モデルガンバージョン

モデルガンバージョン全体像

 これが9mm機関けん銃のモデルガンバージョン。外観上さほど違和感はないと思う。ガスガンとの差異はエジェクションポートくらいだ。驚いたことに、トリガーはそのまま流用でき、マガジンキャッチはマガジンにかかる部分が異なるので加工したが、軸の位置はぴったりだった。フラッシュハイダーはもちろんそのまま使える。コッキングに必要な力が非常に大きいので、パーツを強化する必要があるかもしれないが、現在のところ大丈夫だ。ロアレシーバーの幅はやや大きいようで、少々削らないとフレームが膨らんでしまう。モデルガンの場合残念だがセーフティはダミーとなる。

エジェクションポート閉じエジェクションポート開き

 エジェクションポートは切除して上下逆に接着し、ポートをやや広げた。ダミーボルトも広げる必要がある。ただ、薄いプラキャスト製のダミーボルトは猛烈な作動に耐えきれずにちぎれてしまうかもしれない。

マガジン

 現在販売されているイングラムのモデルガンにはロングマガジンが付属し、ショートマガジンを持っていなかったので切断して加工した。ロングマガジンが問題なく装着できるのは確認してある。ショートマガジンも問題ないはずだが、延長部を接着する場合には長さなどやや調節が必要かもしれない。

固定ネジ

 ベースとキットのロアレシーバーをつなぐピンは前後とも位置が違い、使用できない。エジェクションポートの写真で、ダミーの太いパイプ状ピンの中にプラスネジが確認できると思う。後部はその左右のネジで固定し、前部はこのようにトリガーガード下左右からネジ止めした。

 写真をお見せできないのが残念だが、ブローバックは快調だ。 

 ベースが入手困難ということもあり、モデルガンの完成品は発売を予定していない。欲しい人はキットを使って挑戦してみてほしい。


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