擬似ブローバックバージョン

九四式拳銃

 頑住吉による九四式拳銃の製品化は2回目となる。前回はできるかぎり構造をリアルに再現することを目指したが、今回は構造は全くのオリジナルとし、可動部分も少ないが、自動排莢のギミックを盛り込んだ。火薬もガスも使わず、スプリングの力だけでスライドを後退させ、前進させるPSSと同じ変則システムだ。単発のみだが、外観上ブローバックに近い動きが楽しめる。この他、前回再現できなかったホールドオープンも再現し、セーフティもライブにしてある。外観的にもいくつかの点で前作よりリアルになっている。分解はホールドオープンからクロスボルトを抜き、スライドは前、ボルトは後方に抜く大筋実銃に近いものだ。マガジンは抜けず、マガジンキャッチ、トリガーセーフティにも機能はない。カートリッジは垂直方向にかなり勢いよく排出され、紛失しやすいと思われるので3個付属している。この他マルシン製カートリッジ式ガスガン用金属カートとは基本的に同寸法にしてあるので流用できる(弾頭部分がゴム製のノーマルカートは不可)。

当時の価格 完成品:19,000円  キット9,000円

より詳しい説明

製作記

実銃について






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