南シナ海問題で中国を支持する国々とは

 数はそこそこ多いようですけど。

http://war.163.com/16/0713/08/BRREABFV00014OVF.html


ロシアなど70カ国あまりがいわゆる南海仲裁結果を不承認と態度表明

【グローバルネット報道 記者 任梅子】 アメリカの「僑報」7月13日の報道は、南海仲裁が騒がれて3年、ついに12日いわゆる結論が出された、とする。だがこの結果の発表は、明らかに衆人を心服させることはできない。まさにいわゆる「道理にかなっていれば支持者は多くなる」で、中国は南海仲裁結果を受け入れず、承認せずを堅持するのと同時に、少なくとも70カ国の支持を得ている。

ロシアは声明を発表し、ロシアサイドは南海問題の国際化に反対し、関係当事国が直接の談判、協議を通じて争いを解決することを支持する、とした。

ポーランドは、ポーランドサイドは中国サイドが対話と協議によって南沙の島礁の争いを平和的に解決する政策を支持する、とした。

インドは次のように考える。国際法の原則に基づく海洋法秩序の維持保護を承諾し、この秩序は「国連海洋法条約」の中に顕著に体現されている。あらゆる関連の争いは当事国により談判と協議を通じて解決されるべきである。「国連海洋法条約」、「南海各方行為宣言」の全面遵守、および「南海各方行為宣言」の後続の行動指針を実行するようアピールする。

カンボジア首相フンセンは、南海仲裁案の仲裁結果は「政治的動機から出たもの」だと語る。カンボジアはこのような結果を支持しないだろう。彼は、ある非ASEANの国の大使がかつてカンボジアおよびその他のASEAN加盟国が南海仲裁案の仲裁結果を支持するようロビイ活動することを企図した、とする(頑住吉注:以前紹介したようにこれは日本だとされてます)。フンセンは、某いくつかの域外力量が力量を糾合して中国に反対することは「ASEANと地域にネガティブな影響をもたらすことになる」とした。彼は域外国家は南海問題への関与を停止し、関連方面は二国間談判によって食い違いを解決するよう呼びかけた。

マラウィ大統領ピーター ムタリカは、マラウィサイドは中国の南海仲裁案の上での立場を理解しかつ支持する、と語った。マラウィはその他のアフリカの国と共に、関係各方が強制仲裁に訴えるのではなく、協議、談判によって南海の争いを平和的に解決することを支持する。

ジンバブエ大統領ムガベは、ジンバブエサイドは中国の南海問題処理の主張を断固支持し、すなわち関係国が二国間対話により、争いを平和的に解決することである、と語った。

赤道ギニア与党民主党総書記のアオサは、フィリピンサイドが一方的に南海問題につき国際仲裁に提出したのは不適当で、南海の平和と安定に不利である、と考える。領土と領海に関わる紛糾の問題の上で、双方は相互に主権を尊重する状況下で、「国連憲章」を根拠に、国際法の範囲内で二国間協議、談判によって平和的に争いを解決するべきである。彼はフィリピンができる限り早く協議、談判のレールに戻り、南海の平和と安定を保持するようアピールした。

モーリタニア与党の「共和制を勝ち取る連盟」主席のマハムは、モーリタニア外務省は南海問題につき声明を発表し、中国政府の立場を支持し、中国とフィリピンが二国間の直接の談判によって平和的解決の方法を探求するようアピールした、と語った。モーリタニア与党として、「共和制を勝ち取る連盟」はこの声明を支持し、中国サイドの南海問題の上での主張は公正で、「国連海洋法条約」に符合する、とした。

パキスタン大統領フセイン、コンゴ共和国大統領サス、パプアニューギニア首相アオニール、タジキスタン大統領ラヘーメンも全て、中国サイドの南海問題の上での立場を支持するとした。

セネガル外相エンディヤイェは、セネガルサイドは中国とフィリピンが以前かつて南海の争いを談判で解決することにつき共通認識を達成していたことに注意する、と語る。セネガルは関係国が共通認識を遵守し、対話、協議によって争いを解決し、南海の平和と安全を維持保護するようアピールする、とした。

エチオピア外交国務省大臣のターイェは、エチオピア政府は中国サイドの関連の立場と主張を理解および支持し、関係国が二国間協議や地域の関連の共通認識を根拠に協議、談判によって領土と海洋の争いの問題を解決するよう希望する、と語った。南海の平和と安定は各方の利益に符合する。

チェコ下院副議長のウォイジェフェ フィリップは、フィリピンが一方的に南海問題につき仲裁を提起した行為は自己矛盾で、その早い年代に希望した協議で争いを解決することを希望してなした努力に背くものである、と語る。フィリピンが一方的にこの種の行動をとるのは軽率に過ぎ、国際法の枠組みを超えており、フィリピンがかつて承諾した当事者協議で一致した原則に違反している。この点から言って、彼らの立場は模糊としている。一方中国のこの問題の上で採る行為は適当で、中国政府がいわゆる仲裁を受け入れることはあり得ない。

シエラレオネ外交・国際協力省大臣のサムラ カマラは、シエラレオネ政府は各方が中国の「国連海洋法条約」に依拠してなした排除性声明を尊重することを希望する、と語った。「南海問題の関係各方は一国の領土主権に対しあるべき尊重を示し、かつ「条約」の枠組みの下で問題を解決すべきである。」 彼はさらに、シエラレオネは中国と南海問題の上で断固共に立ち、各方が相互に尊重し、この問題のために平和的解決の道を探し出すことを希望する、と語った。

また、ベラルーシ、セルビア、スロベニア、ポルトガル、ブルネイ、ラオス、マダガスカル、アンゴラの政府、イラン、アフガニスタン、バングラディシュ、モンゴルなど70カ国がそれぞれ公報や声明を発表し、南海問題で直接の当事国が談判によって争いを解決することを支持した。

また、海外の華僑、中国人も次々と、どのような仲裁結果であろうとも、中国は南海の諸島の領土に対し絶対の主権を持ち、これは仲裁所が決定できることではなく、これは遙かな昔以来、もう争いを行う必要のない事実である、とした。内外の中華の子女はこのためにこぞって声を発している。

マレーシア中国総商会元総会長で、中国-ASEAN商務協会(マレーシア)副主席の黄漢良は、南海問題に関してはマレーシア人にとってデリケートと言える、とした。だがマレーシア・中国両国の特殊な戦略協力パートナーシップに基づき、在マレーシア華僑は関わる国が二国間の友好的な談判によってウィンウィンを達成するべきである。歴史の角度から見て、南海の島礁は2,000年前の後漢の時には早くもすでに中国の領土となり始めていた。我々は小さいときからもうあれは中国の南海だと知っていた。

フィリピンのフィリピン・中国商連総会名誉理事長の庄前進は、南海問題に対峙する上で、在フィリピン華僑は中国政府の立場と視点に賛成する、と考える。中国とフィリピンには膨大な経済貿易の往来、および南海に対して行う開発発展の協力もあり、このことは両国経済の発展と両国の友情いずれに対してもポジティブな促進作用がある。フィリピンの中国人や華僑も、中国・フィリピン両国の友情が南海問題ゆえに深刻な影響を受けることを希望しない。皆、両国の友情が続いてゆくことをより希望している。華僑たちは両国が友好的談判の方式を採用し、「和諧」を唱道する方案を出し、南海問題をうまく解決することを期待している。当然、方案の前提は中国の南海に対する主権の尊重である。

カンボジア華僑コミュニティリーダーの安佳は、カンボジアの一部の華僑指導者は旗色鮮明に中国が南海の主権を持つことを支持している、とする。いかなる国が南海問題を複雑化させ、政治化することにも断固反対する。カンボジア中国平和統一促進会は最近会議を招集し先祖の祖国が国家の領土の完備を防衛する決意を声援した。


 言うまでもなく国際仲裁は平和的な解決方法であり、ジャッジがいる前で証拠を出しあい直接の談判も堂々と行えますが、中国はそれでは不利なので二国間の密室の談判しかしない、しかも話し合いの前提は中国に絶対の主権があることを認めることだ、というのですから最初から話にもなりません。中国がいくら支持者を挙げても、伝統的な民主的先進国の中に中国を支持する国が皆無だという事実は変えようがありません。


















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