H&K G36C

 G36CはドイツのH&K社が最近供給を始めたばかりの最新ウェポンだ。21世紀型ハイテクアサルトライフルG36シリーズの最小バージョンであり、M.A.R.(ミニチュアアサルトライフル)と呼ばれる。外部に露出しているパーツのほとんどがプラスチック製であり、軽量でしかもストックをたたむとMP5A5より短い。しかも威力、射程はピストル弾を使用するMP5シリーズよりはるかに大きい。国内にはまだほとんど情報が入っていないが、MP5にかわって凶悪化するテロに対抗する新兵器として注目されている。
 製品は東京マルイ製電動ガンMP5Kをベースとし、マガジンはSG550シリーズのものを加工の上使用する。バッテリーはウナギ型をハンドガード内に収納し、ピン1本抜くだけで着脱でき、ホップ調節もできる。コストダウン、組みこみの容易さ、信頼性、強度の確保のためグリップフレームはMP5Kのものをほぼそのまま流用している。セレクターの機能もそのままだ。
 キャリングハンドル、ハンドガード下、左右のマウントレールはプラキャスト製だがネジを鋳込んであるので一応の実用性はある。フラッシュハイダーはイモネジで固定されており、KM企画製フロントアダプターと交換することによりサイレンサー等が装着できる。
 完成品には多弾数マガジン1本を付属、バッテリーは付属しない。メカはまったくのノーマルで、インナーバレルもごく短いMP5Kのまま。MP5K用内部カスタムパーツは基本的に全て使用でき、長いインナーバレル、容量の多いシリンダーなどの組みこみにより性能を向上させることも可能だ。ただし基本的にはコレクション、プリンキング向きで、ゲームに使えないことはないが持ったまま転んだりすれば簡単に壊れる程度の強度であるのはご了承いただきたい。

当時の価格 完成品:55,000円(多弾数マガジン1本つき、塗装済み) キット:22,000円(マガジンなし)

より詳しい説明

製作記

実銃について


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