塗装を変更しました。試作は金属部分をパーカーシールで塗装していましたが、量産品はブルーグレーメタリックとします。

 実銃は1882年にフランスでパテントが取得されたいわゆるパームスクイーザーピストル。アメリカでは1890年代に複数のメーカーによってライセンス生産された。アメリカでの生産数は15,000挺を越えており(レミントンダブルデリンジャーの1/10に相当する)、女性やギャンブラーの護身用などに愛用されたとされる。
 製品はフル可動のモデルガン形式で再現した、おそらく世界でも最初で最後のレプリカだ。手の平に握りこむように保持し、後部のレバーを握るとダブルアクションでハンマーが起き、カートリッジが放射状に配置されたターレットが回転、ハンマーが落ちる。上蓋は90度回すと外れ、ターレットを取り出すことができる。カートリッジは10発入る。セーフティはターレットストップを妨害してレバーを握れなくする。全てのバネを板バネからコイルに変更し、素材の関係上肉厚を増すなどのデフォルメがあるが、操作法、メカニズムはほぼ完璧に再現してある。なお、再現したのはフランス製のオリジナルモデルだ。

当時の価格:19,000円(完成品) 

より詳しい説明

実銃について2002年11月3日追加

製作記

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