無人機はトータルではコストが安くない?

 常識的には無人機は安いものとされてますが。

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米軍の経験:墜落損壊率が実際高すぎ、無人機は決して有人機に比べ安くない

ライト兄弟が飛行機を発明して以来、有人操縦実戦機は空軍の主要な攻撃力量で、速度が速く、機動性が良く、丈夫で耐用性があり、設備が先進的で、世界各国が揃って大変な力を絞り尽くしてこのために実戦機競争を展開した。

アメリカ人は金があるために鼻息荒く、第二次世界大戦終結後、莫大な資金を投入して研究開発をし、第1世代ジェット戦闘機F-96(頑住吉注:86の間違い?)から始まり現在のF-22およびF-35まで、優勢がどんどん大きくなり、地球上のいかなる国に対しても非常に大きな防空の圧力をもたらしている。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「F-22は真にその名に恥じない良い飛行機で、できて10年あまり、まだ空戦で無敵だが、高価すぎ、飛行機の生産量は75%切り下げられた。」)

だが過度の競争の結果もまた非常に深刻で、戦闘機の価格が急速に高騰し、毎年必ず各種の原因ゆえに電子設備をグレードアップし、これはソフトウェアもハードウェアもで、しかも戦闘機の世代交代は価格の高騰がさらにひどく、第3世代戦闘機F-15ができたばかりの時は2千万アメリカドルだったが、第4世代戦闘機F-22の量産価格は3億アメリカドル近くになり、実際の維持修理使用コストにも非常に大きな増加があり、このことは限りある予算の下での飛行機の装備数を不断に減少させ、しかも維持修理人員や維持修理費用欠乏のため、実際に使用できる数はさらに少ない。

この原因から、ペンタゴンにはある笑い話ができた。新型戦闘機がどんどん高くなり、将来我々は全軍で1機しか買えず、月水金は空軍に使わせ、火木土は海軍に与え、日曜はさらに海兵隊に1日使わせる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「B-2は単価が22億アメリカドルで、全方向ステルスの凄い爆撃機だが、目の玉が飛び出るほど高価で、元々130機買うと定められていたが、後にそそくさと20機買ってもう終わりだった。」)

費用の圧力ゆえに、アメリカ人は無人機の開発を考慮した。無人機は人的要素を考慮する必要がなく、コックピットの一切の表示コントロール設備が全部省略でき(頑住吉注:基本的には遠隔操作する地上に必要でしょう)、空調・酸素・射出座席などは全部なくなり、飛行機の設計にはそんなに厳格な要求はなく、自由にまるまる全て飛べ、事実の上でもこのようで、世界の主流の無人機は、基本的に航空模型と大差なく、簡単安価で、製造コストと使用の費用は有人機の1割から2割である。

飛行機の上に人がいないので、メーカーも非常に多くの方法を考え、コストを下げている。簡単な点は次の通りである。飛行コントロールシステムは、何千万する多剰余度デジタル飛行コントロールを採用せず、普通の機械コントロールも寄せ集めで、液圧システムも有人実戦機のように多セットではなく、1セットでもう充分で、飛行機のエンジンは、普通の民間用の耐用性のあるエンジンを使用すればもうOKで、発電器は1セットあればもう充分である。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「プレデター無人機は簡単安価で、非常に大きな成功を取得し、全世界でひとしきりブームとなり、中国の彩虹と翼竜もこう評価される」)

アメリカの権威あるメディアは米軍の事故調査報告の一部の内容を発表したが、2001年9月11日から2013年年末まで、アメリカでは全部で418機の各種軍用無人機が墜落損壊し、アフガニスタンとイラクでそれぞれ67機と41機が墜ち、アメリカ国内の訓練飛行と試験飛行時に47機墜ちている。これと同時期に、米軍の海陸空軍の航空部隊も大差ない数量の飛行機を墜落させている。

アメリカの某型無人機は、最近毎年何十機も墜ち、最後の検査はエンジンの作動は正常、問題なしというものだったが、最終的に飛行機が飛んでいて突然に停電し、停電後、設備がダメになり、通信設備やナビゲーションGPSが全滅し、飛行コントロールシステムも壊滅し、そのまま落ちる。

何度もの調査を経て、メーカーは何としても発電機がストライキした原因を発見できず、実際施せる計がなく、改めて同じ機種の発電器を並列でつなぐしかなかった。2台同時に壊れることは決してないだろうということで。

実際に飛行機が墜ちるのは、飛行機自体に問題があるのに止まらず、実際上飛行員自身にも問題がある。アメリカの無人機飛行員は、基本的に全て実戦機飛行員から直接来て操縦し、彼らの操縦習慣はしばしば高性能戦闘機の特徴を帯び、動作が速く、操作角度が大きいが、現在主流の無人機の操縦は有人機とは全く異なり、飛行機の上昇や加速は遅く、ロールは遅く、過負荷能力は弱く、最も適した飛行員は、実は輸送機の飛行員に違いない。

地上で無人機を操縦する時、飛行員の体はGの変化を感じず、計器のデータを見るのであって、遅れず問題を発見することができない。しかも現在の無人機は、基本的に全て直線翼を使用し、直線翼の特性は、水平飛行と迎え角が小さい時、操縦性と飛行状態が良いが、迎え角の大きい機動では特別に容易に失速し、失速後はきりもみに入り、非常に脱出が難しいというもので、これは現有の無人機の事故発生率が高い誘因の1つでもある。

飛行員が不慣れという原因により、アメリカで墜ちる無人機の3割あまりは飛行員の操縦ミスである。我が国の無人機はこの教訓を充分に吸収し、ワンキーで発進、ワンキーで降着する機能を設計し、途中の巡航作戦段階に対しても、一定の安全保障措置を採り、飛行員の誤った操作や操縦がもたらす飛行機のコントロール不能による墜落損壊をコピー生産している(頑住吉注:記述の間違いでしょう)。

アメリカの無人機最大の問題は両極分化が深刻で、小型無人機は少なく、機能が単一で、低級作戦単位の需要に完全にマッチせず真の下層作戦単位の需要は無人機に適合しないことで、このためアメリカの歩兵は大疆(頑住吉注:中国の無人機メーカーのここでは製品)を大量購入して例えば市街戦、地雷排除、爆破に用いている(頑住吉注:使用禁止令が出たなんていうニュースもありましたね)。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「安くて耐用性のある大疆の無人機はとっくに戦場入りし、多くの国の敵対双方がいずれもそれを用いて偵察、監視を行っている」)

アメリカの中層単位が装備する無人機の大部分は大隊、中隊クラスで、情報は分隊まで到達できず、増してや個人は言うまでもない。現在プレデタークラスの無人機がほとんど絶対の主力となっているが、このクラスの信号は戦区クラスでやっと獲得できるだけである。

またこのクラスの無人機は使用が成功し、また人が死なず、このため迅速に濫用されている。

任務に適そうが適すまいが、いずれにしても優先して派遣され、この種の飛行機自体設計時に重複使用寿命がもう短めにされ、結果は迅速に寿命に達し、早く退役するというものに他ならず、多過ぎる過度の使用は、飛行機を非常に多くの時に不利な環境に置かせ、例えば強い横風で、飛行機が損壊、墜落損壊する数も急激に上昇する。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「プレデター無人機は使用強度が超越的に高く、出撃するたびに至るところで墜落損壊し、何年もせずもう全部退役する必要がある」)

さらに任務の過度の多様化以後、無人機の性能に対する要求がどんどん積み重なり、飛行機はどんどん重く、電子設備もどんどん多くなり、飛行機の値段もどんどん高くなり、悪循環に陥り、ハイランクの無人機は現在価格が有人機とほとんど大差なくなり、以前1機損失してもどうでもよかったが、現在1機損失すると任務の穴はまる何週間でやっと埋められる。

現在アメリカの無人機は購入価格が有人機に比べいささか安いが、信頼性と寿命の隔たりが非常に大きく、最終的な結果は全寿命のコストパフォーマンスが有人機に比べずっと低いというものである。この原因ゆえにこそ小型攻撃機計画が推進され、だからこそスコーピオン攻撃機の考え方がある。

無人機の設計は本来主に偵察、監視だったが、現在では追跡、識別、直接打撃の任務があまりにも多くなり、甚だしきに至っては火力支援さえ無人機を用いるようになり、火力支援、定点打撃の最も早い飛行機は情報分門が掌握し、例えばグローバルホークはCIAが作ったが、現在空軍陸軍いずれも装備し、直接の権限は戦区司令部に置かれ、任務は多様化していっている。

現在RQ9といった種類の、低空を飛ぼうとするものは、天候が適そうが適すまいが必ず飛ぶ必要があり、飛行強度も予期の設計に比べずっと高く、識別任務もまた恒常的に飛行機を低く飛ばし識別率と横を見る角度を増加させる必要がある。ひとたびこのようになるや、低空飛行が多くなり、飛行機に対する損耗も急激に増加する。

某軍事工業のベテランの人物は10年あまり前にもう次のように断言していた。無人機は中国最大のチャンス、航空界最大の逆転勝利の機会で、これは低コストで低い技術のキャリアであり、うまくやれば市場を独占し、米帝にさえ購入を強制することができる。結果現在大疆と彩虹はまさしく最も良い例である。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国航空宇宙が登場させた単純にプレデターをパクった製品、彩虹4無人機。極めてよく売れ、性能は大差なく、価格はアメリカの1/10でしかない」)

実際、中国の航空宇宙工業は無人機の上で比較的長期的見通しが欠乏し、無人機というこの種の技術が低くてもでっち上げられる製品に対し、何年かの間ずっと追随、パクリの意識がなく、結果(頑住吉注:急に砕けた話し言葉になって意味不明です)。

後に成都飛行機研究所はこの問題意識するに至り、迅速に追走し、翼竜無人機を登場させ、かろうじて局面を挽回した。

航空工業のビッグブラザー、東北航空設計製造集団は、ずっと何の反応もなく、(頑住吉注:最後も砕けた話し言葉になって意味不明です)。


 よく分からない部分が多いですが、無人機は損失してもいいように作られるものなので損失率が高いのはある意味当たり前で、養成に非常に時間と金がかかるパイロットの損失がない、人的損失に対する世論の反発がなくてすむなどもあり、単純なコストの比較はできないのではという気もします。

















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