9mm機関けん銃

 自衛隊の新兵器、9mm機関けん銃を初めてモデルアップした。ベースはマルゼンのイングラムM11新型ブローバックモデル。
 実射性能はベースとほぼ同じであり、ゲームに使用できる最低限の強度は確保したつもりだ。
 マガジンは専用のもののほか、ノーマルのショート、ロングマガジンが無加工で使用できる。外観上のマガジンキャッチはダミーで、真のマガジンキャッチは外観を崩さないグリップ下部にある。セーフティは実銃と動きが逆で、セミオート機能は省略している。


より詳しい説明

9mm機関けん銃について思うこと3月11日追加

製作記

モデルガンバージョン


 当時の価格 
完成品:38,000円 キット19,000円


第2次ロットの変更点

 1回目の受注で60挺生産しますが、40挺目から型を変更し、これに伴い一部の仕様を変更しました。
@フロントサイト(左右ウイングの内面)、アッパーレシーバー上面に、より実銃に近い形の面取りを追加しました。また、フロントサイトは気泡が抜けず、型の痛みも早かったので後面を傾斜させました。これは第一次ロットの方が実銃に近いと思います。
第2次ロット変更点1

Aリアサイト(左右ウイングの上面左右、前後)により実銃に近い面取りを追加しました。リアサイト自体前面のエッジを落としました。レシーバーカバーキャッチおよびハウジングに両者がかみあう形のディテールを追加しました。
第2次ロット変更点2

Bフォアグリップ後部の固定ネジ(ダミー)はいちいちネジを入れていましたが、一体のモールドに変更しました。マガジン下部のガス注入口を小さくしました。ダミーのマガジンキャッチ内部の肉を抜いて外観もややリアルにしました。レシーバー後下部(舌状の部分)を固定していたネジはほとんど意味ないようでしたので省略しました(実銃にはこのネジはありません)。グリップ、フォアグリップはザラザラ表面のグレーで、ここにつやありのブラックを吹いて仕上げる形でしたが、原型に上塗りし、ブラックのキャストを使うことで無塗装で組み立てることができるようになりました。ただし、完成品では表面の調子を均一に整え、パーティングラインを目立たなくするために軽く塗装することにしました。
第2次ロット変更点3

Cプラキャストパーツの内部の不要部分を肉抜きしました。コストダウンのためですが、100グラムほど軽くなりました。実銃は非常に重いのでリアリティという面では後退ですが、必要ならフォアグリップ内部などの空間にウェイトを入れて第一次ロット以上の重量にすることも可能です。トリガーは折れ防止のためリターンスプリング以外の付属パーツを使わない一体型に変更しましたこれはセーフティをかけた状態で強くトリガーを引いて折ってしまうトラブルの対策です。なお、この改良は完成品では第2次ロット以前に行っています(キットは説明書の修正が間に合わないため第2次ロットから改良)。
この他気泡の減少やパーツのフィットの向上など細かい変更もあります。

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