「Faustfeuerwaffen」

 「Faustfeuerwaffen」という本があります。「Faust」は「パンツァーファウスト」でも使われている単語で「拳」、「Feuer」は英語のファイアー、「Waffen」は「銃」、「武器」、「兵器」等の意味です。「Faustfeuerwaffen」という語はドイツ語の文にはよく登場し、通常は「ハンドガン」と訳しています。副題は「Technik und Schiesslehre」、すなわち「技術と射撃教本」となっています。著者はB.Bruknerという人で、600ページ近い分厚さです。内容は銃器の技術的発達史、さまざまな銃や弾薬の技術的特徴、弾道学、リロード技術、射撃技術など多岐にわたっています。この本はペッパーボックスの「実銃について」で資料として重宝し、内容は高度ながら文章は比較的平易で分かりやすいので、できれば少しずつでも読んでみたいと思っていました。現在ドイツの銃器雑誌が入手できない状況なので、この機会に挑戦してみようと思っています。まずは銃器の起源から始まる発達史からです。

1.ハンドガンの発達

1.1 始まり

1.2 ハンドガンの発達方向

1.3 マッチロック


1.4 ホイールロック

1.5 フリントロック

1.6 パーカッションロック

1.7 前装銃の発達

1.8 ニードルガン用およびセルフパッキング一体弾薬

1.9 単発銃用の閉鎖機構

1.10 初期のリボルバー

1.11 ペッパーボックス

1.12 リボルバーの完璧化

1.12.1 コルトの貢献とシングルアクションリボルバー


1.12.2 トリガーに関節結合されたダブルアクションシアを持つダブルアクション銃の発達

1.12.3 ハンマーに関節結合されたダブルアクションシアを持つダブルアクション銃の発達

1.12.4 いくつかの特別な形

1.12.4.1 ガス気密リボルバー


1.12.4.2 オートマチックリボルバー

1.12.4.3 「あやつるカーブ」を通じてのシリンダー回転

1.12.5 傾斜バレルおよび方向転換リボルバー

1.13 セルフローディングピストル発展の環境

1.14 初期段階におけるセルフローディングピストルの発達

1.15 過渡期のセルフローディングピストル

1.16 よりコンパクトな構造方式の初期セルフローディングピストル

1.17 ブローニングの貢献

1.18 ワルサーの貢献

1.19 ダブルアクションセルフローディングピストルの発達






















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