87式5.8mm小口径弾薬

 現在中国で配備が進んでいる新しい小口径弾薬に関する説明ページの内容を紹介します。

http://www.gun-world.net/ammo/58x42/58mm.htm

後に追加:ご指摘をいただきました。こちらも参照してください。


87式5.8mm小口径弾薬

早くも1970年には中央軍事委員会通常兵器工業指導グループ第6次会議において、初速が大きく、重量が軽く、殺傷威力が大きいライフルの研究開発の必要性が明確に指摘された。この指示精神に基づき、中国人民解放軍最高司令部装備部は1971年3月、北京で小火器科研作業会、通称「713会議」を開催した。会議は我が国の小口径弾薬、銃系統の研究開発を決定し、あわせてまず戦術技術論証指示を出した。

1.口径:6mm前後

2.初速:1000m/s前後

3.チャンバー内圧力:3200kg/平方cm

4.有効射程:400m

5.威力:600m以内の殺傷力および装甲貫通力が56式7.62mm普通弾より優れていること。600mにおいて3mm厚のA3鋼板を貫通できること

6.精度:連発射撃精度が63式7.62mm自動小銃より優れていること(頑住吉注:何故56式等ではなく唐突にこれが比較対象になるのか不明ですがSKSの発展型です。この銃は56式よりやや軽いですが、より直銃床に近い感じで、どちらがコントロール性がいいのかちょっと分かりません)

7.構造が単純で、工程に配慮され、経済性が良好で、使用に便利で、わが軍の作戦上の特徴に適合すること

8.重量:3.2kgより大きくないこと

9.設計においては特殊弾の使用(徹甲曳光弾、焼夷弾)問題を考慮すべし

10.400mの弾道が0.4mより高くないこと

「713会議」に提出された当初の戦術技術論証指示に基づき、7つの論証研究開発チームの参加が決定した。1971年には軍用小口径ライフルの論証段階に入った。当時はまさに「文化大革命」の時期であり、「左」的思想の影響を受けて科研も生産部門も全てこの民衆運動に参加した。そこで各大軍区と省軍区の指導下で8つの会戦組が組織された。すなわち、浙江会戦組、安徽会戦組、江蘇会戦組、広州蘭州軍区会戦組、北京軍区会戦組、沈陽軍区会戦組、重慶地区会戦組、(1組と2組)、973および942工場会戦組である。この際2つの「3結合」が行われた。すなわち、研究所、工場、部隊の3結合、そして労働者、知識人、指導幹部の3結合である。これにより、我が国の軍用小口径ライフルの論証作業は小火器科研史上参加人数が最大、関係機関も最多、関係する地域も最も広い、1つの大規模プロジェクトとなった。口径、火薬、銃メカニズムの論証に参加した機関は27の工場、3つの研究所、2つの軍事学校、1つの訓練基地と関係部隊だった。参加人数は100人余、論証作業にかかった時間は8年で、作業は1978年に終了した。

口径選択の主要原則はライフルの戦術技術性能を保証することだった。すなわち400および600mの距離内で充分な殺傷威力を持ち、自動小銃におけるフルオート射撃時の精度を保証し、武器系統の重量を軽減するとともに携行弾薬量を増やし、同時に製造の工程性をも考慮することが求められた。論証が開始された口径は5種類で、すなわち5.6mm、5.8mm、5.81mm、5.98mm、6mmだった。それぞれの口径には複数の方案があり、さらにそれぞれの口径の方案には複数の方案の銃があった。火薬とプライマーも同様で、複数の組み合わせ方案があった。ここから作業量が多かったことが見て取れる。四川会戦組が論証を開始した口径は5.6mmと5.81mmだった。多次にわたる計算と試験を経て、基本性能と工程性を考慮して5.81mmは5.6mmより優れていると考えられた。浙江、東北、北京、安徽、湖南、江蘇等の会戦組が論証した口径は5.8mm、5.98mm、6mmだった。

1972年10月、北京で自動小銃科研作業会、通称「7210会議」が招集された。会議は1年余りの科研作業の成果をまとめ、問題点をも指摘した。例えば理論分析が充分に重視されていない、作業におろそかな部分がある等々である。会議はさらに明確に指摘した。基礎理論研究を強化する必要があり、製品の性能を高めるためいくつかのテーマを立て技術的問題に取り組むべきであると。新しい銃の口径選択は四川地区会戦組が、新しい銃の排莢の際の抵抗軽減に関する研究は東北地区会戦組が、新しい弾薬に使われる最適な弾丸形状の選択は940工場と華東工程学院(現:南京理工大学)が、新しい銃のライフリングの形状とピッチに関する研究は930、376、9336工場と華東工程学院が、新しい銃に使われる弾薬の合理的な薬莢の容積に関する選択は861、977工場が、フリーボアの寸法、ボア圧力低減、初速を高める研究は972工場がそれぞれ担当した。

1974年4月、四川地区会戦組は「自動小銃口径選択に関して」と題する報告案を提出し、それによれば一応5.81mm口径が比較的望ましいとされた(5.81口径の81は八一建軍節の意)(頑住吉注:人民解放軍誕生の日とされる8月1日のお祝いに引っかけた数値だということです)。1974年4月には再び科研作業会(通称744会議)が招集された。真剣な討論を経て、5.81mm口径の政治的含蓄は放棄され、5.8mmと6mmという両種口径の論証が継続された。4年の作業努力を経て1978年に口径試験論証結果が表明された。5.8mmと6mmという両種の口径方案はいずれも戦術技術指示要求を満たすが、それぞれに長所があった。最終的に最高司令部兵器部と五機部(頑住吉注:兵器に関する技術研究、開発を行う部署らしいですが詳細は不明です)は正式に、わが軍の軍用小銃の制式口径として5.8mm口径を採用することを決定した。ここに7年余りにわたる口径論証作業は全面的に終結し、以後5.8mm弾薬と銃の方案に関する論証および研究開発段階に移行した。

(頑住吉注:原ページにはここに試製弾薬の諸元表があります。左端の列は上から、担当した工場名、口径、弾薬の重量、弾薬の全長、薬量、銃身長、ライフリングの条数、ピッチ、弾頭重量です)

小口径弾薬の論証と同時に、十数か所の銃器工場が異なる口径に基づいて複数の方案の小口径自動小銃の設計を進行させていた。当初、5.8mm口径自動小銃には5つの方案があった。自動方式はガスオペレーション(ショートストロークピストンを含む)、導気式(頑住吉注:ガス直接利用のことではないでしょうか)、火帽後座式(頑住吉注:「火帽」はパーカッションキャップのことであるとしているページがありましたが、近代的な自動小銃のシステムとしてちょっとあてはまらず、意味不明です)、弾底間隙式+導気式(閉塞膨張式)に分かれた。6mm口径の自動小銃には4つの方案があり、うち3つの方案の自動方式は導気式で、1つは気体ピストン式だった。1974年まで、浙江省麗水軍分区駐972工場軍代室が主導した。8つの会戦組が研究開発した小口径自動小銃方案は比較試験が行われた。弾薬と銃の技術がともに未熟で、根本的に試験不能だったが、当時の政治環境下では上級官庁の指示に従うほかはなく、小規模な試験のみですぐ終了となった(頑住吉注:まだ性能不足で試験できませんと言うわけにはいかず、形だけつくろったということでしょうか)。

1978年になり、我が国の小口径自動小銃に5.8mm口径を採用することが正式決定し、1978年11月15日には我が国の第一世代5.8mm小口径自動小銃の研究開発作業が正式に開始された。この時、科研作業は正しい軌道に乗り、大衆運動的な手法は繰り返されなかった。少数の技術上の実力を持ったグループが5.8mm自動小銃と弾薬の研究開発を集中的に進行させた。9年にわたる苦しい奮闘を経、多くの試験研究が行われ、銃と弾薬は緊密に関連付けられて多くの方案が採用され、多くの段階を経て技術的問題に取り組まれた。1987年になって第一世代小口径小銃の設計定型が完成し、QBZ87式5.8mm自動小銃と命名された。87式自動小銃は少量が試製され、かつ部隊で試用されたが、部隊の意見は理想的なものには及ばないというものだった。そこで1989年に改めて第一世代の5.8mm小口径分隊用銃系列の研究開発が開始され、さらに高い戦術技術的指示要求が提出された。この研究開発作業の成果こそ、95式分隊用銃系列、QJY88汎用機関銃、QBU88式スナイパーライフルである。

(頑住吉注:原ページにはここに、3つの弾頭の寸法や形状を比較した図があります。左からNATOの5.56mmSS109弾、ロシアの5.45mm弾、87式5.8mm弾です。ちなみに「北約」というのがNATOのことです。)

DBP87普通弾薬は5.8mm小口径弾薬の中での主要弾薬種類であり、主に87式5.8mm自動小銃、5.8mm分隊用機関銃、95式5.8mm自動小銃、他の分隊用機関銃や各種変形銃に用いられる。必要な時は88式5.8mm汎用機関銃や88式5.8mmスナイパーライフルなどの歩兵小火器にも使用できる(頑住吉注:後述のように通常はより重い弾丸を使った強力な弾薬が使用されます)。DBP87普通弾薬は7.62mm普通弾薬と比べて以下のような長所がある。

弾薬基数の増加

弾薬基数増加のキーポイントとなる問題は弾薬重量の軽減である。DBP87普通弾薬の質量は7.62mm普通弾薬のたった3/4しかない。このため同等の負荷という条件下でDBP87弾薬の携行量は56式普通弾薬と比べて25%増加する(頑住吉注:銃自体がかなり軽いので実際の差はもっと開くはずです)。7.62mm普通弾薬は小銃1挺の基数が200発、軽機関銃1挺の基数が1000発とされている。結果的に5.8mm自動小銃の弾薬基数は250発に増加し、5.8mm軽機関銃の弾薬基数は1250発に増加した。このため、DBP87普通弾薬を採用すれば兵個人の弾薬携行量を増加させ、その火力持続能力を高めることができる。この他、DBP87普通弾薬は体積が小さく、質量が軽く、同じ輸送機材を使った場合、後方における輸送量を7.62mm普通弾薬と比べ倍に増加することができ、供給上有利である。

後座運動量の減少、フルオート時の命中率改善

小口径弾薬のもう一つの利点は後座運動量が小さいことである。一般に口径が小さくなるほど、弾頭が軽くなるほど、銃の後座運動量も小さくなる。DBP87弾薬の後座運動量は56式のそれと比べ約30%軽減されている。この他、表から分かるように、DBP87弾薬のR50値(頑住吉注:92式拳銃のページでも出てきた用語で、命中精度を示す値であることは分かりますが、それ以上は分かりません)は56式のそれと比べて1/3小さくなっている。弾薬の後座運動量の減少は銃の操作と使用を容易にし、フルオート時の命中率を高めるのに有利である。

貫通力と殺傷威力の増大

周知のように、小口径弾薬は独特の殺傷威力を持つ。その原因は弾丸の貫通力と殺傷力にあり、これを決定づけるのは主にターゲット命中時の弾頭の飛行速度、弾頭が人間の組織に侵入した後の転倒または変形、あるいはその両方である。弾頭の飛行速度が高くなるほど貫通力は大きくなる。試験では、DBP87弾は100mの距離で普通鋼板8〜10mmを貫通することが証明されている。一方56式普通弾のそれは6〜8mmにすぎない。30立方cm(頑住吉注:これも92式拳銃の項目で出てきましたが、明らかにおかしい数値です。画像を見ると30cmx30cmx1mくらいに見えますが)の石鹸塊に対する模擬人体組織射撃では、56式普通弾の射出口は87式のそれと比べ40%ほど小さい。こうしたことからDBP87普通弾は56式普通弾と比べ貫通力と殺傷威力が大きく、致傷効果が顕著であることが証明された。この他、DBP87普通弾の初速は960m/sに達し、このためその弾道低進性が良好である。例えば人間の脳を目標とする(頑住吉注:表現が露骨すぎて怖いです)直射距離は、DBP87弾が400m、56式普通弾が300mとなっている。これも射撃効果を高める。

原材料節約

小銃、機関銃の戦時における需要量は大きく、生産は常に億単位で計算される。もし弾薬1発ごとに金属1gを節約すれば、1億発の生産ごとに約100トン節約できることになる。弾薬1発ごとに約1分(頑住吉注:分とは中国の貨幣単位で1/100元、0.13円くらいです)節約できるとして計算すると、1億発生産ごとに100万元節約できることになる。、DBP87弾薬と56式普通弾薬を比べると、1億発ごとに銅板160.9トン、棒状鉛67.1トン、棒状鋼材255.2トン、発射薬150トン、包装箱16666個節約できる。塗装仕上げの(頑住吉注:鉄製?)薬莢を採用すれば、さらに銅100トンを節約できる。また、戦地への輸送を積載量2.5トンの自動車で行うとして計算すると、1億発では車両450台少なくて済む。汽車で輸送する場合、5.8mm弾薬は7.62mm弾薬より貨車16両少なくて済む。これに対し貨車の数を同じとすると、5.8mm弾薬19,200箱(2,880万発)多く運べ、また10余りの歩兵師団を増援することもできる。同様に1億発を倉庫で貯蔵する場合、5.8mm弾薬は7.62mm弾薬より占める倉庫面積が325平方m少なくて済む。これらのことから、DBP87弾薬をもって56式普通弾薬に換えることにより、大量の人力、物力、財力が節約されると見ることができる。

DBP87弾薬の総合性能はその他の小口径弾薬より優れている。下の表はDBP87 5.8mm普通弾薬、1956年式7.62mm普通弾薬、NATOのSS109 5.56mm弾薬、ロシアの7N6 5.45mm弾薬の性能を比較したものである(頑住吉注:ここの記述によれば7N6はかなり以前に7N10にとって代わられているようです。表については注釈を加えなくても分かると思います。この数値が正しいとすると5.8mm弾薬はあまり最大圧力を上げることなく高初速化を実現していることになります)。

まず、、DBP87弾薬は初速がSS109および7N6より速い。弾頭初速の増大は弾頭飛行距離を増大することができ、弾道をさらに低進させる。外界の条件が弾頭の飛行に与える影響を減少する。弾頭の殺傷力とターゲット貫通能力を高める。

次に、DBP87普通弾薬は直射距離上SS109および7N6より優れている。表から分かるように、、DBP87弾薬の弾頭は重く、マズルエネルギーが大きく、中遠距離において存速能力が高い。このためDBP87弾薬を使用する自動小銃や軽機関銃を充分利用すれば、外弾道的直射距離が増大し、その距離は自動小銃で375m、軽機関銃で680mに達し、SSS109と比べて25m大きくなる。直射距離が大きいことは、銃の戦闘能力を充分に発揮できることになる。具体的には、(1)直射距離内においてターゲットを射撃する際、サイト調整をせずに連続射撃でき、戦闘射撃速度が向上する。(2)距離による誤差が命中に影響しにくくなり、射撃効果が高められる。

第3に、DBP87弾薬の同距離における貫通力と殺傷力はいずれもSS109より優れている。貫通力と殺傷力は弾頭の長径比(弾頭の長さと口径の比)、断面比能(弾頭の瞬間的エネルギーと最大横断面積の比)と関係し、長径比、断面比能が大きければターゲットに対する貫通力が相対的に大きくなる。DBP87弾、SS109、7N6の長径比を比較すると、4.3:1、4.1:1、4.6:1となり、600mの距離における、2mm厚の冷圧鋼板と松板で構成された複合ターゲットへの射撃試験結果を比較すると、DBP87弾は木板への侵入深度140mmに達したのに対し、7N6は24mm、SS109は54mmだった。この他、長径比が大きい弾頭は命中時にターゲットの内部で飛行時に保っていた安定性が容易に破られ、転倒を引き起こすモメントが増大し、容易に転倒することによってターゲットの傷を拡大する。

機関銃用弾薬


機関銃用弾薬は87式弾薬の中での重弾頭を持つタイプであり、主にQJY88式汎用機関銃とQBU88式スナイパーライフルに使用される。弾頭の長さは28mmと、普通弾(軽弾)と比べて4mm長くなっている。ただし薬莢により深くセットされているため、両種の弾薬の全長は同じである。弾頭が重くなっているため、有効射程は長くなり、貫通力も大きくなる。85mにおいて16mm厚の中炭素鋼、1000mにおいて3.5mm厚のA3鋼板を貫通できる。普通弾仕様の自動小銃でも緊急時には発射できるが、ボアの磨滅を加速し、命数が短くなる。


 原ページには以後画像等が並んでいます。まず最初のは左がライフル用普通弾、右がマシンガン、スナイパーライフル用重量弾のイラストです。

 次は左が、左から普通弾薬のカッタウェイ、発射後の普通弾、重量弾、重量弾のカッタウェイですが普通弾と異なりスチール製弾芯はカットされていないものです。これを見ると普通弾の弾芯はイラストほど先細りになっていないこと、重量弾の弾芯の前に小さな空洞部分があることが分かります。右は、同じものを弾頭中心により拡大した画像ですね。

 次は、左から曳光弾、重弾、軽弾、92式拳銃用弾頭、その弾芯です。

 次の2つは、左から右に5.8mm弾薬、5.56mm弾薬、5.45mm弾薬で石鹸を撃った結果の画像だとされているんですが‥‥ちょっとおかしくないですか。前から見たのと後ろから見たのとで順番が同じということは、並べ替えたことになりますけど、それにしては木箱の上面の汚れが合致しません。それに5.8mm弾薬の殺傷力の高さを強調したいはずなのに、射出口は5.8mm弾のそれが飛びぬけて小さいことになってしまいます。

 次の2つの表は注釈がなくても分かると思います。上は同じ条件下で5.8mm弾、特に重弾が距離が離れても速度が低下しにくい性質を持つこと、下は実際に実戦使用されている銃で撃った場合でも同じ結果が出ることを示しています。下の表が正しければ、QBZ95の弾丸が音速以下になるのは800mのやや手前、M16なら760mくらい、AK74なら750mくらい、M4カービンなら660mくらい、ということになります。

 次に空砲弾薬に関する説明があり、「目下5.8mm弾薬の空砲弾薬には2種類ある。1種は伝統的な薬莢先端部を狭窄した空砲弾薬で、他の1種は発射によって容易に破砕する弾頭を持つ実弾と同じ形状の空砲弾薬である。後者の弾頭はポリエチレン製で、火薬ガスの作用下で大分子が分解して小分子となる過程が進行する(燃焼や融解ではない)。伝統的な薬莢先端狭窄式空砲弾薬よりも密封性能が良好で、貯蔵期間が長い長所がある。銃口前の安全距離は7mと、狭窄式より短い」となっています。

 この弾薬は一般的な5.56mmx45弾薬より弾頭がやや重く、初速も高いので遠距離射撃性能が優れていますが、イラン、アフガニスタンなどでの戦訓からアメリカもより遠距離射撃性能に優れた弾薬を投入しているので、実戦で有利になるとは言い切れないでしょう。

 それにしても弾薬の億単位を使った計算にはちょっとびっくりしました。自衛隊とはケタがいくつも違いそうですね。













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