術性能はIMOおよび国際船級社協会(IACS)の規範要求を満足させることができ、かつコストの増加幅は20%を超えず、同時に国産船舶用耐腐蝕鋼とコンビネーションする溶接材料、型材、管材などの研究開発作業もすでに初歩的な成果を取得している。このことは、我が国の鋼鉄関係企業がすでに船舶用耐腐蝕鋼のカギとなる重要な製造技術を掌握済みであり、かつ大量生産、商品供給段階に入ることを表している。

「大慶435」号タンカーは設計上の搭載重量は3.8万トンで、その改装技術方案は中船集団第708研究所によって制定され、中国船級社の審査を経て、鞍鋼社によって提供される1,100トンの船用耐腐蝕鋼を貨物である油の収容スペースの底板、上甲板に採用して改装が行われることになる。また、耐腐蝕鋼と通常の船用板の対比使用試験が行われ、後続の関連の科研作業のために実際の船によるデータと工程管理経験を提供することになる。

技術交流会で、中国鋼研科技集団、中国船級社、鞍鋼社、上海外高橋造船有限会社、宝鋼集団社はそれぞれ船舶用耐腐蝕鋼の前期における研究開発、検証基準および認証、腐蝕試験装置の研究開発および耐腐蝕試験、耐腐蝕鋼加工および溶接技術研究などの方面の状況を持ち寄った。船舶工程研究所はこのプロジェクト全体の進展状況に対し総括を行い、かつそれぞれのサブプロジェクトの次の一歩の作業に対する割り当てを行った。(王孫) ソース:中船集団ウェブサイト


 この分野でこれまで日本が強かったということすら知りませんでしたが。しかし基準に合格できるレベルに達したのが本当だとしても質的に同等とは限りませんし、中国の場合少量の試作段階では質が良くても量産すると質が低下するという問題が多いようですしね。

 久しぶりのトルコによる中国のミサイル輸入問題関連です。

http://military.china.com/news/568/20140517/18507806.html


ロシアメディア:中国のトルコへの紅旗-9ミサイル販売、水の泡にならんとする 中ロは協力を強化すべき

「ロシアの声」ウェブサイトの報道によれば、トルコ政府はミサイル総合体を調達する競争入札の期限を延長することを決定した。この決定は中国がトルコに向け本国の最新式紅旗-9対ミサイルシステムを提供することを企図する交易を「水の泡」にする。

中国外交部は少し前、評論の中でこの供給問題を政治化しないよう呼びかけた。だが中国が2013年9月に第1段階におけるこの武器の競争入札で勝利した際、中国不在の状態でこの問題はすでに極端に政治化されていたのである。

報道は、中国が当初勝利を獲得した原因は全く明らかであるとする。紅旗-9対ミサイルシステムはトルコ軍の要求を満足させることができ、価格がその競争相手に比べ6億アメリカドル安かった。しかも、アメリカ人やヨーロッパ人とは違い、中国はトルコ工業に向け大きな範囲で生産技術を移転する準備がある。

中国は当然に勝利し、西側諸国のトルコに対する非常に大きな政治的圧力をも始動させた。これには最高レベルの圧力が含まれた。アメリカサイドが提出する中国の武器システム反対の論拠は、軍事的角度からも技術的角度からも成立し得ない。例えば、紅旗-9システムとNATO対ミサイルシステムに互換性方面に技術上の困難が存在する、というものである。また、中国人が西側の対ミサイルシステムの運用領域に関するデリケートな情報を獲得することになる、という。だがこうした評価は全く反駁に値しない。中国が供給する対ミサイルシステムはトルコにおいて本土化する生産が行われる時、紅旗-9とNATO対ミサイルシステムを接続する電子部品を装備する作業は全てトルコの会社によって担当される。また、NATOの一部の国はこれまでと少しも変わらずにソ連が生産した戦闘機や対空ミサイルシステムをまだ使用している。だがこのことは少しも、いかなる人にも驚きやいぶかしさを感じさせてはいない。

しかしこうではあっても、やはり不断にアメリカやEUからの圧力が感じられる。それが始まった時は競争入札の延期であり、その後は紅旗-9購入決定の遅延だった。近い一定の時間の中で、中国人と交易を行うことが完全に拒絶されることになるかもしれない。アメリカとEUの大国は再度、自分たちがNATO諸国内のより複雑かつ非常に高価な武器システム市場を自らの「裏庭」と見なし、その他の国が過分に介入することを許すことはないのだ、ということをはっきり示している。中国はロシアがすでに持つ経験を獲得した。ロシアサイドは数十年の時間内ずっとNATO諸国に向け武器を輸出することを企図してきたが、相対的に小さいいくつかの契約しか実行されなかった、ということを知る必要がある。

強調するに値するのは、このような慣例は武器貿易にのみ適用されるわけではなく、同時に国に強力な統制を受けるその他の高度にデリケートな技術製品にも適用されるのだ、ということである。例えば、民間用航空、複雑な電気エネルギー設備領域等々である。中国は本国の高度技術製品の西側諸国向け輸出の強化を期待することができるが、ある時においてこの種の項目は非関税方面の深刻な制限を受けることになる。例えば、ロシアは東欧の伝統的市場向けに原子力エネルギー設備の輸出を再始動することを企図したが、EUの大国から来る政治的圧力にぶつかり、結果的に失敗した。このことは、EUとNATOの高度技術製品市場には非常に大きな程度上ロシアおよび中国に対する制限が設けられているのだ、ということを意味している。中ロ両国はより多く相互間の協力に関心を注ぐべきなのであり、これには高度技術製品研究開発方面の協力が含まれる。


 実は本題はトルコのミサイル輸入問題じゃなかったですね。しかし政治的にだけではなくロシアと中国が兵器技術関連の協力を強化すれば、当然日本の安全保障にも影響が生じることになります。

5月21日

 中国国際警察用装備展示会関連です。

http://tuku.military.china.com/military/html/2014-05-20/224068_2495581.htm#pic


2014中国国際警察用装備展での「SF的武器」たち

第7回中国国際警察用装備博覧会(中国警博会)が2014年5月20日から23日まで北京国際会議センターで行われる。

中国が作った最新のレーザー目くらまし器が鮮烈にデビューした。機種はPY131Aである。(撮影:劉昆)

(頑住吉注:2〜3ページ目は1ページ目の内容の一部なので省略。4ページ目)中国が作った最新のレーザー目くらまし器の詳細な紹介(頑住吉注:ちなみにデータは、全体重量4.2s未満、全体サイズ675mmx232mmx69mm、レーザーの波長532mm、作戦技能は目くらましが10から60秒に調節可能、1回の充電で1万回撃発可能、打撃距離5〜400m、操作方式は手動、管理機能は使用状況を全面的に記録、待機時間は24時間、となっています。)

(頑住吉注:5ページ目)中国が作った最新のレーザー目くらまし器の使用説明。(頑住吉注:なお展示パネルには10から60秒暫時失明させるが、いかなる永久性傷害ももたらさない、と書かれてますが技術的にそんなこと可能なんですかね。ちなみに「閃電」というニックネームがあるようです。)

(頑住吉注:6〜8ページ目)国産新型回転銃身機関銃

(頑住吉注:9ページ目)我が国の最新警察用ロボット装備には、各種作戦ロボット、爆発物排除ロボットが含まれ、必ずや未来の対テロ戦線において大いに腕前を見せると信じられる。

(頑住吉注:10ページ目)MK3爆発物排除ロボット

(頑住吉注:11ページ目)ロボットの説明 (頑住吉注:ちなみに放水銃の取り付け装置が2つあり、放水銃の照準システムは唯一無二であり、無反動放水銃を使用するとありますが、無反動なんて同時に反対方向にも放水するとかでない限り物理的に不可能なのでは。)

(頑住吉注:12ページ目)多くのロボットの機種

(頑住吉注:13から18ページ目)新型作戦ロボット

(頑住吉注:19〜21ページ目)新型爆発物排除ロボット

(頑住吉注:22ページ目)新型ロボットが機械アームを見せる

(頑住吉注:23、24ページ目)新型多用途ロボット

(頑住吉注:25ページ目)爆発物排除ロボット(撮影:劉昆)

(頑住吉注:26ページ目)各式各様の特殊車両は今回の博覧会の一大特色となっている。特殊車両の警察用領域における応用は非常に広く、今回の展示会で展示される特殊車両は主に暴動を防ぐ、暴動を駆逐するなどの種類の特殊車両である。

国産渦噴暴防車(頑住吉注:「渦噴」は通常ターボジェットのことなんですが、これはジェットエンジンに近いもので高温のガスを吹き付けて暴徒を追い散らすといったものですかね。)

(頑住吉注:27〜28ページ目は26ページの内容の一部なので省略。29ページ目)対暴動現場処置車

(頑住吉注:31ページ目)警察用対暴動突撃車

(頑住吉注:32、33ページ目)JHD-MRAP自動積み下ろし輸送車の概念

(頑住吉注:34〜37ページ目)警察用拡張キャビンの内部(撮影:劉昆)

(頑住吉注:38ページ目)自走炊事車(撮影:劉昆)

(頑住吉注:39ページ目)対暴動交通警察車(撮影:劉昆)

(頑住吉注:40ページ目)「中天之星」移動警務車(撮影:劉昆)

(頑住吉注:41〜43ページ目)警察用対暴動突撃車(撮影:劉昆)

(頑住吉注:44、45ページ目)警察用対暴動オフロード車(撮影:劉昆)


http://tuku.military.china.com/military/html/2014-05-20/224062_2495393.htm


驚き! 中国の警察用無人機、何とミサイルを搭載可能

【グローバル軍事/航空報道】 第7回中国国際警察用装備博覧会(中国警博会)が2014年5月20日から23日まで北京国際会議センターで行われる。現場のグローバル軍事記者は中航工業のブースで多種の警察用航空飛行装備が実物あるいは模型の形式をもって展示されているのを見た。中航工業が今回持ってきた展示品にはAC311警察用ヘリ、AC313警察用ヘリ、AR200無人偵察機などがある。

(頑住吉注:2ページ目)中航工業が展示する警察用装備の中には「鷂鷹II」という名の無人偵察機がある。この機はプロペラ機のレイアウトを採用し、機の腹部には大型のセンサー装置を装備し、主翼の下には4発のミサイルを搭載している。

(頑住吉注:3ページ目)中国国際警察用装備博覧会は2002年に北京で初めて行われて以来、すでに6回連続で行われており、その規模は不断に拡大し、国際、国内の同業者の広い関心を集め、日増しに国際化の趨勢をはっきり示している。


http://tuku.military.china.com/military/html/2014-05-20/224060_2495366.htm


2014年警察用装備展に81式小銃の「魔改造」が驚きの出現

警察用対空ミサイル 天網一号

(頑住吉注:2ページ目)迎撃システムの説明 (頑住吉注:警察用対空ミサイルというとびっくりしますが、どうも低空、低速の小型無人機に向けネット入りのミサイルを発射してからめとるものらしいです。)

(頑住吉注:3ページ目)天網一号は高空ネット式迎撃技術を独創した

(頑住吉注:4ページ目)照準システム。

(頑住吉注:5ページ目)このシステムは4連装を採用している

(頑住吉注:6ページ目)「鷂鷹II」型無人機

(頑住吉注:7ページ目)警察用装備の無人機

(頑住吉注:8ページ目)この機は4発のミサイルを搭載する

(頑住吉注:9ページ目)警備・打撃が一体化された無人機

(頑住吉注:10ページ目)警察用装備展に展示された2種の無人機

(頑住吉注:11ページ目)81式アサルトライフルの究極改良型であるCS/LR14がデビュー。この銃は81式に比べ改良がすこぶる多く、4面にピカティニーレールが追加装備され、ストックが伸縮式に変わった他、弾薬がワルシャワパクトの7.62mmx39弾薬からフルサイズで威力が大きい7.62mmx51NATO弾薬に変わった。また展示者の説明によれば、この銃はすでに販売されている! (門広闊撮影)

(頑住吉注:12ページ目)改良型CS/LR14

(頑住吉注:13ページ目)この小銃のグリップの特写

(頑住吉注:14ページ目)この小銃のバレルは比較的長い


 中国ではおそらく今後もテロや暴動が続いていくと見られ、こうした装備は広く実際に使用されていくことでしょう。

5月22日

 中ロのヘリ関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20140521/18514495.html


ロシアメディア:中ロが合同研究開発するヘリの搭載重量は80トンに達する ミルー26の3倍近い

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ミルー26は旧ソ連のミル設計局が研究開発した双発多用途大型輸送ヘリで、NATOが付けたあだ名は『ハロー』である」)

「ロシアの声」放送局5月20日の文章 原題:ロシアの「熊」、中国の「竜」に飛ぶことを教える

ロシア大統領プーチンは中国に対し正式な訪問を行っている。ロシア大統領補佐ユーリ ウシャコフの説明によれば、今回の元首の訪問のために、すでに「驚くべき数の文書」が準備されている。航空プロジェクトは軍事技術領域の協力のハイライトであり、これにはワイドボディー遠距離幹線飛行機とミルー26大型ヘリの合同生産が含まれる。

プーチン大統領訪中第1日目は習近平主席と会談を行った。大統領補佐の説明によれば、両国元首会談の枠組みの下に、43の協議につき談判が行われ、このうち30の文書にすでに署名された。プーチン大統領は訪問前中国メディアのインタビューを受けた時、すでにワイドボディー遠距離幹線飛行機の合同生産については共通認識が達成されている、と確認した。

航空工業ウォッチャーで「Russia&CIS Observer」誌編集長のマキシム ビヤドゥシーチンは、ロシアと中国のワイドボディー飛行機プロジェクトは2012年に誕生した、とする。このプロジェクトは中ロ両国いずれにとっても有利である。もし一切がスムーズなら、ロシア・中国合同企業はボーイングとエアバスの有力なライバルとなる。このプロジェクトは両国の利益のすばらしい結合点である。何故なら中国サイドはロシアサイドからこの種の飛行機を研究開発する技術と経験を獲得することを希望しており、一方ロシアサイドは中国を世界で成長が最も早い、前途の見通しある市場と見なしているからである。

当然、中国は各種の類型の飛行機を必要としている。中国は民間用ワイドボディー飛行機を生産したことが全くない。ロシアも現在イリューシンー96型旅客機しか生産していない。中ロの飛行機がどのようなものになるのかはしばらくのところまだ分からない。だが専門家たちは一致して、これは完全に新型の設計となり、機体はより軽便で、より技術含有量が多く、生産には新型材料が使われるはずだと考えている。

ロシア大統領訪中の過程で討論されようとしている第2の軍事協力プロジェクトは、中国の軍用・民間用のために生産することが必要な大型ヘリである。以前ロシアはミルー26ヘリの購入を提案した。だがこの方案は中国サイドに認可されなかった。ミルー26の最大搭載重量は28トンである。一方新型ヘリの搭載重量は80トン近くに到達することになる。団体に随伴して訪中している「ロシアヘリ」グループ総裁アレキサンダー ミハイェフは、中ロ両国の設計は実際上はゼロから開始され、完全に具体的ユーザーのために設定される、と説明する。

ヘリプロジェクトに対する考え方が明確だとするならば、未来のワイドボディー飛行機の商業的な前途の見通しは今に至るもまだ明らかではない。世界のこの種の飛行機の80%輸送量はエアバスあるいはボーイングによって執行されていることを知る必要がある。このため、ロシアと中国の合同プロジェクトが国際市場に進入する時は、不可避的に過酷な競争に遭遇することになる。だがこれと同時に、もし中ロ両国が世界においてより尊厳を備えた地位を持ちたいのならば、この種の技術が複雑でリスクを冒す任務を実行することを除いて、その他に行ける道はないのである。民間用航空領域において、ロシアと中国のいかなる大型合同プロジェクトも必ず、双方にボーイングとエアバスの独占の面前でより自信をつけさせ、西側の制裁とあり得る打撃と圧力の面前でより保障ある立場に変えさせることができるのである。

(頑住吉注:2ページ目)ミルー26はミルー6およびミルー10に次いで発展した大型輸送ヘリで。現在世界で現役のうち最も重いヘリでもある

(頑住吉注:3ページ目)ミルー26の機内搭載および機外吊り下げ搭載の重量はいずれも20トンに達し得、アメリカのC-130輸送機の搭載能力に相当する

(頑住吉注:4ページ目)ミルー26ヘリは軍事用途の他、その民間用機能も相当に出色であり、例えば森林消防、自然災害救援などである

(頑住吉注:5ページ目)イリューシンー96は旧ソ連のイリューシン設計局によって研究開発された4発の遠距離ダブル通路ワイドボディー旅客機である

(頑住吉注:6ページ目)イリューシンー96は先進の構造材料および工程技術を採用しており、機体の全長を短縮し、航続距離を延長し機載設備を改良している

(頑住吉注:7ページ目)イリューシンー96の研究開発作業は1980年代中期から開始され、第1機目のイリューシンー96の原型機は1988年9月28日に初飛行した。

(頑住吉注:8ページ目)イリューシンー96には3種の異なるタイプがある。すなわち、イリューシンー96-300、イリューシンー96M/T、イリューシンー96-400である。


 ロシアの助けを借りて生産する旅客機は早期警戒機に発展する可能性が高く、また中国の弱点である大型ヘリも軍の輸送用として大きな役割を果たすことになりそうです。

 台湾関連です。

http://military.china.com/news/568/20140520/18512272.html


台湾軍の「漢光兵推」、遼寧艦を演習 さらに「バイソン」の試練に直面

【グローバル軍事報道】 台湾軍の「漢光兵推」が19日に始まり、大陸の空母遼寧艦の2015年における対台湾作戦発動をシミュレーションしている。関心を注ぐのに値するのは、最近南海情勢がエスカレートしているため、南海の状況も兵推の範囲に入れられる可能性があることだ。

「漢光30」号コンピュータ兵推は19日から23日まで続くことになる。台湾の「自由時報」は19日「国防省」の話を引用し、災害救援と防災が「国軍」の核心的任務であり、現在関連の防災、災害救援措置に関する基礎はすでに非常に充実しており、このため今年の「漢光」演習はかつてのメカニズムを回復し、まず兵棋推演を実施し、さらに実兵検証を行う、とした。去年の兵推は合同防空、合同迎撃などを実施した。今年は「国土防衛作戦能力」をメインとし、対上陸、対暗殺、および都市作戦計画などの項目を検証する。

東森ニュースネットは、2013年の「漢光29」号の主要な設定は次のようなものだったとする。「国軍」は2015年末に「精粹案」兵力構造計画を完成させ、21.5万の兵力をもって解放軍の南京、済南、広州という3つの軍区から来る快速打撃に対抗する。解放軍は遼寧艦が搭載する殲ー15などの実戦機をもって東部からも台湾を挟み撃ちにし、台湾海空軍はそれぞれ雄風3、雄風2、潜水艦発射型ハープーンミサイルをもって遼寧艦の防御の穴を探し、各種の戦術運用とコンビネーションして対抗する。一方今年想定される場面は去年に引き続き、停泊地攻撃、海岸の戦闘、反撃作戦、縦深作戦などの状況をシミュレーションし、「国土防衛作戦」を行う。

文章は、解放軍はウクライナから「ヨーロッパバイソン」ホバークラフト上陸艇を生産する能力を取得し、遠距離ロケット砲や攻撃ヘリと組み合わせるので、「我が方は厳しい試練に直面することになる」とする。「中央放送局」は、今年の兵推は「家の門から戦闘が始まるのに等しく、挑戦性が非常に高い」とする。だが「国軍」に新たに増えた戦力(これには雷霆2000、P-3C対潜哨戒機などが含まれる)が全て演習に含められる。「中央社」は、コンピュータ兵推終了後、「漢光」実兵演習は9月まで行われることになる、と明らかにする。

最近の南海情勢のエスカレートに対し、台湾の「国防省副大臣」夏立言は19日、兵推はやっと開始されたばかりであり、各種の国際情勢の発展全てが想定に入れられる、とした。南海も兵推の想定する範囲内に含まれるのか否かに関しては、彼は控えめに「今は話しにくく」、関連の情勢の発展を見て、兵推は自動的に延長されていくことになるだろうとした。米軍は今回例によって退役将校に率いられる視察団を派遣し、メンバーの多くはかつてアフガニスタン、イラクで就役した将校で、市街戦や特殊作戦の実際の経験を提供することになる、とされる。


 日本も何らかの形でオブザーバー参加させてもらえないもんですかね。

5月23日

 昨日紹介した記事との重複も多いですが、スホーイー35関連の新たな情報も含まれています。

http://military.china.com/news/568/20140521/18514741.html


ロシアメディア:中国に販売するスホーイー35はそれぞれの機に別に3台のAL-41F1S予備エンジンを配する

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ロシア空軍のスホーイー35戦闘機」)

【グローバル軍事報道】 ロシア軍事工業総合体ニュースネット5月20日の報道によれば、「ロシアの技術」国営グループ社ウェブサイトは5月19日、プーチン大統領の訪中の期間、中国国内でミルー26大型輸送ヘリを生産する問題が討論されることになり、このためロシアサイドの代表団メンバーの中にはわざわざ国防軍事工業業務を担当する副首相ロゴージン、「ロシアヘリ」持ち株グループ総裁ミハイェフおよび航空工業のその他の高官が配されている、と明らかにした。

この前ロシアの「職業人報」は5月19日、プーチンは上海で中国国家主席習近平と会談し、軍事技術協力問題を討論することになり、これは今回のロシア代表団訪中の主要な目的の1つでもある、と明らかにした。ロシア大統領補佐ウシャコフは、プーチン大統領は訪中期間にワンセットの協力文書を準備しており、全部で43項目で、およそ30項目に署名されると見られる、とした。軍事技術協力方面では、主に2大項目に関心が注がれることになる。第1の項目は遠距離ワイドボディー幹線飛行機の合同での製造であり、ロシア連合航空製造グループ社はすでにこの飛行機の概念設計方案と相応の経済、技術的実行可能性の研究を完成させ、欧米のエアバスおよびボーイングとの競争の展開を準備している。中国は少なくとも1,000機のこの種の機を必要とし、ロシアサイドもこの種の機を調達して自身の需要を満足させようとしている。第2の項目は中国が必要とする軍用および民間用大型ヘリの共同研究開発である。ロシアサイドは以前中国がミルー26ヘリを購入するよう提案したが、結果的に拒絶された。中国サイドは搭載重量が15トンに到達し得るヘリの製造を希望するとし、このためミルー26ヘリを大規模改造する構想を提出した。これは実際上専門にユーザーの要求を根拠にしたもので、ほとんどゼロから研究開発を開始する新型ヘリである。今日まで、ミルー26は依然世界で搭載重量最大の量産型輸送ヘリである。この問題を討論するため、両国元首会談の直前、ロシア副首相ロゴージンと「ロシアヘリ」グループ総裁ミハイェフはわざわざ中国に飛んで商談を行った。

中国国内で新型ヘリを製造する協力提案は、ロシアが中国向けに重要な軍事航空生産技術の移転を開始しようとしていることを示しており、対等の条件で合同生産を行うのであり、この挙は中国が不法にロシアの飛行機をコピー生産する新たな状況が出現するのを避ける助けになる。以前、中国はスホーイー27戦闘機の技術性能を基礎に、国産の殲ー11B機を研究開発した。

2012年に中ロは金額7億アメリカドルの大きな契約を締結し、中国向けに140台のAL-31F航空エンジンを供給し、ロシア連合航空製造グループ社所属企業によって生産された。同年双方はさらに、「アムールー1650」ディーゼル・電池潜水艦供給に関する大枠の契約を締結し、交易の金額は少なくとも20億アメリカドルと見積もられる。2013年には中国は18億アメリカドル余りのロシアの武器と軍事装備を購入し、第4番目に大きいロシアの武器輸入国となった。中国が輸入する大部分の軍事技術製品は「ロシア技術」国営グループ社所属企業によって生産され、これにはウファエンジン製造生産連合体、「サターン」科学生産連合体、「航空エンジン」生産工場、および「無線電信技術」カンツァイエンが含まれる。

2013年に中ロ双方はさらに中国空向けにスホーイー35戦闘機を供給する数の問題につき一致を達成し、最終的に24機の飛行機、この他に加えて1機あたり3台の予備エンジンと確定した。この契約方面で残された懸案の未解決問題は、プーチン訪中後に最も短時間内に解決される計画である。スホーイー35超機動戦闘機が使用する多種の部品とユニットは「ロシア技術」国営グループ社所属企業によって生産され、これには「サターン」科学生産連合体のAL-41F1Sターボジェットエンジン、「スター」科学生産連合体の射出座席、チホミーロフ社の機載レーダー、「シワービェ」持ち株グループの機載光学位置決定設備、および「高精度システム」設計局が研究開発した汎用航空機関砲が含まれる。(編集翻訳:林海)


 24機という数は少ないながら1機あたり3台の予備エンジンとすれば全部で72台とかなりの数となり、殲ー20の試験飛行に使用するには当面十分すぎるくらいでしょう。

http://military.china.com/important/11132797/20140521/18513553.html


スペインのテレビ局、再度中国を侮辱:「中国人と犬は入るべからず」

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「人目を引くため、スペインのテレビ番組は公然と中国を侮辱する」)

【グローバル時報駐スペイン特派記者 丁大偉】 近年来中国を侮辱する事件が頻繁に起きているスペインメディアにまた類似の事件が起きたことが暴露された。スペイン中国語メディア欧浪ネットの報道によれば、スペインテレビ第5に15日再度中国を侮辱するたぐいの発言および「中国人と犬は入るべからず」の看板が出現した。

報道によれば、論争を引き起こしたテレビ番組の名は「Aida」で、Globalmedia社によってスペインテレビ第5のために制作された。この番組は2005年1月から放送開始され、すでに230回余り放送されている。中国を侮辱した嫌疑のある劇は次のようなプロットで集中的に出現した。「wang」という名の中国人がスペイン人のバーに入り、その後ある人が店内の「犬は入るべからず、中国人も同様」の看板を指さし、かつトイレ掃除の手袋をはめて彼を叩き出した。

「グローバル時報」記者の理解するところによれば、この番組がひとたび始まるや、バーのボスはさらに1人のラテンアメリカ人のウェイターを猿と罵った。この番組の中で、中国を侮辱するバーのボスの役割設定は、低俗粗暴な民族偏見に満ちた人で、他人に対し人身攻撃と差別視を行うことをもって楽しみとする。

欧浪ネットの報道は、これはすでにスペインテレビ第5の初めての番組中での中国人侮辱ではないとする。5か月前、スペインテレビ第5の年越し娯楽番組のある小さな出し物は中華レストランを背景とし、1人の中国服を着、辮髪をつけ、半球状の帽子をかぶったスペイン人が中国人のウェイターに扮し、中国人を悪しざまに描き、かつ中国人のレストラン内には必ず猫肉犬肉があると暗に風刺した。番組放送後、多くの在スペイン中国人の憤慨を引き起こした。このため、スペインテレビ第5は公開の謝罪文を発し、「心からの謝意を表明」し、かつこれは誤解であり、「中国人群体の感情を傷つけたことに関する理解の上での問題かもしれない」とした。

スペイン国際経済グループニュース部主任ローザペーニャは20日「グローバル時報」に対し、これはコメディ番組に過ぎないが、番組の中でのこのように低俗な冗談を言うのは、人に非常に愚かだと思わせるだけだ、と語った。ローザペーニャは、スペインは各種の差別視にきっぱりと反対する国であり、現実の生活の中で類似の状況が出現することは絶対にない、と語った。彼は、中国移民は人を尊敬させる集団で、その勤勉さ、平和愛好は周知のことである、とした。


 実際番組を見てみないと何とも言えませんけど、これを読む限り民族偏見にあふれたとんでもない人物を風刺するお笑いで、オチとしてこの人物にしっぺ返しが返ってくる、という、「トワイライトゾーン」のビック モローが主役のエピソードみたいな感じの(あれはシリアスですけど)劇だったんじゃないんですかね。これでオチなしで終わるとはちょっと考えられないんですけど。

5月24日

 今日もスホーイー35関連です。

http://military.china.com/news/568/20140522/18517404.html


ロシアメディア:T-50用の最新117Sエンジン、すでに量産 中国に輸出可能

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:ロシアの117Sエンジン」)

【グローバル軍事報道】 ロシア軍事工業総合体ニュースネット5月22日の報道によれば、ドイツのベルリンでILA-2014国際航空宇宙展に参加中のロシア代表団メンバーの中のある消息筋の人物は5月21日、ロシアのタス通信特派記者に向け、もし中ロがスホーイー35戦闘機供給に関する契約を締結したら、これらの機は最新型の117Sエンジンを配備することになるだろう、とした。現在このエンジンはロシア空軍前線航空兵将来航空システム、すなわち第5世代戦闘機T-50にのみ使用されている。

この消息筋の人物は、現在ロシアエンジン製造企業は試生産から量産に向けて117Sエンジンを移行させつつある、と指摘する。もし必要なら、中国向けにこのエンジンを供給することができ、いかなる問題もないだろう。

この前タス通信社は、中ロは今年最新型のスホーイー35多機能戦闘機の供給契約を締結することになる、と報道した。初歩的談判の結果によれば、中国サイドは最多で24機のスホーイー35戦闘機を購入する可能性がある。

ロシア代表団の消息筋の人物は、中国がスホーイー35に対し興味を感じるのは、中国航空工業が生産の過程の中ですでに完全に、以前の契約に基づいて購入したスホーイファミリーの戦闘機が使用する技術を掌握したからだ、と指摘する。現在中国軍事航空製造業は新技術を必要としており、何故ならロシアから獲得した技術の蓄えは、最後の一定数のスホーイー30MKK戦闘機が使用する技術を含め、全てすでに中国飛行機製造企業によって充分に掌握されているからである。

タス通信記者が提出した、中国サイドがスホーイー35機の技術をコピー生産するかもしれないことに関する問題に対しロシアの専門家は、ロシアサイドのこれに対する前途の見通しは相当に平静である、と指摘する。この前、ひとたび中国向けにスホーイー35戦闘機が輸出されたらコピー生産される可能性があるという問題に関し回答する時、ロシア連合航空製造グループ社総裁ボゲシャンは、飛行機製造領域においてはいかなるコピー生産も業界の発展を促進することにはならず、何故ならば飛行機は非常にコピー生産し難い対象であり、しかもその技術は急速に発展変化してもおり、技術のコピー生産(これは技術の勝手な複製を含めてだが)では、航空工業にあらゆる現代の要求を満足させる高品質な装備を製造させることは不可能だ、と指摘した。飛行機は不断に発展する生きた有機体であって、世界にまだいかなる成功裏に飛行機をコピー生産した実例もない。他国の高度科学技術装備のコピー生産は発展、進歩の正しいルートではなく、発展の初期段階において一定の効果を生じさせるだけである。現在中ロの軍事技術協力では双方いずれも前向きであって後ろを振り返ることはない。中国の同業者はすでにコピー生産の段階を超越し一定の技術レベルを掌握しているからなおさらのことである。(編集翻訳:林海)


 中国がこれまでに導入したロシアの技術を掌握し尽くしたから新技術を必要としているのだ、という論とその後の論が論理的に矛盾している気がするのですが、それはさておきこれまでの流れからすればロシアは117Sよりさらに先進的なエンジンの目途がついたからこれを中国に輸出しようとしてるのではないかと考えられます。

 中ロ軍事演習関連です。

http://military.china.com/news/568/20140523/18520620.html


中ロ、対艦超視距離突撃:空警ー200が「敵艦」撃沈を誘導

中新ネット5月23日電 中国軍ネット記者チャンネル公式ブログによれば、23日午後2時30分頃、中ロ軍事演習は合同での対艦突撃課目を開始し、某空域に位置する空警ー200が青サイドの水上艦艇艦隊を発見し、かつリアルタイムで合同指揮部に報告した。指揮部は態勢の判断を経て先んじて号令を発し、第1、第2水上艦艇艦隊は直ちに青サイドの水上艦艇艦隊に対する超視距離ミサイル攻撃実施準備を整えた。(黄彬彬、記者周猛)

中新ネット5月23日電 中国軍ネット記者チャンネル公式ブログによれば、23日午後3時頃、空警ー200の誘導の下、中ロ軍事演習の赤サイド艦艇艦隊は合同での対艦突撃を行った。情報システムはリアルタイムに合同指揮部、艦艇艦隊に向け目標情報を送った。赤サイドは合同指揮部の正確な指揮の下で、敵に先んじて発見し、敵に先んじて多数のミサイルを発射し、青サイドの1隻の艦艇を「撃沈」した。(黄彬彬、記者周猛)


 早期警戒機も参加しているんですね。おそらく米軍の偵察機も通信等をキャッチしているんでしょうが。

 「水中滑空機」っていうんですが‥‥。

http://military.china.com/news/568/20140523/18520669.html


中国の「海燕号」水中滑空機、1,500mの深海テストをパス

記者は天津大学から次のことを知った。同大学によって自主研究開発された「海燕」号水中滑空機が先日、南海北部の水深1,500mを超える海域における試験にパスし、中国水中滑空機の無故障航続距離最長、断面運動最多、作業深度最大などの多くの記録を創造し、一挙に国外の我が国に対する技術封鎖を打破した。

この水中滑空機は最新の混合推進技術を採用し、持続不断に30日前後作動可能である。伝統的な無人無線潜水機(AUV)と比べ、ボディーがスマートと言え、その形は魚雷に似ており、全長1.8m、直径0.3m、重量約70sである。この水中滑空機は浮力駆動とスクリュー推進技術を融合し、AUV同様の旋回、水中運動を実現できるだけでなく、伝統的な滑空機の断面滑空の能力(すなわち「之」の字の鋸刃状運動)を持つ。将来の応用の中では、これは敏捷で小型なスタイルのおかげで、比較的長時間海洋動物に随伴し、鯨と共に舞い、データを獲得する可能性が高い。この水中滑空機の搭載能力は5sで、かつ音響学、光学などの専業機器の拡張搭載により、海底の「トランスフォーマー」となり、海洋観測と探査において大いに腕前を見せることができる。

説明によれば、この水中滑空機は信頼性の高い設計と品質管理を核心とし、水中滑空機の全体水動力的最適化設計、大深度滑空、新型駆動が融合した設計、多任務観測モジュール集成研究などカギとなる重要技術の自主創新を実現し、我が国の水中滑空機実用化プロセスを有力に推進した。この水中滑空機の設計上の最大深度は1,500m、最大航続距離は1,000kmで、現在すでに水中滑空機製品定型と量産の条件を具備し、異なるユーザーの需要に適応できる。ソース:中国航空ニュースネット


 一部不明の部分もありますが、要するに小型無人潜水艇ですね。そんなに画期的なものなのかどうかはちょっと私には分かりませんけど。

5月25日

 GPSのロシア版「グロナス」および中国版「北斗」関連です。

http://military.china.com/news/568/20140523/18519514.html


ロシア、中国と協力してグロナスと北斗の衛星地上ステーションを相互に建設することを希望

中新社サンクトペテルブルグ5月22日電(記者 賈靖峰) ロシア連邦航空宇宙署副署長サウェイリイェフは22日サンクトペテルブルグ国際経済フォーラムで、ロシアは中国およびインドと、ロシアの「グロナス(GLONASS)」衛星位置決定システムの配備につき協議を展開することを準備しており、かつ2014年にロシアと中国の国内に、対等に「グロナス」、「北斗」衛星地上ステーションを相互に建設することにつき中国と共通認識を達成することを希望している、とした。

サウェイリイェフは、ロシアは中国サイドと年内に協議を達成させ、衛星位置決定システム地上ステーションの対等な数の設置が行えることを希望している、とする。またこの前ロシア副首相ロゴージンが明らかにしたことろによれば、ロシアが中国と協議するつもりなのは地上ステーション相互建設の問題だけではなく、ロシアサイドはさらに中国と地上信号受信設備、関連の基礎施設などの領域で協力を行う意志がある。

両国の宇宙発展の協力内容として、このロシア航空宇宙署の責任者はさらに、中国と国際宇宙ステーションの交換、ロケットエンジンなどの研究領域でも協力を強化することを希望している、とした。サウェイリイェフは、国際的な宇宙に関する法律を完備したものにするため、ロシアはさらに中国という協力パートナーと国際組織の枠組み内において共同で宇宙兵器を予防する規則と方案を制定することを希望している、とする。

サウェイリイェフは、またロシアはインドともグロナスシステムの配備を協議することに興味があり、これには合資企業の建立、技術の共有、衛星送信および地上受信などの設備の協力しての生産等が含まれる、とする。

この前、アメリカがアメリカ国内の「グロナス」衛星信号ステーションを事実上運転停止したこと、および関連の制裁に対する回答として、ロシアは5月中旬、6月1日からロシア連邦国内のアメリカのGPS地上信号ステーションの運転を暫時停止し、もし3ヶ月後に双方が依然衛星システムの上での協力を回復できなかったら、ロシアサイドは9月1日にロシア国内のGPS信号ステーションを完全に停止させる、と言明した。


 広いロシア国内のGPS関連施設が止まったらある程度の影響があるんじゃないでしょうか。またロシアと中国のこの方面での協力は両国のシステムの強化につながるはずです。まあそれでもGPSの牙城を崩すには程遠いでしょうが、遠い将来はどうなるか分からないですね。

 次も中ロで、ヘリ関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20140523/18520285.html


ロシアメディア:ロシア、中国へのミルー171ヘリ48機の引き渡しを今年完成へ

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「解放軍陸軍航空隊のミルー171ヘリ」 なおこの記事のキャプションは全てこれと同じです。)

ロシア軍事工業総合体ニュースネット5月23日の報道によれば、ロシア国防輸出社ヘリ装備輸出・サービス部副主任クズミチェフは5月22日「ロシアヘリ-2014」展示会でタス通信社に向け、今年ロシアは中国向けに48機のミルー171ヘリ引き渡しの義務を完成させることになる、とした。この契約は2012年夏に締結され、ロシアサイドは今年の夏に履行を終えることになる。

クズミチェフは、ロシアはさらにペルー向けに24機のミルー171SHヘリを供給する契約を履行することになり、今年年末から商品引き渡しを開始し、来年引き渡しを終える計画である、と指摘する。

また、ロシアは今年からミルー28N武装ヘリの供給を開始するが、具体的にどういった国向けに輸出するのか、およびその供給規模などの情報に関しては、ロシア国防輸出社は詳細に説明していない。クズミチェフは、社にはすでに双方が署名した契約があり、今年ミルー28Nの輸出供給を開始することになる、としているだけである。Ka-52武装ヘリに関しては、これは新型ヘリであって、2013年に初めてパリのル ブルジェ航空展で国際市場に向けお目見えし、現在ユーザー向けにそのあらゆる長所を説明する必要がある。現在気候が非常に暑い国や高山の国向けに推薦しているところだが、現在輸出供給を論じるのはまだ時期尚早である。(編集翻訳:林海)


 中国国産ヘリはまだまだ高性能の機種が実用化され数が揃うまでには間があるということでしょう。

 フランス・中国関連です。

http://military.china.com/news/568/20140523/18519829.html


フランス太平洋艦隊のPrairial号護衛艦が訪中 中国・フランス合同演習へ

中新社青島5月22日電(王慶厚 牛暁娜) 2014年はちょうど中国・フランス両国が正式に国交を樹立して50周年であり、フランス太平洋艦隊所属の「Prairial」号護衛艦(艦ナンバーF731)が、艦長フレデリック トーマス中佐に率いられ、22日青島某軍港の埠頭に到着し、青島に対する期間5日の友好訪問を開始した。

艦と共に来訪した将兵は全部で95人で、このうち将校は11人、兵士84人である。中国海軍の石家庄艦が訪問に随伴する艦を担当し、「Prairial」号に対し出迎えを行い、海上の儀礼を誘導、執行した。北海艦隊は埠頭で儀式を行い、「Prairial」号の第2回目の青島訪問を歓迎した。

午前10時から、「Prairial」号護衛艦の艦長フレデリック トーマスなどフランスサイドの主要な将校が相次いで北海艦隊司令部と青島市政府を訪れ、北海艦隊副参謀長隋洪地少将および青島市副秘書長張新竹と面会した。北海艦隊司令部事務室主任金巍は記者に、訪問の期間、フランスの艦は艦艇開放活動を組織し、市民は入場券と引き替えに無料で乗艦、見学できる、と教えた。訪問が終わり青島を離れる時、さらに石家庄艦と外海で通信、艦隊運動などの科目の海上合同演習を行うことになる。

「Prairial」号護衛艦は全長93.5m、全幅14m、最大排水量2,950トン、最高航行速度20ノット、航続力15ノットで1万海里、1機のアルエットIII号ヘリ、2発の「エグゾセ」対艦ミサイル、対空/対艦捜索レーダー1基を搭載し、すでに就役して20年であるとされる。1999年2月25日から3月1日、この艦は初めて青島を訪問した。(完)


 まあ中ロ演習とは関係ないんでしょうが、相変わらず中国と仲が良くて結構ですね。





















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