資料として使用した「DWJ」2002年5月号と製品
P11はH&Kが開発した特殊ピストルであり、主に特殊部隊が水中で使用することを意図している。5本のバレルを束ねたバレルグループと、電気式の発火機構を内蔵したフレームグループに分かれ、グリップ内にはバッテリーが収納されている。トリガーを引くことで5連射できるが、再装填はできず、メーカーに送り返さなければならない。それ以上の発射を行う場合はバレルグループごと交換する。
ドイツの他アメリカ(デルタフォースなど)、フランス、イタリア、オランダなどが使用しているとされるが、公式には発表されていない。映画「トゥームレイダー2」では水中からの発射も含め迫力ある映像が見られた。
製品はモスキートモールドのコンパクトモスカートを使用するもので構造は全くのオリジナル。実銃通り180度スイングするロックパーツの操作でバレルグループが前に抜け、コンパクトモスカートが装填、排出できる。クロスボルト式セーフティも実銃通り。